BPOとは?概要や導入・活用ポイントを徹底解説!おすすめ業者5選

BPOとは?概要や導入・活用ポイントを徹底解説!おすすめ業者5選

記事更新日: 2020/01/17

執筆: 浜田みか

最近は、社内の業務を外注する企業も現れています。その背景には、企業の人手不足が挙げられます。特に、中小企業においては、大規模企業に比べてリソース不足が顕著になりつつあります。

これまで残業時間などで対処してこれた業務も、昨今の働き方改革によって対応するのが難しくなってきているのです。そんなときに味方になってくれるのが、外注サービスの一つであるBPO(Business Process Outsourcing)です。

今回は、そんなBPOについて導入を検討している方に向けて、BPOの概要から導入・活用ポイントまで徹底的に解説します。さらに、おすすめのBPOを提供しているサービス業者もご紹介します。

BPOの概要

BPOは外注サービスの一つですが、厳密には少し異なります。ここでは、BPOとは何か?基本知識である概要から、BPOがなぜいま注目されているのかについてもご紹介しています。

BPOとは?

BPOとは、Business Process Outsourcingの頭文字を取った略語で、その意味は「ビジネスの業務プロセスをアウトソーシングする」ことを指しています。

通常のアウトソーシングは、業務プロセスのうちの一部を外部業者に委託するものです。その一方でBPOは、業務プロセスを丸ごと外部業者に委託することなのです。

また、通常のアウトソーシングの場合は、社内のリソースを外部の力を借りて拡充させるために利用されますが、BPOではそれらに加えて業務設計から委託できます。

業務効率化や業務改善まで対応してもらえるため、業務コストの改善・削減にも繋がり、生産性・収益性が向上するというメリットもあるのです。

BPOが活用される領域

BPOがよく活用されるのは、主に人事、総務、経理、デザイン、管理業務、物流・倉庫などです。

これらの部門は、専門的な知識やスキル、人材確保が難しい企業においては業務負荷が大きくなりやすい部門です。

委託することで、社内のリソース確保やコア業務への人材投入ができるようになります。

BPOが注目されている理由

BPOがいま多くの企業から注目されているのは、人手不足を解消できるからではありません。

一時的な外注では、企業の課題を改善するまでには至りませんが、BPOでは課題の解消や改善もサービスに含まれているからです。

しかも、BPOを受託している業者では、高い専門性を持った人材が各業務を対応します。

それによって業務品質が向上し、業務が効率的に稼働するようになります。

その結果、コスト削減や顧客満足度向上といった効果も得られるのです。

BPO導入・活用のポイント

自社の課題を解決するためにBPOサービスを導入するならば、上手く活用したいもの。

ここでは、導入時と活用のためのポイントをまとめてご紹介しています。これからBPOを導入するなら、まずはここにあるポイントをしっかり押さえておきましょう。

BPOに依頼する業務の選定

BPOサービス業者には、それぞれ強みとするものが異なります。たとえば、人事業務に強い、物流に強いなどです。

企業がBPOを導入する際の注意点は、コア業務に関しての業務はBPOすべきではないということ。そして、自社でノウハウを蓄積したい業務については、BPOすべきではありません。

BPOは、業務プロセスを一括して外部業者に委託するものです。そのうえで、企業はコア業務に集中して収益を上げる。それが、BPO活用の目的です。

委託した業務のノウハウは、自社にフィードバックされませんから、契約終了後に自社内でBPOと同じクオリティで業務が遂行できるかといえば難しいと言わざるを得ません。

よって、BPOに依頼する業務では、自社のコア業務から切り離されており、なおかつ今後コア業務になりえる可能性のない業務を選定すべきです。

BPOサービスと自社のマッチング

BPO業者は、各業務の専門家ともいえます。しかし、業者によって抱えているノウハウは異なります。

自社にとって負担になっている業務を得意分野として受託しているサービス業者を選ぶようにしましょう。

そのためにも、まずは自社の課題をより具体的に洗い出すことが重要です。それから、業者の専門性とマッチングさせて選定していくのが良いでしょう。

また、サービス業者の企業規模が大きいほど、対応できる範囲も広がります。

対応できる範囲が狭いと、切り出したい業務によって異なるBPOサービス業者を利用しなければならず、コミュニケーションコストがかかる要因になってしまいます。

企業規模が大きければ、一括して委託できる範囲が広がり、依頼にかかるコスト軽減にも繋がります。

信頼できるセキュリティ体制があること

業務の一部を委託しますから、情報漏洩に関して気になるところでしょう。信頼できるBPO業者は、必ずセキュリティポリシーを持っています。

また、適切に情報を取り扱っているかどうかは、BPOの実績からも判断可能です。大手企業をはじめとした多くの取引先があれば、セキュリティが万全であると考えられるからです。

また、BPO業者にはプライバシーマークを保持しているところもあります。

プライバシーマークは、一般社団法人日本情報経済社会推進協会によって、個人情報の取り扱いに関して適切な体制が取られていることが認められている法人企業に付与されるものです。

プライバシーマークのあるBPO業者であれば、安心して業務を委託できます。

この他にも、BPO業者のセキュリティ体制を見るポイントがあります。

委託した業務を海外で対応するBPO業者の場合は、国際的セキュリティ規格「ISMS」などに準拠しているかをチェックしておきましょう。

サービス価格は業者と業務領域で異なる

どんな業務をBPO業者に委託するか、業務領域や選定するBPO業者によって、かかる費用は異なります。

委託にかかる費用が、自社で対応する際の人件費を下回るのであれば、委託するメリットがあると考えていいでしょう。

まずは、委託したい業務で現状どれくらいの人件費がかかっているのか算出する必要があります。そのうえで、複数のBPO業者から見積もりを取ってみるといいでしょう。

おすすめBPOサービス業者5選

BPO業者は、それぞれのサービス業者によって得意とする分野・領域が異なります。それが各業者の強みでもあります。

働き手の減少によって企業成長の停滞が懸念される企業は、自社が解決したい課題に対応できる業者を選ぶことが大切です。

ここでは、BPOサービス業者を厳選してご紹介しています。これからBPOサービス業者を探そうとしている方は、ぜひ参考にしてください。

1. 富士通株式会社

IT大手企業として名高い「富士通株式会社」では、BPOサービスも行っています。

富士通株式会社自体がセキュリティに関した製品を扱っているため、個人情報や情報管理といったセキュリティについては高い信頼性があります。

得意領域は人事業務、経理業務といった事務作業領域です。これらをITと組み合わせて効率化を図っていくので、業務システムにおけるコスト削減にも期待ができます。

2. 株式会社パソナ

人材派遣大手の「株式会社パソナ」では、官公庁や自治体などの行政期間に対してもBPOサービスを提供しています。

人材派遣で培ってきたノウハウや経験が、BPOサービスにも活かされており、人事や総務、営業事務など事務領域を中心にサービス提供されています。

3. 株式会社リアルゲート

中国・大連に現地法人を広げるなど、日本法人初のオフショアBPOを実現した「株式会社リアルゲート」

高品質・低コストで、一気通貫のBPOサービス提供が強みです。プライバシーマークを取得、ISMSに準拠しており、個人情報などのセキュリティも万全な体制が築かれています。

4. BPO Business Support

ネットショップをはじめとしたオンラインサイトの運用に長けたBPOサービス業者「BPO Business Support」。

国内外にいるスタッフがチーム体制でサポートしてくれます。主にHP制作における素材画像の加工、書類のデータ化、入力業務を行います。

業務がスタートするまでは、国内スタッフがディレクションしますから、スムーズにコミュニケーションが図れる体制が取られています。

5. 三菱総研DCS株式会社

BPOサービスにおいては老舗ともいえる「三菱総研DCS株式会社」。50年もの間、人事給与業務に特化したサービスが提供されています。

サービス内容は、部分的なBPOから本格的なBPO導入まで、段階的に展開されており、ユーザーの予算や検討している領域やレベルに応じたプランを提供してもらえます。

まとめ

BPOサービスは、自社がコア業務に注力するために活用するアウトソーシングの一つです。

外部委託することによって、自社課題の改善を図り、収益性を高めることが可能です。

サービス提供業者は多岐にわたり、それぞれの業者によって得意とする業務領域が異なります。

選定時には、自社が外部委託できる業務領域を洗い出しておくことが重要です。ここが甘いと、導入してから求めていたサービスとのズレを感じる要因になります。

本記事参考にしていただき、ぜひ自社に合ったBPO業者を見つけてください。

画像出典元:Unsplash、Pexels

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