ゲームで起業体験!?おすすめシミュレーションゲーム7選

ゲームで起業体験!?おすすめシミュレーションゲーム7選

記事更新日: 2021/12/28

執筆: 宮林有紀

起業家として成功したい方におすすめなのは、ゲームを使って経営感覚を磨くこと。

ゲームなら体験しながら学べるので、講義を聞く方法よりも知識の定着率が良いからです。

当記事では、経営シミュレーションゲームで身に付くスキルや「フレイトタイクーン」などのビジネスに役立つゲーム7つを紹介します。

本格的な勉強ができるセミナー形式の会社経営ゲームから、遊びながら学べるゲームアプリまで様々なタイプのゲームを紹介するので、ぜひ参考にしてください!

経営シミュレーションゲームとは?

経営シミュレーションゲームとは、架空世界で自分の会社を経営する体験ができるゲームです。メリットは、倒産したり借金を背負うリスクを冒さず経営感覚が身に付くこと。

実際に起業すると様々なリスクを背負いますが、ゲームならリスクゼロで基礎的なスキルが習得でき、仕入れから販売までの一連の流れを体験することで俯瞰的な視点も養えます。

起業するための準備に役立つのはもちろん、すでに事業を起こした方も経営上の問題点を解決するヒントが見つかります。

様々な業界の経営を体験できる

経営シミュレーションゲームでは、以下のような様々な業界の事業運営を体験できます。

業界 経営する事業
飲食業界 レストラン、ケーキ屋、カフェ
運送業界 航空会社、鉄道事業、運送会社
エンタメ業界 遊園地、ホテル、ゲーム会社
小売業界 スーパー、コンビニ、ドラッグストア
その他 病院、農場、工場


実際の業務内容は業界ごとに大きく異なるので、興味を抱いている分野のゲームがおすすめです。

例えば、レストラン経営で体験できることは食材調達やレシピ開発ですが、航空会社経営なら滑走路などのインフラ整備や顧客対応について学べます。

ゲーム選びのもうひとつのポイントは、「何をゴールにするか?」です。業界とは別に目標設定がゲームごとに違います。

経営シミュレーションゲームの目標例
  • 無名店の知名度を上げて有名店に成長させる
  • 事業を成功させてさびれた街を活性化する
  • 上手くいっていない事業を立て直す
  • 事業をチェーン展開して全国制覇する
  • 複数の店舗経営で効率良く稼いで億万長者になる


起業家として成功する夢を実現させるために、あなたの目標に合ったゲームを選びましょう。

ビジネスに役立つスキルが身につく

経営シミュレーションゲームを行うメリットは、ビジネスに役立つ能力が身に付くこと。以下のようなスキルを習得できます。

経営シミュレーションゲームで身に付くスキルの例
資金調達や財務に関するスキル
  • お金の流れを把握するスキル
  • 設備投資や人件費などを適切に分配するスキル
  • 投資や株取引で資金を増やすスキル
  • 損益計算書など財務に関する諸表を理解するスキル
人材マネジメントに関するスキル
  • 適材適所に人員を配置するスキル
  • 従業員を雇用して人材育成をするスキル
経営戦略の立案に関するスキル
  • マーケティングに関する様々なスキル
  • 商談や買収などライバル企業と交渉するスキル
  • 自社独自の戦略を立てて強い会社を作るスキル
  • 顧客ニーズを満たして企業価値を高めるスキル


これらは、どれも事業を成功させるために必要なスキル。ゲームを通じて学べば、楽しみながら会社経営者に求められる能力をつけられます。

アメリカ国立訓練研究所が発表した『ラーニングピラミッド』によると、講義を聞いたり本を読むよりも、自ら体験したほうが知識の定着率が良いという結果が出ています。

参考:ラーニングピラミッドにおけるアクティブラーニングの効果 | ケースメソッド | 名古屋商科大学 - AACSB国際認証校

ゲームを通じて体験学習することで、効率良く経営スキルが身に付く効果が期待できます。

そして、経営シミュレーションゲームは失敗体験ができる点も大きなメリットです。何をしたら倒産するかを実体験することで危機管理能力を磨けます

人気の経営シミュレーションゲーム

経営シミュレーションゲームは、大きく分けると「体験型」と「スマホ・PC・ゲーム機を使って行うもの」に分かれます。

「体験型」はセミナー・研修・勉強会として行われることが多く、参加者が経営者を疑似体験できるプログラムです。

「スマホ・PC・ゲーム機を使って行うもの」はアプリやソフトを購入してゲームを行います。無料アプリもあるので手軽に利用できるのが魅力です。

それぞれの特徴や具体的なサービス内容について詳しく説明します。

1. 体験型の経営シミュレーションゲーム

「体験型」のメリットは、狙った効果に合わせてゲーム内容をカスタマイズできること。新卒社員向け、管理職向け、など参加者に最適なプログラムを構成できます。

従来、体験型ゲームは参加者が一か所に集まって行う方法が一般的でした。1人で黙々とゲームを行うよりも、みんなでゲームを行う研修やディスカッションもあるセミナーのほうが深く学べるでしょう。

コロナ禍ということもあり、体験型をオンライン受講できるサービスも増えています。社内有志で24時間いつでも対戦可能で、オフライン研修と組み合わせて使うこともできます。

しかし、体験型はコストがかかるのがデメリットです。ソニー株式会社が開発し累計100万人以上が受講している『マネジメントゲームMG』の場合は、以下のような料金設定となっています。

受講方法/対象 コース 利用料金
オフライン/個人 新人社員向け1日コース  38,500円(税込)
オフライン/個人 中堅社員向け2日コース  82,500円(税込)
オフライン/企業 企業研修 440,000円~(税込)
オンライン/個人 新入社員向け1日コース  38,500円(税込)
オンライン/個人 中堅社員向け1日コース  55,000円(税込)
オンライン/企業 スタンダードパック  33,000円/人~(税込)


『MGオンライン』のHPには、”企業研修としてMG研修を行う場合は、助成金を使って実質無料で研修を受けられるケースがある”と書かれているので、興味のある方は確認してみましょう。

MG研修 助成金について

マーケティングタウン

画像出典元:「マーケティングタウン」公式HP

『マーケティングタウン』は、参加者が経営者として3年間の会社経営を行い、最終的な営業利益で成績を評価する体験型ゲーム。

市場調査、資金調達、仕入れ、出店、販売、広告の6つの場面で意思決定をする仕組みなので、経営者としての体験が満遍なく行えます。

▶ マーケティングタウンで学べること
  • 4P、3C、STPなどのフレームワーク
  • 損益計算書や貸借対照表の概要と作成
  • ランチェスター戦略や経営全体の構造
  • 外部要因分析のフレームワーク など


サイバーエージェントやLINEなどで企業研修としての利用実績があり、リアルな経営体験ができると評価が高いです。

専属プランナーが研修目的に合わせてオリジナルプログラムを作成してくれるので、ゲームを使って社員教育したい企業に向いています

2. スマホ(アプリ型)経営シミュレーションゲーム

スマホでゲームが行える「アプリ型」は、お金をかけずに楽しめるのがメリットです。無料のアプリがあり、有料でも数百円程度しかかかりません。

ただし、料金が安価なアプリは内容も簡易的です。アプリ型のデメリットは、習得できるスキルが限られていることだと言えるでしょう。

マイコンビニ

画像出典元:Google Play

『マイコンビニ』は、コンビニの経営を疑似体験できるアプリ型ゲーム。

商品の契約・発注・陳列が主な仕事で、陳列棚や装飾用の家具を自分好みに配置して売上アップを狙います。

商品の品揃えが自由に決められるので、経営者としてのセンスが問われるゲームです。

店舗規模が拡大するとアルバイトの雇用もでき、売上勝負の大会モードを利用すればライバルと競うことも可能。

フレンドのお店を見に行けるので、他社の経営方法を学ぶ機会もあります。

3. PC型の経営シミュレーションゲーム

「PC型」は数百円~数千円のダウンロード料金だけで、本格的なシミュレーションゲームが楽しめます

キーボードとマウスを使うので、アプリ型よりも操作性に優れていることがメリットです。

PC型のデメリットは、各ゲームの推奨スペックに一致したパソコンが必要であること。それに、アプリ型と違って移動中や外出先ではゲームを行えません。

フレイトタイクーン

画像出典元:「フレイトタイクーン」日本語版サイト

『フレイトタイクーン』は、貨物運送会社の経営業務を体験できるPC型ゲーム。

商品を配達する運転手を割り当てたり、顧客と連絡をとるのがメインの業務です。経営力が問われるのは、契約の利益性を判断するタスク

間違った契約をすると不安定な経営状況になります。

100種類以上の車両が用意されていて、車両の購入や売却もオーナーの仕事。従業員の雇用・解雇業務も体験できます。完全3Dの世界で風景や季節の変化も楽しめるゲームです。

Startup Company

画像出典元:STEAM

『Startup Company』はウェブサイトを作るIT系企業のCEOを体験できるPC型ゲームで、自社を成長させることが目標です。

小さなスタートアップ企業なので資金調達をして広告を出し、認知度を上げないといけません。

Startup Companyの良さは、細かな部分までリアルな経営者体験ができること。

固定客を獲得するためにエンジニアを雇ってシステムを改善させるなど、利益を出すコツが学べます。経営方法を間違えると借金だらけの会社になるので失敗体験もできるのが魅力です。

ビジネスに役立つゲームアプリ3選

ここからは、ビジネスに役立つゲームアプリ(戦略系ゲーム)を紹介します。

経営シミュレーションゲームではありませんが、戦略を立てる経験が起業家に求められるスキル獲得につながります。

1. 箱庭系『Rise of Kingdoms』

画像出典元:「Rise of Kingdoms」公式HP

『Rise of Kingdoms』は、小さな国の文明を繁栄させて大国に育て上げることを目標にした箱庭系ゲームアプリ。

11種類の中から好きな国を選び、山脈や川がある世界マップの中で敵と戦います。

毎日コツコツと続けて少しずつ戦力を上げていくタイプですが、方針を決めて取り組まないと強いキャラクターに育たないのがこのゲームの難しさです。

建物戦力、指揮官戦力、部隊戦力、研究戦力などを組み合わせてキャラを育成する部分が会社経営と似ています

強い企業に育て上げるためには、設備や人材等にバランス良く注力しないといけないからです。

リアルタイムに戦闘中の指揮を出すゲームなので、臨機応変に対応する能力も求められます。

状況を総合的にみて迅速に判断する経験が、実践力を高めるトレーニングになるでしょう。

2. 戦闘系『三國志 真戦』

画像出典元:「三國志 真戦」公式HP

『三國志 真戦』は、一国の主となり部隊に指揮をだして領地を増やしていく戦闘系ゲームアプリです。

特徴は、三国を統一させるために他のプレイヤーと同盟を組む必要があること。他のプレイヤーが味方にも敵にもなりうる点が、ビジネスの世界との共通点です。

起業家として成功するためには、他社と協力するだけでなく駆け引きもしなければなりません。

『三國志 真戦』でコミュニケーション能力や交渉力を磨けば、様々な場面で役立つでしょう。

また、戦力的に劣っていても、敵の弱点を突けば勝てる仕組みになっているのも魅力です。

起業したばかりの弱小企業でも、大企業の苦手分野に目をつければニッチ市場を開拓できる可能性があります。

敵を分析して戦略を立てる経験が、経営者としてのスキルアップにつながるのがメリットです。

3. カードバトル系『シャドウバース』

画像出典元:「シャドウバース」公式HP

『シャドウバース』は、戦略性が高いカードバトル系ゲームアプリです。

異なる特徴を持つ8人のリーダーから1人を選び、それぞれの強みを活かした戦術を立てて戦います

自社の得意分野を活かして事業運営するための良い練習になるでしょう。

対戦相手と交互にカードを出し合い、敵の体力をゼロにすれば勝つルール。

2000種類を超えるバリエーション豊富なカードがあり、相手がどのカードを選択するかを読む洞察力が養えます。

バトルの主役となるフォロワーカードは進化させることができるので、切り札を強くする戦略を立てることも勝つ秘訣です。

『シャドウバース』は、eスポーツとして優勝賞金1億円以上の大会が開かれている人気ゲーム

多くの人から愛される理由は、幅広い戦い方ができる奥深さがあるからでしょう。

まとめ

起業とゲームは縁がないように見えますが、実は経営感覚を磨くためにゲームが役立ちます

ゲームの良さは、知識の定着率が上がること。体験学習なので、書物で学ぶよりも効率的にスキルが身に付く効果が期待できます。

特に苦手分野を克服したい時は、ストレスを感じずに学べるゲームを使うのがおすすめです。

多種多様なゲームがあるので、まずは起業家として足りない部分や伸ばしたい部分を明確にして、それから自分の目的に合ったゲームを選びましょう。

画像出典元:O-DAN

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