【2024年版】ネットリサーチ比較13選!おすすめ・選び方を紹介

【2024年版】ネットリサーチ比較13選!おすすめ・選び方を紹介

記事更新日: 2024/10/11

執筆: 編集部

ネットリサーチとは、インターネット上で行う市場調査のことで、従来の紙で行う調査よりも短期間で情報の収集・コスト削減が期待できます。

新たな商品やサービスを開発するときに

「ターゲット層の消費者の声を聴きたい」
「もっと簡単に市場調査を行いたい」

と考えている方におすすめです!

本記事では、おすすめネットリサーチサービス13選の機能や特徴を徹底比較しています。
比較表も参考に自社に合うサービスを見つけましょう。

【おすすめのネットリサーチ一覧表】
料金は【設問数で変動するもの/アンケート毎の料金/月額固定費】など、サービスによって設定が異なります。サービスをしっかり比較し、気になった場合は見積もりを問い合わせてみましょう。

ツール名 料金 調査方法 パネル数 特徴
楽天インサイト
要問合せ
定量
約220万人
楽天他サービスのログデータなども活用できる
インテージ
要問合せ
定量・定性
約1000万人
マーケティングの課題解決もサポート
クロス・マーケティング
90,000円~
定量・定性
約1000万人
全世界では1700万人以上の調査が可能
Sprint
198,000円 / 月~
定性
消費者のリアルな声を直接聞けるチャットインタビューツール
アスマーク
40,000円~
定性
約1800万人
チャット形式で手軽に定性調査ができる
YOSHINA
要問合せ
定性
約800万人
AIで分析!行政でも利用されている高信頼
ネオマーケティング
約50,000円~
定量・定性
約2450万人
累計40,000件以上!プロフェッショナルも在籍
Fastask
10,000円~
定量
約300万人
今アクティブなモニターの稼働状況がわかる
Surveroid
10,000円~
定量
約500万人
属性情報データベースで絞り込みが容易
Seevoi
8,000円/月~
定量
アンケートはAIの自動生成で設計工数が不要に

ネットリサーチのメリット

短期間で調査の実施から回収まで行える

ネットリサーチ最大のメリットは、短期間で調査の実施から回収までを行えることです。

インターネット上で調査票をモニタへ送付でき、回答もインターネット上で行えるため、紙で行う調査よりも圧倒的に早く調査の実施および回収が実現できます。

また、必要な時に必要な調査を行いやすいので、ビジネスの展開もスピーディに行えるようになります。

比較的低コストで実施できる

紙の場合:モニターの自宅へ紙を郵送したり、調査員を派遣したりする必要があったため、調査を行う際にかかるコストは金額・人員共に膨大

ネットリサーチの場合:インターネット上で完結するため、紙代も人件費も最低限。短時間で数万人の大きい規模で実施できる

 
ネットリサーチ使用料が必要になりますが、紙で行う調査よりも低コストで調査を行えるのが強みです。

大量に集めやすく属性も絞りやすい

ネットリサーチは住んでいるところや時間帯等に関わらず、実施することが可能です。

  • 回答方法がインターネット上であればいつでもどこでも気軽に取り組みやすいため、大量の回答を集められる。
  • 年齢や住所、ライフイベントなどの情報を収集・活用し、属性を絞り込んだリサーチもしやすくなる。

 
効率的に対象者を絞れるので、「的外れな回答」や「ターゲット層と異なった」などの失敗が起きにくくなります。

 

厳選5社!特に評判のいいおすすめネットリサーチサービス

Freeasy

画像出典元:「Freeasy」公式HP

特徴

「Freeasy」は、初期費用・登録費用・ランニングコストが不要のネットリサーチサービス。アンケート作成後、最速10分で配信可能なスピード力が高評価です。

シンプルな操作性でありながら回収データのグラフカスタムも可能なので、使いやすさを重視する企業におすすめです。

評価が高いポイント3つ★★★
  • 他社サービスと比べ約1/8の圧倒的な低コストで利用できる
  • 事前審査申請で24時間365日アンケートを実施することも可能
  • 電話や訪問、マニュアルも用意してもらえる安心サポート

 

料金プラン

【スクリーニング調査】

設問数/回収数 5問以内 10問以内
1000人 5,000円 10,000円

※最大50,000人までの料金プランが用意されています。


【本調査】

設問数
/回収数
1問 5問 10問 20問 50問
50人 500円 2,500円 5,000円 10,000円 25,000円

※最大30,000人までの料金プランが用意されています。


FreeasyASPプラン】
FreeasyASPは、Freeasyモニタを利用せずアンケートシステムのみを活用するサービスです。

  フリープラン アドホックプラン プレミアムプラン
月額費用 無料 無料 20,000円
実施料金 無料 @5円(1問1回答) 追加費用なし
利用制限 月1回まで 無制限 無制限

※営業サポートの有無、広告表示の有無、IPアドレス制限の可否などによって上記の3プランが用意されています。

詳しくは公式HPよりご確認ください。

楽天インサイト(法人向け)

画像出典元:「楽天インサイト」公式HP

特徴

「楽天インサイト」は、単一パネルとしては業界最大規模となる約220万人のパネルを蓄積している唯一無二のインサイトカンパニーです。

高水準の提案力や分析力から作成されるレポートと、手厚いサポート体制が人気を集めています。世界などの大きな市場規模で調査をしたい会社におすすめです。

評価が高いポイント3つ★★★
  • パネルのアクティブ率が高いためニッチな内容の調査も対応
  • 約20年の海外調査実績!世界97ヶ国以上で海外調査が可能
  • 楽天の他サービスのログデータなどを活用した調査ができる

 

料金プラン

料金については公式HPよりお問い合わせが必要です。

 

インテージ

画像出典元:「インテージ」公式HP

特徴

「インテージ」は、特に小売店と消費者という大きな市場規模においてマーケティングリサーチをおこないたい企業におすすめの、ネットリサーチ会社です。

パネル数は国内最大級の441万人!市場の動向を販売・購買の両面から分析を行うだけでなく、マーケティングの課題を解決できるように支援してくれます。

評価が高いポイント3つ★★★
  • 取引社数5,000社以上!取引業界も65以上を誇る
  • 各業種に沿って効率的にターゲットを絞り込んでリサーチできる
  • 中立的な立場で「生活者の声」を代弁し企業と顧客を結んでくれる

 

【料金プラン】

顧客のニーズに合わせて最適な調査を提案してくれます。

  CASE1
認知度調査
CASE2
競合調査
CASE3
第二創業期に向けて
課題 WEBサービスの認知率が競合に比べて思う様に上がらない 第二の柱となるサービス(商品)が受け入れられるかどうか 新たなサービスの料金体系や価格設定が分からない
費用 50万円~ 100万円~ 35万円~

※全て<サンプル数1000><設問数20問>の場合

詳しくは公式HPよりお問い合わせが必要です。

 

マクロミル

画像出典元:「QuickMill」公式HP

特徴

「マクロミル」は、一気通貫サポートのマーケティングパートナーとしてオンラインリサーチを最も得意とし、年間30,000件の実績を誇ります。

国内提携会社のパネルも含めた約3,600万人のパネルネットワークで、戦略策定から開発、効果検証まで、さまざまなマーケティングフェーズで活躍してくれます。

評価が高いポイント3つ★★★
  • 取引社数4,000社を超える豊富なリサーチ実績とノウハウ
  • 90以上の国と地域、1.3億人を対象にリサーチすることができる
  • 課題に応じた40種類以上のソリューションパックあり

 

料金プラン

料金については公式HPよりお問い合わせが必要です。

 

クロス・マーケティング

画像出典元:「クロス・マーケティング」公式HP

特徴

「クロス・マーケティング」は、国内465万人のパネルだけでなく全世界1700万人以上のオンライン調査など、市場規模が大きい調査が行えるネットリサーチ会社です。

商品のどの性能・仕様に需要があるか購入志向の分析もできるため、商品開発段階においても信頼のおけるツールといえます。

評価が高いポイント3つ★★★
  • セグメンテーションされたパネルでニーズに合わせた調査に対応できる
  • ”何のために・どんな気持ちで”などの意識までデータ化し分析可
  • 課題の整理からリサーチ、戦略の策定と施策支援までもサポート

 

料金プラン

ネットリサーチの基本料金は90,000円からです。質問数とサンプル数により、料金が変動します。

 

定性調査が行えるネットリサーチサービス

Sprint

画像出典元:「Sprint」公式HP

特徴

「Sprint」は、オンラインで定性調査を実施できるインタビューサービス。調査の実施から振り返りまで最短当日が可能です。

Sprint独自の機能で、チャットによるインタビューを通しモニターの本音を聞き出すことができます。魔法の質問やprintBOTなど、面白い機能が満載です。

評価が高いポイント3つ★★★
  • 最短5分でマッチングしリアルタイムインタビューが30分間実施できる
  • インタビュー終了後すぐ納品
  • 適切な回答者を自分で選択できるので方向違いなインタビューを防げる

 

料金プラン

バウチャープラン(付与されたポイントを使って調査を行うプラン):400,000円 / 回

アンリミテッドプラン(月額制プラン):198,000円 / 月

詳しくは公式HPよりお問い合わせが必要です。

 

アスマーク

画像出典元:「アスマーク」公式HP

特徴

「アスマーク」は、顧客の課題や目標を丁寧にヒアリングし、それに基づいた最適な調査プランを提案してくれるネットリサーチ会社です。

年間の調査実績は6,600件以上!回収率の高いアンケートが多く、コストを抑え目的に合った調査設計をしてくれるという点でも良い評判が集まっています。

評価が高いポイント3つ★★★
  • 提携パネル数は1,800万人以上
  • 成功に導く付加価値の高いリサーチ実施能力
  • チャット形式で手軽に定性調査ができる「i-PORTchat」システム

 

料金プラン

設問数5問まで、サンプル数100人の場合は40,000円です。(設問数やサンプル数によって料金が変動します。)

スクリーニングは別途費用がかかります。

スクリーニング以外の調査に関してはお問い合わせをする必要があります。

 

YOSHINA

画像出典元:「YOSHINA」公式HP

特徴

「YOSHINA」は、AIを活用したテキスト分析ツールです。顧客の声を分析しレポートとして可視化することで事業拡大への課題発見に役立ちます。

従来のツールが抱えるテキスト分析の難しさやVOCが改善につながらない問題点を解消した、使いやすいVOC分析ツールです。

評価が高いポイント3つ★★★
  • 独自の自然言語処理技術に基づいたAIエンジンを搭載
  • 「行政改革目安箱」4000件の意見を分析した実績あり
  • 最短3日で利用が可能

 

料金プラン

「ライセンスプラン」と「オプションプラン」の組み合わせが可能です。

目的や規模に合わせたプランが用意されているので、詳しくは公式HPよりご確認ください。

初回2ヶ月のみ契約可能なトライアルプラン(5万円/月)を試してみるのがおすすめです。

 

ネオマーケティング

画像出典元:「ネオマーケティング」公式㏋

特徴

「ネオマーケティング」は、Web・対面・SNSを利用した幅広い市場規模で調査を実施したい企業におすすめの、ネットリサーチ会社です。

累計40,000件以上のプロジェクト実績があり、ネットリサーチをはじめ、その後のプロモーション活動の提案から実行までと、一貫したサポート体制が整っています。

評価が高いポイント3つ★★★
  • 累計40,000以上のプロジェクト支援実績あり
  • コンサルタントやリサーチのプロフェッショナルが在籍
  • アンケートモニター数は国内最大規模の2,450万人

 

料金プラン

ネットリサーチの基本料金は74,000円、最安値は約50,000円からの利用が可能です。

詳しくは公式HPよりお問い合わせが必要です。

 

主に定量調査が得意なネットリサーチサービス

Fastask

画像出典元:「Fastask」公式HP

特徴

「Fastask」は、従来のリサーチにおける無駄を徹底的に省き、抜群のコストパフォーマンスでアンケート調査を実現させてくれます。

調査上の作法やロジカルについて、日本語のプロフェッショナルがチェックしてくれるので安心して調査可能。シンプルで使い勝手が非常によいアンケートツールです。

評価が高いポイント3つ★★★
  • アクティブモニターは業界最大規模の300万人
  • アクティブなモニターをリアルタイムで稼働状況確認ができる
  • 単一回答や複数回答だけでなく9種の設問作成が可能

 

料金プラン

スクリーニング調査(設問数5問)】

サンプル数 2,000 4,000 6,000
費用 10,000円 20,000円 30,000円


【本調査(設問数5問)】

サンプル数 100 200 300
費用 10,000円 10,000円 15,000円

その他の設問数・サンプル数についてはお問い合わせが必要です。

 

Surveroid

画像出典元:「Surveroid」公式HP

特徴

「Surveroid」は、全国500万人以上の調査専用モニタに対してアンケート配信が可能な、セルフ型アンケートツールです。アンケート業務の全てをWebで完結できます。

回収予測数は60万人以上。基本情報(性別、年齢、都道府県、未既婚、子供有無、職種、業種)で絞り込み配信ができる他、スクリーニングアンケートも可能です。

評価が高いポイント3つ★★★
  • 単一設問や複数設問、自由記述など豊富な設問タイプが使える
  • 単純集計表・クロス集計表・FA表など、クリックだけで作成できる
  • アンケートの作成についてサポートスタッフの丁寧なサポートあり

 

料金プラン

初期費用、月額利用料などの固定費はなし!
アンケートの設問数と回収数に応じて料金が発生します。

アンケート実施料金は、1問×1人×10円となっていて、10,000円~利用できます。

詳しくは公式HPよりご確認ください。

 

Seevoi

画像出典元:「seevoi」公式HP

特徴

「Seevoi」は、あらゆるITプロダクトに導入するだけで、ユーザーの声を自動で収集・分析ができるAI搭載のSaaSです。アンケートはAIの自動生成で設計工数不要

顧客セグメント別の満足度調査により解約リスクの高い顧客の抽出や、インタビュイーのリクルーティングなので幅広いユースケースに対応できます。

評価が高いポイント3つ★★★
  • ノーコードで簡単に設定しすぐに運用が開始できる
  • プロダクトのUIに合わせて配置や配色のカスタマイズ可能
  • 顧客体験を損なうことなくサーベイ配信できる

 

料金プラン

  ライト スタンダード エンタープライズ
料金/1サイト 8,000円/月 20,000円/月 要問合せ
導入サイトのPV数 3万PVまで/月 10万PVまで/月 要問合せ
管理ユーザー数 3IDまで 10IDまで 要問合せ

無料トライアルがあるので、実際に試してから導入することが可能です。

  

 

Research+

画像出典元:「Research+」公式HP

特徴

「Research+」は、アンケートモニターの市場規模が大きく、低価格かつ短時間で調査をおこないたい企業におすすめのネットリサーチサービスです。

年齢や性別、居住地といった条件指定やアンケートにより属性を絞り込めるため、出現率が低い調査もスピーディーに対応が可能です。

評価が高いポイント3つ★★★
  • 1万円から実施可能で、最短1~2時間でアンケート結果が確認できる
  • 地図情報と会員登録情報を連動させエリアセグメントが行える
  • 取材の協力者・情報やネタなどの募集までスピーディーに探せる

 

料金プラン

通常リサーチ【設問数5、回収サンプル100の場合…40,000円】

スクリーニング事前調査【設問数3、回収サンプル5,000の場合…30,000円】

簡単アンケート【設問数5で100回答…10,000円~(設問数や回答数により変動あり)】

詳しくは公式HPよりお問い合わせが必要です。

 

自社に合うネットリサーチ3つの選定ポイント

質の高いモニターにリサーチができるか

ネットリサーチを実施するにあたって大切なのは、信ぴょう性の高いデータを得ること。
そのためにはモニターの質が高いことが不可欠です。

モニターの質を上げるためには、年齢や職業・生活パターン・頻度など、より条件に合った線引きが有効です。

 
ネットリサーチ会社によって選出方法やそれによるコストなどが異なりますので、事前に確認しておきましょう。

定量調査か定性調査か

ネットリサーチの方法には、定量調査と定性調査とがあります。

  • 定量調査:「数」や「割合」等、件数や比率をデータを数値化して現状把握を目的としたもの
  • 定性調査:「感情」や「理由」など数値では表すことのできない原因把握を目的としたもの

 
定量調査と定性調査、どちらの調査を主に行いたいのかによって選ぶネットリサーチ会社が変わるため、自社で行う調査の方向性を定めておきましょう。

サポートしてもらいたい範囲を明確に

ネットリサーチには様々な種類があり、調査を行うだけのものもあれば、分析レポートまで作成してくれるものもあります。

  • 調査のみでよい
  • 分析までしてもらいたい
  • 調査実施に関するアドバイスも欲しい

など、サポート内容によって選ぶネットリサーチの会社もコストも変わってきます
自社がネットリサーチにどこまで求めるか、まずは明確にしておきましょう。

ネットリサーチのデメリット

回答の信頼性に欠ける場合も

ネットリサーチのモニターは匿名で登録しているケースが多く、回答する際にも本人確認を求められることがないパターンが多いです。

そのため、モニター本人の属性に関する回答が事実であるか否かを確認する術がありません。

回答の信頼性を求めるのであれば、それぞれのネットリサーチ会社がどのような対策を取っているかを事前にチェックし、自社の求めるレベルに合致したツールを選びましょう。

回答者の属性に偏りがある

ネットリサーチではインターネットを使用して回答を集めるため、必然的にインターネットを使用できる人が対象となります。

そのため、普段インターネットを使用しない高齢者の方などが自動的にネットリサーチ対象者から外れることになります。

自社が対象とするモニターの属性がネットリサーチを活用出来るか否かも、ネットリサーチ導入前に検討しておきましょう。

まとめ

短期間で大量の回答を集められ、即座にデータとして扱えるネットリサーチは、すぐにビジネスへ反映することができます。

新規事業や改善点を検討する際には、狙ったターゲットにしっかりアプローチできるようネットリサーチサービスを活用して生の声を取り入れてみましょう

ぜひ今回ご紹介したネットリサーチの導入を検討してみてください。

像出典元:O-dan

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