「YOSHINA」はAIを活用したテキスト分析ツールです。VOC(Voice of customer)=顧客の声を、音声やテキストデータから分析し、レポートとして可視化できます。
2020年9月、当時行政改革担当大臣であった河野太郎氏が「行政改革目安箱(縦割り110番)を設置した際に、寄せられた4,000件の意見を分析したのが「YOSHINA」です。
コンタクトセンターでのVOC分析経験を持つプロジェクトマネージャーが開発に関与。従来のツールが抱えるテキスト分析の難しさや、VOCが改善につながらない問題点を解消した、使いやすいVOC分析ツールです。
「YOSHINA」はAIを活用したテキスト分析ツールです。VOC(Voice of customer)=顧客の声を、音声やテキストデータから分析し、レポートとして可視化できます。
2020年9月、当時行政改革担当大臣であった河野太郎氏が「行政改革目安箱(縦割り110番)を設置した際に、寄せられた4,000件の意見を分析したのが「YOSHINA」です。
コンタクトセンターでのVOC分析経験を持つプロジェクトマネージャーが開発に関与。従来のツールが抱えるテキスト分析の難しさや、VOCが改善につながらない問題点を解消した、使いやすいVOC分析ツールです。
このページの目次
自社で音声認識システムを導入していない場合でも、YOSHINAの音声認識テキスト化機能により、音声データがあればテキスト化して分析することができます。
コールセンターのログを分析して顧客満足度の向上を図るなど、さまざまな種類のデータを活用したVOC分析を可能としています。
YOSHINAリサーチをはじめとする分析支援オプションが用意されています。
たとえば、YOSHINAリサーチは最大1万件のアンケートデータを回収可能なオプションサービスです。
大量の自由回答でも、AIの適切なカテゴライズにより気づきのある分析結果を導き出すことができます。
導入の際のキックオフミーティング、レクチャー会、お問い合わせサポートが無料なのも嬉しいポイントです。
YOSHINAには、豊富な分析手法が用意されています。
データの全体像を俯瞰する分類の手法や、顧客の要望や改善点の指摘をピンポイントに分析する手法、日々更新されるデータを定点観測する手法など、VOC分析を活用するフェーズや可視化したい課題に適した手法を提案してもらえるでしょう。
上記以外にも、深堀分析機能やクロス集計機能といった、さまざまな分析手法を活用することができます。
従来のVOC分析ツールは、テキストマイニングに関わる設定やチューニングが必要であり、細かなセッティングができる一方で専門知識が求められます。
YOSHINAはそういった扱いにくさを極力排除したUIを持つのが特徴です。
また、AIは単語ベースだけでなく文章ベースでも分類できることから、分析結果もより人間の感覚に近いものが出力されます。
YOSHINAには公式HP上で明示されている範囲でデメリットはありません。
ただ、他社サービスに搭載されている機能で、YOSHINAへの搭載が公式HPでは確認できない機能が2つありました。
以下の機能を重視する場合には、事前にYOSHINAに機能の有無をお問い合わせすることをおすすめします。
他社サービスではTwitterやInstagramなどのSNSと連携し、UI上から直接SNSを検索する機能を持つものがあります。
YOSHINAでSNSの投稿を分析する際には、テキストデータ化した上で分析にかける必要があり、データを準備する際に手間がかかります。
現時点では多言語対応が明示されておらず、日本語と英語のみの対応と思われます。
コールセンターログとサイトへのお問い合わせ内容を収集・分類しました・「頻出単語」として出てきたデータをサービスサイトのFAQに反映。電話でのお問い合わせの前にFAQへの導線を挟むことで、コールセンターの負担軽減に繋げられそうです。
過去の膨大なデータを集計・分析することにより、多く投稿している単語、不足している内容がわかり、新たな記事のネタを発掘できました。自分ひとりでは思いつかないようなことも新しく発見できるので、今後も活用していきたいと思います。
*「YOSHINA」公式HP参照
ビッグデータの蓄積がある会社
YOSHINAはコールセンターやコンタクトセンターなど大量のVOCの分析を必要とするビジネス向けのサービスです。
日々蓄積される膨大なVOCの活用に手をこまねいている会社にとっては、これまでの課題を一気に解決できるソリューションになります。
ネットリサーチ結果の分析にVOCツールを活用したい会社
オプションサービスの「YOSHINAリサーチ」は最大800万人からターゲティングを行い、1万人のアンケートデータを回収できるサービスです。
自由回答を多く設けた設問でも、AIによるテキスト解析の強みを活かした、人手では気づかなかった分析結果を得ることができます。
VOCデータが必要ない会社
「YOSHINA」はそれぞれの会社が保有するVOCをAIにより効率的に分析するものです。
顧客数が少ないtoB業態の会社や、大量のVOCが発生しない会社にとっては必要性が低いといえます。
カスタマーサクセスにつながる情報や顧客からのクレーム情報など、経営課題の発見に結びつくVOCデータ。
YOSHINAは大量のテキストデータのなかから効率的にこれらの情報を抽出することができます。
使いやすさを重視したYOSHINAは、VOCデータの効率的な活用を検討中の会社におすすめしたいツールです。
画像出典元:「YOSHINA」公式HP
料金プランは「初回2ヶ月トライアル」プランと「年間契約プラン」の2種類です。
分析データ量の上限とユーザーアカウント数によって価格設定が異なります。年間契約プランがおすすめです。
オプションとして、アンケート結果の市場分析レポートと音声テキスト化が用意されており、音声テキスト化は月額で利用料が必要です。
初回2ヶ月トライアル | 年間契約プラン | |
月額料金 | 15万円~ | 30万円~ |
データ上限 | 10GB | 100GB |
アカウント数 | ユーザー2アカウント | ユーザー10アカウント |
・市場分析レポート:40万円~/回
・音声テキスト化:10万円/月
YOSHINAは初期費用が無料で、月額費用は競合と同水準です。
ただ、YOSHINAは初回2ヶ月間のトライアルであり、他のサービスも提供形態や細かいサービスの内容は異なるため、分析方法やレポートの種類等比較検討することが必要です。
YOSHINA | 見える化エンジン | Magic Insight for Wex | |
初期費用 | 0円 | 60万円 | - |
月額費用 | 15万円~ | 15万円~ | 15万円~ |
サービスに寄せられた多数の意見をYOSHINAの集計機能で分析しました。お客様の声を分析することで、今までは見えていなかった課題や改善点が見つかり、よりニーズに沿ったサービスへと変えられそうです。