商標登録サービスについて

【最新比較】おすすめ商標登録サービス5選を徹底解説!

記事更新日: 2024/01/16

執筆: 編集部

商標登録を自分でしたり、特許事務所に依頼している企業は多いでしょう。このような企業は、出願に時間やコストがかることはもちろん、登録した商標の管理にも手間がかかりがちです。

「できれば商標登録を簡単に完結させたい」「アイディアを思いついた時に、すぐに商標調査や出願を済ませたい」と思うことはありませんか?

このような悩みは、商標登録サービスが解決してくれます。

今回は数多くある商標登録サービスの中から、おすすめの5選をご紹介します。

それぞれの特徴やサービスのメリット・デメリットをまとめたので、比較検討のご参考にしていただければと思います。

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商標登録サービスにできること

商標の出願をインターネット上でできるサービスのことを、商標登録サービスと言います。出願のほかに、商標を調査したり、登録した商標を管理することも可能です。

商標登録サービスでは、以下を実現できます。

  • スピーディーに商標登録できる
  • 登録した商標を一元管理できる
  • 商標の出願や管理の手間が省ける

このように、商標登録サービスを利用すると、商標登録にかかる手間を省けるため、その分の時間を他の業務に活用することが可能です。

出願・審査中の商標の進捗の確認や、商標の期限が近づいた時に通知が届くなど、商標に関するあらゆる情報を一元管理できます。

おすすめの商標登録サービス4選

進捗はクラウド管理!『toreru(トレル)』

画像出典元:「Toreru」公式HP
 

特徴

「Toreru」は、出願した商標の進捗をクラウド上で管理できる商標登録サービスです。

弁理士のサポート体制が整っている点が大きな魅力

商標調査も弁理士が無料で行なってくれます。

願書や報告書の作成をAIで8割自動化しており、質の高さを向上させています。セキュリティ対策にも力を入れているため、安心して利用できるでしょう。

機能

・クラウド管理
・専門家による無料調査
・報告書の管理

料金プラン

・1区分 総額57,800円
・2区分 総額97,900円
・3区分 総額138,000円

 

無料で商標調査してくれる!『nomyne(ノミネ)』


画像出典元:「nomyne」公式HP

特徴

「nomyne」は、ネーミングの検索に特化した商標登録サービス。

ネーミングのための検索エンジンや商標を詳細に検索する機能が備わっています。ネーミング検索は、日本だけでなくアメリカの商標の中からも調べられます。

機能

・ネーミング検索

料金プラン

・無料メンバーシップ:0円(お試し)
・有料メンバーシップ:月額1,500円
・商標登録にかかる料金については問い合わせが必要です。

実用的な商標調査をAIがサポート『TM-RoBo(ティーエム・ロボ)』


画像出典元:「TM-RoBo」公式HP

特徴

「TM-RoBo」は類否判断など、本来、専門知識が必要な部分をAIがサポート。提示された候補を選択・修正するだけで、実用的な商標調査が可能です。

新商品開発時などに自社で複数の商標調査を行いたい企業や、コピーライターなど個⼈事業主の⽅にもおすすめです。数値化や根拠明示により客観的に判断できるため、人材育成の面でもとても役立ちます。

「TM-RoBo」の場合は、自社に適切な商標調査数でプランを選ぶことで、コストを抑えて導入できるのでとても魅力的なサービスです。

機能

・登録商標等との称呼類似度判定機能
・第三者使用商標との称呼類似度判定機能
・類似群コード検索機能
・称呼一括判定機能(オプション機能)
・商標判定機能(オプション機能)


料金プラン

  料金 AI判定可能回数
一般会員 無料 30回(登録日から7日間利用可能)
ブロンズ 月5,000円 月12回
シルバー 月10,000円 月30回
ゴールド 月20,000円 月70回
プラチナ 月50,000円 月220回
ブラック 別途お見積もり 無制限


上の表の通り、一般会員以外は月額制です。称呼一括判定機能や商標判定機能はオプションです。

登録日から7日間は無料で30回、判定を利用できます。

複数アカウントについては別途見積もりができます。

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初期費用ゼロで弁護士に依頼『ATEリスク補償』

画像出典元:「ATEリスク補償」公式HP

特徴

ATEリスク補償は、金銭などを請求する債権者側となる法人・個人事業主が、初期費用ゼロで弁護士に依頼するための費用立替・補償サービス。

トラブルの解決を弁護士に依頼する際に必要な着手金や実費などを立て替えてくれるので、気軽に弁護士に依頼できる(※弁護士の選定・依頼は自己対応)という利点があります。

商標登録後にトラブルが発生した場合、紛争発生後からでも弁護士費用の補償をしてくれるので安心です。

料金プラン

ATEリスク補償のリスク補償料は、立替・補償額に応じて決まります。

請求額が75万円以上、立替・補償希望額が20万円以上の事案が対象になっている点は注意しましょう。

 

その他のおすすめ商標登録サービス

Cotobox(コトボックス)

画像出典元:「Cotobox」公式HP

特徴

「Cotobox(コトボックス)」は、ビジネスにとって大切なネーミングやロゴを、オンライン上で商標登録できるシステムです。

商標の出願登録はもちろん、出願内容の相談商標管理など、商標登録がはじめての方でも簡単にできます。

手続きはとてもスピーディなので、商標登録を考えているけれど、忙しくてまとまった時間が取れない企業におすすめです。

機能

・ネーミング、ロゴ検索
・一元管理
・更新通知

料金プラン

「Cotobox」の基本料金は、1区分で5年登録の場合、56,700円~です。(特許印紙代・弁理士手数料・消費税を含む)

内訳は以下の通りです。

  • 出願費用:23,000円〜
  • 登録費用:33,700円〜

支払いのタイミングが特許庁の審査をまたいで2度あるので、初期費用を抑えた出願がかないます。

区分数やオプションの利用、登録年数により料金が変動するので、詳しくは問合せが必要です。

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自社にあう商標登録サービスの3つの選定ポイント

出願手続き画面の操作性

出願手続き画面の操作性の良さは、出願をスムーズに行うための大切なポイントと言えます。

商標登録サービスを利用すると出願を簡単にできますが、サービスを初めて使う場合や、商標登録そのものを初めて行う場合は、担当者が不安を感じることもあるでしょう。

特に初めて商標を出願する際は、区分やオプションを含めた料金設定が複雑に感じる場合があるため、シンプルな画面で操作がしやすいサービスの方が安心して手続きできます。

またすきま時間に素早く商標の出願を済ませたいと考える担当者にも、出願手続き画面の操作性は重要でしょう。操作が複雑だと手続きに時間がかかり、業務効率が悪くなることも考えられます。

サービスを選定する際は、担当者が使いやすいと感じるかどうかを重視して選ぶことが大切です。出願手続き画面はもちろん、商標検索のしやすさや管理画面の見やさなども加味した上で決めるとよいでしょう。

価格

商標登録サービスを導入する際は、それぞれのサービスの価格をしっかりと確認してから選定する必要があります。

商標登録は、出願手数料の他にも、印紙代や登録手数料などの費用がかかります。出願を拒否された場合は意見書の提出に別途費用がかかり、審査を早めたい場合は早期審査の手数料を支払わなければなりません。

ツールによっては、弁理士の手厚いサポートを必要とする場合に料金が上がることもあります。

また多くの商標登録サービスは登録期間5年間の金額を記載しているため、10年間の登録を考えている場合は、ホームページを確認したり、サポートに問い合わせる必要があるでしょう。

上記のように、商標登録を行う際は様々な費用がかかります。5年、10年と長く利用するサービスだと考え、料金設定をツールごとに確認することが大切です。

商標調査機能の充実度

商標登録サービスは出願だけでなく、商標調査ができます。選定の際は、調査機能の充実度を重視するとよいでしょう。

機能の具体例としては、「似ている商標」の表示機能、ロゴ商標の検索機能、外国商標登録機能などが挙げられます。

商標登録したいネーミングやロゴがある場合は、まずサービスの商標調査機能を利用して、似ている商標がないか確認しなければなりません。似ている商標がないことを前提として出願するため、商標登録において調査は非常に重要です。

今現在は似ている商標の表示機能のみで足りたとしても、今後、企業が成長した際に他の機能が欲しくなる可能性も考えられます。事業展開などを見据えて選定すると長く使えるでしょう。

サービスによっては、2日程要して弁理士が商標調査をする場合もあります。出願の速さを求めて自分で検索を使うのか、弁理士に調査を依頼するのか、という観点でサービスを選定する必要もあるでしょう。

商標登録サービスのメリット3つ

スピーディーに商標登録できる

商標登録サービスを利用すると、商標登録を手早く行うことが可能です。商標は早い者勝ちであり、出願が遅れると登録できないことも考えられるため、思いついたアイディアをすぐに出願・登録できることは大きなメリットと言えるでしょう。

特許事務所に依頼する場合や自分で出願する場合は、出願に約1ヶ月かかると言われています。自分で出願する場合は、書類の作成、印紙の購入、特許庁へ提出など様々な手順を踏むため、時間はもちろん手間もかかります。

特許事務所に依頼すると自分で行うような手間はかかりませんが、メールやFAXのやりとりが多く、場合によっては打ち合わせをしなければなりません。

商標登録サービスでは、特許事務所と同様に、出願に必要な作業を弁理士が行いますが、圧倒的な速さを実現しています。

AIによって書類作成の手間を省くため、弁理士はその他の大事な業務に多くの時間を費やすことができ、速さはもちろん、質の高さも保つことが可能です。

価格を低く抑えられる

商標登録サービスを利用すると、特許事務所に依頼をするよりも低価格で商標の出願・登録ができます。

自分で出願する場合は特許印紙代の費用しかかからず、商標登録をする方法の中では最低限の費用で済みますが、調査・出願に相当な手間がかかるため避けたい企業も多いでしょう。

一方、特許事務所で商標登録すると手間は省けるものの、出願手数料だけで数十万程度する場合が多く、登録を拒否された場合に意見書を提出する際は、商標登録サービスの倍近くかかることもあるようです。

商標登録サービスなら、1区分5年間で登録すると約5万円で収まる場合が多く、価格は特許事務所の1/4程度に抑えられています。

出願の手間を省きながらも、料金を低く抑えたいと考える企業には、商品登録サービスがおすすめです。

一元管理できる

登録した商標を一元管理できる点は、商標登録サービスのメリットと言えるでしょう。報告書などを紙で管理する必要がなくなり、登録した商標を一目で把握することが可能です。

商標に関わる書類を書面やPDFなどで管理している場合、5年後、10年後の期限を管理しづらいと感じる方は多いのではないでしょうか。数が多ければ多いほど管理が大変になり、商標の期限を忘れて慌てて更新する、更新を忘れてしまう…といった事態になりかねません。

商標登録サービスなら登録した商標の期限も管理できます。期限が近づくとお知らせが届き、更新を忘れる心配がなくなるでしょう。

また特許庁へ出願したのか、審査中なのか、などの進捗をいつでも確認することが可能です。登録の期間は1年程要するため、会社にとって大事な資産となる商標について確認できることは安心に繋がるでしょう。

商標登録サービスのデメリット2つ

セキュリティのリスクがある

商標登録サービスはインターネットを介して利用するため、セキュリティ面のリスクは避けられません。

インターネット経由する場合、ウィルスやサーバーへの不正アクセスなどの危険性があるため、セキュリティ対策がしっかり行われているサービスを選ぶ必要があります。

また商標は知的財産として扱われるため、商標登録サービス側で守秘義務が守られているかどうかも重要なポイントです。

商標登録サービスのセキュリティ対策に心配な点がないか、ホームページなどで確認することが大切でしょう。

費用がかさむ場合がある

商標登録サービスは低価格であることが魅力の1つですが、場合によっては費用がかさむ可能性があるため注意が必要です。

商標登録全般に言えることですが、商標の審査中に拒絶理由通知が届くと、多くの場合、反論するために意見書を提出します。

再度拒絶理由通知が届くこともあり、意見書を提出する度に費用がかさみます。また意見書を提出せず出願を諦めたとしても料金は戻ってきません。

商標登録サービスを利用する企業は、新事業の立ち上げに伴い新商品や新サービスの商標登録をする場合が多いでしょうから、今回の出願を諦めても、また新たに出願費用がかかるでしょう。

ホームページに記載されている料金だけでなく、審査がスムーズに進まない時に加算される費用も考慮しておく必要があります。

まとめ

今回ご紹介した商標登録サービスを利用すると、料金を低く抑えながら、スピーディーに商標登録をすることが可能です。

出願している商標の進捗や登録済みの商標の期限なども一元管理できるため、管理の手間を削減でき、業務効率が良くなるでしょう。

商標登録サービスを利用したい方は、ぜひ今回紹介した商標登録サービスを検討してみてはいかがでしょうか。

画像出典元:O-dan

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