【グライダーアソシエイツ(antenna* )オフィスレポ】社内に飛行機 ?!「帰りたくなるオフィス」とは?

【グライダーアソシエイツ(antenna* )オフィスレポ】社内に飛行機 ?!「帰りたくなるオフィス」とは?

記事更新日: 2019/05/30

執筆: 於ありさ

今回は、六本木ヒルズにある株式会社グライダーアソシエイツを訪問しました。

グライダーアソシエイツといえば、キュレーションアプリantenna* を提供している会社。日々、発信される多くのコンテンツの中から良質な情報とユーザーとの出会いの場を創出している存在として知られています。

そんなグライダーアソシエイツのオフィスには、思わず目を疑うようなこだわりがいっぱい!

これまでに20社以上のオフィス見学レポートを執筆しているオフィスマイスター・おきありちゃんのおすすめポイントとともにご紹介します!

 

 

目指したのは、帰ってきたくなるオフィス

今回取材をさせていただいたのは、上席執行役員CMOの山口翔さん(写真右)と、コーポレートブランドマネジメント室・室長の北見裕介さん(写真左)。

グライダーアソシエイツはキュレーションアプリ「antenna* 」を提供しています。毎日、提携メディアから受け取る1500件以上のコンテンツの中から社内スタッフがユーザーに届けたいコンテンツをピックアップし、300~400件配信しているそう。

山口さん

Terminal of Media、良質なメディアの集まるターミナルのような企業でありたいと考えており、たくさんのコンテンツを集めて、届けるべき人に届けたいと考えています。

そのため、「antenna* 」だけに閉じる必要はないと思っており、JALやGINZA SIXと提携したサービスも提供しているんです。

企業と提携したサービスって具体的にどういうことでしょうか?

山口さん

例えば、「JAL <> antenna*」では、JAL国内線全便の機内Wi-Fiと羽田空港の主要ラウンジにてご利用可能なサービスで、旅行や映画、グルメなど飛行機を利用するビジネスパーソンに向けてぴったりな内容をお届けしています。

今後もよりサービスを発展させたいと考えています。

そんなグライダーアソシエイツのオフィスがあるのは、六本木ヒルズの35階。社員が増員したことにより、2016年5月に移転してきたと言います。移転に際して、どのようなコンセプトにしたのでしょうか。

北見さん

オフィスのコンセプトは、ずばり帰ってきたくなるオフィスですね。

スタッフは企画営業やメディア打ち合わせなどで、外出することが多いんですよね。そこで当時、どんなオフィスにしたいかというディスカッションをしていた際に、「カフェの方が集中力があがる」という声がちらほら。

パソコンがあればどこででも仕事ができる時代だからこそ、わざわざオフィスを構えて集まることに意味を持たせるようなオフィスにしました。

ちなみに「オフィスの場所は六本木ヒルズです」と言うと、お客様から「おー!」と反応されることも多いのだそう。
このようにオフィスの場所が信頼につながることもあるので、オフィス選びの際は場所選びもおざなりにしないというのは、頭に入れておきたいポイントですね。

それでは早速オフィスの中を見ていきましょう!

こだわり度:★★★★★
細やかなこだわりが詰まったオフィスは冒険している気分に

六本木ヒルズの35階にのぼり、グライダーアソシエイツのエントランスをくぐると、そこに待ち構えていたのは、なんと飛行機の機体!びっくりしすぎて、思わず声が出てしまいました(笑)。

なんで飛行機なんですか!?

山口さん

社名にあるグライダーってエンジンを持たない飛行機のことなんです。
キュレーションって自分たちで動くのではなくて、たくさんのメディアさんのコンテンツによって動かされているんだ」という思いを込めています。

そこで、より夢をふくらませて、巨大な飛行機があったらなと考え、エントランスに入れたんです。


本物の機体図面を参考に作成していただいた
ものなんですよ。「飛行機は、エンジン使うじゃん」ってツッコまれることも多々ありますがね(笑)

オフィスからはなんと富士山が見えます!

またエントランスを通って、社内に入ると眼下には東京の街が広がっていました。先ほどまでの暗さから、打って変わって、窓から光が差し込むだなんて超贅沢!天気が良い日には、富士山も見えるのだそう。

ちなみに飛行機部分は、中から見るとこんな感じ!飛行機の形に沿って、壁や天井がくりぬかれていました。天井が広く、奥行きもあるので、開放的な気分で会議ができそうですね。秘密基地みたいで楽しい!

もちろん社内にもこだわりがたくさん!

床はおしゃれなパスタ屋さんで見るような本格的な小さなタイル。社内エントランス入ってすぐのところには、ゴールドでどーんとグライダーアソシエイツロゴが!

こちらのベンチはよく見ると「antenna* 」のロゴの形!どこに売っているのか気になりお伺いすると特注とのこと。こだわりがすごい…。

執務エリアへと続く道の壁は、よく見ると斜め。実はこれ、会議室の斜めになっているガラス壁に合わせて「まっすぐだとおかしいね」と削ったのだそう。

そもそもなぜ、会議室のガラスを斜めにしたのかというと、音が反響しやすくなるためなんだとか。ちょっとした工夫ですが、広い会議室でも声を張らなくて良いというのは、お客様にとってもホスピタリティ溢れる工夫ですよね!

おしゃれ度:★★★★★
こだわりのインテリアと「メディアのターミナル」を具現化したエントランス

執務エリアの手前には、雑誌が飾ってあるカフェカウンターのようなスペースが。会社って感じがしませんよね。疲れたら、雑誌を手に取って、景色を眺めながらリラックスできるだなんて…贅沢。椅子もビンテージカフェっぽくっておしゃれ!床のタイルとマッチしていますよね。

パっと見ただけでも、豊富な雑誌の種類!まさに、メディアのターミナルだなと感じさせられました。

さて、こだわりも多く、おしゃれなカフェのような社内ですが、1番驚かされたおしゃれポイントがこちら!

カフェスペースに車!まず社内に車があるだけでも珍しいのに、前方部分だけ!しかも、単なるオーナメントではなく…

なんと冷蔵庫になっているんです!

山口さん

ここにはお客様用のお水を入れて置いています。最初、社内に来た方には例外なく「これなんですか?」って聞かれますね。

 

くつろぎ度:★★★★☆
カフェの方が集中できるなら、会社をカフェにしよう!

おしゃれなインテリアにこだわりのオフィス設計…うすうす気づいてはいたものの、なんだか全体的にカフェみたい!

北見さん

そうなんですよ。カフェの方が集中できるなら、カフェみたいなオフィスにしちゃえばいい!と思って。

 

社内の真ん中にはカフェスペースもありますし、執務エリアもフリーアドレスなので、集中できる場所で業務に取り組んでいるんです。

執務エリアのデスクの中にも、カフェのようなベンチ風の椅子を発見!

こちらの緑は、造花と本物の木を組み合わせたものなんだそう。

緑に囲まれたカフェスペースでは、ちょっとしたコミュニケーションも生まれるのだそう。

山口さん

やはりメディアに関わる仕事をしている以上、よく働き、よく学び、よく遊ぶことが大切だと考えています。

有給休暇とは別にantenna* 休暇という3ヶ月に1度、2日間の休みを取れる休暇制度があります。その時に旅行に行くメンバーも多いので、ここのスペースにはおみやげが置かれていることも多いんですよね。


それに、おみやげきっかけに「●●行ったんですか?どうでした?」とコミュニケーションが生まれることもあって、社内の風通しの良さを感じます。

単にくつろげるだけでなく、コミュニケーションも生まれるだなんて、バーカウンターとして理想的に機能しているなと感じさせられました。

ほかにも集中できるスペースも発見!カフェでもなるべく集中したい時は、壁や窓に沿った横並びの席に座りますもんね。

その隣には、なんとリクライニングチェアが!35階からの景色を眺めながら、リクライニングチェアでお昼寝…セレブのような体験を社内でできちゃうなんて本当にうらやましい!

ちなみに会議室の名前は、すべてお茶の名前!他にも、ダージリンやウーロンなどがあるのだとか…!細かいところまでくつろぎポイントがちりばめられていますよね!

オフィス見学を終えて…

今回おじゃましたグライダーアソシエイツさんのオフィスは、天井が抜けていることもあって、全体的に広々とした印象。そして、なによりもこだわりとオシャレなポイントがたくさん散りばめられているのが印象的でした。

さらに立地も良く、コーヒーを楽しめるだなんて、これならカフェで仕事をするよりも、オフィスに戻ってきたくなっちゃいそうですよね!

今後、事業を広げていくにつれて、オフィスを良いコミュニケーションツールの1つとしたいとのこと。ぜひ機会があれば一度訪れていただきたいです!

 

於ありさ

この記事を書いたライター

於ありさ

1991年生まれ。フリーランスのライターとして「働く」と「好き」(美容・エンタメ)を中心に執筆、編集/広報/採用広報なども行なう。好きなものはサッカーとライブ鑑賞。

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