TOP > 資金調達 > 資金調達 > 2021/3 2週目資金調達まとめ|世界140カ国で利用可能な給与計算サービスPapaya Globalが108億円調達
3月第2週目(6日〜12日)に資金調達が報告された企業をまとめました。
この記事は、資金調達額をランキング形式で国内企業と海外企業に分けて情報を紹介しています。
1位から5位は、調達先と事業紹介をしています。
ランクインしなかった企業も資金調達額を記載してまとめてあるので、そちらも合わせてご覧ください。
このページの目次
画像出典元:CureApp公式HP
ジャパン・コインベスト3号投資事業有限責任組合、日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、豊島株式会社が運営するCVCファンド、ヘルスケア・イノベーション投資事業有限責任組合、Saisei Ventures LLC、第一生命保険株式会社、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社、株式会社コシダカホールディングス、株式会社商工組合中央金庫
CureAppは最新のテクノロジーを駆使し、医療と関わりのある社会課題の解決を目指しています。治療アプリを開発することにより、新たな治療法の確立、高騰する医療費や医療格差の解決が期待されています。
調達した資金を元に、ニコチン依存症治療アプリの使用拡大、検証中の高血圧治療アプリに加えNASH治療アプリ、アルコール依存症治療アプリ、がん患者支援治療アプリの研究開発をし、既存の民間向けヘルスケア事業の拡大を引き続き行うそうです。
画像出典元:KOMAINU公式HP
Alan Howard、Galaxy Digital、野村総合研究所
Komainuは機関投資家向けにデジタルアセット(仮想通貨など)の管理を代わりに行うカストディアンサービスを提供しています。Komainuは2018年に合弁会社として野村ホールディングス、Coinshares、Ledgerの三社が設立したベンチャーです。
今回調達した資金を使い、Komainuは扱う資産の追加、機能の追加、提供エリア拡大、プライムブローカレッジの補完的サービス開発を行うそうです。
Bonds Investment Group株式会社、大和企業投資株式会社、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ、及び既存投資家のWiL Fund Ⅱ、 L.P.
ストックマークは自然言語処理とディープラーニング技術を使い、社内外の文書データを解析します。解析したデータを元に企業の情報感度、経営戦略、セールスをサポートするプロダクトを提供しています。
KDDI Open Innovation Fund3号、SparkLabs Ventures
米国、韓国、日本を中心に、自然言語処理とディープラーニングの技術を応用したAIリューションを提供しています。主要なプロダクトは顧客や従業人の質問に応じてAIが会社の資料やFAQから答えを導き出してくれるチャットボットサービスです。
イノベーション・エンジン株式会社、株式会社環境エネルギー投資、みずほキャピタル株式会社、株式会社クラウドワークス、株式会社ベクトル
ハッチワークは月極駐車場のイノベーションを目的にした、「国内最大の月極駐車場DX推進企業」です。今後DXが求められる月極駐車場の管理の業務を95%自動化するソリューション「at PARKING月極パートナーシステム」を提供しています。
C2C PTE. LTD. 3億8000万円
アグリメディア 3億5,000万円
ナンバーナイン 3億円
Revorf 3億円
TERASS 2億2000万円
ボールウェーブ 1億8144万円
CROSS SYNC 1億5000万円
Frich 1億2000万円
Blue Industries 1億2000万円
テラスマイル 7850万円
ARAV 6300万円
ascend 5500万円
miive 5000万円
Zene 5000万円
HIX 4000万円
住んで埼玉 3310万円
琉球アスティーダスポーツクラブ 非公開
ハグカム 非公開
sketchbook 非公開
メンヘラテクノロジー 非公開
画像出典元:Papaya Global公式HP
Greenoaks Capital Partners、IVPとAlkeon Capital、Insight Venture Partners、Scale Venture Partners、Bessemer Venture Partners、Dynamic Loop、New Era and Workday Ventures、Access Ventures、Group 11
今後リモートワークが当たり前になり国を超えて人材を雇用、管理する未来に向けてPapaya Globalは、140ヵ国で利用できる給与計算、従業員雇用、契約者管理のクラウドサービスを提供しています。
Papaya Globalはコロナ禍によるリモート業務の需要の高まりをきっかけに資金調達を行った。同じ市場を狙う企業に勝つため、サービス開発と提供エリア拡大への投資が行われると考えられます。
画像出典元:Vendr公式HP
Tiger Global、Y Combinator、Sound Ventures、Craft Ventures、F-Prime Capital、Garage Capital
Venderは社内で使用するSaaSの最適化をサポートするサービスです。今まで利用していたSaaSをよりフェアな価格を提示し、利用価格の節約を行ってくれます。また、新たにSaaSの導入を検討をしている企業に対して、相場の価格を提示し、よりスムーズな契約をサポートします。
Venderは調達した資金を元に、提供商品の種類を増やし、サービスの提供エリアを海外に拡大することを計画しています。
画像出典元:CureApp公式HP
SPARX、Sony Innovation Fund、PKSHA、Social Starts、川⽥尚吾、福武英明
Oishii Farmは日本人CEOがニューヨークで創業した植物工場スタートアップです。日本のアルプスで限られた期間でのみ収穫できる希少なイチゴを、通年で、さらに海外で栽培・販売を行っています。
Oishii Farmはステルスモードで植物工場での栽培を研究開発していましたが、量産化技術を作り出すこと成功し、世界中に「Omakase Berry」を提供することを目的に新調達を行いました。目的達成のために、まずが世界最大のイチゴ植物工場の建設にとりかかるそうです。
Sapphire Ventures、Scale Venture Partners、NTTVC、Dell Technologies Capital、Intel Capital、 8VC、Samsung NEXT
Tetrateはサービスメッシュを取り扱うスタートアップです。マイクロサービシング作成時に必要Envoy/IstioをTetrateは活用し、サービスメッシュとしてアプリケーション同士の通信の最適化を行います。
G Squared、NEA、Thrive Capital
Maisonetteは幼い子供を抱える家庭を対象にワンストップサービスを展開しているスタートアップです。アパレル、装飾、玩具、機器、家具と様々な商品を開発している。
accessiBe 29億6000万円
Cosi 26億円
Planted 19億8000万円
Demostack 18億8000万円
Bedrock 11億9000万円
ForSight 11億円
Populus 5億4500万円
Refraction AI 4億6000万円
Plan A 3億2600万円
Trufan 2億5000万円
Influenxio 2億2000万円
HoloAsh,inc 7300万円
画像出典元:Unsplash
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