COOとは?CEOとの違い、責任や仕事内容を徹底解説!

COOとは?CEOとの違い、責任や仕事内容を徹底解説!

記事更新日: 2020/02/27

執筆: 編集部

CEOは日本にも定着しつつあります。ではCOOはどうでしょうか。COOは最高執行責任者を意味している言葉で、日本企業の中でも取り入れられつつある役職です。

ここではCOOとCEOの違いから、COOの責任や仕事内容について徹底的に解説していきます。

COOとは?

COOとは「chief operating officicer」の略称で、日本では「最高執行責任者」と呼ばれます。

ここではCOO、最高執行責任者がどのような立場で、どのような仕事をしているかなど詳しく説明していきます。

COOはアメリカの制度

COOと聞いてもどのようなものかピンと来ない方も多いかもしれません。

COOはCEO同様にもともとはアメリカのオフィサーの役職名です。法律上「役員」である場合もあれば「執行役として従業員」であることも考えられます。

代表的なものにはCEO、COO、CFOなどが挙げられ、少し前までは日本企業では用いられることのなかった肩書きですが、現在では外資系企業のみならず日本企業もCEO、COO、CFOを役職名に採用する企業も増えています。

COOは副社長?

COOは副社長と考えている方もいます。これは半分正解で、半分は間違いです。

CEOが社長の場合、COOは副社長となることが多いです。しかし、会長がCEOである場合には社長がCOOなることもあります。

COOは組織の中で日常業務を執行する役割としての肩書・役職名となります。

法的に認められた「役員」ではないため必ずしも副社長を指しているわけではないことを理解しておきましょう。

ほとんどの場合では取締役や執行役がCOOとなりますが、制度上は執行責任を担う立場であれば一般従業員でもCOOとなることはできます。

COOは企業のナンバー2

COOを理解する際に「最高執行責任者」であることを理解しても、その立場が企業によって変わってしまうのでは分かりにくいと感じてしまう方も多いでしょう。

特に企業により社長である可能性や副社長である可能性がある役職ですので、はっきりとさせたいと感じているはずです。

COOは特別な事情(1人が全てを兼任している)がない限り、基本的には企業のナンバー2という立場になります。これはCOOが実務上の最高責任者となるためです。

COOの役割や責任

COOの役割や責任はCOOを採用している企業の方針により異なりますが、一般的には次の通りになります。

CEOの決定した方針を実行する

COOはCEOの決定した方針を実行する役割があります。

業務執行を統括し、運営管理を行います。

商品戦略を練り、業績の安定や回復等に向けた業務執行等、現場での営業活動の執行役としての役割を担います。

経営側と現場との架け橋となる重要なポジションであると言えます。

実行責任を負う

経営者が経営責任を負うのと同様に最高執行責任者であるCOOは実行責任を負います。

CEOの決定した方針に従い事業運営をしていく中、その活動を統括していかなければなりません。

事業活動の決定権はCOOが保持していますので、事業活動の実行に関する責任を負う必要があるのです。

CEOとCOOの違いは?

CEOやCOOなど横文字での肩書きは、序列が分かりにくくなってしまいがちです。

しかし、その仕組みさえ理解してしまえばアメリカで主流の制度とは言え、日本の制度とそれほど大きく変わりません。

CEOやCOOが日本語でどの立場を指しているのか知ることにより、CEO、COOとそれぞれの違いを理解していきましょう。

CEOとCOOの関係性


CEOとCOOの関係性を図で表現すると上記のようになります。

CEOは「Chief Executive Officer」の略で、日本語では最高経営責任者となります。

一方、COOは「Chief operating officer」の略でしたので日本語では最高執行責任者となります。

最高経営責任者と最高執行責任者の関係を分かりやすく言えば、CEOがナンバー1でCOOはナンバー2となります。CEOが決定した戦略を、実行するための指揮官がCOOというわけです。

COOが一般従業員の可能性はあるか

COOは最高執行責任者を指していますので、業務内容を執行する従業員もCOOと名乗ることができるのかどうか気になる方も多いでしょう。

COOは法律上では「役員」ではなく「役員」または「従業員」です。そのため理論上はCOOが一般従業員であることも可能です。

ただしアメリカであっても日本であっても事業運営の現場を統括できる人材として、一般従業員がCOOになることはほとんどありません。

日本でCOOを取り入れている企業

ひと昔前にはアメリカ法人、外資系企業以外ではCOOという役職を目にすることはほとんどありませんでした。

現在では、責任者としての活動の範囲を最大限に引き出す目的で、COO等〇〇最高責任者という形の役職名を採用する日本企業が増えています。

日産自動車

日産自動車ではCOOとして、日産傘下の三菱自動車からCOO、また専務執行役員が副COOとなっています。

日産自動車はこの体制を3TOP体制と呼んでおり、COOがナンバー2、副COOがナンバー3として機能しています。

カルビー株式会社

カルビー株式会社でも海外カンパニーの執行役員として1名がCOOに就任しています。

カルビーはCOOの他、CFOやCBO、CHROなどアメリカ法人同様の役職名や肩書を採用しています。海外展開していることも大きな理由であると考えられます。

株式会社イオン

イオンでは副社長がCOOです。COOとして支社、また国内事業グループの統括を行なっています。

まとめ

以前は海外企業でのみ見られた役職であるCOOですが、企業のグローバル化や権限の有り方の改革に伴い、日本企業でも採用するところが増えています。

COOは「執行最高責任者」のことであり、企業によりその立場は異なるものの、業務実行に関する権限や責任を持っている人物であると言うことは共通しています。

COOはCEOが決定した経営方針等から、実際に現場にて業務を遂行する実務上の最高責任者となることを理解しておけば、COOの立ち位置を理解することができるでしょう。

画像出典元:Pixabay

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