Talend Data Fabric

記事更新日: 2022/04/04

執筆: 編集部

編集部コメント

Talend Data Fabricはデータ統合ソリューションです。幅広いデータソースに対応し、複数データを統合してビジネスに役立てます。社内に散在するデータの統合はもちろんのこと、大手のデータプラットフォームから関連データを収集し活用したいと考えている企業にはおすすめのツールといえるでしょう。

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良い点

AWSをはじめとして、業界をリードするクラウドサービスやデータウエアハウスが利用できるため、巨大なデータを扱うことが可能になります。

悪い点

ヘルプセンターは英語での対応になっています。コミュニティには日本語もありますが、英語に比べて圧倒的に少数です。

費用対効果:

UIと操作性:

専門知識がないと扱いは難しいですが、直感的なGUIを多用することで、基本的な構築は可能です。クラウド、オンプレミス、ハイブリッド、どの環境でも利用できます。

社外連携:

幅広いデータソースが利用できます。

サポート体制:

構築に際しては、サポートチームとのチャットが利用できます。

Talend Data Fabricの特徴3つ

1. 幅広いデータソースに対応

Talend Data Fabricの特徴は、取り扱えるデータが豊富なところです。データが存在する場所に関わらず、1,000以上のコネクターやコンポーネントを用いて、ほとんどすべてのデータソースをクラウドやオンプレミスに接続できます。

AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platform、Snowflake、Databricksといった大手のクラウドサービスや分析プラットフォームとも提携しているため、巨大なデータセットのスケーリングも可能になります。

収集したデータは、統合プロセスに組み込まれたデータクオリティシステムにより、問題や影響を与える可能性がある低品質なデータを自動で修正してくれます。

統合されたデータはTalendの安全なパブリッククラウドで管理されており、プライベートクラウドやオンプレミス、またはハイブリッド環境からアクセスできます。

このように、さまざまなデータを統合できるTalend Data Fabricは、複数拠点のデータを統合して活用したい企業はもちろんのこと、買収企業のデータの統一など、ビッグデータを取り扱う上でとても有効なツールといえます。


あらゆるデータソースを接続

2. シンプルなパイプライン

Talend Data Fabricでは、データを統合するためのパイプラインを、Webベースで簡単に構築できます。パイプラインは再利用可能なため、一度構築してしまえば、データ統合がより簡単に行えます。

Talend Data FabricのPipeline Designerは、専門的な知識がないとやや難しく感じるようです。しかし、GUIによる視覚的な手法を用いるため、専門外のスタッフでも取扱は可能です。

設計やプレビューはWebブラウザから直接行い、リアルタイムでの開発、デバッグにより生産性を向上します。支援が必要な場合には、サポートチームとのチャットが利用できるので安心です。


視覚的なUIを使用してパイプラインを構築

3. 必要なデータを素早く入手

Talend Data Fabricでは、データプレパレーション機能やキュレーション機能を利用することで、データクリーニングやエンリッチメントの手間を省いて、直ちに分析に取り掛かれます。

データ統合プロセスにデータクオリティが組み込まれているため、統合前にデータの不整合を回避しクリーンアップします。データが常に正しく最新化されていることはデータサイエンティストには何より有効でしょう。

また、Talend Data Fabricの設計はデータ利用時のコンプライアンスにも留意した設計になっています。マスキングルールやワークフローベースのデータキュレーションにより、幅広いデータへのアクセスが可能である一方で、ロールベースのアクセス制御により、各ユーザーは必要なデータ以外へのアクセスを制限することができます。


べてのデータを、クリーンで法に準拠した信頼できる完全なソースと変換

 

Talend Data Fabricの料金プラン

Talend Data Fabricは、料金設定が非公開です。

中小企業にはハードルが高いという口コミもありますが、利用したいシステムと料金の詳細については、お問い合わせをする必要があります。

Talend Data Fabricの評判・口コミ

当社の事実上のエンタープライズデータ処理プラットフォームです
ドミノ・ピザ

Talend Data Fabricで、POSシステムと26か所のサプライチェーンセンターやTwitter、Pebbleなどのすべてのチャネルからデータを収集しています。そして、クレンジング、標準化、エンリッチメント、格納までを行い、サードパーティの情報ソースや人口統計データ、競合他社データと組み合わせて処理しています。これにより、物質調達から財務予測までを行い、ビジネスパフォーマンスの向上を実現しました。

システム統合によりビジネスの決定が迅速化
ABInBev

買収企業のシステムが混在していたため、信頼できる唯一の情報源がなく、統一された見解を得ることが難しい状況でした。Talendによりクラウドを構築し、クラウドとオンプレミスが安全に相互通信できるようになりました。23もの異なるETLツールを統一したことで、コストと管理の手間が省けたのはもちろんのこと、製品に関するキャンペーンや意思決定の迅速化や市場投入までの時間短縮にも繋がりました。

*「Talend Data Fabric」公式HP参照

まとめ

この記事ではTalend Data Fabricの特徴・評判・料金を解説しました。

散在する膨大なデータを統合してビジネスでの意思決定に役立てたいと考えている企業にはおすすめのツールです。それは幅広いデータソースに対応し、統合して役立てる、というのがTalend Data Fabricの大きな特徴だからです。

AWSやGoogle Cloud Platformなどをはじめとした大手プラットフォームから、社内オンプレミスデータまでほぼすべてのデータに対応し、統合します。直感的なUIによりセルフサービスでのシステムは、リアルタイムでのデータ入手を可能にし、ビジネスにおける迅速な意思決定を実現します。

多くの拠点のデータの統合に役立てたい、買収企業のデータを統一したいなど、ビッグデータに関わるすべての企業におすすめのツールといえるでしょう。

画像出典元:「Talend Data Fabric」公式HP

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