「RICOH Cloud OCR for 請求書」は、受領した紙の請求書を、AIが自動でデータ化してくれるサービスです。AIによるデータ化を目視で確認・修正するサービスもあるので、安心して請求書を処理できます。紙の請求書のアップロードは自社での作業になりますが、同種のサービスの中では初期費用・月額費用とも安い方です。ただ、手書き文字に対応していない点は把握しておかなければなりません。
「RICOH Cloud OCR for 請求書」は、受領した紙の請求書を、AIが自動でデータ化してくれるサービスです。AIによるデータ化を目視で確認・修正するサービスもあるので、安心して請求書を処理できます。紙の請求書のアップロードは自社での作業になりますが、同種のサービスの中では初期費用・月額費用とも安い方です。ただ、手書き文字に対応していない点は把握しておかなければなりません。
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デジタル化を推進したいけれど、取引先が紙ベースで業務を行っていて、結局アナログ対応を迫られるケースも少なくありません。
「RICOH Cloud OCR for 請求書」では、リコー独自の帳票解析・画像処理技術を搭載したAIが、請求書の内容を一括でデータ化してくれます。
具体的には、請求日や請求元名称、請求金額、銀行名、支店名、口座番号をデータ化してくれます。請求書のフォーマットが異なっても抽出できるのは、とても便利でしょう。
AIが請求書をデータ化
画像読み取りに使用できる対応機種は次のとおりです。
RICOH IM C8000/C6500/C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000/C300
RICOH MP C8003/C6503/C6004/C5504/C4504/C3504/C3004/C2504/C307/C306
RICOH IM 9000/8000/7000/430F
RICOH MP 9003/7503/6503/6055/5055/4055/3555/2555
RICOH IP 500SF
RICOH Pro C5310S/C5300S/C5210S*1/C5200S
*1MultiLink-Panel タイプS6 が必要となります。
FUJITSU Image Scanner fi-7160 RICOH Edition
自動的にアップロードするには、パソコンに「RICOHクラウド ファイルアップローダー」を設定しておく必要があります。
AIに請求書を処理してもらえるのは便利だけれど、ミスの発生に不安を感じるかもしれません。
その点、「RICOH Cloud OCR for 請求書」では、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供しています。
人の目によってOCRの結果を確認・修正することで、データ化の精度を高めることが可能です。請求書の処理に関してトラブルを防ぎやすい点が魅力的だといえるでしょう。
また、BPOサービスを利用すると、OCRでは読み取り対象外となっている、各明細の「商品名」「数量」「単価」「明細金額」も読み取ることができます。明細部分もデータ化したい場合には、BPOサービスを併用すると良いでしょう。
BPOサービスのデメリットとしては、コストが2倍になる点、受付後2営業日程度の時間が必要になる点が挙げられます。
しかし、自社で経理の人材が不足しており、なかなか人手を確保できないような企業には大きな助けとなるでしょう。
データを読み取っても、出力したデータ形式が使いづらければ、業務の生産性は高まりません。
その点、「RICOH Cloud OCR for 請求書」では、OCRの結果をCSVファイルとして出力できます。さまざまな会計ソフトと連携できるので、入力の手間を省けます。
具体的な会計ソフトの例は下記の通りです。
そのほか、銀行支払システムと連携することも可能です。
全銀フォーマット、インターネットバンキングに合わせた任意のCSVフォーマットで出力できるため、支払い業務に関するデータ処理の効率化を図れます。
CSV形式で出力可能
請求書入力やチェックの負荷削減という効果が、最も大きかったと感じています。「RICOH Cloud OCR for 請求書」に期待したのは、請求書入力の負荷削減と入力ミスの削減や経理業務の省人化などです。業務効率化を目的に導入しているため、できる限り省力化したいという思いがありましたので、BPO付きのプランにしました。
*「RICOH Cloud OCR for 請求書」公式HP参照
今回は、「RICOH Cloud OCR for 請求書」の評判や口コミ・特徴・利用価格について紹介しました。
RICOH Cloud OCR for 請求書は、読み取った請求書をCSV形式で出力できるため、会計ソフトや銀行支払システムとも連携しやすく、業務効率化を目指す企業にピッタリです。
SSL暗号方式を採用することでセキュリティー対策も講じているので、データ処理の安全性を重視する企業にもおすすめです。
5,000円(税別)
複合機などの購入費用は含まれていません。
表の価格は全て税別表記です。
()内の価格は、超過した枚数の追加の利用料です。1枚単位で利用料が発生します。
プラン | サービス利用料 | サービス利用料 +BPOサービス |
100枚コース | 15,000円/月 (101枚目~ 150円/枚) |
30,000円/月 (101枚目~ 300円/枚) |
200枚コース | 25,000円/月 (201枚目~ 125円/枚) |
50,000円/月 (201枚目~ 250円/枚) |
500枚コース | 50,000円/月 (501枚目~ 100円/枚) |
100,000円/月 (501枚目~ 200円/枚) |
「RICOH Cloud OCR for 請求書」は、請求書の処理枚数が多いほど料金が高くなります。
また、BPOサービスを利用すると、利用しないケースと比べて、2倍の料金が発生する仕組みです。
AIが請求書に記載された項目や内容をデータ化。場所を選ばず業務が行えるため、請求書(現物)が手元になくてもスムーズに処理、振込承認までの時間も1日に短縮できました。リモートワークにも対応でき、働き方の幅が広がりました。