9月15日(火)、オンライン配信にて、株式会社テレビ東京・株式会社テレビ東京コミュニケーションズ(以下、テレビ東京)とプロトスター株式会社の共同主催のもと、「Reversible World 2020」が開催された。
当イベントでは、サブタイトルを「Adventure after COVID-19」と題し、変化に挑戦している冒険者たちを一堂に集め、新型コロナウイルスの影響によって急速に変わりゆく世界における次のスタンダードを模索した。
この記事では、冒険者たちの未来を示す道標として各界のトップランナーを招いたパネルセッションや、未来を創る起業家たちによるピッチバトルなど、盛り沢山の内容となった「Reversible World 2020」の模様をまとめる。
このページの目次
新型コロナウイルスの影響によって、日常生活のみならずビジネスの世界においても、コペルニクス的転回が必要とされている。
そのような中で、強制的に変化が問われるという点では、「人類全員がwith/after COVID-19 世界の冒険者」であると言えるのではないだろうか。
with/after COVID-19のビジネスシーンにおいて、変化に挑戦している"冒険者たち"が一堂に会し、未来のビジネスを発信するビジネスカンファレンスこそが、「Reversible World 2020」である。
主催者の一員であるプロトスター株式会社は、「挑戦者と共により良い世界を創る」をビジョンとし、こちらの「起業ログ」のほか、挑戦者と起業家のマッチングサービス「Startup List」や隠れ起業支援プログラム「SwingBy」などを展開している。
そのプロトスターが、時代の先端を突き進むコンテンツメイカーであるテレビ東京と手を組んだ当イベントでは、テレビ東京バーチャルアナウンサーの相内ユウカや、「YOUは何しに日本へ?」などのテレ東人気番組を担当するプロデューサー陣も登壇し、非常にユニークな催しとなった。
具体的には、前半に、挑戦者の取り組みに焦点を当てながら未来のトレンドを解き明かすパネルセッション、後半に、次の世界を創るべく挑戦を続けるスタートアップを発掘するピッチバトルが行われた。
登壇者は、ログミー株式会社 代表取締役の川原崎 晋裕氏、株式会社NewsPicks Studios CEOの佐々木 紀彦氏、ジャーナリスト/メディアコラボ代表の古田 大輔氏。
デジタル化によって様々なメディアの在り方はどう変化するかという議論から、テレビや紙媒体のメディアの未来について意見を交わした本セッション。
全員で一致したのは、受信機としても放送としてもテレビは残るだろうという意見だった。また、「新聞などの紙媒体メディアもなくなることはないがビジネスモデルとしての限界がくるだろう」と古田氏。
そこから、レガシーメディアは新興メディアに対抗すべく、マネタイズを維持しつつも公平性を保つ必要があると議論が展開していった。
また、「レガシーメディアにあって新興メディアにないものは資本と人数とコネクション」という主張を古田氏がしたところ、「ここまで恵まれた環境にあるレガシー企業から若手が出て行ってしまうのは、レガシー企業が個人の才能を活かしきれていないからではないか」という結論に至った。
このセッションでは、株式会社NTTe-Sports 代表取締役副社長の影澤 潤一氏、株式会社yutori CEOの片石 貴展氏、福岡eスポーツ協会 会長NTT西日本の中島 賢一氏、テレビ東京 制作局CP制作チーム チーフプロデューサーの平山 大吾氏、株式会社meleap CEOの福田 浩士氏の5名が登壇した。
テーマは「なぜ新しいコンテンツ/カルチャーづくりに挑戦しているのか」「新しいカルチャー/エモい体験はどんな時に生まれる?」の2つをe-sports、ARスポーツ、ファッションの領域から議論。
共通認識は人に影響を与えて変えるということ。特にゲームの領域では偏見を持っている人さえも巻き込みながら行うところに「新しいカルチャー」が生まれる瞬間があると議論した。
テレビ東京 制作局CP制作チーム チーフプロデューサーの平山 大吾氏、チーム プロデューサーの水谷 豊氏、小平 英希氏が登壇した本セッション。
数々の番組をヒットさせてきたテレビ東京のプロデューサーたちが最初に議論したのは企画書の書き方のコツ。
プロデューサーらで一致したのは企画書はコンテンツ自体よりもタイトルが非常に重要であるということ。
そこから企画書は番組自体の作成と似ているといった話題や、タイトルをどうつけているかといった話題に移行。
最後は、ビジネスシーンの「伝え方」としてまず感情を伝えることが大事だという結論でまとまった。
このセッションでは、三井不動産株式会社ベンチャー共創事業部 主事の塩畑 友悠氏、株式会社スペースマーケット 代表取締役社長の重松 大輔氏、ヒトカラメディア 代表取締役の高井 淳一郎氏、東京建物株式会社まちづくり推進部 都市政策室 主任の渡部 美和氏が登壇。
テーマはwithコロナ時代の働き方の常識の変化。オフィスに対する価値観の変化やオフィスニューノーマルに向けた提言について議論した。
不確実性の高い時代の中でオフィスの価値観は揺らいでおり、従来のようにオフィスは「働くために必ず行かなくてはならなかった場所」ではなくなったかもしれない。
一方で、リモートワークには「伝えることができる熱量の限界値」があるとし、新時代においてオフィスワークとリモートワークが共存していく在り方についても模索していく議論となった。
このセッションでは、テレビ東京 報道局『Newsモーニングサテライト』の解説キャスターである大浜 平太郎氏、『特命!池上ベンチャーズ』プロデューサーの金山 円氏、『ワールドビジネスサテライト』 ベンチャー担当デスクである俵口 和浩氏、『特命!池上ベンチャーズ』ディレクターである吉田 広氏など番組の作り手が登壇した。
本セッションでは、激動するコロナ渦でのスタートアップ報道に関して熱い議論が交わされた。
初めに、小浜氏がスタートアップのどこに注目しているかという疑問を投げかけると、世の中で皆が薄々意識している問題の解決に取り組んでいる企業や新規性・独自性を持つ企業にフォーカスしたいという意見が。
そこからスタートアップ報道のリスクやコロナ渦でのスタートアップ取材に関しての議論に展開し、最後に特に印象的なスタートアップについての議論が熱く交わされ、セッションが締め括られた。
このセッションでは、株式会社HEART CATCH 代表取締役 / プロデューサーの西村 真里子氏、株式会社ウィズグループ 代表取締役 / 一般社団法人ヘルス・アンド・ウェルビーイング・アライアンス 代表理事の奥田 浩美氏が登壇。
「男性目線」「女性目線」という言葉そのものに切り込み、DXに対する定義やDXがもたらすべき社会について議論を交わした。
DXはITリテラシーが高い人間だけが享受できるものではなく、インフラのような機能を果たすことに意味があるのではないかという認識を共有。
ワークライフ、男性女性においても境界線を引くのではなく、多様な価値観を取り入れることが必要であり、その手段としてのDXではないのかという議論も見られた。
モデレータとしてアナウンサー初のVtuber相内 ユウカ氏、早稲田大学学院経営管理研究科早稲田大学ビジネススクール 教授である入山 章栄氏が登場。
本セッションのテーマは、「超異次元ベンチャー」。日本発祥の一風変わったベンチャー企業のCEOらをゲストとして招き、事業に関して根掘り葉掘りした。
セッションに招かれたのは、株式会社イノカ 代表取締役CEOの高倉 葉太氏、GITAI Inc. Founder & CEOの中ノ瀬 翔氏、WOTA株式会社 代表取締役CEOの前田 瑶介氏の3名。
セッションは、それぞれのCEOらが事業の説明を行い、相内氏が質問し、入山氏が事業内容をまとめるという形で進められた。
高倉氏は、サンゴ礁から生態系を再生するビジネスを、中ノ瀬氏は宇宙ロボットの制作をし宇宙の作業コストを下げるビジネスを、前田氏は自律分散型水循環システムのビジネスを行っている。
3人の共通点として、情熱を持っているところや宇宙に着目していることなどが挙げられ、非常に熱量のあるセッションとなった。
このセッションでは株式会社Wright Flyer Live Entertainment 代表取締役社長の荒木 英士氏、クラスター株式会社 代表取締役の加藤 直人氏、株式会社スクウェア・エニックス 取締役 執行役員の齊藤 陽介氏が登壇した。
テーマは「Game as Soccial Space デジタル経済圏?一体何が起きているのか?」「デジタルがリアルを超越するためのポイント」「私たちはどうこの変化に適応していけばいいか?」の3つだ。
荒木氏は女性のアバターをモニターに映して議論に参加。
「デジタル経済圏」の1つの行きつく先は「レディ・プレイヤー1」のような世界なのかという議論も見られた。
登壇者として、株式会社ROUTE06 代表取締役の遠藤 崇史氏、BizteX株式会社 代表取締役である嶋田 光敏氏、株式会社ビザスク 代表取締役CEOの端羽 英子氏、ヤフー株式会社 メディアプロデューサーである宮内 俊樹氏が参加した本セッション。
DX(デジタルトランスフォーメーション)に関して、「なぜDXが必要なのか?DXを実現できる企業とできない企業の違い」と「新しい日常においてどのようなビジネスの変化が起きるか、今後変化をチャンスにするにはなにが必要か」の二本立てで議論が展開された。
登壇者で合意が得られたのは、とりあえずDXを導入してしまう場合は失敗パターンとしてありがちであるということだ。
また、トップダウンでスピード感を持ってDXを行うことがDX成功のポイントだという意見も出た。
最後は、DXは誰もが担い手になることができ、優良な会社であればトライしていける領域だという締め括りがされた。
このセッションでは株式会社タイミー 代表取締役社長の小川 嶺氏、株式会社アドレス 代表取締役社長一般社団法人シェアリングエコノミー協会 常任理事の佐別当 隆志氏、株式会社シューマツワーカー 代表取締役CEOの松村 幸弥氏が登壇。
「なぜ今副業やギグワーク、デュアルライフなど新しいが注目されているのか?」というテーマから「働き方・過ごし方の変化に伴う正社員採用の在り方」、そして「会社として個人として生き残るには?」というところまで深く切り込んだ。
副業は不確実性の高い時代におけるリスクヘッジだけでなく、孤独に対する解決策や新しい居場所としても機能し始めているという内容についても話し合う議論となった。
テレビ東京ビジネスオンデマンドで定期的に開催している「BEER MEET」は、「良いアイデアが生まれる瞬間と呼ばれる3B(Bath, Bus, Bed)に"Beer"を追加する」がコンセプト。
テレビ東京 アナウンサーの相内 優香氏とテレビ東京 報道局の豊島晋作氏をモデレーターに迎え、テーマを「ベンチャー経営のリアル」と題して経営者の素顔に迫る、本イベント唯一のアルコールを交えたセッションとなった。
経営者側には株式会社Luup 社長の岡井 大輝とファクトリエ 代表の山田 敏夫氏という、コロナ禍でも好調に事業を成長させる業界のトップランナーたちが登壇。
「ベンチャー経営|ぶつかる壁と乗り越え方」、「ニューノーマル|新たな価値観、変わらない価値観」、「ゲストが語る、私流ビジネスマインド」といったトピックについて、ざっくばらんなトークが展開された。
このセッションでは、株式会社才流 代表取締役社長の栗原 康太氏と株式会社Kaizen Platform CEO室 & ソリューション事業部長の坂藤 佑樹氏とベルフェイス株式会社 取締役の西山 直樹氏が登壇。
ここでは「法人営業のデジタル化は必要か」という前提のテーマから開始。早稲田大学ビジネススクール 教授の入山 章栄氏をゲストに招き、オンライン投票による視聴者参加型でディスカッションを展開した。
中盤では「Beforeコロナ・After/Withコロナの変化を踏まえると法人営業において50代は必要か」という際どいテーマまで切り込み、営業においてコンテンツと人脈どちらに優位性があるのかというところにフォーカスした熱量のあるものとなった。
「Reversible World 2020」を締めくくる、「Startup Emotional Pitch Battle〜求む!21世紀の課題に挑む/未来を創る起業家たち!〜」では、70社以上の応募の中から審査を潜り抜け厳選された7社による、白熱したピッチバトルが行われた。
審査員は、以下の豪華な6名によって行われた。
「世界中の空を利用可能にする」をミッションに掲げる株式会社トルビズオン。
空中権シェアリングサービス「sora:share」の展開により、ドローン飛行可能空域の確保やドローン普及の促進だけでなく、空の移動が自由となる世界の実現を目指す。
「日本に、世界でいちばん価値のある空をつくる」というビジョンに触れ、「このビジョンを達成するためには、皆様の協力が必要です」と語るCEO増本氏の輝く眼差しが、非常に印象的であった。
会社HP:https://www.truebizon.com
審査員の溝口氏には、「このピッチを2016年から続けているなんて、僕も気が狂っていると言われる方だが、上には上がいると感じた」と言わしめた。
その増本氏の高い熱量に当てられてか、審査員6名中3名が「飲みに行きたい」の札を挙げるという結果に。
1歳半〜6歳頃までの幼児食に特化した宅配サービス「homeal」を運営するhomeal株式会社。
創業者の鬼海氏は、肌の病気を抱える我が子を育てた際の苦労という原体験から、味付け・調理法・栄養・食材など全ての要素にこだわった幼児食を志向しており、共働き世代を中心に高い評価を得ている。
登壇した代表取締役CEOの鬼海氏は、すっかり肌の良くなった我が子の写真を見せつつ、「子供に愛情を伝えられるひとときを増やしたい」という夢について熱く語った。
会社HP:https://homeal.co.jp
鬼海氏の夢を語る言葉に打たれてか、審査員6人中4人が「飲みに行きたい」の札を挙げ、ミッションに対する感銘を示した。
一方で、藤本氏からは「今後の市場展開で言うと、競合がすごく多いので、どれだけ差別化を出来るのかというところがちょっとまだわからない」とのコメントもあり、更なる成長へ期待の視線が向けられた。
製造業に専門特化したインターネットサービスを提供する株式会社アペルザ。
製造業に特化した営業支援クラウドサービスのアペルザクラウドや、製造業エンジニア向けポータルサイトのアペルザカタログなど、幅広くサービスを展開する。
登壇した代表取締役社長兼CEOの石原氏は、「インターネット領域ではまだまだアメリカ・中国の会社に立ち行かない日本企業が多いが、この領域ではなんとしても勝ち切りたい」と、その燃え盛る信念を露わにした。
会社HP:https://www.aperza.com/corp/
審査員の溝口氏から本日初の「出資を検討したい」の札が挙がるなど、今回のピッチバトルでは最高評価を獲得したと言えるだろう。
溝口氏からは「とても大きな産業を押さえてらっしゃいますし、今までキーエンスで色んな営業・人事システムを体感してきていて、それにお墨付きを与えているアドバイザーの方々もいらっしゃるので、きっと素晴らしい会社になるのでは」との言葉が。
人手不足の地域事業者と地方に行きたい若者のマッチングプラットフォームを運営する株式会社おてつたび。
宿泊施設や農家などの短期的・季節的な人手不足を解消するだけでなく、若者たちに地域へ入り込んでもらうことで、そこに新たな「居場所」を見出してもらうという、リゾートバイトとも違った魅力的な価値を提供している。
今回唯一の女性起業家でもある代表取締役CEOの永岡氏は、「誰かにとっての"特別な地域"をもっと創り出していくことで、私の出身地である三重県尾鷲市のような知名度の低い地域にも、人がしっかり来てファンが出来るような世界を」と、地元への強い想いも明らかにした。
審査員からは「今のニューノーマルな時代に重なっているビジネスモデル」と評され、札も「飲みに行きたい」3票に「打ち合わせしたい」3票と、好感触であった。
また、溝口氏からは「事業者側の件数がボトルネックになると思うので、そこが市場としてあるのであれば投資をしたいと思える事業」と、今後の成長への期待も窺わせた。
「保険の請求もれをなくす」をミッションに掲げる株式会社IB。
コンシューマー向け加入保険情報の管理アプリ「保険簿」を事業の軸とし、将来的には「保険加入後のあらゆることが保険簿で完結する世界」 の実現を目指す。
登壇者の代表取締役CEO井藤氏は、「『保険の請求もれ』という命に関わる社会課題を知っていただく機会を頂戴したく、今回の登壇をさせていただきました」と、ミッションに対する真摯な姿勢を見せた。
会社HP:https://www.hokenbo-ib.com
審査員からの札としては、「打ち合わせしたい」が3票、「取材するかも?」が2票、「飲みに行きたい」が1票という中々の結果に。
Plug and Play Japan株式会社 執行役員CMOでもある藤本氏からは、「うちの採択スタートアップなので、さらに次の展開を打ち合わせしたい」と、その信頼関係を垣間見せた。
バーチャルスペースサービス「ovice(オヴィス)」を提供する株式会社NIMARU TECHNOLOGY。
相手との距離に応じて声量の聞こえ方が変わるシステムやシームレスにミーティング間を移動できるシステムなど、多くの特徴的な機能によって、まるで現実世界のようなオンライン空間を実現する。
登壇者のシリアルアントレプレナーでもあるCEOジョン・セーヒョン氏は、MCからの「次世代のZoomのようなイメージか?」という質問に対し「Zoomは会議室の進化系で、oviceはオフィスの進化系です」と述べ、プロダクトへのこだわりをハッキリと示しました。
会社HP:https://ovice.in
審査員からのコメントでは、谷本氏から「まさに弊社の抱える課題に答えてくれるツール」、本田氏から「投資というよりもうちの会社で使いたい」など、プロダクト自体への強い興味が窺えた。
一方で、押田氏からは「実際のビルもいかに価値をつけるかという部分で頑張っているので、バーチャル上で同じモデルでやっていくのであればもうひと工夫欲しい」と、さらなる成長を期待するコメントも飛び出した。
「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験ユニット、株式会社ヘラルボニー。
社会に根付く障がいのある方への偏見払拭を目指し、アート作品のライセンス提供・プロデュースやアパレル雑貨の製造販売など、福祉を軸とした自社事業を幅広く展開する。
一卵性双生児である代表取締役社長の松田祟弥氏と代表取締役副社長の松田文登氏が共同で行うピッチからは、会社を二人三脚で作り上げてきた彼らの強い絆が感じられた。
前川氏からの「『異彩を、放て。』というミッションをそのまま感じるような素晴らしいピッチ」とのコメントの通り、やはり審査員たちに与えた感銘は大きかったように見えた。
一方で、溝口氏からは「スタートアップとして急成長を目指すべきモデルなのかどうか」という指摘もあり、今後の彼らの企業としての在り方にも注目していきたい。
今回の「Startup Emotional Pitch Battle」では、審査員一同が選定する優勝者の他に、3つのスポンサー企業がそれぞれ独自に選ぶ、スポンサー賞が授与された。
熾烈な戦いとなった今回のピッチバトル、勝利を勝ち取ったのは果たして…?
初めに、富士通とスタートアップの共創プログラム「FUJITSU ACCELERATOR」からのスポンサー賞が授与された。
受賞したのは、バーチャルオフィス「ovice」を展開する株式会社NIMARU TECHNOLOGY。
副賞として、空気清浄機PLAZIONが提供された。
革新的なスタートアップの技術・製品と富士通グループの製品・ソリューション・サービスを組合せ、世の中へ新たな価値を提供することを目的とするFUJITSU ACCELERATOR 第9期は、現在エントリー企業を募集中。
ご興味のある経営者の方は、是非とも一度チェックして欲しい。
公式HP:https://www.fujitsu.com/jp/innovation/venture/
FUJITSU ACCELERATOR 第9期
応募ページ:https://www.fujitsu.com/jp/innovation/venture/entry/index.html
応募締め切り:2020年9月30日
エントリーフォーム:https://forms.gle/Mcb8fxhQGSeVMkke7
次に、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」からのスポンサー賞が授与された。
受賞したのは、福祉実験ユニットの株式会社ヘラルボニー。
副賞として、FUNDINNOオリジナルTシャツが提供された。
公式HP:https://fundinno.com
続いて、「一息で、ひと休みをあなたの力に」する次世代型ブリージングデバイス「STON」からのスポンサー賞が授与された。
先ほどFUJITSU ACCELERATOR賞を受賞した株式会社NIMARU TECHNOLOGYが、またも受賞となる結果に。
副賞として、従業員全員分のSTON本体が提供された。
公式HP:https://www.breather.co.jp
今回、優勝を掴んだのは、製造業に専門特化したインターネットサービスを提供する株式会社アペルザ。
副賞として、Amazonギフト券5万円分、並びに、全従業員に対してテレビ東京BODの視聴権1年間分が提供された。
優勝者の石原氏からは、「製造業は日本の宝だと思っていますので、日本の製造業をなんとしても次の世代に繋いでいきたい」と、決意の言葉を聞くことが出来た。
テレビ東京とプロトスターが手を組み、大盛況のうちに幕を閉じた「Reversible World 2020」。
多くの有識者たちが未来について語り合う中で、皆の胸中には希望の光が確かに灯ったのではないだろうか。
コロナ禍によって訪れた新しい時代、私たちの冒険はまだまだ始まったばかりだ。
「イベントに集まらない…」おすすめのイベント集客ツールと失敗する原因など解説
NINJA SIGN 1st Anniversary Conference
多様化する資金調達。ファイナンスキーマンはベンチャー&スタートアップ業界の夢を見るか?
5G New Business Award、次世代通信技術“5G”が可能とする未来のビジネスとは?
なぜ急成長するスタートアップは環境を選ぶのか~エコシステムビルダーだからこそ見える伸びる起業家たちの特徴~
加速する顧客体験DX!リッチコンテンツが生み出す次のビジネスモデル~コロナ禍で注目されるDX、その裏側にあるUX革命に迫る~
PwCがデジタル製品開発に乗り出すワケ~PwCが実践する新規事業育成術に迫る~
【このイベントは終了しています】ビジネスイベント「Reversible World 2021」事前受付開始!テレ東BIZ3ヶ月無料キャンペーンの案内も
学生向けスタートアップイベント「TORYUMON@福岡」に家入一真さんら豪華なメンツが登壇!
川崎市主催のアクセラレータープログラム「Kawasaki ZENTECH Accelerator」説明会イベントVol.02を実施!