プッシュ通知サービスについて

【2023年最新】プッシュ通知サービスおすすめ17選を徹底比較

記事更新日: 2023/09/26

執筆: 編集部

せっかく運営している企業サイトなのに、リード獲得やページへの再訪者が少ないという課題を抱えている企業は意外と多いです。

そんな時にぜひご検討いただきたいのが、プッシュ通知サービスです。

(プッシュ通知サービスとは、企業サイトやスマホアプリなどから自動的に通知を送信できる機能を提供するサービス)です!

サイトを開いたときのポップアップ表示やプッシュ通知、メールとの連動などでユーザーに興味を持ってもらい、サイト再訪率をUPさせる効果があります。

これまでiPhone(apple)ではWebプッシュ通知を表示することができなかったのですが、2023年から対応することになりました。これにより一層Webプッシュ通知サービスの注目度が上がる可能性が高いです。

この記事では、windowsやモバイルに対応したプッシュ通知サービスだけでなく「プッシュ通知サービスに詳しい専門家のアドバイスも参考にしながら」おすすめのプッシュ通知サービス17選を紹介します。

この記事に登場する専門家

Repro株式会社 Customer Success Division 部長

岸 裕之

横浜市生まれ。

スマホゲーム会社のマーケターとして、デジタル・オフラインマーケプロモーション、売上責任者など様々なミッションを遂行。

2019年3月からRepro株式会社でスマホゲーム市場での事業開発を担当。

現在は、Customer Success Division の部長を行いつつ、自身もアプリ成長支援を行っている。

 

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おすすめのプッシュ通知サービス5選

最短5分で設定できる!『PUSH ONE』


画像出典元「PUSH ONE」公式HP

特徴

「PUSH ONE」は最短5分で設定ができる高品質なWebプッシュ通知サービスです。

セグメントごとに戦略的な内容で通知ができ、表現力の高い大型画像を表示させることでより高いCTRを見込めるのが嬉しいポイント!

実際に導入した企業からは、「離脱しそうなユーザー/離脱後のユーザーにアプローチ可能になった」「ユーザーの行動に合わせてプッシュ通知を送ることで最適なコンテンツを提供できるようになった」と好評です。

Repro株式会社 Customer Success Division 部長 岸 裕之氏

「PUSH ONE」は、Webのみ対応しているサービスのため、アプリ事業の方はあまり知られていませんが、基本的にはやりたいことができる機能はついています。

 

機能

・各種プッシュ通知/スケジュール配信/タグマネージャー連携
・効果測定/複数サイト・管理者登録/ロック画面での通知
・API利用/独自ドメイン/PWAの無料サポート

料金プラン

初期費用はゼロ円・月額費用は個別見積もりとなっていますが、WEBプッシュプランとサイトプッシュプランから選択できます。

申し込みから1ヶ月は無料で試すことが可能です。

  WEBプッシュ サイトプッシュ
初期費用 0円 0円
月額費用 要問い合わせ
※登録数(オプトイン数)を
ベースにしたプラン
要問い合わせ
※PV数をベースにしたプラン

 

 

国産認知度No.1!『SATORI』


画像出典元:「satori」公式HP

特徴

「SATORI」は、Web上のポップアップ通知機能に重点を置きつつ、+αの機能を兼ね備えたサービスです。

資料請求フォームへの登録者促進・お問い合わせフォームの作成・特定ターゲット向けに細かい条件を設定しての広告配信・セミナー開催へのトータルサポート機能など、サイト訪問者を確実に顧客ターゲットとして囲い込む工夫が満載です。

こうした取り組みの効果をレポートする機能まで備えており、長期に渡って確実に効果を出せるようサポートしてくれます。

Repro株式会社 Customer Success Division 部長 岸 裕之氏

「SATORI」は、プッシュ通知サービスというよりは、Web接客の全般的なやりたいことができるサービスという印象です。
初月お試しは嬉しいですが、こういうツールは導入にもある程度の時間・コストがかかるため、1か月のお試しで十分なのかは難しいところです。

 

機能

・Webサイト上のポップアップ通知機能
・お問い合わせフォームの作成
・リターゲティング広告の配信

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
300,000円 148,000円~

 

 

CMでも話題!『b→dash』


画像出典元:「b→dash」公式HP

特徴

「b→dash」は、簡単な画面操作で誰でも利用できる操作性が魅力のアプリプッシュ通知サービスです。

プッシュ通知機能はメール広告・Web接客・SNS配信・LINE連携など幅広く豊富な機能を取り揃えており、自由に組み合わせて利用できます。

こうしたマーケティング活動で取り扱うデータをデータパレットと称する一括管理機能で簡単に利用できます。

おぎやはぎさん・霜降り明星さんのCMが好調で、今もっとも注目を浴びているツールです。

機能

・蓄積データを専門知識が無くても一括管理できるデータパレット機能
・あらゆるデータの紐づけ・データ統合
・マーケティングオートメーション

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
要問合せ 300,000円 ×

 

b→dash 含むプッシュ通知サービスの資料を一括DL

 

 

ユーザーのフェーズに合わせて配信ができる!『PUSHCODE』


画像出典元:「PUSHCODE」公式HP

特徴

PUSHCODE」は、ユーザーに適した情報を適切なタイミングで配信できるWebプッシュ通知サービスです。

予約配信機能を搭載しており、1度の配信だけでなく、定期配信の予約も可能です。

また、マイページの更新情報を必要なユーザーだけに通知したり、レコメンドしたい内容を購入見込みの高いユーザーだけに通知したりが可能です。

無料のFREEプランがあるので、Webプッシュサービスを導入したことがない法人や企業でも気軽に試しやすいでしょう。

Repro株式会社 Customer Success Division 部長 岸 裕之氏

「PUSHCODE」は、小規模の限定したユースケースであれば、無料プランでも十分利用できるでしょう。

 

機能

・充実のプッシュ通知配信設定
・配信自動化を実現
・直感的に分かりやすいレポート
・柔軟な原稿作成

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
無料 0円〜 FREEプランあり

 

 

 

低価格で機能満載!『GMOおみせアプリ』


画像出典元:「GMOおみせアプリ」公式HP
 

特徴

「GMOおみせアプリ」は、低コスト・短期間で、プッシュ通知、クーポンなどの集客・販促機能が豊富な自分のお店のアプリが作れるサービスです。

アプリ内や既存システムのデータと組み合わせて、性別や購入履歴別の出しわけも可能で、開封率60%以上の実績も。

パッケージアプリでありながら、程よくカスタマイズも可能なため、自社にぴったりなプッシュ通知アプリが短期間で制作・運用開始できます。

Repro株式会社 Customer Success Division 部長 岸 裕之氏

「GMOおみせアプリ」は、様々な機能の中にプッシュ通知が1機能としてありますが、複雑な施策を実行するとなったら別のプッシュサービスが必要となることもあります。

 

機能

・プッシュ通知(セグメント・店舗別など)
・ニュース配信
・クーポン発行
・スタンプカード機能

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
0円~(要問合せ) 22,000円(税込)~ オンラインデモあり


月額費用55,000円(税込)のプランであれば、導入支援・運用支援が無料で受けられます。

GMOおみせアプリ 含む資料を一括DL

 

 

おすすめアプリプッシュ通知サービス

Repro

画像出典元:「Repro(リプロ)」公式HP

特徴

「Repro(リプロ)」は、業種を問わず多くの企業に人気のアプリプッシュ通知サービスです。

添付の情報からネット情報をアプリ・Web経由で入力し、通知手段はアプリ通知・メール通知を提供。

売上1.5億円UP、CVRは180% UP、ROIは863%達成を実現しています。

世界66か国7,300サービス以上の導入実績を持ち、他ツールと比べて見やすい・使いやすいと好評です。

また、ReproはWebにも対応しており、WebPushとしても利用が可能です。

Repro株式会社 Customer Success Division 部長 岸 裕之氏

「Repro」は、プロダクトの使いやすさ、カスタマーサクセス・カスタマーサポートの手厚いサポートで導入時から安定稼働するまでしっかりサポートをしてもらえます。
またアプリにおいては国内シェアNo.1なので、ナレッジも多く保有しています。

 

料金プラン

ユーザー数により変動するため、詳細は問い合わせが必要です。

 

レストラン★スター

画像出典元:「レストラン★スター」公式HP

 
 

特徴

「レストラン★スター」は、飲食店向けに特化した店舗アプリ作成サービスで、プッシュ通知機能も備えています。

会員証・ポイントカード・クーポンの機能などの店舗アプリに必要な機能はもちろん、サブスクや通販機能といった新しいことに挑戦したい企業のための機能も備えています。

CRMに必要な機能も豊富で、顧客が手軽に答えられるアンケート機能を備えているため、QSCやSCのチェックが簡単におこなえます。

開発から運用まで徹底したサポートが魅力で、専任スタッフによる効果分析レポートや販促会議など、アプリ作成後のフォローまで手厚いので安心して利用開始できます。

料金プラン

初期費用や料金プランは、問い合わせが必要です。

依頼フォームから初期費用や利用料金を確認する簡単見積もりと、具体的な相談・質問をする問い合わせはどちらも無料で利用できます。

詳細につきましては、以下で無料資料をダウンロードしてご確認ください。

レストラン★スター 含む資料を一括DL 

 

EC Intelligence


画像出典元:「EC Intelligence」

特徴

「EC Intelligence」は、ECサイトに特化したBtoC向けオールインワンMAツールで、セグメント別アプリプッシュ通知機能を備えています。

なお国内で唯一、検索・レコメンド・メール配信エンジンが統合されているのも特徴です。

数百万を超えるSKUでも高いパフォーマンスを保持し、単品通販からオムニチャネルまでECサイトでも高い収益向上を期待できます。

レコメンドエンジンとメール配信エンジンを統合しているので、メール以外にもLINEやSMS、アプリ通知と複数のメッセージング手段があります。

ECサイトに欲しい機能が詰まっているため、導入・運用コストは高く見えがちですが、複数ツールと同等の機能を有することを念頭に検討するとよいでしょう。

料金プラン

・初期費用:200,000円~600,000円
・月額費用:100,000円~

「EC Intelligence」は、利用する機能数やメール・LINE・SMS・ファイル配信数によって、月額費用が異なります。

レコメンド・Web接客・アナライズ、サイト内検索など多くの機能が搭載されており、月1回のMTGや回数無制限のサポートも受けられます。

初期費用はデータ連携や施策設定サポートなど導入時の環境によって異なります。

 

Appvisor Push


画像出典元:「Appvisor Push」公式HP

特徴

ショッピングや娯楽など、あらゆるシーンで私たちの生活を便利なものに変えてくれるのがアプリの存在です。

「Appvisor Push(アップバイサープッシュ)」は、配信・運用・分析をワンストップで実現できるアプリプッシュ通知サービスです。

直近2週間のアプリの起動数推移を確認でき、APIの利用でログインなしでプッシュ配信登録できる点が魅力です。

料金プラン

利用料金はアプリごとに固定料金が設定されています。

詳細はお問い合わせが必要です。

 

CORE PUSH


画像出典元:「CORE PUSH」公式HP

特徴

次世代コミュニケーションプラットフォーム「CORE PUSH」は充実した通知機能・多角的に分析できる運用機能・開発者に優しい導入機能を備えたアプリプッシュ通知サービスです。

アプリユーザへの訴求方法でお悩みのプロモーション担当者におすすめです。

「CORE PUSH」なら、プッシュ通知で送ったメッセージによってアプリを起動するきっかけが増え、効果的で戦略的なプロモーションを行うことが期待できます。

料金プラン

初期費用:全プラン無料

フリープラン:無料

スタンダードプラン:月額11,800円(税別)(101〜25,000ユーザー)

プロフェッショナルプラン:月額28,800円(税別)(25,001〜100,000ユーザー)

エキスパートプラン:月額114,800円(税別)(100,001〜250,000ユーザー)

 

Mobile backend


画像出典元:「Mobile backend」公式HP

特徴

スマートフォンアプリのバックエンド機能の開発は、高いプログラミング知識が必要なだけでなく、開発段階の工数が多く手間がかかります。

しかし、ニフティクラウドの「Mobile backend」を導入すれば、開発の必要なくスマートフォンアプリに必要なバックエンド機能を作成できます。

「Mobile backend」は、プッシュ通知や会員登録・認証、SNS連携など無料で利用できる機能がとにかく多いという特徴があります。

料金プラン

「Mobile backend」は、無料のベーシックプランのほか、月額50,000円のエキスパートプランやカスタマイズプランの3つのプランから選択できます。

なお、カスタマイズプラン料金についてはお問合せが必要です。

 

Growth Push


画像出典元:「Growth Push」公式HP

特徴

スマホアプリになくてはならない機能、それはプッシュ通知です。

スマホユーザーが知りたい情報を自動的にお知らせするのがプッシュ通知ですが、スマホアプリにこの機能を追加しようとすると少々面倒なイメージを持つかもしれません。

「Growth Push」はたったの10分で導入できます。

料金プラン

トライアルプランは無料で利用できますが、有料のエンタープライズプランではケースによって料金が異なります。

 

LOGBASE


画像出典元:「LOGBASE」公式HP

特徴

スマホアプリを導入したのに、なぜかユーザー離れが止まらない。

このようなことでお困りの方は、いきなりスマホアプリ自体に手を加えるのではなく、まずはグロースハックで状況確認をしてみてはいかがでしょうか。

「LOGBASE」は、グロースハックに必要な機能をすべて備えたサービスのため、導入がユーザー離れの解決に繋がることでしょう。

料金プラン

基本的に無料で利用できますが、5万MAUを超えると料金が発生する仕組みです。

 

おすすめWebプッシュ通知サービス

ChatPlus

 

画像出典元:「ChatPlus」公式HP

特徴

ChatPlusは、チャットプラス株式会社が開発・提供し既に10,000社以上の企業が導入しているチャットシステムです。

JavaScriptのタグを埋め込むだけですぐに利用が可能で、カスタマーサポートに苦慮している企業にはうってつけのプッシュ通知ツールで、Webプッシュとアプリプッシュに対応しています。

リアルタイムに行えるチャット機能とユーザーや見込み客の詳細情報がすぐにわかる管理画面とによって、導入前と比べ概ね150%~300%もお問い合わせ数が増えているというデータがあり、費用対効果が期待できるでしょう。

料金プラン

  • トライアルコース :0円 /  10日間
  • ミニマムプラン :1,500円 / 月(年契約)

※その他、各種プランが用意されています。

ChatPlus 含むプッシュ通知サービスの資料を一括DL

 

 

GENIEE MA

画像出典元:「MAJIN」公式HP

特徴

GENIEE MAは直感的に運用しやすいインターフェースが特徴のWebプッシュ/アプリプッシュ通知に対応したサービスです。

メール、Webプッシュ通知、LINE、ポップアップ、SMS、アプリプッシュなど、顧客に最適なチャネルを選択して情報を配信できます。

1人の顧客に対し、複数チャネルからアプローチをすることで取りこぼしを防ぎます。

サイト訪問やメールの開封状況から顧客をスコアリングし、見込顧客を発掘。さらに、製品情報のクリックやebookダウンロードなど、顧客の特定のアクションを営業担当者に自動でメール通知するといった、顧客の行動をスピーディに営業活動に反映できます。

料金プラン

初期費用 月額費用 無料お試し
100,000円 100,000円 30日

オンラインサポートは無料です。

導入時のサポートや導入後のコンサルティングには費用が発生します。
(スタートダッシュサポート:200,000円 コンサルティング:月1,000,000円)

 

Browser Messenger

画像出典元:「Browser Messenger」公式HP

特徴

Browser Messengerは、eメールの開封率や、エンゲージメント率、ユーザー満足度の低さでお困りのプロモーション担当者におすすめ。

Webブラウザへのプッシュ通知を介してユーザーにメッセージを直接送信出来るサービスで効率的なプロモーションを始めることができるサービスです。

Browser Messengerはブラウザを起動していなくても待ち受け画面にメッセージが残るので、既読率はほぼ100%のWebプッシュ通知サービスです。

料金プラン

初期費用:50万円(税別)

月額利用料金:10万円(税別)です。

プッシュ通知送信数には上限があり(10万通)、超える場合は別途費用がかかります。

 

Push7


画像出典元:「Push7」公式HP

特徴

従来のプッシュ通知は、ユーザーがダウンロードしたアプリに対して配信するもので、購入見込みのあるユーザーがアプリをダウンロードすることを前提として開発されていました。

「Push7」はアプリではなくブラウザからオプトインで配信されるタイプのため、ユーザーに対してポップアップで通知許可をするだけでプッシュ通知を配信できるという特徴があります。

パフォーマンスを計測できるだけでなく、自動配信、セグメント配信、予約配信機能を活用すれば、よりユーザーに寄り添ったポップアップの表示が可能です。

料金プラン

パーソナルプランは無料ですが、エンタープライズプランは有料です。

なお、エンタープライズプランの導入費用については内容によって異なります。

 

プッシュ通知サービスの3つの選定ポイント

アプリ用?Web用?

Webプッシュ通知サービスには、企業サイト上でポップアップ通知を行うWeb用サービスと、専用アプリ上にて通知を行うアプリ用サービスがあります。

企業サイトの訪問者を確実に顧客として囲い込みたい場合にはWebに特化したサービスを選ぶと良いでしょう。

クーポンの配布や特定コンテンツを提供したい場合には専用アプリを用意するのも効果的で、その際にアプリ用のプッシュ通知サービスを利用すると、より効果が見込めます。

どちらのサービスを選ぶかは、企業のマーケティング戦略次第です。

Repro株式会社 Customer Success Division 部長 岸 裕之氏

アプリに強いのか、Webに強いのかに加えて、その媒体で十分な実績があり、自社で行いたいことが実現できる機能があるか、そもそもすべきことを提案してくれる会社なのか否かも重要です。

 

無料プランの配信制限

プッシュ通知サービスには無料プランが用意されているものがあります。

導入前に操作や効果を確認するにはありがたいプランですが、通常利用時と比べて利用機能に制限があります。

特に配信数や対象ユーザー数に上限が設定されていることが多く、継続して使うには物足りないと感じられるかもしれません。

一方、有料版には導入効果を確認できる分析レポート作成機能などを備えており、長期的に効果を見込んで利用したい場合にはとても役立ちます。

そのため、無料プランではどこまでできるのかを事前に確認しておきましょう。

操作の簡易性

Web版・アプリ版ともに、プッシュ通知を行うための設定はWebプッシュ通知サービス利用者が行う必要があります。

企業によってプッシュ通知の内容や頻度は様々ですので、これらの設定を簡単に行えるかを確認しておきましょう。

設定画面からの操作が簡単に行えるサービスでは、設定からわずか3分でプッシュ通知が行えるケースもあります。

実際にWebプッシュ通知サービスを運用するとプッシュ通知内容や頻度は頻繁に変更することになりますので、操作が簡単に越したことはありません。

Repro株式会社 Customer Success Division 部長 岸 裕之氏

プッシュ通知サービスは日頃使うものになるので、使いにくさは日々のストレスになってしまいます。
担当者が直観的に触ってわかりやすいものになっているかどうかも確認しましょう。

また、サポート面も重要です。導入を担当するエンジニアにとって説明ドキュメントがわかりやすいか、使い方の不明点が気軽に聞けるカスタマーサポートがいるのかなども確認しましょう。

 

Webプッシュ通知サービスとメール告知との違い

Webプッシュ通知サービスは、企業サイトが閲覧されたタイミングや自社が設定した任意のタイミングで訪問者にプッシュ通知を行うサービスです。

対して、メルマガ発行や広告メールのようなメール告知サービスもあります。

メール告知を行うためには、事前にメールアドレスを収集する必要があります。

つまり、いったんエンドユーザーに自社の商品やサービスに興味を持ってもらい、ユーザー自ら登録を行ってもらってから初めて成り立つサービスです。

こうしたユーザーの手間を最小限にし、ダイアログで通知を許可するという簡単な設定のみで通知を行えるプッシュ通知の方が、一般的にユーザー到達率やサイト誘導率が高いとされています。

Repro株式会社 Customer Success Division 部長 岸 裕之氏

プッシュ通知は、アプリ、Webサイトの想起をエンドユーザーに対して直接的に行うことができます。
行動をしてすぐのユーザーに対してプッシュ通知を送付することにより、トリガーメールのようにユーザーの行動を促すという利用方法もあります。

 

プッシュ通知サービスのメリット3つ

初回訪問者にも通知ができる

特にWeb版のWebプッシュ通知サービスに言えることですが、企業サイトを開いた瞬間からポップアップ通知が可能です。

そのため検索サイトでたまたま引っかかったユーザーなど、これまで企業の商品やサービスを知らなかった層にも広く広告を展開できます。

メール告知サービスではいったんメールアドレスをユーザーに登録してもらう必要があるため限定的、かつ不特定多数へのメール広告の送信は禁止されています。

Webプッシュ通知サービスは、広告を早く広範囲に広めたい場合に有効なサービス体系と言えるでしょう。

多くの人に広告を見てもらえる

現在はスマホの普及により、世代や場所を問わずネット環境を利用できる状態にあります。

プッシュ通知サービスはWebサイトやアプリを立ち上げた時に通知がくるため、自然とユーザーが広告を目にする機会が増えます。

その場に行かないと見られない看板や電子掲示板、媒体を購入しないと見てもらえない新聞・雑誌広告と比べても、その普及力は断トツです。

企業サイトの利用であればSNSや関連サイトからのリンクなど、サイト訪問経路も様々に用意できますので、宣伝範囲としては無限大です。

Repro株式会社 Customer Success Division 部長 岸 裕之氏

近年は個人情報保護の流れにおけるIDFAの規制などで、広告の効果が悪くなっています。
プッシュ通知サービスの活用により、休眠復帰広告の代わりになると考えられます。

 

アプリの利用率・Webサイト再訪率の向上

せっかく立ち上げた企業サイト、会社紹介だけで終わらせるにはもったいないですよね。

効果的な営業ツールとして育てて行けば、売り上げUPに効果的に使えます。

プッシュ通知サービスによって魅力的なコンテンツやお得なクーポンをゲットできると分かれば、初回訪問者も次回また訪れようという気になるものです。

再訪者や購入ユーザーにはcookieを利用して、よりユーザーの嗜好にあった内容を展開できますので、顧客をお得意様として大事に育てていけるようになります。

 

プッシュ通知サービスのデメリット3つ

プッシュ通知は万能ではない

サイトを開けば毎回ポップアップ、アプリを開けば全面広告・・・が続くようでは、お得意様といえどもうっとおしいと感じてしまいます。

そのためこうしたポップアップ通知を敬遠して、逆にサイト訪問者が激減してしまう可能性もあります。

頻繁なポップアップ通知がうるさいという声は以前からあり、ブラウザの設定でポップアップ機能を抑止・遮断する機能もついてます。

ポップアップ通知は対象者や通知契機・回数を適切に設定する必要があります。

セキュリティリスクの増加

例えばポップアップ通知にリンクが張られていて、そこから限定ページへアクセスできるように設定されている場合、このポップアップ通知を偽造して、リンク先を悪意のある第三者が仕掛けた偽ページに誘導されてしまう危険性があります。

こうした手口はフィッシング詐欺とも呼ばれ、対策すればまた別のサイトが狙われるといういたちごっこが続いています。

企業サイト全体のセキュリティ対策は、日頃からしっかり行いたいものです。

コスト面の許容が必要

プッシュ通知サービス導入時には、月額の利用料だけでなく、設定担当のエンジニアコスト、担当者の運用コスト、ラーニングコストなど、見えづらい複数のコストがかかります。

そのため、自社サービスの売上を考えたときに、対象ツールのコストは許容できるものなのかをよく判断する必要があるでしょう。

まずは、プッシュ通知を導入して「何を達成したいのか」の目的を明確にし、KPIを整理することが重要です。

そのうえで、リターンを求めるのか、もしくはインフラとして割り切るのかなどの判断を行いましょう。

Repro株式会社 Customer Success Division 部長 岸 裕之氏

運用の経験のある人材がいるか、通知の効果を改善できるナレッジ・体制があるかどうかによっても、全体のコスト・効果は変わってきます。体制がない場合はどのように蓄えていくのかをツールの担当者などと相談しながら進めてみましょう。

 

 

まとめ

今回ご紹介したプッシュ通知サービスの導入によって、企業サイトへのリード獲得やページへの再訪率向上を期待でき、今までより多くのユーザーを獲得できるようになります。

宣伝効果が高いのに宣伝費用を削減できるという嬉しい効果も期待できます。

一度プッシュ通知サービスを活用してみたいと考えている方は、ぜひ今回紹介したサービスを始めとしたプッシュ通知サービスの導入を検討してみることをおすすめしす!

画像出典元:O-dan

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