TOP > インタビュー一覧 > 【フロムスクラッチオフィスレポ】 カフェ風ラウンジや超本格的な社内ジム…コミュニケーション活性化のためのオフィス創りに迫る
今回は、新宿にある株式会社フロムスクラッチを取材しました。
企業のあらゆるビジネスデータを一括で管理できるサービス『b→dash』を開発しているフロムスクラッチ。
そんなフロムスクラッチが、現在のオフィスに移転してきたのは2018年11月26日のこと。
アメリカ西海岸のガレージをイメージしたオフィスを構えるフロムスクラッチは、いったいどのような想いで新しいオフィスをデザインしていったのでしょうか?
起業ログ初登場のカメラマンライター・けんわたがいろいろ質問してきました!
▲コーポレートデザインマネージャーの東潟さんと廣澤さん▲
フロムスクラッチが開発・提供する「b→dash」は、顧客データや購買データなど様々なデータを一元的に取得・統合・活用・管理でき、データマーケティングに必要なあらゆる機能をオールインワンで搭載している、業界でもシェア率ナンバーワンのデータマーケティングプラットフォームです。
イメージキャラクターにおぎやはぎさんやボブ・サップさんを起用したCMが話題沸騰中です。
そんな「b→dash」のシェア拡大と共に、会社としても次のフェーズへと移ろうとしているフロムスクラッチ。
今回のオフィス移転には、こだわりをふんだんに取り入れたと言います。
けんわた
オフィス移転をしようと思ったのは、なぜですか?
東潟さん
サービス同様、組織としても成長し続けており、人数が増えたからですね。
社員数がちょうど100名くらいになったタイミングで、以前のオフィスが手狭に感じるようになったので、オフィス移転を検討し始めました。
また、会社のフェーズとしても次のステージに上がる時期でもあったので、ここから4年、5年先を見越して移転することに決めました。
けんわた
ちなみに、移転前も現在と同じビル内にオフィスを構えていたと思うのですが、、こちらの建物や立地になにかこだわりがあったんですか?
廣澤さん
みんなこの辺に住んでるんですよね(笑)。
けんわた
(非常にシンプルでごもっともな理由だ) なるほど。移転までにどのくらいの期間がかかりましたか?
廣澤さん
プロジェクトが始まったのは2018年の4月くらいからですね。実際に移転するまではだいたい9ヶ月くらいかかりました。
けんわた
移転にあたって、いろいろと費用がかさんでしまうと思うのですが、コスト削減のために取り組んだことはありますか?
東潟さん
同じビル内での引っ越しだったので、同時に2ヶ所家賃を払うタイミングがあり、そのあたりの家賃交渉などは、不動産会社の方としましたね。
事業拡大に伴いオフィスの移転を決めたフロムスクラッチ。
その内装は、最初にテーマを決めてからオフィス移転を進めていったそうです。
それでは、気になる内装についてオフィスの中を見ながらお話を聞いていきましょう!
エントランスをくぐると、目の前に広がるのは、おしゃれなカフェのような光景。
けんわた
けんわた:ここは何をする場所なんですか?
廣澤さん
社外の方との打ち合わせに利用するラウンジスペースです。
けんわた
デザインコンセプトは何ですか?
東潟さん
「西海岸のガレージ」をテーマにデザインを決めました。
移転前のオフィスは町工場をイメージしていて「0から1を作り出す」という想いが込められていたのですが、今回は次のステージとして「ガレージで何かを生み出す」という想いを込めました。
壁はコンテナに見立てて作られていて、描かれた英語の文字が西海岸らしさを演出しています。確かにガレージのよう…
東潟さん
あとは、弊社のプロダクトと同様にポップで使いやすいデザインを意識しました。だから、あえて椅子の色を統一させず、カラフルにしているんです。
会議室には、カラオケボックスのようなL字型ソファになっている部屋も!
会議の前のアイスブレイクや休憩など、リラックス目的で使われることが多いそうです。
執務エリアは広々としていて、風通しが良さそうな印象です!
けんわた
壁面にもモニターがあるんですね!
東潟さん
弊社で一番大事にしていることが「コミュニケーション」です。社内モニターを多めに置いて、部署外の進捗状況や、社員紹介を映して、みんなの目につくようにしています。
また、東潟さんによると、デスクとデスクの真ん中に広い通路を作ることで、左右のデスクとコミュニケーションを取りやすくしたのだそう。工夫が徹底されています。
執務エリア内にもおしゃれなミーティングスペースがありました。
25階から見渡す新宿の眺めがとても綺麗で、リフレッシュできそうです!
▲キャスター付きの「移動式」ミーティングスペースも!▲
こちらの三角形のユニークなミーティングスペースはなんとキャスター付き!さらに壁がブラックボードとなっているため、壁に直接書き込んで消せるという便利さ...。
掘りごたつ式の横並びで座れるスペースも!壁に仕切られているので、1人で集中したい時や、周りの目を気にせず話したい時などにも利用されているそう。
執務エリアの奥に、ヴィンテージ感漂うおしゃれなカウンターを発見!
DJブースでは、オフィス内での音楽も調整しているそう。
どこまでもおしゃれですね....。
けんわた
執務フロアにもミーティングスペースがすごく豊富にありますね!
東潟さん
そうですね。
移転するに当たって会議室の数は割と悩むポイントかと思います。弊社の場合は会議室と執務室のフロアが別なので、少しでも移動時間を短縮し生産性を向上させるため、執務フロアのミーティングスペースを増やしました。
加えて執務エリアのミーティングスペースは高さを20cmほどあげて設計してあります。
デスクとミーティングスペースの高低差をつけることで、自分のデスクで作業している社員とミーティングスペースで利用している社員同士、目線などが気にならないような配慮をしているんです。
けんわた
ひとつひとつにこだわりを感じますね...。
コミュニケーションを大事にしているという点は執務フロアを見てとても感じました。
廣澤さん
そうですね。
あとはジムも作ったんですけど、そこでもコミュニケーションが生まれててよかったなって思います。
けんわた
え、ジムですか?
廣澤さん
ジムです。
▲執務フロアの片隅に超本格的なトレーニングマシンがずらり▲
まさかと思いましたが、案内してもらうと本当にジムでした。
執務フロアのデスクから徒歩2秒で、これほど本格的なジムのあるオフィスは初めてです。
社員の健康促進のためという目的が主ではあったのですが、部署を越えたコミュニケーションが生まれる空間にもなっているそう。
けんわた
社員の健康のために健康グッズを置いているオフィスがあるとの話を聞いたことはありますが、ダンベルどころかベンチプレスやランニングマシン、、全身鏡も置いてあるオフィスは初めてです(笑)
東潟さん
機具も海外から取り寄せてますからね(笑)週に1回、パーソナルトレーナーが来て、希望者にトレーニング指導もしてくれるんですよ。
けんわた
贅沢すぎる(笑)ジムを作るきっかけはなんですか?
東潟さん
社員が運動習慣をつけて健康増進させるためです。
安部が率先してジムを利用しているので、社員もそれに引っ張られてジムを使うようになって、そこでコミュニケーションが生まれて...という流れができているようにも感じますね。
けんわた
運動を通じて代表の安部さんを含めて、普段なかなか話ができないような方とも話ができるというのはすごく素敵ですね。
今回おじゃましたフロムスクラッチはまさに「コミュニケーションを大事にする」というのが体現されているのが、とても印象的でした。
おしゃれなラウンジはもちろんのこと、コミュニケーションの取りやすいミーティングスペースや社員全員が利用できるジムなど、仕事のはかどる環境が整ったオフィスですね!
今回取材を受けてくださった東潟さんと廣澤さんによるとオフィスの中には、まだまだ手を加えられる場所が残っているとのこと。
今後、会社の成長と共にオフィスがどのように変化していくのかとても楽しみです!
愛知県豊橋市出身。フリーランスのライター&カメラマンとして取材/撮影/執筆を行う。趣味は歌と旅とグルメ。
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