「TM-RoBo」は類否判断など、本来、専門知識が必要な部分をAIがサポート。提示された候補を選択・修正するだけで、実用的な商標調査が可能です。
新商品開発時などに自社で複数の商標調査を行いたい企業や、コピーライターなど個⼈事業主の⽅にもおすすめです。数値化や根拠明示により客観的に判断できるため、人材育成の面でもとても役立ちます。
「TM-RoBo」は類否判断など、本来、専門知識が必要な部分をAIがサポート。提示された候補を選択・修正するだけで、実用的な商標調査が可能です。
新商品開発時などに自社で複数の商標調査を行いたい企業や、コピーライターなど個⼈事業主の⽅にもおすすめです。数値化や根拠明示により客観的に判断できるため、人材育成の面でもとても役立ちます。
このページの目次
「TM-RoBo」は、出願を検討している商標が、すでに登録されている商標などと類似しているかどうかを数値化して表示。
結果を確認しやすい点が魅⼒です。
特許庁、裁判所のこれまでの判断や、弁理士、弁護士などの商標の専門家のノウハウを機械学習したAI(人工知能)を使用する信頼度の高いシステムです。
個⼈の判断に頼りがちだった商標調査も、AIサポートにより、誰にでも簡単に・早く客観的な判断が行えます。
また、AIの判定を基に⾃分の判断を⾒返すこともできるのでとても⼼強いです。
さらに、類似群コード検索機能は、類似の類似群コードが⼤量にヒットした場合にも、大項目整理集約して⼀覧化してくれるので調査もラクに⾏えます。(例:1000件程度で約50個の大項目に)
任意の称呼を2つ入力すると、類似の商標を第三者が利用している場合に権利行使できるかどうかの指標も数値化されます。
類似度判定結果の例
「TM-RoBo」は、複数の称呼を一気に調査できる称呼一括判定機能があります。
調べたい商標を一覧にしたcsvファイルを用意してドラッグアンドドロップするだけ。
調査レポートとしても使える形式で自動的に出力されるため、レポート業務も大幅に効率化することができます。
一つ一つ調査する人の作業に比べて、AIによる自動判定で簡単にスピーディに、かつ数値化できるので、とても便利です。
称呼一括判定の例
「TM-RoBo」の商標判定機能を利用すれば、結合商標の調査もより正確に行えます。
数値化されて内容を把握しやすいこともあり、商標の専門知識がない人が自身の判断と照会しながら経験を積めます。
社内の人材育成の点でも役立てることができるでしょう。
実際、商標調査の経験がなかった社員が、調査全体の流れを1年程度で把握できるようになった事例もあります。
専門性が高い分野の人材育成は容易ではないため、とても重宝されています。
結合商標のAI判定の例
まだ試用期間中ではありますが、具体的な数値で精度の高い判定が出るので、日々の業務が楽になっています。これまでのシステムやサービスだと出力結果だけで判断することは難しく、人の目で確認しないと心配な部分があったのですが、TM-RoBoだと、私がこれまで見てきた限りでは大外れのようなものはなく、安心して使えるんじゃないかと思います。あとは、AIの判断という別の視点からみることができて、 新たな“気づき”にもなりますね。
*「TM-RoBo」公式HP参照
今回は「TM-RoBo」の特徴や評判・口コミ、料金について解説しました。
商標調査を効率的に精度の高く⾃社で⾏いたい場合にピッタリです。
調査数に応じてプランを選べるので、無駄なコストを削減することができます。
商標を多く扱う企業では、商標調査の社内育成にも有効活用できるのでおすすめです。
画像出典元:「TM-RoBo」公式HP
料金 | AI判定可能回数 | |
一般会員 | 無料 | 30回(登録日から7日間利用可能) |
ブロンズ | 月5,000円 | 月12回 |
シルバー | 月10,000円 | 月30回 |
ゴールド | 月20,000円 | 月70回 |
プラチナ | 月50,000円 | 月220回 |
ブラック | 別途お見積もり | 無制限 |
上の表の通り、一般会員以外は月額制です。
前章で紹介した、称呼一括判定機能や商標判定機能はオプションです。
複数アカウントについては別途見積もりができます。
専門家に依頼した場合、1つの商標調査で、出願や登録⼿数料なども含んで約20万円ほど、商標調査だけでも1つあたり1~3万円かかります。
「TM-RoBo」の場合は、自社に適切な商標調査数でプランを選ぶことで、コストを抑えて導入できるのでとても魅力的なサービスです。
TM-RoBoであれば、上から似ている順に並べ替える機能が付いているので、確認しなければならない商標の件数が大幅に少なくなり、効率的かつミスなく調査を行うことができるようになりました。これまで見逃していた部分を漏れなく確認できるようになったというところは、TM-RoBoを導入してとても良かったと実感している部分です。