プロジェクトを円滑に進めるには、適切なタスクやスケジュール管理が欠かせません。
ガントチャートは、プロジェクト管理においてとても有効で、多くの企業が導入している管理手法です。
今回は、ガントチャートの概要からメリット・デメリットを解説していくとともに、無料で作成する方法やおすすめツールなども紹介していきます。
とくに「ガントチャートについて詳しく知りたい」「ガントチャートを導入したい」という人は、ぜひご覧ください。
このページの目次
ガントチャートとは、作業工程や進捗状況など、プロジェクトにおける一連の工程を管理するために用いる図表のことです。
ガントチャートは、一般的に縦軸と横軸で示す棒グラフ形式で作成されます。
具体的には、縦軸にタスクや担当者名、開始日・期日を、横軸に日時や進捗率などを記載するケースが多いです。
ガントチャートを活用することで、プロジェクトの全体像が視覚化されます。
業務フローにおける曖昧さをなくし、業務効率化や生産性の向上を図ることが可能です。
ガントチャートは、プロジェクトが長期にわたる建設業や、複雑な業務が入り混じるIT業界などで、よく活用されています。
ガントチャートは、米国の機械工学者であり経営コンサルタントでもあった「ヘンリー・ガント氏」によって考案されたものです。
ガントチャートという名称は、彼の名前に由来しています。
いまから約100年近く前の第一次世界大戦のころ。
米国は、ドイツの無制限潜水艦作戦に対抗すべく、大規模な造船計画に着手し、ガントはその計画にコンサルタントとして参加。
自身が考案した管理手法(ガントチャート)を造船計画に適用し、大きな成果をあげます。
造船計画で大きな成果をあげたガントの管理手法(ガントチャート)は、のちに大統領表彰を受けるほど偉大なものとなったのです。
ガントの死後、当時の部下であった「ウォーレス・クラーク氏」が、ガントが考案した管理手法を本にして出版します。(1992年)
こうしてクラークが出版した本「A Working Tool of Management」によって、ガントチャートは世界中へと知れ渡ったのです。
ガントチャートを使用する主な目的は、必要な情報を共有し、プロジェクトをスムーズかつ確実におこなうためです。
プロジェクトの規模にもよりますが、規模が大きいと「いつ・誰が・どの作業をおこなうか」などの状況把握が難しくなります。
状況が把握できなければ、期日遅れや品質の低下、予算オーバーなど、プロジェクトを成功に導くことが難しくなるでしょう。
プロジェクトを的確かつ円滑に進め、成功へと導くためには、進捗管理が極めて重要です。
ガントチャートは、プロジェクトの全体像や進捗状況がひと目でわかり、管理も適切におこなえます。
プロジェクト管理はもちろん、生産管理などさまざまな場面で活用できることから、業種業界問わず多くの企業で注目されているのです。
プロジェクト管理では、WBSもよく使われている手法です。
WBSとは「Work Breakdown Structure」の頭文字をとった略称で、作業分解構造を意味しています。
WBSは、プロジェクトの全体要素を洗い出したうえで、タスクを分散化し、ツリー構造で管理する方式です。
WBSを使うことで、プロジェクトにおけるすべてのタスクが可視化されます。
作業工程が可視化されることで、スケジュール策定や作業の役割分担など、精度の高い見積りをおこなうことが可能です。
WBSは、プロジェクトの全作業を明確にし、作業の抜けや漏れを未然に防ぐことを主な目的としています。
WBSとガントチャートとの違いは、以下のとおりです。
ガントチャート |
作業の内容や進捗状況を、メンバー内で共有することが目的 |
WBS |
作業内容を細分化し、全作業における抜け漏れを防止することが目的 |
まとめると、作業内容を洗い出して一覧表にしたのがWBSで、それをグラフに表したものがガントチャートです。
ガントチャートとWBSは、セットで使われることが多いので、それぞれの違いを知っておくと良いでしょう。
プロジェクトの各工程において、「いつ・誰が・何をする」のかを明確にし、作業の進捗状況など全体のスケジュール管理が主な目的です。
ガントチャートの使い方としては、以下の2つがポイントとなります。
それぞれ詳しく解説していきます。
ガントチャートは、作業ごとの進捗状況を確認し、それぞれ順調に進んでいるかなどをメンバー内で共有するために使います。
そのため、作業担当者それぞれが、進捗状況を都度更新していくことが重要です。
未着手なのか着手中なのか、あるいは完了済みなのか、具体的に進捗がわかるよう記載すると、メンバー内での把握がしやすくなります。
必要に応じた柔軟なスケジュール変更も心がけると良いでしょう。
プロジェクトの全体像をひと目で把握できるところが、ガントチャートの強みです。
作業の進捗状況が正しく更新されていれば、遂行におけるズレや遅延なども把握することができます。
ズレや遅延など、トラブルにつながる要因は、早い段階で見つけ出すことが重要です。
早い段階で確認できれば、大きな支障をきたすことなく、すばやくリカバリーすることができます。
ガントチャートは、進捗状況を常に最新の状態を保ち、こまめに確認することを意識しましょう。
ガントチャートを導入することで、多くのメリットが得られます。
なかでも大きなメリットとしてあげられるのが、以下の3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
プロジェクトの工程全体が、ひと目で把握できること。
ガントチャートを使ううえで、これがもっとも大きなメリットだといえるでしょう。
ガントチャートは、プロジェクトのスケジュールだけでなく、誰が何の工程をおこなうのか、各タスクの進捗状況はどうなっているのか などを俯瞰することが可能です。
あらゆる情報を視覚的に把握することで、プロジェクトを適切に管理できるようになります。
スケジュールや各工程、進捗状況など、プロジェクトの状況を網羅的に共有しながら進められるのも大きなメリットです。
始めから終わりまで、プロジェクトは常に複数人が携わって遂行していきます。
「誰がどの作業をおこない、進み具合はどうなっているのか」といった、全体の流れや状況を、視覚的にわかりやすく共有できるのは、ガントチャートならではの強みです。
全体の進捗状況が把握できるので、メンバー内におけるコミュニケーションの活性化も期待できるでしょう。
プロジェクトを遂行していくうえで、計画どおりスムーズに進むとは限りません。
工程の変更だったり進捗の遅れだったり、何かしらのトラブル発生はよくあります。
重要なのは、トラブルが発生したときの迅速かつ柔軟な対応です。
ガントチャートで、メンバーそれぞれの進捗状況を、常に把握できるようになっています。
そのため、スケジュールの遅延にも早い段階で気づくことができ、全体に影響を及ぼさないうちに対処することが可能です。
常に状況が把握できていれば、軌道修正も柔軟におこなえます。
導入するメリットが比較的多いものの、デメリットと思われる点もいくつかあります。
なかでも大きなデメリットとしてあげられるのが、以下の3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
ガントチャートは、あくまで作業の進捗状況を共有するもので、得られる情報は、基本的に作業内容と期日ぐらいです。
そのため、作業同士の関係性がわかりづらいといったデメリットがあります。
作業同士の関係性は、プロジェクトの規模が大きくなればなるほど複雑になりがちです。
作業同士の関係性も把握しながら遂行する場合は、PERT図(パート図)を別途作成すると良いでしょう。
ガントチャートは、作業の進捗状況を把握するツールとしては優れていますが、作業の工数を把握することは苦手です。
ガントチャートでは、作業が完了するまでに、どれだけの時間や人員が必要なのかといった情報までは読み取れません。
ガントチャートは、作業を細かく分解し構造化させる「WBS」をおこなってから作成するのがセオリーです。
工数が把握しきれていない状態でスタートさせると、期日までに間に合わないなど、トラブルの発生率が高まります。
ガントチャートの特性をきちんと理解し、無理のないスケジュールを組みましょう。
学生症候群とは、期日に余裕があるほど着手を先延ばしにしてしまう、人の心理的行動特性を指します。
ガントチャートは、作業の期日が先にわかるため、スケジュールに余裕があると、作業の着手を後回しにしてしまう可能性があります。
着手を後回しにした結果、納期が後ろ倒しになってしまったというケースも、少なくありません。
こうしたリスクを防ぐため、プロジェクトマネージャーは確実な進捗管理が求められます。
ガントチャートは、縦軸と横軸の棒グラフ形式で構成される、比較的シンプルな表となっています。
そのため、以下の図表のようなガントチャートであれば、エクセルで簡単に作成することが可能です。
ここからは、エクセルで作るガントチャートの手順を、ステップごとに紹介していきます。
【ガントチャートの基礎要素】
前述のとおり、ガントチャートは縦軸と横軸で構成されています。
縦軸と横軸に記載する項目に関しては、おおむね以下のとおりです。
縦軸 | タスク名称・担当者・開始日・完了日 |
横軸 | 日数などの時系列 |
まずエクセルを起動させ、以下のように表を作成します。
ここでは、プロジェクト期間「1ヵ月」とした場合のガントチャートです。
列の幅や行の高さに関しては、好みにあわせて各自調整するようにしてください。
次に、「タスクの名称・担当者・開始日・完了日・日付」など、必要項目をセルに入力していきます。
タスクの名称・担当者・開始日・完了日のフォントを大きく太字にすると、視覚的に分かりやすい表になるのでオススメです。
セルに必要項目を入れたら、さらに分かりやすくするために、セルの背景に色をつけます。
色をつける部分としては、タイトルと日付の土曜・日曜だけで十分でしょう。
あまりカラフルにしすぎると、かえって見づらい表になる可能性があります。
上図のように、タスク開始日から完了日までのバーに色をつければ完成です。
なお、ガントチャートのバーに色を入れる方法としては、数パターンあります。
なかでも、もっとも多く使われているのが、以下2つの方法です。
それぞれ解説していきます。
セルの範囲を指定して塗りつぶす方法は、もっとも単純なやり方で、エクセル初心者でも簡単におこなえます。
しかしながら、セルの塗り間違いなど、簡単なミスも起こりやすいです。
条件付き書式で色を自動で反映させる方法は、ひと手間くわえる必要があります。
やり方としては、
①「条件付き書式」を反映させたいセルをドラッグしてすべて選択します。(赤網で囲った部分)
②「ホーム」→「条件付き書式」へと進み、「新しいルール」を選択します。
③「新しいルール」を選択すると、ルールの種類と内容を編集するポップアップ画面が表示されます。
ルールの種類を「数式を使用して、書式設定するセルを決定」にし、赤で囲ったところに数式を入力します。
この表を作成する際、入力した数式は以下のとおりです。
=AND(F$2>=$D4,F$2<=$E4)
④「書式」をクリックすると、下図のように「セルの書式設定」が表示されるので、「塗りつぶし」を選択します。
「塗りつぶし」を選択し、背景色を選んだら「OK」をクリック。
続いて「新しい書式ルール」の画面にある「OK」をクリックすると、セル背景に下図のような色が自動でつきます。
これで、「開始日」と「完了日」の日付に応じて、自動で色がつくようになります。
条件付き書式で作成すると、色を塗る手間や塗り間違いなどのミスもなくなるので、とても便利です。
しかしながら、条件付き書式には数式が使われているため、すこしの誤操作で正常に動作しなくなる恐れがあります。
1文字抜けてもスペースが余計に入っても、数式が違えばまったく動かなくなりますので、扱いには注意も必要です。
ガントチャートを上手く活用するには、場面にあわせて使い分けることが大切です。
では、どのような場面に適しているのでしょうか。
ガントチャートの適した場面にくわえ、知っておくべき注意点も解説していきます。
ガントチャートを使うことで、「誰がいつまでに何をするのか」メンバーそれぞれのスケジュールを俯瞰できます。
ガントチャートは、プロジェクトマネージャーだけが確認するものではなく、メンバー全員で共有するものです。
こうしたことから、Webサービス開発や建設現場、製造業など、1つのプロジェクトに対して複数人が携わる業務に向いています。
ガントチャートを活用するうえで、注意すべき点が2つあります。
それは、「タスクを増やしすぎない」「タスク同士の関係性を把握する」ことです。
それぞれ詳しく解説していきます。
作業範囲の網羅性をあげるため、ついタスクを細分化してしまいがちですが、タスクの増やしすぎは良くありません。
ガントチャートでは、進捗状況の更新やチェックを常におこなっていく必要があるからです。
タスクが増えすぎると、更新やチェック時の手間となるだけでなく、表そのものが見づらくなってしまいます。
タスクはできるだけ少なく、誰もが見やすく使いやすい表となるよう心がけましょう。
ガントチャートは、タスクの進捗状況を把握することが主な目的となるため、タスク間の関係性が把握しづらい面があります。
たとえば、「工程Aの作業が終わらないと、工程Bの作業に入れない」などといったタスク同士の関係性です。
そのため、関係性の深いタスク同士のカラーを同じにしたり矢印でつないだりするなど、タスク間の関係性がわかる工夫も必要となります。
ガントチャートとWBS(作業分解構成図)を使いわけて運用するのも有効です。
ガントチャートは、比較的シンプルな表で作成されるため、Excelなどを使えば自分でも作れます。
しかしながら、タスクの追加や更新、スケジュール変更など、編集に手間がかかるなど、面倒だと感じることもあるでしょう。
ツールを使うと、見やすいガントチャートが簡単に使えるほか、プロジェクト管理に有効な機能も多く使えるので便利です。
では、ガントチャートにおすすめなツール5選を紹介します。
画像出典元:「Backlog」公式HP
【特徴】
「Backlog(バックログ)」は、プロジェクト管理に特化したタスク管理ツールです。
シンプルで見やすく直感的に使えるデザインとなっており、誰でも簡単に使いこなせます。
搭載されているガントチャート機能が使いやすいのも特徴です。
ガントチャートの作成は、タスクに「開始日・終了日・担当者」を登録するだけで、色分けされた見やすいチャートが自動生成されます。
タスクの追加やスケジュール変更なども、ドラッグ&ドロップだけでできるので、1つひとつの操作がとても簡単です。
タスク・プロジェクト管理ツールとして、さまざまな企業に選ばれています。
【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料
プラン名 | 月額利用料 (税込) |
ユーザー数 | プロジェクト数 |
スターター | 2,640円 | 30ユーザーまで | 5 |
スタンダード | 12,980円 | 無制限 | 100 |
プレミアム | 21,780円 | 無制限 | 無制限 |
プラチナ | 55,000円 | 無制限 | 無制限 |
▶無料トライアル:なし
画像出典元:「Brabio!」公式HP
【特徴】
「Brabio!(ブラビオ)」は、初心者でもガントチャートが簡単にすばやく作成できる、グラウンド型のプロジェクト管理ツールです。
初心者専用のツールということもあって、ガントチャートもスケジュール表も簡単に作成、運用することができます。
ガントチャートなどの表作成は、エクセルで作成するよりも10倍速く作れるほどの簡単さです。
プロジェクト管理で重要なマイルストーンの設定も、直感的な操作で実施できます。
エクセルシートの入出力が可能なので、既存データをそのまま使えるのも便利なところです。
【料金プラン】※税表記不明
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料プラン名
プラン名 | 月額利用料 | ユーザー数 | プロジェクト数 | |
無料プラン | 0円 | 5ユーザーまで | 無制限 | |
エ |
プラン10 | 3,300円 | 10ユーザーまで | 無制限 |
プラン20 | 6,600円 | 20ユーザーまで | ||
プラン30 | 9,900円 | 30ユーザーまで | ||
プラン40 | 13,200円 | 40ユーザーまで | ||
プラン50 | 16,500円 | 50ユーザーまで | ||
ミ ッ ド レ ン ジ |
プラン100 | 33,000円 | 100ユーザーまで | 無制限 |
プラン200 | 66,000円 | 200ユーザーまで | ||
プラン300 | 99,000円 | 300ユーザーまで |
画像出典元:「Jooto」公式HP
【特徴】
「Jooto(ジョートー)」は、プロジェクトの遂行を支援する、タスク・プロジェクト管理ツールです。
タスクやプロジェクト管理には、見やすく親しみやすいカンバン方式が採用されています。
見た目だけでなく操作性にも優れており、基本操作の大半はドラッグ&ドロップだけで完結させることが可能です。
プロジェクトの進捗状況がわかるガントチャート機能も装備されているので、工数管理や時間管理もスムーズにおこなえます。
ガントチャートの修正や追加などの操作も、ドラッグ&ドロップで移動できるので、とても簡単です。
1つのダッシュボードで複数のプロジェクトを扱えるので、より効率的に管理することができます。
タスク・プロジェクト管理ツールとして、有料導入企業数1,800社以上を誇る人気のサービスです。
【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料(年間契約の場合)
プラン名 | 月額利用料 (税抜) |
ユーザー数 | ファイル上限 |
無料 | 0円 | 4人まで | 10MB |
スタンダード | 417円 | 1人ごとに課金 (4人まで無料) |
300MB |
エンタープライズ | 980円 | 1人~ | 1GB |
コンサルティング | 要問い合わせ | 10人~ | 1GB |
▶無料トライアル:なし
画像出典元:「Redmine」公式HP
【特徴】
「Redmine(レッドマイン)」は、プロジェクトやタスクなどの管理ができる、オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアです。
Redmineに搭載されているガントチャートは、やるべきタスクを「チケット」という形で管理していきます。
チケットには、担当者や期日、ステータス、進捗状況などさまざまな情報が登録でき、登録情報をもとにガントチャートが自動作成されるので便利です。
Redmineは、オープンソースウェアとして公開されており、完全無料で利用できるので、コストパフォーマンスに優れています。
ただし、プロジェクト進捗管理ツールとしては、上級者向けという印象が強く、ツール初心者には使いづらいでしょう。
【料金プラン】
▶初期費用:無料
▶月額利用料:無料
画像出典元:「みんなでガント.com」公式HP
【特徴】
「みんなでガント.com」は、プロジェクト管理に不可欠なガントチャートを簡単に作成し、共有できるグラウンドサービスです。
プロジェクトごとにToDoや課題などが管理できるほか、ToDoごとにガントチャートのタスクと関連させることもできます。
また、ガントチャートは日単位のほか、時間単位や週単位など、さまざまなパターンで作成できるので、あらゆるプロジェクトに対応可能です。
ガントチャートの作成も、ドラッグ&ドロップで直感的操作に作成、編集することがでるので、初心者でもスムーズに扱えます。
ひとつの画面で複数のガントチャートが管理できるので、大人数でのプロジェクト管理にもおすすめです。
【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶期間利用料
プラン名 | 期間利用料 (税込) |
ユーザー数 | ガントチャート数 |
トライアル | 1,800円(3ヵ月利用) | 10ユーザーまで | 1 |
エントリー | ・4,800円(6ヵ月利用) ・8,600円(12ヵ月利用) |
20ユーザーまで | 6 |
ビジネスS | ・9,600円(6ヵ月利用) ・17,600円(12ヵ月利用) |
20ユーザーまで | 15 |
ビジネスM | ・19,200円(6ヵ月利用) ・36,600円(12ヵ月利用) |
40ユーザーまで | 30 |
ビジネスL | ・38,400円(6ヵ月利用) ・72,000円(12ヵ月利用) |
80ユーザーまで | 40 |
▶無料トライアル:15日間
ガントチャートが活用できるツールも、さまざまな種類が存在します。
そのため、どのツールを選べば良いのか、分からなくなってしまうことも少なくありません。
ガントチャートのツール選びで意識すべきポイントは、以下の4つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
ガントチャートを作成したとしても、プロジェクトが動き出せば、計画どおり順調に進んでいくとは限りません。
タスクが追加になったり進行に遅れが生じたりなど、スケジュールの変更が必要な場合も多々あります。
そのため、追加や訂正など、ガントチャートの編集が簡単かつ柔軟におこなえるツールを選ぶようにすると良いでしょう。
使いたい機能が搭載されているものでなければ、ツールを導入する意味がありません。
ツールの選定では、まず自社が抱える課題や導入目的を明確にすることがとても重要です。
課題や導入目的が明確になれば、おのずと使いたい機能も明らかになるので、ツール選びもスムーズにおこなえるでしょう。
たとえ必要な機能が備わっていたとしても、操作がむずかしく使いづらいと、うまく活用することができません。
ツールの操作性に関しては、重要な選定ポイントのひとつです。
ガントチャートのツールは、無料トライアルが用意されていることが多いので、積極的に試すようにしましょう。
サポート体制もツール選定で重視したいポイントです。
とくに、導入直後というのは、分からないことや不具合などのトラブルが発生しやすい傾向にあります。
サポート体制が整っていれば、万が一のトラブルにも迅速に対処してもらえるので、安心して運用していくことができるでしょう。
ガントチャートは、プロジェクトの全体像や進捗状況を可視化し、タスクやスケジュールを直感的に把握するための管理表です。
ガントチャートを使うと、いつ誰が何の作業をおこなっているのか、作業の進捗具合はどうなっているのかなどの情報が、ひと目でわかります。
またガントチャートは、比較的シンプルな表で構成されるため、自らExcelで表を作成し、活用している企業も多いです。
一方、ガントチャートのツールも多くリリースされており、より効率的かつ効果的に運用できるようにもなっています。
いずれにせよ、プロジェクトを円滑に進めるためには、タスクやスケジュール管理は不可欠です。
ぜひガントチャートを活用し、プロジェクトを成功へと導きましょう。
画像出典元:O-DAN
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