東京が世界9位にランクイン!起業しやすい都市に生まれ変わったって本当?

東京が世界9位にランクイン!起業しやすい都市に生まれ変わったって本当?

記事更新日: 2021/10/11

執筆: 新矢大祐

今年、スタートアップが育ちやすい都市として東京が世界9位にランクインしました。

2020年は15位、2019年まではランキング圏外だったことを考えると、飛躍的な成長を遂げました。

この記事では、起業しやすい都市として東京が高評価を受けた理由を詳しく解説していきます!

東京の総合得点は?

2021年、米調査のスタートアップ・ゲノムが「グローバル・スタート・エコシステム・リポート」を発表し、東京は世界9位に、アジアでは3番目の順位となりました。

昨年は15位、一昨年より前は圏外だったことを見ると、飛躍的な成長を遂げたと言えます。

東京の点数は、各項目で下記のようになりました。

  • パフォーマンス  8点
  • 資金調達     9点
  • コネクテッドネス 1点
  • マーケットリーチ 8点
  • 知識面      9点
  • 人材       9点

東京が評価されたポイント3つ

1.資金調達のしやすさ

今回日本は資金調達のしやすさについて、10点満点中9点を取りました。

最近では、色々な事業に投資をする人が増えてきていて、政府なども率先してスタートアップへの資金支援なども行っています。

最近では、電子商取引(EC)開設支援のヘイ(東京・渋谷)は米投資ファンドのベインキャピタルから70億円の出資を受けたり、また建設業の施工管理アプリのアンドパッド(東京・千代田)が米VCのセコイア・キャピタルなどから60億円を集めるなど、海外の有力投資家なども日本のスタートアップに関心を持っているい言われています。

スタートアップにとって、創業・新規事業展開・事業拡大にあたり、資金調達が不可欠であると言われており、その点が発達しているという事はとても大きなメリットであると言えます

2.人材の豊富さ

こちらも資金調達と同じく10点満点中9点でした。

ここ数年は転職してスタートアップ起業に入るという人も増えてきています。

人材は会社の戦力です。今後もスタートアップ企業で働くということがしやすい環境を作ることが、人材集める上で大事なことになってきます。

また、スタートアップの会社が増えることで失業しても働ける場所が見つけやすくなるかもしれません。

3.マーケットリーチ

ユニコーン(企業価値が10億ドル以上の未上場企業)の数や国内市場の大きさを表すマーケットリーチでは前年度の3点から8点へと大幅に点数を伸ばした。

日本のユニコーン企業は現在11社あります。例えば、ニュースアプリを運営するスマートニュース株式会社、仮想通貨取引関連の金融サービスを提供するリキッドグループ会社、SaaS型クラウド人事労務ソフトを提供する株式会社SmartHRなどがあります。

こういった企業が沢山出てくると言うことは、日本だけでなく、今後は海外からの注目もどんどん増えると思います。

評価が低かったポイント2つ

1.コネクテッドネス

相互の繋がりと言う意味の言葉です。日本は前回と同じくこれが1点にとどまりました。

調査に協力したデロイトトーマツベンチャーサポート(DTVS)によると、「都市が持つ医療などのデータを新興企業が使えるようになっていないことが背景にある」と言われています。

東京都は今年3月に策定した「未来の東京戦略」で、2030年にスタートアップ・エコシステムのランキングで5位以内とする目標を掲げている。

その目標に対する大きな課題となると思います。

2.一極集中化

今回スタートアップの都市として、東京がランクインしましたが他はどうでしょうか。

大阪や、神奈川は圏外です。このように一極集中が起こると地方の過疎化重要拠点の集中などが起こり、日本に取って多くのデメリットが生まれます。

今後日本の人口の50%が東京に集まるという話も現実味を帯びてきています。

もしも首都直下型地震が来た場合には日本は一時的に機能しなくなるでしょう。

政府は今後はこの一極化した歪な日本の構造をどう変えていくのでしょうか。

まとめ

日本のスタートアップ業界は飛躍的に伸びている状態です。特に資金調達と人材というスタートアップの土台となるような所は世界上位と比べても遜色ありません。

そして、日本は他のランキング上位の国と比べて物価が安く、人件費も安いです。

2030年東京が世界ランキング5位に入るという目標も現実的になってきました。

今後の課題としては、他のランキング上位の都市は、国内の他の都市と常に競争することで成長してきました。日本も新たな都市の台頭してほしいです。

起業することが「挑戦することはリスクではなく、選択の一つとなる」となるような環境を作っていけるようになってほしいです。

この記事に関連するラベル

最新の記事

起業LOG運営のプロトスター社では一緒に働く仲間を募集しております

ページトップへ