【22年版】夏のボーナスはいつもらえる?支給日・平均額の多い業界を徹底解説

【22年版】夏のボーナスはいつもらえる?支給日・平均額の多い業界を徹底解説

記事更新日: 2022/06/20

執筆: 宮林有紀

夏のボーナスが支給されるのは、公務員が6月下旬、民間企業が7月上旬です。

今年はいくらもらえるのか?他の人はどれくらいなのか?いろいろ気になりますよね。

実は、アルバイトや派遣社員にボーナスがでる企業もあるので、就業規則を確認しましょう!

当記事では、夏のボーナス支給日やもらえる条件&平均金額を公務員と一般企業それぞれに分けて説明します。

夏季賞与が多い業界とボーナスの使い道おすすめ7選も紹介するので、参考にしてくださいね。

夏のボーナスの支給日はいつ?

夏のボーナスがもらえる時期は公務員と民間企業で異なります。

それぞれの支給日をみてみましょう。

公務員は6月30日

国家公務員に支給される夏の期末・勤勉手当(夏のボーナス)は、6月30日支給と法律で定められています

地方公務員の支給日は自治体の条例によって決まりますが、国家公務員に準じて支給されることが一般的です。

民間企業は6月下旬~7月上旬ごろ

民間企業のボーナス支給日は、6月下旬〜7月上旬がほとんどです。

とくに「7月10日ごろの金曜日」が多いといわれています。

民間企業は、公務員と違いボーナスに関する法的な決まりがありません。

賞与制度がない企業もあるので、自社の就業規則をチェックしましょう。

夏のボーナスは平均いくら?ない企業はある?

ボーナスときいて一番気になるのは、「支給金額」ではないでしょうか。

ここからは公務員と一般企業の平均ボーナス額を紹介します。

公務員は約65万円

内閣官房内閣人事局の発表では、公務員の夏のボーナス(令和3年)は平均支給額が約661,100円とのこと。 

冬のボーナス(令和3年)は約651,600円でした。

夏と冬を合わせると、約1,312,700円になります。

これは管理職をのぞく行政職職員の平均支給額です。

国家公務員のボーナスは、人事院が調査した民間企業のボーナス支給状況を参考にして決められています。

令和3年度は、夏と冬あわせて4.3ヵ月分です。

※ボーナスの一部は職員の勤務成績によって変動するので、全員が同じ条件ではありません。

行政職職員だけでなく全職員の平均値を計算したところ、夏のボーナス平均支給額は836,519円でした。

(年間支給額1,673,039円を夏と冬で半分に分けた金額)

【国家公務員のボーナス金額の計算方法】

人事院の資料では、国家公務員の俸給額(基本給)平均は336,333円(令和3年)となっています。

公務員は、地域手当や扶養手当も含んだ額でボーナスが計算される決まりです。

俸給額+地域手当+扶養手当の合計額389,079円に、令和3年の年間支給月数である4.3をかければおおよその支給額が分かります。

※正確な計算式はもっと複雑です。

国家公務員全職員のボーナス平均額は年間1,673,039円となり、夏と冬で半分に分けると夏のボーナスは836,519円です。


次は地方公務員の平均額をみてみましょう。

例として、東京都と青森県の支給額を紹介します。

東京都では令和3年夏のボーナスは2.275ヵ月分で、1人あたりの平均支給額は942,077円です。

青森県の場合は、夏と冬のボーナスを合わせた平均額が1,611,000円(4.25ヵ月分)となっています。

夏と冬で均等に分けると、1回あたりの平均支給額は805,500円です。

地方公務員は自治体によって支給額が違い、国家公務員よりも高い地域と低い地域があるようですね。

民間企業は約38万~70万円

厚生労働省が行った令和3年9月分の調査では、労働者1人あたりの賞与平均額は380,268円です。

参考までに、経団連の行った調査も紹介すると、2021年の賞与・一時金支給平均額は以下のようになっています。

  非管理職 管理職
夏のボーナス 720,058円(2.3ヵ月分) 1,461,602円(2.6ヵ月分)
冬のボーナス 692,033円(2.3ヵ月分) 1,342,201円(2.4ヵ月分)
合計 1,412,091円 2,803,803円


経団連の調査では従業員500人以上の企業が72.2%を占めているので、ボーナスの平均額が高額だったのでしょう。

一般企業は大企業ほどボーナスが高い傾向にあり、支給額にはかなり差があることが分かります。

ボーナスなしの企業は約35%

厚生労働省の調査によると、令和3年夏季賞与の支給事業所数割合は65.1%です。

民間企業の約3社に1社はボーナスがありません

事業規模別の支給割合をみると、社員数500人以上では支給割合が95.4%ですが、社員数5〜29人だと61.6%と低くなります。

ボーナスがないのは、小規模事業者が多い傾向です。

大企業ほどボーナスを支給している割合が高く、金額も高い傾向といえます。

ボーナスが多い3つの業界


次は厚生労働省の資料をもとにボーナスが多い業界を紹介します。

1. 電気・ガス業:867,560円

最もボーナスが多い業界は電気・ガス業です。

代表的な企業としては、「東京電力ホールディングス」や「大阪ガス株式会社」があります。

電気やガスを供給したり、太陽光発電などの自家用発電に関する業務が主な仕事です。

電気・ガス業の夏の平均賞与額(令和3年)は867,560円で、令和2年よりも11.4%もアップしています。

最も低いのは飲食サービス業等の47,083円、2番目に低いのは生活関連サービス等で135,034円です。

比較すると電気・ガス業の支給額がいかに高いかがよく分かりますね。

2. 情報通信業:665,248円

夏季賞与が多い業界第2位は、情報通信業です。

情報通信業は、情報の処理・提供・伝達などのサービスを提供したり、インターネット関連の事業を指します。

たとえば、「(株)NTTドコモ」「ソフトバンクグループ」「株式会社野村総合研究所」「LINE株式会社」などです。

夏のボーナス平均支給額は665,248円で、令和2年とほぼ同じ金額となっています。

特徴は、決まって支給する給与に対する支給割合が低いことです。

夏季賞与は1.22ヵ月分と、他の業界よりさほど高くないにもかかわらず、支給金額は第2位なので月給も高い傾向があるのでしょう。

もしくは、ボーナス時に特別な手当をつける企業が多いのかもしれません。

3. 金融業、保険業:643,656円

夏のボーナスが多い業界第4位は、金融業、保険業です。

(第3位は学術研究等の653,687円)

代表例は「三菱UFJフィナンシャル・グループ」「ゆうちょ銀行」「東京海上ホールディングス株式会社」「第一生命ホールディングス(株)」などがあります。

夏のボーナスの平均支給額は643,656円です。

金融業や保険業は支給事業所割合の高さが特徴で、87.6%の事業所でボーナスが支給されています。

情報通信業は62.7%なので、ボーナスが支給されない企業の割合が高く、たくさん賞与をもらえる人とボーナスなしの人がいる業界です。

金融、保険関連なら9割近い企業で高額なボーナスが期待できます。

ボーナス額はどう決まる?

査定期間は10月から3月

夏のボーナスの査定期間は、10月〜3月、または11月〜4月に設定されていることが多いです。

冬のボーナスの査定期間は、4月〜9月または5月〜10月が一般的です。

民間企業のボーナスは、大きく分けて以下の3種類があります。

1. 基本給連動型:基本給の〇ヵ月分が支給される

2. 業績連動型:個人やチームの業績で支給額が決まる

3. 決算型:会社の業績で支給額が決まる


「1. 基本給連動型」は従来からある一般的なボーナス、「2. 業績連動型」は成果主義型のボーナスで最近増えてきています。

「3. 決算型」は、決算の際に業績が良ければ支給される臨時ボーナスです。

査定期間が関係するのは「2. 業績連動型」で、査定期間の働きぶりをみてボーナス支給額を決めます。

経団連の調査によると「業績連動方式を導入している企業の割合は 55.2%(調査対象は従業員500人以上の企業が72.2%)」です。

あなたの会社も業績連動型を取り入れていたら、ボーナスをもらう直前ではなく前年の10月〜翌3月に成果をだす必要があります。

〇ヵ月分の計算方法

「1. 基本給連動型」は、基本給の〇ヵ月分が支給される仕組みです。

さまざまな手当が含まれた”月収(給与)”ではなく、”基本給”の〇ヵ月分になります。

実際に手にすることができるのは、「基本給×〇ヵ月分」から「税金」を引いた金額です。

たとえば、基本給20万円で2ヵ月分の場合は、40万円から所得税や社会保険料などを引いた金額がボーナスとしてもらえます。

手取り金額の目安は、総額の8割程度です。

もらえる条件は企業によって違う!

これまでは正社員だけにボーナスを支給する企業が一般的でしたが、2020年に「同一労働同一賃金」が導入されてから変化がありました。

正社員と非正規社員の賃金格差をなくすための取り組みが始まっているので、パート、アルバイト、派遣社員などにもボーナスを支給する企業があります。

しかし、ボーナスが支給される条件は「正社員と同等に働くこと」です。

勤務時間はもちろんのこと、業務の難易度や責任の重さが同等だと認められないと、ボーナスをもらうのは難しいでしょう。

非正規社員でボーナスがもらえた場合、中小企業だと2〜5万円ほどが多いようです。

大企業では少数ですが、長年勤務している非正規社員に給与の3ヵ月分程度のボーナスを出す企業もあります

 

ボーナスの使い道7選!あなたならどう使う?

ボーナスで最も重要だといえるのは使い道です。

いくらたくさんもらえても有効活用できないともったいないですよね。

次はおすすめの使い道を紹介します!

1. 普通預金や定期預金など「貯蓄」

ボーナスの使い道で最もポピュラーなのは「貯蓄」です。

1,000万円以上の宝くじが当たった人へのアンケートでも「貯蓄する」という答えがトップなので、貯蓄に力を入れている人の多さがうかがえます。

十分なたくわえがない場合は、いざという時に備えてボーナスを貯蓄するのもひとつの手ですね。

2. 資格取得など「自分への投資」

ボーナスの有意義な使い道としておすすめなのは、「自分への投資」です。

資格を取るために使ったり、習い事を始めたりすれば、レベルアップできるのは間違いありません。

人脈づくりとして交流会に参加したり、美容費に充てるのも自己投資につながります。

3. 繰り上げ返済など「ローンの返済」

住宅ローンなどがある場合は「繰り上げ返済」がイチ押しです。

金利の節約になるので、いくら返済額が減るかシミュレーションしてみましょう。

利用中の金融機関に直接聞いてみる方法もありますね。

4. 株や投資信託など「資産運用」

ただ貯蓄するのではなく資産運用をしたい場合は、株や投資信託の購入が候補になります。

人気があるのは、節税効果のある「iDeCo」や「つみたてNISA」です。

資産運用で大切なポイントは、長期的な計画を立てること。

金融庁の資産運用シミュレーションを使うと見通しを立てやすいでしょう。

5. 旅行や買い物など「娯楽」

簡単に行えてストレス解消効果が抜群なのは、「娯楽」にお金を使うことです。

旅行、買い物、ライブ、レジャーなど、好きなことをすれば日々の疲れが癒えるでしょう。

美味しいものを食べてのんびりするのも良いですね。

6. 親や友達へのプレゼントなど「贈り物」

ボーナスをもらった時は、感謝の気持ちを伝える良い機会です。

親やお世話になった人へプレゼントを贈れば、みんなが幸せな気分になれます。

7. いつもは買えない物など「自分へのご褒美」

ボーナスをモチベーション維持に役立てるのもおすすめです。

いつもは買えない贅沢品を自分へのご褒美として購入すれば、仕事へのやる気につながります

がんばった自分を褒めてあげましょう。

まとめ

夏のボーナスは公務員であれば確実にもらえますが、民間企業の場合は金額も査定方法もさまざまです。

アルバイトや派遣社員にもボーナスをだす企業があるので、就業規則を確認しましょう。

ボーナスがたくさんもらえる企業への転職を考えているなら、電気・ガス業、情報通信業、金融・保険業に注目してみてください。

ボーナスは仕事へのモチベーションを上げてくれるもの。

ぜひ有意義な使い方をしてくださいね。

画像出典元:O-DAN、写真AC

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