TOP > インタビュー一覧 > 【3Backsオフィスレポ】 地下のオフィスにアウトドア空間!?入った瞬間心が和んでしまうオフィスの秘密に迫る
今回は渋谷区千駄ヶ谷にある株式会社3Backsを取材しました。
3Backsは学歴や職歴に自信がなくても、挑戦したいという若者に対して2年間の雇用型長期インターンシップを行い、ハイキャリア転職や起業を支援する若者キャリア再生支援「REBIRTH LAB」というサービスを展開している会社です。REBIRTH LABが運営するWEBメディアREBIRTH NEWSでは、実際にインターンを受けている研修生たちの日々の様子などがわかるインタビューやニュースが掲載されています。
そんな3Backsのオフィスは自然とスタイリッシュさが共存し、訪れた人に感動を与えてくれるのだとか! 早速、カメラマンライターのけんわたが取材してきました!
▲オフィスについて案内してくださったのは代表取締役の三浦さん(一番右)と広報の佐久間さん(左から2番目)
3Backsでは中卒や高卒、大学中退やフリーターの方を対象にした雇用型長期インターンシップを提供。即戦力に育てあげ、ハイキャリアへの転職支援を行なっています。
これまで多くの人材育成を行い、社会に通用する人材へと育て上げてきました。
そんな3Backsのオフィスフロアは、自然溢れるグランピングがテーマとなっているそう。
訪れた人がすごい!と声をあげるオフィスについて話を伺いました。
けんわた
今回のオフィスはグランピングがテーマということですが、どのような理由でこのテーマに決まったんですか?
三浦さん
今回のデザインにする前はテーマパークっぽいイメージで遊べるような感じにしていたのですが、ありがたいことに面接がかなり増えてしまって手狭なため、
作り直さなきゃいけないという話になったのでリニューアルすることにしました。
けんわた
そこから今のデザインが浮かんだんですね。
三浦さん
オフィスが建物の地下にあるので、どうせなら心が和んだりとか楽しい気持ちになれるような内装にしたいなと思ったので、
グランピングをテーマに施工会社に頼んでデザインしてもらいました。
けんわた
グランピングをテーマにするあたり、三浦さん自身キャンプが好きだったりとかするのでしょうか?
三浦さん
そんなおこがましくて、めちゃくちゃ好きとかは言えないんです(笑)。
リニューアル当時はグランピング事業とかやろうと思っていた時期だったりしたので、タイミング的にもグランピングのテーマがいいかなって思いました。
けんわた
家具もグランピングというテーマに合わせて選ばれたと思うのですが、オススメの家具などありますか?
三浦さん
ゼロから創作したところでいうと、ベンチソファーですかね。
色合いにもこだわって、あとは絵が置いてある棚にもこだわりがあります。
けんわた
実際リニューアルにはどれくらいかかりましたか?
三浦さん
トータルで500万円くらいはかかっているかなと思います。
けんわた
何かコストを抑えた方法などがあれば教えていただけますか?
三浦さん
施工会社の選定ですね。会社によってもだいぶ違うので。
今回頼んだのが建築会社をやっていた人だったのですが、デザインにも興味を持っていて内装デザインも手がけてくれました。
結果として、デザインから施行までワンストップで行なってもらえたのでコスト削減になりました。
デザイン会社に頼んで施工が外注となると高くなってしまうので。
けんわた
これからオフィスを設営しようとしている方に、ご経験の中でお伝えできることがあれば教えていただけますか?
三浦さん
弊社の場合ですが、内装やラウンジにこだわった方が企業としての広報ブランディングになります。
採用に関しては面接者に会社のことをより理解してもらうことができ、入社率のUPに繋がりました。
実際に褒めていただくことが多くなったので、意味はあるなと思いました。
DIYでもなんでも、こだわりを持って作った方がメリットが大きいんじゃないかなと思います。
オフィスにテーマを持たせたことで、社内社外の方から喜ばれることが増えたと話す三浦さん。ユニークなオフィスにすることで多くの方から注目され、コストパフォーマンスも高くなったのではないでしょうか。
それでは、実際にオフィスを見学させてもらいましょう!
3Backsのオフィスにお邪魔してすぐ左を見ると様々なグラスが並んでいました!
もはやバーに来たのではないかというほどのおしゃれさです。
けんわた
ここだけキャンプ場にたまーに来るキャンピングカータイプの移動式Barみたいになってますが、どのようなきっかけで作られたんですか?
佐久間さん
ここは特に大きな理由はなくて(笑)。弊社は以前アパレル事業を行なっていたのですが、その頃からこのバーはあって、ずっと残してるんです。
けんわた
お酒は社員の皆さんで飲んでいるんですか?
佐久間さん
そうですね。会社の方でお酒を買い揃えて、飲みたければ飲んでくださいって感じで、安い料金で飲めるようになっています。
けんわた
こんなおしゃれなバーなら毎晩でも晩酌したいですね。
お酒の種類もかなり豊富です!ラウンジ内はおしゃれな音楽も流れていて、この写真だけ見たら誰もオフィスだとは思わないでしょうね。
立ち飲みもできれば、このようなモダンな席でまったりとお酒も飲めます。
毎晩通ってしまいそうですね。
棚の下には難しそうな英語の本もありました。
けんわた
英語の本がたくさんありますね!この本は何か理由とかあって置かれてるんですか?
佐久間さん
特に意味はないんですが、雰囲気に合いそうだったのでおいてますね(笑)
けんわた
理由が正直すぎて好きです。
3Backsのラウンジのミーティングスペースは、全ての席がキャンプ仕様となっています。
テントのような建物の中にアウトドアチェア。会議の度にワクワクしてしまいそうです!
こちらのミーティングスペースは机が切り株になっています。
こちらは誰もがバーベキューで1度は座ったことがあるチェアのミーティングスペース!
すごく個人的な意見ですが、ここでカップラーメン食べたら絶対美味しいだろうなと思いました。
さらに別のスペースには、このように他のミーティングスペースよりも広々とした空間が!
カーテンで仕切られているので集中しやすそうです。
▲三浦さんがこだわったというソファー。温かみのある色が落ち着いた空間を演出しています。
カーテンをめくると、そこにはひときわおしゃれなミーティングスペースがありました。基本的に大人数でのミーティングや面接はこちらで行なっているそうです!
まさにグランピングを意識し、自然あふれるラウンジは感動の連続でした!
ラウンジを見学した後は執務スペースを案内してもらいました!
中は白い壁に囲まれていて、ラウンジの黒壁が基調となったスタイリッシュな空間に比べて、落ち着いた印象がありました。
ここでも自然は欠かしません。奥の壁には様々な緑が飾られ、木の床や壁が和やかさを演出しています。
▲隅にある休憩スペースには漫画もあります
執務スペースの隅にも休憩スペースがありました。よく見ると様々な漫画が置かれていました。
ここで休憩をした社員の方はその後業務に戻れるのだろうかと考えるくらい居心地が良さそうです。
さらに奥に進むと営業チームの執務室がありました。こちらは周りも白く無駄なものがないシンプルな作りです。
ミーティングや事務作業も捗りそうですね。
もう1つの会議室にも案内してもらいました。こちらは壁、床共に白い空間で、壁に飾られた緑が落ち着きのある空間でアクセントになっています。
けんわた
こうやって見せていただいても、白が基調の執務スペースと黒が基調のラウンジでは雰囲気が大きく違うように感じますね。そういった部分も意識されたんですか?
佐久間さん
いえ、白と黒というのは意識してません。白が基調になっている部屋はアパレル事業を展開しているときのまま活かしています。どちらの空間もグランピングをテーマにしようとなって、白と黒の部屋に緑を足していったという感じですね。
最後に2階の執務スペースも案内してもらいました!こちらはアパレルの名残も残っているような、ウッドベースで作業がしやすそうな空間でした。
カフェにもありそうなカウンタースペースがおしゃれです!
2階はデザインオフィスを意識して作られていて、ライトもおしゃれな物を選んだのだとか。
地下のオフィスはグランピングを意識されていたので雰囲気の違いも楽しめ、気分転換にも最適そうでした!
今回お邪魔した3Backsは、まるでキャンプに来たようなワクワクさを感じさせるラウンジにおしゃれな音楽で、オフィスに訪問したとは思えないような空間づくりに力を入れた、とても素敵なオフィスでした。
実際に取材時は面接も行われていましたが、面接者に配慮してカーテンを締めるなど、話しやすい環境づくりにも務めているように感じました!
さらにこんなにもおしゃれな空間でお酒も楽しめたら、仕事終わりは毎日飲みたくなってしまいそう。
ぜひ機会があれば一度訪れていただきたいです!
▼おしゃれオフィス15選のまとめ記事はこちら
愛知県豊橋市出身。フリーランスのライター&カメラマンとして取材/撮影/執筆を行う。趣味は歌と旅とグルメ。
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