TOP > SaaS > カスタマーサポート > サポート自動化 > チャットボットでInstagramの効果を最大限に!無料プランツール・企業の成功事例も紹介
チャットボットは、Instagramにおける顧客エンゲージメントの向上・商品購買への動線作りに有益なツールです。
「フォロワー数はそこそこあるのに売り上げにつながらない」「リアクションはあるのに集客が伸びない」などの課題を抱える企業は、チャットボットの導入が課題解決につながるかもしれません。
本記事では、Instagramチャットボットの概要やできること、おすすめのチャットボット比較、成功事例をご紹介します。
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このページの目次
Instagramチャットボットとは、Instagram上でのユーザー対応を自動化できるツールです。
詳細は後述しますが、主に以下のような機能を利用できます。
写真や動画に特化したInstagramは、ビジネスアカウントとの親和性が高いといわれるSNSです。
しかし運用効果を得るには、ユーザーとの適切なコミュニケーションやサイト誘導・小まめな情報発信が欠かせません。
Instagramチャットボットを導入すれば、リソースが不足している企業でもユーザーとのコミュニケーションを深化できます。
ユーザーエンゲージメントの向上がアルゴリズムでの高評価につながり、Instagramにおけるホーム率を高めることが可能です。
チャットボットについて詳しく知りたい方はこちらへ
2021年6月、Meta社はInstagram用のMessenger APIをすべての開発者に公開。
これによりInstagramチャットボットの開発が進み、ユーザーとのよりアクティブかつパーソナルなコミュニケーションが可能となりました。
ここからは、Instagramチャットボットでできることを詳しくご紹介します。
Instagramチャットボットなら、24時間365日の自動対応が可能です。
コメント対応担当者を常駐させる必要がなく、営業時間外に寄せられたコメントにも自動返信できます。
ユーザーのコメントに素早く対応することは、個客満足度の向上や機会損失の防止に有益です。
コメント対応担当者が不要となる分、人件費もカットできます。
Instagramチャットボットは、以下のケースでDMの自動送信が可能です。
Instagramチャットボットを利用すれば、担当者が手動でDMを送信する必要がありません。
送信ミス・送信漏れが発生しにくく、顧客満足度の向上に有益です。
またアカウントが育ってくると、全てのユーザーにDMを送信することは難しくなります。
1度に大量のDMを送信できるチャットボットなら、ユーザーの取りこぼしや機会損失を防ぐことが可能です。
診断コンテンツとは、ユーザーの回答内容に合わせて結果を表示するユーザー参加型のコンテンツです。
「あなたの本音が分かる○○診断」といった心理診断テストから「クイズ形式コンテンツ」「よくある質問への回答」まで、多彩なコンテンツを提供できます。
Instagramチャットボットでユーザー参加型の診断コンテンツを提供することは、顧客獲得や商品認知度の拡大に有益です。
収集した回答を分析して顧客インサイトを掘り起こせば、新たなマーケティング施策に活用できます。
プレゼントキャンペーンは高い運用効果が見込まれるものの、ユーザー対応には多くのリソースが必要です。
Instagramチャットボットを利用すれば、プレゼントキャンペーンにおける以下の工程を自動化できます。
Instagramチャットボットなら、キャンペーン施策に多くのリソースを必要としません。
中小規模の企業でも、今あるリソースのみでInstagram運用効果を最大化できます。
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Instagram DMのAPIが公開されて以降、ユーザーとのコミュニケーションを深化させるためのチャットボットツールがさまざま登場しました。
ここからは、ユーザーとのインタラクティブなコミュニケーションを確率できる、おすすめのInstagramチャットボットをご紹介します。
画像出典元:「SAKYOMIチャット」公式HP
SAKIYOMIチャットは、InstagramでのDM送信を自動化できるチャットボットツールです。
企業アカウントに設置すると、フィード・ストーリーズ・インスタライブに寄せられたコメントへ自動でメッセージを送信します。
チャットボットで送信できる内容は、テキスト・URL・画像・画像リンクです。
送信内容をうまく組み合わせることで、魅力的な診断コンテンツの提供やお得なクーポンの発送も可能となります。
またInstagram運用ノウハウのない企業には、ノウハウ動画や勉強会・コミュニティへの招待が提供されるのもうれしいポイント。
コンサルタント直通のチャットも開設されており、Instagram運用中の疑問・不安の解決がスムーズです。
初期費用 | チャットボット 利用 |
コンサルティング料 | 企画設定代行 | |
料金 | 0円(期間限定) | 50,000円 | 100,000円 | 別途見積り |
(税抜)
月額費用には、設定マニュアルやSAKIYOMI会員サービスの提供などが含まれています。
チャットボットのシナリオ設定のサポートや運用サポートを受けたい場合は、別途コンサルティング料が必要です。
画像出典元:「チャネルトーク」公式HP
チャネルトークは、複数のチャネルにおける顧客対応を一元管理できるチャットボットツールです。
InstagramDMとの連携機能を備えており、Instagramチャットボットとして活用できます。
チャネルトークでできることは、ユーザーからのメッセージやストーリーズの確認・DM返信などです。
状況によってはチャットボットを有人対応への切り替えも可能なため、ユーザーニーズに合わせたきめ細かな対応を実現できます。
このほかチャネルトークには、担当者の指定機能・対応ステータスの表示機能、メッセージ内容の分析機能も実装されています。
機能をフル活用することで、Instagram運用におけるDM返信の効率化、DM管理・分析の高精度化が可能です。
年額払いの場合。
プラン | 無料 | Early Stage | Growth | Enterprise |
料金 | 0円 | 2,700円〜/月 | 7,200円〜/月 | 要問合せ |
(税表示不明)
無料で利用できるプランもありますが、利用できる機能はごくわずかです。
チャネルトークの機能をフル活用するなら、Early StageまたはGrowthの利用をおすすめします。
画像出典元:「iステップ」公式HP
iステップは、InstagramのDM返信を自動化できるチャットボットツールです。
フィードをはじめとする各種投稿へのコメント返信や、プレゼントキャンペーンの実施、アンケート・診断コンテンツの作成を自動化できます。
iステップの魅力は、企業の運用レベルや目標に合わせたオプションサポートが提供されていること。
「ツール運用そのものを依頼したい」「設定方法を教えてほしい」など、多彩な企業ニーズに対応できます。
チャットボットはノーコードで設置できるため、コーディング知識は不要です。
一般的なInstagramの操作ができる人であれば、誰でも簡単にチャットボットを利用できます。
システム利用料:22,000円/月(税表記なし)
システム利用料には、全ての基本機能が含まれていますが、シナリオ作成の代行などは有料です。
まずは14日間の無料期間を利用して、ツールとの相性をチェックしましょう。
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Instagramチャットボットを選ぶときは、以下3つのポイントをチェックしましょう。
一言にInstagramチャットボットといっても、対応できる業務はさまざまです。
自社に必要な機能が揃っているかを確認しましょう。
機能を比較するときのポイントは、キャンペーン施策自動化機能や診断コンテンツの作成機能、外部ツールとの連携機能などの有無を細かくチェックすること。
DMやコメントへの自動返信機能は、ほぼ全てのInstagramチャットボットが実装済みです。
その他の機能の充実度で、自社との相性を確認してください。
Instagramチャットボットの利用料金は、月額制がほとんどです。
料金はサービス内容によって異なり、無料から数十万円までとさまざまあります。
中長期的な運用を目指すなら、導入や運用負担の少ないチャットボットを選ぶことが大切です。
ただし基本料金は安価でも、オプションを追加すると高額になるケースもあります。
料金は自社に必要な機能を網羅した場合でチェックしてください。
Instagramチャットボットの導入では以下のポイントを確認し、ベンダーのサポート体制が十分かどうかを測ってください。
自社にチャットボット運用の実績・ノウハウがない場合は、サポート体制が充実しているInstagramチャットボットがおすすめです。
ただしサポートの充実度は、料金にも反映されます。
予算上限をにらみながら、サポートと料金のバランスがよいサービスを選択してください。
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最後に、Instagramチャットボットの活用により業績アップを果たした、成功企業の事例をご紹介します。
株式会社東京デリカは、全国に600店舗以上を展開するファッショングッズやバッグの小売店です。
女性向けバッグブランド「SALON de RUBAN」アカウントの運用において、プレゼントキャンペーンの運用管理に課題を抱えていました。
同社はInstagramチャットボットを設置し、プレゼントキャンペーンの受付から当選対応・応募者データの管理までを自動化。
手動でのやりとりが大幅に削減され、カスタマーサポート費を50万円以上抑えることができました。
またコメントをしたユーザーにキャンペーンとアンケートの自動案内を行ったところ、回答率も大幅にアップ。
96.6%のユーザーが、4問の質問に全て回答しました。
OMO (おも) by 星野リゾートは、株式会社星野リゾートが運営する「街ナカ」ホテルブランドです。
Instagramのアカウント運用においては、ブランドムービーの視聴数が伸び悩んでいたことが課題でした。
同社は動画の視聴者数をアップさせるため、Instagramチャットボットを利用したキャンペーンを展開。
アカウントのフォロー&ムービーの視聴をした人にクイズを出し、正解した人にスペシャルプランを提供しました。
キャンペーンの実施により、ムービーの視聴数は約3倍、スペシャルプランの予約数は約9倍にも跳ね上がったそうです。
株式会社CHAMELEONは、ウェディングフォトスタジオ「eggfilm」のアカウントでInstagram運用を行っています。
アカウント全体の露出量が減り、インスタ内のUGC(ユーザー生成コンテンツ:クチコミ投稿等)の創出に課題がありました。
同社は既存フォロワーのUGCを獲得すべく、「#eggレポ」を付けてフィード内投稿したフォロワーを対象としたプレゼントキャンペーンを展開。
DM送信や応募受付・管理といったオペレーションをチャットボットで自動化しました。
キャンペーンには約260件の参加があり、大変な盛り上がりとなりました。
外部レビューサイトでの口コミも増え、Instagramのフォロワー数は、チャットボット導入前と比較して約4.8倍に増加したそうです。
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Instagram DMのAPIが公開されたことにより、DMを自動送信できるチャットボットの導入が可能となりました。
コメント返信や各種情報提供をチャットボットに一任することにより、Instagram運用の効率化や担当者への負担軽減を実現できます。
Instagram上のアルゴリズムを優位にするには、ユーザーのエンゲージメント率向上が欠かせません。
チャットボットDMを活用してユーザーにアプローチすること・ユーザー参加型のキャンペーンを展開することが、Instagram運用効果の最大化につながります。
画像出典元:Adobe Stock
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