短縮URLを作成する方法を解説!メリットやデメリットおすすめ5選も!

短縮URLを作成する方法を解説!メリットやデメリットおすすめ5選も!

記事更新日: 2020/02/27

執筆: 編集部

短縮URLとは、その名の通り長いURLを短く短縮したURLのことです。

URLを短縮する方法はいくつかありますが、今回は短縮URLを生成するサービスを使った方法について紹介します。

また、どんな時に短縮URLを使うと便利なのか、どんなデメリットがあるかについても解説します。

記事を作成する際やSNS投稿をする際の参考にしてください。

短縮URLの作成方法

まずは実際に短縮URLを作成してみましょう。

ここでは例として、グーグルマップで東京駅を表示する以下のURLを短縮してみます。

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https://www.google.co.jp/maps/place/東京駅/@35.6812405,139.7649361,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x60188bfbd89f700b:0x277c49ba34ed38!8m2!3d35.6812362!4d139.7671248?hl=ja

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まずは短縮URL生成サービスにアクセスしてください。

今回は00Min(ゼロミン)というサービスを利用します。

公式サイト:00Min

00Minにアクセスしたら、あとは「https://」と表示されているテキストボックスにURLを貼り付け「短縮する」ボタンを押すだけです。

生成が完了すると以下のように表示されます。

生成された短縮URLは「https://00m.in/ntcKF」

元のURLの数分の一にまで短縮できました。

短縮URLの便利な活用法

TwitterにURLを貼り付ける

今やTwitterはWebマーケティングを行う上で欠かせないツールとなりました。

その影響力は非常に大きく、1つのツイートが会社に大きな影響を及ぼすこともあります。

ツイートにはURLも貼り付けられる仕様となっていますが、URLの文字列が非常に長ければユーザーはどう感じるでしょうか。

長過ぎるURLは決して見栄えが良いとはいえません。

せっかくツイートに興味を持ったユーザーがいても、なんだか怪しいと感じ避けられてしまうこともあるでしょう。

短縮URLであれば見た目がスッキリするため、見栄えが良くなります。

URLが長すぎることによる違和感も少なくなり、ユーザーの警戒心を和らげることにもつながるでしょう。

口頭や手書きで伝える

WordファイルやPDFファイルなど、デジタルな資料であればクリックするだけでリンク先の情報を閲覧できます。

しかし、これらの資料は常にパソコンやタブレット上で見るとは限りません。

場合によっては会議などで配布するため、紙に印刷することもあるでしょう。

紙に印刷した場合、リンク先の情報を閲覧しようとすれば自分の手でURLを入力しなければいけません。

あまりに長いURLだと入力する手間がかかってしまいます。

そのため面倒な手間をかけるくらいなら見なくてもいいと考える人が多くなってしまうでしょう。

短縮URLを使っていれば、元のURLがどんなに長くても10文字程度で済みます。

これなら読み手にかかる負担が少なくなるため、記載したURLにアクセスしてもらえる可能性が高まります。

また口頭で伝える際も短ければ短いほど間違いにくく、手軽に伝えやすくなるでしょう。

アクセス解析を利用する

利用する短縮URL生成サービスによっては、クリック数の計測などアクセス解析機能が備わっていることもあります。

もちろん元のURLでも各種ツールを導入することでアクセス解析をすることは可能です。

とはいえ短縮URL生成サービスのアクセス解析は導入の手間が少なく、使い方もシンプルで分かりやすいものが多く揃っています。

本格的なアクセス解析ツールを導入する前に、まずは短縮URLで試験的な解析を行ってみるのも良いでしょう。

URLを短縮するデメリット

短縮URLを怪しむユーザーも少なからずいる

短縮URLサービスを利用すると、元のドメインとは違うドメインになってしまいます。

つまり、URLを見ただけではクリックしてどんなサイトに遷移するのか分からなくなってしまうのです。

このことから「短縮URLはむしろ怪しい」と感じるユーザーも少なからずいます。

実際、短縮URLは不正なサイトへ誘導するために使われることもあり、警戒心の強いユーザーからは敬遠されてしまいかねません。

短縮URLを利用するなら、そのURLを目にするユーザーがどういった属性の人なのかよく考える必要があります。

例えばあまりITに詳しくないユーザーであれば長過ぎるURLにするよりは短縮URLの方がクリックされやすいと考えられるでしょう。

一方でエンジニアなど、リンクやドメインの知識があるユーザーであれば元のURLをそのまま使う方が効果的かもしれません。

短縮URL生成サービスが終了することによるリンク切れ

短縮URL生成サービスを使う場合、URLをクリックしたユーザーは一度サービス元のサーバーへアクセスし、その後に自社のサイトへ遷移することになります。

そのため、もし利用しているサービスが終了した場合は短縮URLが機能しなくなってしまうのです。

もし利用している短縮URL生成サービスが終了した場合はURLの貼り替え作業が必要になります。

もちろん1つや2つの貼り替えであれば大した手間ではないでしょう。

しかし、大規模なサイトですべてのURLを短縮URLにしていた場合はかなりの手間がかかると予想されます。

おすすめ!URLを短縮できるサイト5選

ux.nu

ux.nuはゲヒルン株式会社が提供している短縮URL生成サービスです。

短縮したいURLを入力して「短縮する」ボタンを押すだけで、簡単に短縮URLを生成できます。

とてもシンプルで分かりやすいサービスとなっているため、とりあえず短縮URLを生成できさえすればいいという方におすすめです。

生成した短縮URLは以下のように表示されます。

生成した短縮URL https://ux.nu/〇〇
ux.nu公式サイト https://ux.nu

 

00Min

00Minは株式会社プライミンズが提供している短縮URL生成サービスです。

短縮URLを生成するだけなら短縮したいURLを入力してボタンをクリックするだけで完了します。

ただし生成したURLの有効期限は1年となっているため注意が必要です。

ユーザー登録をすればアクセス解析が可能になったり、QRコードを作成できたりといった高度な機能も備えているのが00Minの特徴です。

一部文字列をカスタマイズすることもできるため、分かりやすいURLにしたい場合はこちらが便利です。

生成した短縮URLは以下のように表示されます。

生成した短縮URL https://00m.in/〇〇
00Min公式サイト https://00m.in

 

PRT.NU

PRT.NUは株式会社ギガファイルが提供している短縮URL生成サービスです。

指定したキーワードを短縮URLに取り込めるのがこのサービスの特徴です。

例えばグーグルマップで東京タワーの場所を示すURLを作りたいなら「http://prt.nu/0/東京タワーの場所」といったURLを生成できます。

多くの短縮URL生成サービスでは、生成されたURLの文字列はランダムに決められます。

日本語をそのまま取り込めるPRT.NUの短縮URLであれば多くのユーザーの注目を集められるでしょう。

生成した短縮URLは以下のように表示されます。

生成した短縮URL http://prt.red/○/【指定したキーワード】
PRT.NU公式サイト http://prt.nu

 

bitly

bitlyはアメリカの企業であるbitly, Inc.が提供している短縮URL生成サービスです。

英語のサイトではありますが、使い方は短縮したいURLを入力して「Shorten」ボタンを押すだけととても簡単です。

知名度が高く、利用者数も多いため比較的安心して使えるサービスといえるでしょう。

生成した短縮URLは以下のように表示されます。

生成した短縮URL https://bit.ly/〇〇
bitly公式サイト https://bitly.com

 

301.run

301.runはプログラミング教育事業を手がけるテックスタートが提供している短縮URL生成サービスです。

URLのクリック履歴を閲覧できるアクセス解析機能があるほか、短縮URLの中に特定のキーワードを入れる機能も備わっています。

公開期間に制限を設けることもできるなどオプションが多く、さまざまな状況に対応できるサービスといえるでしょう。

生成した短縮URLは以下のように表示されます。

生成した短縮URL https://301.run/○/〇〇
301.run公式サイト https://301.run

 

まとめ

短縮URLは長過ぎるURLを短くまとめ、スッキリとした見栄えにします。

SNSでURLを貼り付ける時や、紙や口頭でURLを伝達する時は短縮URLにした方が親切といえるでしょう。

しかし短縮URLは、元のURLを隠せることから怪しいと感じるユーザーも少なからず存在します。また、サービスが終了するリスクを抱えていることも忘れてはいけません。

自社にとってどちらのURLを使うのが効果的かは慎重に考える必要があるといえるでしょう。

画像出典元:Unsplash, Pixabay

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