InstagramなどのSNS投稿やレビューのUGCを活用し、ECサイトのCVRの向上、売上アップを期待したい企業におすすめなのがUGC活用ツール。
UGC活用ツールは、UGCの収集から活用までワンストップでサポートしてくれるサービスです。
この記事では、UGC活用ツールの中でも特にEC業界(D2C業界)から定評のある有名な「UGCクリエイティブ」と「レトロ」の2社を徹底比較し、選び方のポイント、サービス内容、料金など詳しく解説していきます!
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UGCとは、User Generated Contentsの略で、企業ではなくユーザーの手で制作されたユーザー生成コンテンツのことで、InstagramなどのSNSに投稿された口コミや購入者により生成されたレビューなども含みます。
最近では、ユーザーの声であるUGCをいかに活用して売上を向上させるのかが重要になってきており、SNSに集まったユーザーによる口コミ投稿をUGCツールに収集し、自社のECサイトやLPなどに活用することでCVRやLTV、CPAの改善に役立てようとする企業が多く、特にD2CやEC通販などのネットショップを運営されている企業を中心にUGCツールが注目されています。
UGC活用ツールが提供しているサービスは、大まかに以下のものがあります。
料金プランに応じて、受けられるサービス範囲が異なることがありますが、生成、収集、導入だけではなく、効果測定や分析、サポートまで幅広いサービスを提供しているものが多いです。
UGC活用ツールでは、料金プランに応じて受けられるサービスが異なっていることがあります。
UGCの収集と掲載のみしか利用できない場合や、InstagramのUGC機能のみ、レビューのUGC機能のみなど、各社様々です。
できればUGCを効果的に利用するために、Instagramとレビューの両方のUGCの生成から収集・掲載、効果測定などの分析機能まで揃っているUGC活用ツールを導入した方が良いでしょう。
また、機能面だけでなくUGC活用ツールを導入したあとの改善提案などもサポートしてくれるコンサルティングも無料でサービスに含まれているのか、詳しく確認した上で選定していきましょう。
UGC活用ツールの料金プランは、初期費用+月額料金で構成されているものが多いですが、月額料金の設定の仕方は各社で異なります。
月のセッション数による従量課金制や、サブスクリプションと言われる月額定額制などがあります。
UGCにいくらかけられるのか、機能面と併せて比較検討していきましょう。
UGC活用ツールは、サービス内容そのものは各社ともにさほど大きな違いはありませんが、その会社ごとに得意な領域が異なります。
大手企業案件の実績が多い、D2Cや単品通販に強いなど各社それぞれに強みの分野はあり、そこが自社のビジネスと合致しているかどうかも重要なポイントです。
導入前には、公式HPで過去の導入事例などを確認し、ミスマッチを防ぎましょう。
まずは、今回比較していく2社の特徴をご紹介します!
画像出典元:「UGCクリエイティブ」公式HP
UGCクリエイティブ(UGC CREATIVE)は、2017年設立の株式会社コマースフォースが運営するEC通販・D2C特化型UGCツールで、Instagramとレビューの両方のUGCの生成、収集、掲載、分析、改善まで全機能が揃っており、累計200社を超えるD2C・EC・単品通販の支援実績があります。
累計200社を超えるD2C・EC・単品リピート通販の支援実績とノウハウがあることから、上場企業や通販王国(D2C王国)九州の急成長企業からも選ばれており、売上を上げたい単品リピート通販(D2C)企業に特におすすめのUGCツールです。
また、競合他社のLetroとほぼ同様の機能でありながら、安価に利用できる月額定額制を導入しており、コストを抑えながらUGCツールを導入したいスタートアップや中小企業にも利用しやすいサービスになっています。
画像出典元:「Letro」公式HP
Letroは、2005年設立のアライドアーキテクツ株式会社の運営する運用型UGCツールで、通販業界導入ブランド数No.1、最適化機能が優れている・CVR改善に繋がると思うUGC活用ツールNo.1(株式会社ショッパーズアイ調べ)の3冠を獲得している実績の高いサービスです。
Letroの強みは、大手ECから急成長中のD2Cまで幅広い分野での圧倒的な実績がある点です。
伴走してくれる専任コンサルタントも、250社以上の取扱い実績の中で培ったノウハウとECマーケティング知見をもって支援をしてくれるので、初心者でも安心して導入ができます。
結論:UGCクリエイティブの方が月額定額制で料金が安い!
UGCクリエイティブ | Letro | |
初期費用 | 10万円 | 要問合せ |
月額料金 | 月額定額制(要問合せ) | 12万円~ |
従量課金 | 無し | セッション数に応じて課金 |
UGCクリエイティブの料金プランは、初期費用10万円+月額定額制(サブスクリプション)で、全ての機能をセッション数や商品数の制限なく定額で利用することが可能です。
競合他社のLetroの場合、UGCを掲載しているページのセッション数に応じた従量課金が月額基本料金とは別に発生したり、他社の定額制でも機能面で制限がかかるものがほとんどです。
UGCクリエイティブはD2C・EC通販の立ち上げやスタートアップ企業でも導入しやすいのはもちろん、商品数やセッション数の多い大手企業なども定額でコストを抑えることができる魅力的な料金プランです。
Letroは、初期費用+月額料金12万円+セッション数に応じた従量課金で構成されています。
料金プランは、ベーシック、スタンダート、プレミアムの3種類になり、初期費用がプランによって異なってきます。
月額料金の12万円に、導入ページのセッション数に応じた料金が追加で加算されるため、セッション数に応じて毎月の支払いが増減する点に注意が必要です。
また、ベーシックプランは、月額料金(12万円)内では、UGC生成/Instagram/レビューの機能の中のどれか1つしか利用できないため、2つ以上の機能を利用したい場合は、倍以上の月額料金を払うか、スタンダード以上のプランを申し込む必要があります。
結論:2社とも収集方法は基本的には同じ!細かい検索条件はLetroの方があり。
UGCクリエイティブでは、商品購入者に対して、管理画面からInstagramやレビューの投稿のUGCを自然発生させる動線(メールやLINE送信)で生成を促します。
生成したUGCは、以下の方法で収集が可能で、収集の際には、#の掛け合わせや除外検索なども可能です。
Letroでは、商品購入者と購入者以外にもギフティング(インセンティブ)という形でUGCの生成を促します。
商品購入者には、EC基幹システム(ecforce、Shopify、サブスクストア、リピスト)とデータ連携することで自動的に投稿を促します。
収集の際には、ハッシュタグ検索(and、除外)、メディアの種類、お気に入りなど検索条件を細かく設定可能です。
結論:2社とも導入しやすさは同じ!UGCを入れたいWebサイトにタグの埋め込みだけでOK!
基本的には、2社ともWebサイト上のUGCを入れたい箇所にタグの埋め込みを行うだけで導入が可能です。
初心者の方は、両社とも専任コンサルタントがつくので、サポートを受けながら導入ができます。
結論:2社とも効果測定・A/Bテストが可能!
画像出典元:「UGCクリエイティブ」公式HP
UGCクリエイティブでは、効果計測(CVR、CTR)は一覧で確認ができ、A/Bテスト(スライド式、縦型などのパターンで分析)も可能です。
画像出典元:「Letro」公式HP『効果測定画面イメージ』
Letroでは、A/Bテスト機能、ECサイト上の商品ごとの効果測定(CVR、CTR)が、直感的な画面で確認することができます。
結論:2社とも専任コンサルタントがサポート!得意領域で選ぼう!
特にD2C領域に強いUGCクリエイティブは、専任のカスタマーサクセスチーム(2~3名体制)が、企業ごとに完全無料でサポートしてくれ、効果測定の分析結果を基に改善提案や運用を支援してくれます。
月1回のミーティングや、希望者にはレポートの提出なども行ってくれます。
通販業界導入ブランド数No.1のLetroは、250社以上の支援の中で蓄積されたノウハウを持った専任コンサルタントが、最短で売上につながるKPI改善提案をしてくれます。
LPやECサイトにUGCを二次利用しようとすると、デザイン制作の手間がかかってしまいますし、どのUGCが効果があるのか分析ができないことが悩みでした。 そんなときに、「UGCクリエイティブ」を導入したら、自動的にUGC毎に計測ができ、CVRを改善し、LPOが格段に向上致しました。
小売/流通/商社
251〜500人
プランによっては使い勝手が悪い
セッション課金のため、費用UPできない場合表示できる場所が限定的になる。セッション数を上限超えないよう非公開処理の管理が必要。セッションが多いトップページなどに入れたい場合は、セッション数と料金をしっかり調べた方がよいと思います。
小売/流通/商社
101〜250人
サポートが手厚く初めてのUGC導入におすすめ
顧客管理の導入後もアドバイスなどがありサポート体制が良かった。担当からどこにUGCをいれたら良いなどアドバイスがありABテストなどしていただけた。
ここまで、UGCクリエイティブとLetroの料金、機能、サポートを比較してきましたが、2社とも基本的な機能面、サポート面は同様に力を入れており、利用者からの満足度も高いです。
一方、料金に関しては、UGCクリエイティブとLetroでは大きく異なり、UGCクリエイティブは、初期費用+月額定額制の料金の中で全ての機能を利用できますが、Letroはプランごとの初期費用+月額料金+セッション数に応じた従量課金で、最も安いプランだと機能制約があります。
両社とも、詳しい料金は、企業への問い合わせが必要ですが、UGCツールの導入が初めての中小企業やD2C立ち上げ間もないスタートアップ企業でUGCにかけるコストをとにかく抑えたい!企業はもちろん、すでに他社のUGCツールを利用していて、自社ECサイトやLPのセッション数・PV数が多くあり、商品数も複数あるため、同じ機能やサポートを受けられて費用を下げられる他のUGCツールへの乗り換えを検討している企業も、断然、”従量課金無しの月額定額制で全機能利用できる”UGCクリエイティブの方がお得でしょう。
資金に余力がある企業などはLetroも検討してみると良いでしょう。
ここまで、UGCクリエイティブとLetroについて詳しく見てきました。
UGCは、自社のECサイトやD2Cサイトなどに挿入することで、ユーザーの購買意欲喚起に役立つマーケティングツールとして注目されていますが、ただ導入すればいいというものではありません。
UGC活用ツールを利用することで、専門家の力を借りながら効果的にUGCを導入し、よりお客様目線のサービスを提供することが可能になるでしょう。
ぜひ一度詳しい資料を確認し検討してみてください。
(画像出典元:「UGCクリエイティブ」公式HP、「Letro」公式HP)
UGCクリエイティブは費用面でもコスパが良く、月額定額制でレビューとInstagramのUGCの生成⇒収集⇒掲載⇒分析⇒改善まで全部一気通貫でできる機能が揃っているため、導入を決めました。 導入後は、どのUGCが成果につながったのか、というUGCごとの計測が可能となり、その数字をもとに「効果の出るUGC」をECキャスティングやUGCクリエイティブで生成して活用することで、 CTR、CVR、引き上げ率、クロスセル率が改善し、積極的に広告投下を行うことができでいます。