これで複数税率も簡単に!おすすめのタブレットPOSレジ5選!

これで複数税率も簡単に!おすすめのタブレットPOSレジ5選!

記事更新日: 2019/11/13

執筆: 高浪健司

ご存知のとおり、2019年10月1日より消費税率が10%へと引き上げられました。しかし、今回実施されたこの増税、商品やサービスによって8%だったり10%だったりと税率が混在するため実にややこしい。

特に小売店などでは増税に対応すべく新たなレジの導入や改修などを余儀なくされ、非常に大変な状況。そうした背景のなか、最近では「タブレットPOSレジ」が人気を博しています。

そこで今回は、複数税率にも簡単に対応してくれる、おすすめのタブレットPOSレジを、いくつか紹介していきます。

軽減税率とは

タブレットPOSレジについて紹介していく前に、そもそも軽減税率とはいったい何なのか?というところから、まずは解説していきます。

冒頭でも記述したとおり、2019年10月より消費税が8%から10%へと引き上げられ、それと同時に導入されてのが「軽減税率制度」です。

この軽減税率制度とは、増税に伴い日常生活における低所得者層の負担を少しでも軽くするよう、飲食料品など生活に必要不可欠なものに関しては8%のままに据え置くといった制度です。そのため、消費税が8%と10%が混在する複数税率となるわけです。

そのため、8%で据え置かれる軽減税率対象品目と、10%となる標準税率対象品目をそれぞれ知っておく必要があります。

軽減税率(8%)の対象品目

  • 酒類と外食を除いた「飲料食品(食品表示法に規定する食品)」
  • 「新聞」※週2回以上発行される新聞に定期購買契約をしている場合
  • 飲食料品をテイクアウトまたは宅配等にした場合
  • 有料老人ホームでの飲食料品の提供、学校給食など

 

標準税率(10%)の対象品目

  • 酒税法に規定されている酒類※1
  • 外食※2
  • ケータリングなどの出張料理の提供
  • 医薬品・医薬部外品※3
  • 一体資産※4

※1. 酒類に関しては原則として標準税率(10%)ですが、アルコール分が1度未満であれば軽減税率(8%)の対象となります。そのため、例えばノンアルコールビールは軽減税率8%の対象品目ですが、料理で使用する「みりん」と「料理酒」は、酒税法上において酒類に該当するため、ほとんどの商品が標準税率10%です。

※2. 基本的にテーブルや椅子、カウンターなど、飲食用設備がある場所においての飲食は外食に該当するため、標準税率の10%になります。

※3. 医療品等は原則として標準税率です。そのため、一見は飲食料品に思えそうな栄養ドリンクも医薬品・医薬部外品ですので標準税率の10%です。ただし、栄養ドリンクでもエナジードリンクの場合は清涼飲料水に該当するため、軽減税率が適用されます。

※4. 一体資産とは、お菓子に玩具が付いていたり、紅茶とティーカップがセットになっていたり、食品とそれ以外の資産が一体となって売られている商品を指します。この場合、税抜価格が1万円以下で、なおかつ2/3以上が食品で占めている場合は、軽減税率の対象となります。

軽減税率は、このように対象となる範囲が細かく設定されています。

そのため、小売店などの売り手側では商品を販売する時点でお客さんに対して「イートイン」なのか、それとも「テイクアウト」なのかを確認する必要があります。

タブレットPOSレジとは

さて、軽減税率制度について大体分かったところで、タブレットPOSレジについて解説していきます。

まずタブレットPOSレジの「POS(ポス)」についてですが、これは「Points of Sales(販売時点情報管理)」を略した言葉で、商品を販売した時点でのデータを管理し、何の商品がいつ売れたか等、様々な情報をリアルタイムで把握することができるシステムのことを言います。

このPOS機能が搭載されているレジは、店舗の売り上げ分析や顧客の管理、在庫の管理など、様々な情報を集めることが可能となるため、以降の経営戦略に活かすことができます。

なお、一般のレジスターとPOSレジとでは下記のような違いがあります。

このように、POSレジを使用することによって、売り上げの状況や購入者の属性分析、在庫状況など、店舗運営の管理が一括して行えます。

つまり、タブレットPOSレジというのは、iPadやAndroid、Windowsなどのタブレット端末にアプリをインストールし、POSレジとして活用することができるというものです。

タブレットPOSレジのメリット

これまでPOSシステムを搭載しているレジというのは、卓上の据え置きタイプが一般的でした。

しかし、iPadをはじめタブレット端末が普及すると共にPOSレジアプリのリリースも増え、近年では多くの企業や店舗で利用されるようになりました。

では続いて、タブレットPOSレジにはどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

1. 低コストで手軽に導入することができる

従来からあるPOSレジを導入する場合、専用のシステムを組み込む必要があるため導入するのに数十万から数百万以上のコストがかかる場合があります。

しかしタブレットPOSレジの場合は、タブレット端末とインターネット環境(Wi-Fi)、そのほかアプリの使用料(月額0~12,000円程度)だけで導入することができるため、POSレジやレジスターに比べて圧倒的に手軽です。

2. 売り上げの管理や分析などができる

前項でも記述したとおり、タブレットPOSレジはPOSシステム機能を持ちます。そのため、商品の売上管理や在庫管理、高度な分析などをリアルタイムに確認することができます。

もちろんクレジットカード決済やポイント付与などの対応も可能です。

さらにインターネットを利用すれば、たとえ離れている場所にいながらも店舗状況がリアルタイムに把握することができるため、より迅速かつスムーズなマーケティングが可能となります。

3. 使い方など操作が比較的簡単

レジスターの場合、やはり専用機となるため初めて使用する場合には機械に慣れる必要があります。

しかし現代ではタブレット端末も一般的に普及しており触れる機会も多いため、直感的に操作することができるでしょう。

また、POS機能はすべてアプリで行うため、法律の規定などが今後変更となった場合でもアップデートすることで適用することができるので非常に便利です。

4. スマートでスタイリッシュな高いデザイン性

レジスターも以前に比べてだいぶコンパクトになってきたとは言え、やはりそれなりのスペースの確保は必要です。

一方タブレットPOSレジの場合は端末自体スマートですので省ペースで設置できるうえ、簡単に持ち運ぶこともできます。

さらに、タブレットはスタイリッシュでデザイン性にも優れているため、たとえばアパレルショップなど店内の雰囲気を大事にするお店などでは非常に有効的です。

このように、レジスターやPOSレジに比べ、タブレットPOSレジには多くのメリットがあるわけです。

タブレットPOSレジのおすすめ5選

導入の手軽さや、商品管理のしやすさ等から、近年ではタブレットPOSレジを導入している企業や店舗も増えています。

では続いて、おすすめのタブレットPOSレジメーカーをいくつかご紹介していきます。

Airレジ(エアレジ)

画像出典元:「AirREGI(エアレジ)」公式HP

2013年に店舗向け業務用アプリとしてリクルートがリリースしたのが「Airレジ(エアレジ)」です。

このエアレジは、iPad/iPhoneでレジ操作ができるタブレットPOSレジアプリで、基本的なレジ機能はもちろん、売り上げや在庫の管理、分析など、優れた機能がすべて0円で使えます。

また、リクルートが提供する決済サービス「Airペイ」と連携させることによって、クレジットカード決済をはじめ、電マネやQR、ポイントなど様々な決済方法に対応することが可能となります。

ちなみに、エアレジは30万店舗を超える圧倒的な導入数を誇っており、タブレットPOSレジサービスの中でも最も人気が高いアプリです。

 

Ubiregi(ユビレジ)

画像出典元:「Ubiregi(ユビレジ)」公式HP

ユビレジは、タブレットPOSレジのなかでもいち早くリリースしたサービスで、基本的なレジ機能をはじめ、売上や利益向上に役立てるための機能が多数用意されています。

また、ユビレジには複数店舗管理という機能があり、各店舗の売上報告や来客数などをリアルタイムで共有することができるため、常に店舗の課題等を把握しておくことが可能になります。

なお、ユビレジの料金プランは下記のとおりです。(表示価格はすべて税別)

プレミアムプラン以上を選択した場合のみ、別途電話サポートプレミアム(1店舗につき月額(税別)2,000円)が付けられます。

ユビレジは、売り上げ向上に必要な機能が豊富に用意されているほか、複数店舗での情報共有が可能で、さらにサービス導入前後のサポート体制も充実しています。

そのため、飲食業、小売業、サービス業など業種を問わず30,000以上の店舗に利用されています。

 

スマレジ

画像出典元:「スマレジ」公式HP

スマレジは、基本的なレジ機能をはじめ、売り上げ分析や顧客管理、複数店舗管理に在庫管理など、非常に多くの機能が搭載されているタブレットPOSレジです。

また、スマレジはCAT/CCT端末によるカード決済はもちろん、各種決済サービスと連携することによってクレジットカード・電子マネー・QRコードなど豊富な決済手段が利用可能。

多様化する顧客のニーズにもしっかり対応することができます。

さらにスマレジでは、はじめて使用する人でも直感的に使え、操作もしやすいよう、こだわったUI/UXデザインとなっているので、たとえアルバイトなどの入れ替えが多い店舗でも、安心して使用することができます。

なお、スマレジの料金プランは下記のとおりです。(表示価格はすべて税別)

スマレジでは「東京・横浜・大阪・名古屋・福岡」など全国主要都市にショールームが用意されており、様々な周辺機器と合わせて実際にスマレジを体験したり、導入の相談や見積もりを取ったりすることもできるので、気になる方はぜひ実際に触れてみてください。

ショールームは予約制となってなりますので、事前予約が必要です。

 

はんじょうPOSレジ

画像出典元:「はんじょうPOSレジ」公式HP

はんじょうPOSレジは、飲食店の店長を10年、経営を15年と飲食業の内部を知り尽くした経営者が監修したタブレットPOSレジシステムです。

そのため、レジ機能をはじめ、メニュー登録変更、売上集計、顧客管理、予約管理、給与計算、スタッフ管理など、飲食店の経営で本当に必要とされる機能を厳選して開発されています。

また、飲食店でありがちな勤怠不正や金銭不正などの不正行為を防止するための「不正防止機能」も充実しています。こうした機能は、経営者にとって非常にありがたいと言えるでしょう。

もちろん軽減税率制度の複数税率にもしっかり対応しているので、会計時に迷うことなく操作も簡単。スムーズにレジ対応を熟すことができます。

なお、はんじょうPOSレジの導入費用については「初期費用298,000円~」「月額10,000円」です。ただし、はんじょうPOSでは、実際に利用するシーンや店舗規模によってそれぞれ異なるため、個別見積もりが必要となります。

導入を検討される方は「はんじょうPOS 問い合わせ窓口(0120-90-5206:平日10時~19時)」にて、直接お問い合わせください。

Loyverse POS(ロイバースポス)

画像出典元:「Loyverse POS(ロイバースポス)」公式HP

Loyverse POS(ロイバースポス)は、比較的小規模で行うスモールビジネス向けに開発されたPOSアプリケーションで、ヨーロッパが発祥です。

このLoyverse POSは、iPhoneやiPad、Androidなどのスマートフォンやタブレット端末で使用し、操作画面もシンプルなUIデザインとなっているので、初めて使う人でも直感的に使えます。

また、搭載されている機能も非常に充実しており、基本的は決済機能をはじめ、在庫管理や従業員管理、売上分析に顧客データ管理など、店舗運営で必要となる業務をワンストップで行うことができます。

さらにLoyverse POSは、「従業員管理(500円/月)」「高度な在庫管理(4,000円/月)」以外はすべての機能が無料で使えます。

ちなみに、国内では「Airレジ」が無料で使えるタブレットPOSレジとして有名ですが、Loyverse POSは世界的にも有名で、アプリダウンロード数も10万を優に超えています。

特にスタートアップ企業においてコスト面は大きな課題となります。

そのため、タブレットPOSレジを導入したいけど高額で飽きられていた経営者にとって、コストパフォーマンスに優れたLoyverse POSは、大きなチカラとなることでしょう。

まとめ

タブレットPOSレジは、iPadなどのタブレット端末に専用のPOSシステムアプリをインストールすることで基本的なレジ機能をはじめ、売上分析や在庫管理など店舗運営で必要となる様々な機能が使えるようになります。

加えて、タブレットPOSレジは通常のPOSレジとは異なり初期費用もそれほど必要としないため、コストを抑えつつしっかりとした店舗運営が可能となります。

そのため、POSレジを導入したいがコスト面が壁となっていた企業や店舗などにとっては最適なシステムであると言えるでしょう。

また、タブレットPOSレジは省スペースでの設置が可能なので、たとえ店舗面積が狭く設置場所に限りがある場合でも手軽に導入することができます。

さらに見た目も非常にスマートですので、デザイン性を重視する店舗などにもマッチします。

いずれにせよ、タブレットPOSレジには無料で使えるものから有料なもの、そして機能などもメーカーによって様々ですので、利用環境や用途にもっともマッチしたアプリを選び、今後の店舗運営に役立てていただければと思います。

画像出典元:Pixabay

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