Qlik Sense

3.0

記事更新日: 2021/04/14

執筆: 編集部

編集部コメント

Qlik Senseはビッグデータに対応したデータ分析ツールです。搭載された独自の連想エンジンにより、データ間の関連性をつないで膨大なデータを自動で圧縮。データマートのための特別なツールを導入するなどの事前準備が不要な点が大きなメリットです。分析に関わるコストを削減し、ビジネスの意思決定や経営判断に注力したいと考えている企業にはおすすめのツールといえるでしょう。

良い点

データの関連性が直ちにインデックスされ、あらゆる角度から情報検索できます。また、SaaS、オンプレミス、プライベートクラウドを組み合わせて利用できるため、拡張がしやすいというメリットがあります。

悪い点

サポートページやヘルプページは英語のため、英語が苦手な担当者にとってはトラブル時の対応がスムーズにいかないという点がデメリットです。

費用対効果:

Qlik Sense Businessの場合、ユーザーごとの課金(グローバル参考価格が30ドル)になります。

UIと操作性:

事前の分析軸の定義や、それに合わせたデータマートが不要のため、扱いやすい操作性といえます。

サポート体制:

利用に際しての入門ガイドや、技術者や他のユーザーとの情報交換のためのコミュニティなどが利用できます。

Qlik Sensの特徴3つ

1. 独自の連想エンジンによる情報検索

Qlik Senseの最大の特徴は連想エンジンによるデータ処理です。収集された膨大なデータは、独自の技術である連想エンジンによりデータ内の関連性をつないでいきます。

具体的には、ユーザーの行動からフィードバックをおこなったり、トレンドや業界の知識などの要因から関連性の高いインサイトと提案を生成することで、プラットフォームのレベルを段階的にあげていくことができます。

連想エンジンを利用することで、膨大なデータを無限に組み合わせて行くことができるため、クエリベースでは見落としがちな視点でのデータ活用が可能になります。

また、関連性のあるデータが自動で作成されるため、分析軸の定義設定や、事前のデータマートが不要になるなど、作業の効率化も期待できます。


連想エンジンで膨大なデータ処理が可能

2. ダッシュボードにデータを集約&Excelに出力もできる

次に紹介するQlik Senseの特徴はダッシュボードを利用したデータ管理です。得られたデータをダッシュボード上で可視化することで、状況が一目で把握できます。

関連する複数のデータを並べて表示できるため、さまざまな視点からデータ分析できるという利点があります。

また、気になる点があった場合には数クリックで問題点を深堀できるなど情報管理も簡単にでき、ビジネスにおける迅速な意思決定に大変役立ちます。

分析結果のグラフおよび表は、画像データとしてクリップボードへ貼付したり、Excelへ出力することも可能です。


ダッシュボードで視覚的に把握

3. 事前準備が不要で導入しやすい

Qlik Senseの特徴3つ目は、分析を行うための事前準備やシステムの構築が不要なことです。

Qlik Senseは、クラウドだけでなくオンプレミスでも利用できます。連想エンジンを活用してデータ分析を行うため、データマートのための特別なツールを導入するなど、事前の構築が不要なため導入後短期間で運用を始めることができます。

また、ユーザーの増員、データの増加などにも柔軟に対応できるため、パフォーマンスを損なうことなく利用できます。


Qlik Senseの料金プラン

Qlik Sense Businessでは、1ユーザー当たりのグローバル参考価格が30ドルになります。

無料のお試し版がありますが、こちらの詳細についてはお問い合わせをする必要があります。

Qlik Senseの評判・口コミ

金融

101〜250人

集計やデータ化が一瞬で出来るようになった

利用期間 

2019年から2021年10月現在も使っています 

使いやすいと感じた点を教えてください。 

CSVやExcelを使い分けながらユーザーの情報を追加できること、そして外部データの取り込み・集計・データ化が一瞬でできるようになったのが非常に便利でした。
 

不便だと感じた点を教えてください。 

ヘルプが英語対応しかしていないところです。システム上で困ったことがあってとっさにヘルプを見ても、英語の読解から入らなければならないのが辛いです。サクサク使えるようにしたので、日本語対応は是非してほしいです。 

他の会社にもおすすめしますか? 

様々な数字をもとに分析をし、戦略をたてていく場合に活かせるツールです。特に、マーケティングや営業に関わる人が使うと、活躍の幅を広げられると思います。 

IT

101〜250人

データ数により検討をお勧め

初期費用・月額費用・料金プラン名等 

Qliksense Saas版 プロアカウント

利用期間 

2020年4月~現在

導入に至った決め手を教えてください。 

Excelだと大量のデータの集計だと時間がかかることと、手順が多くミスが発生するため。

フィルター機能による集計の切り口の変更を、利用者が簡単にできるため。

使いやすいと感じた点を教えてください。 

一度しっかり作り込めば、データを更新するだけでグラフも更新されるのが便利でした。

Excelだと1時間ぐらいかかっていたグラフの作成が10分程度で更新できるようになったケースもありました。

不便だと感じた点を教えてください。 

データ量が多すぎるとやはりExcel同様に固まってしまい、全データを投入して、あらゆる切り口でフィルタリングして集計することは時間がかかり難しいです。結局いらないデータを削除したり、元データを圧縮するなどの対応をしていました。

いろんなグラフがあるが結局使うのは棒グラフや線グラフピボットテーブル程度です。

Excelと違い、SUM範囲を手で随時変えたりすることはできないので、ちょっとした調整するにも随時スクリプトを変えないといけないので、ハードコーディングになりがちで属人化しやすいです。

他の会社にもおすすめしますか? 

データ量によるので、Excelで処理大変な行数以上且つ100万行以内ぐらいないらオススメするかもしれません。また元データがしっかりきれいになっていることが前提なツールなので、もとデータがしっかりとしているならオススメです。

IT

251〜500人

分析データでより具体的な事業方針が立てられる

初期費用・月額費用・料金プラン名等 

初期費用は不明です。月額費用は3500円です。料金プランはQlik Sense® Businessです。 

利用期間 

2021年3月~2021年10月現在 

導入に至った決め手を教えてください。 

既存のデータを分析して今後の売り上げの予測を立てられるようになるところです。 

家庭用ロボットの新商品の開発と並行して、新商品に関する情報を購入して下さると思われる方たちに情報発信を行いたいと思っていたのですが、1度購入して下さった方が再度購入して下さるとは限らないため、どの範囲にまでメールでの情報発信を行えばいいか分からなくなっていました。 

そこで、過去の購入者の方々がどれくらいサイトにアクセスして下さったかなどを分析して、今後購入して下さる可能性が高い方たちを絞り込んで情報発信を行い、売り上げを効率的に向上させることができるところが決め手となり、導入することになりました。 

使いやすいと感じた点を教えてください。 

分析したデータを他の社員たちにもすぐに共有して今後の方針について話し合えた点です。 

購入者の方たちの動向や属性を分析したデータのファイルを、2~3個まとめて他の社員たちに数分で共有できて、分析したその日のうちに打ち合わせを行うことができたので、良かったです。 

不便だと感じた点を教えてください。 

購入者の方たちの出身地を地図でまとめたい時に見やすく表示することができなかったことです。 

購入者の方たちへのアンケートをもとに、出身地についても地図でまとめて表示したかったのですが、同じような色が集中してしまい県境が分かりにくくなるなどデータを理解するまでに時間がかかってしまい、不便さを感じました。 

外部連携はしやすいと感じましたか? 

Excelと連携して、折れ線グラフなど分析したデータを見やすくまとめて共有することができたので、連携しやすかったです。 

他の会社にもおすすめしますか? 

商品を購入して下さった方たちの情報を分析して今後の事業方針を立てやすくなるので、今後どの年齢層に向けて新商品を開発してけばいいかをデータをもとにより明確にしていきたいと考えている会社におすすめです。

メーカー

1001人以上

マーケティング

費用対効果は疑問で使いこなすのも難しい

利用期間 

2019-2021年11月現在も利用中 

使いやすいと感じた点を教えてください。 

自由に設計できて分析を掘り下げられる点。本当に分析から新しい発見を見つけらる
 

不便だと感じた点を教えてください。 

人によっては、作ったアプリが割とすぐ壊れるというかエラーが出る。おそらく熟知していないと厳しいのだと思う。動作もパソコンによっては重い。
 

他の会社にもおすすめしますか? 

おすすめできない。費用が高いとは聞いているが、その費用をかけて導入するほどかどうかが疑問。よほどマーケティングに力を入れていないと、使いこなせないで終わるだけだと思う。

IT

251〜500人

導入決定者

データの活用に悩んでいる企業にお勧め

利用にかけた費用 

初期費用は不明。月額費用は約9万5000円。料金プランはQlik Sense® Businessでした。 

利用期間 

2019年6月~2020年6月 

導入に至った決め手を教えてください。 

その都度データを追加しながらより高度なデータ分析を簡単に行うことができるところです。 

同じ業種の企業が近隣にどれくらいあるのかなど、観点を幾つか決めて調査を進める中でデータを追加しながら、短時間で分析できます。新しいプロジェクトを起こしたいときなどに、より参考にできる要素を絞り込みやすくなるところが決め手となりました。 

使いやすいと感じた点を教えてください。 

データを追加した際にどこが追加前と変化したのかが分かりやすく表示されたことです。同じ業種の企業の数を調査して、新たに判明した企業を追加してデータ分析を行えます。その際に、追加前と比べて取り引き先の確保のしやすさが変化したなど、どの要素に影響が及ぶのかが明確に表示されたので、ありがたかったです。 

不便だと感じた点を教えてください。 

分析したデータを保存できる容量があまり多くなかったことです。分析したデータを本当は数十種類保存したかったのですが、20種類目を保存しようとした際に保存できないという表示が出てしまいました。結局安定して保存できたデータが10種類程度だったのはとても残念でした。
 

外部連携はしやすいと感じましたか? 

Excelと連携して、分析したグラフなどのデータを正確に細かな数値まで共有できたので、連携しやすかったです。 

他の会社にもおすすめしますか? 

膨大な量のデータを、より効率的にグラフなどのデータとして整理できます。今後の事業に活かせる情報を瞬時に把握できるようになるので、現在手元にあるデータの活用法に悩んでいる会社におすすめです。 

まとめ

この記事ではQlik Senseの特徴・評判・料金を解説しました。

あらゆるデバイスに存在するデータを効率的に収集し簡単に分析したいと考えている企業にはおすすめです。それは連想エンジンによる自動集計によりデータマート不要で分析が行えるというのがQlik Senseの大きな特徴だからです。

関連データは連想エンジンが自動でつないでくれるため、分析軸の設定や事前集計は不要です。気になる点を指定して数クリックするだけで、分析データが手に入ります。

多角的な視点でのデータ分析ツールとして、これからの経営判断に非常に役立つものとなるでしょう。

画像出典元:「Qlik Sense」公式HP

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