TOP > インタビュー一覧 > ⾵⼒発電機向けメンテナンスロボット、ブレードAI点検サービスを提供するLEBO ROBOTICSに事業内容・実績・資金調達を取材!
LEBO ROBOTICS株式会社 代表取締役 浜村圭太郎
⾵⼒発電機向けメンテナンスロボット、ブレードAI点検サービスを提供するLEBO ROBOTICS株式会社。
今回取材したのは、そんなLEBO ROBOTICS社の代表取締役を務める浜村圭太郎氏。
LEBO ROBOTICS社の今までの成長の軌跡から、いかにして今の事業が生まれ、どのように会社が変化していったのか、事業の実績、資金調達の実態も含めてお話を伺った。
プロフィール
LEBO ROBOTICS株式会社 代表取締役 浜村 圭太郎
ー創業はどのようなきっかけでしょうか?
前職で欧⽶アジア中東という広範囲に化成品の営業をしていく中で、環境破壊への危機感を覚え、再⽣可能エネルギーの普及を後押しするような事業をしたいと思ったためです。
ー始めた頃の印象に残っているエピソードはありますか?
「ハードウェアには投資しない。ITに⽐べて、製品ができるかどうかというリスクがあるから」といわれたこと。ちょうどランドロボットの停滞がニュースになった時期だったので。
ーなるほど。では、会社名やビジョンはどういう思想から生まれたのでしょうか?)
LEとは⾵⾞ブレードの⾵切りの部分Leading Edgeの略、BOはロボット。Leading edgeの補修をするロボットという意味で、⾵⾞業界の⽅ならすっと覚えていただける名前にしました。
ー今されている事業・サービスの詳細について教えてください
⾵⼒発電機のメンテナンスを、⼈とロボットの協業にすることで効率化し採算性を改善する。また、⼈⼿による⾼所作業の危険性を減らすことで安全な作業にすることを⽬的としています。それを達成する為のロボット開発、点検サービスの提供、補修材料の開発/輸⼊販売等を⾏っています。
出展:LEBO ROBOTICS社のHPより
ーなぜこの事業やサービスは今までなかったのか?既にある場合はなぜ今挑戦するのでしょうか?
作業のすべてを機械化する必要があると考えられていたことがネックになっていたため、今までサービスとして提供されていなかったのではと考えています。
ー事業・サービスの特徴やユニークポイントはどのような点でしょうか?
現状、⾵⼒発電機に特化しています。世界での⽇本の⾵⼒発電能⼒は1%にも満たないです。その為、我々の⽬指す市場は、「世界」となります。
ー今までの実績、サービスのトラクションはいかがでしょうか?
化成品の販売、ブレードAI分析は⽇本のほぼすべての⼤⼿⾵⾞オーナーに使って頂いております。ロボットメンテは、同様に多くの⾵⾞オーナーでのデモを終え、これから商業サービスを本格化していきます。
ー今回の資金調達活動はいつ頃から始めたのでしょうか?また、何を実現するの資金調達でしょうか?
2019年 3⽉〜10⽉ VC等へ壁打ちを⾏い資料/説明のブラッシュアップ、2019年11⽉〜2020年3⽉ 調達⾦額等を具体的にVCへ提案。今回の資⾦で、21年3⽉までに補修ロボットの初号機を完成させる為の研究開発費、⼈件費に充てます。
ーどのようにして投資家を見つけて、投資家を決めましたか?決め手などもあれば教えてください。
ピッチに登壇、知⼈にVCの紹介を依頼、VCのHPから申し込みを⾏った。決め手はインフラ点検業界への知⾒のある⽅であるかどうか。
ー今後の事業の展望・野望を教えてください!
来年春までに補修ロボットを完成させ、⽇本国内でサービスを⾏う。同時に⼈件費が⾼く⾵⾞が多い欧⽶への展開を⾏います。もし海外に拠点を移し、世界で戦いたいと思う⽅がいれば⼀緒に戦いましょう。
ー最後にスタートアップ起業を成功させるポイントは何だと思いますか?
本当にいろいろなものが必要になりますが、ターゲットとする市場とタイミングを外すとリカバリーが難しいと思います。
ー今後の展開に期待してます。本日はありがとうございました!
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