ブライダル業界 効率化について

ブライダル業界を効率化して生産性アップへ!課題を解決できるおすすめ婚礼システム12選

記事更新日: 2024/04/24

執筆: 桐野ひさや

ブライダル業界は新郎新婦の門出をサポートする人気の職種ですが、激務により人手不足が大きな課題となっています。

新郎新婦への接客以外に、スケジュール管理や発注、売上アップ施策など、さまざまな業務があり、生産性を向上させるには業務効率化が大切です。

今回はブライダル業界で業務効率化が必要な理由と導入するメリットと共に、おすすめの婚礼システム12選をご紹介します。

婚礼システムの比較ポイントについても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

このページの目次

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ブライダル業界に効率化が必要な理由

ブライダル業界は深刻な人手不足となっていて、業務効率化の重要性を感じている企業も増えてきました。

ここでブライダル業界になぜ効率化が必要なのか、理由を解説します。

ブライダル業界のおもな業務

ブライダル業界のおもな業務は、新郎新婦への接客と感じる方もいますが、それ以外にも実際は以下のような作業が多いです。

  • 顧客情報の登録など事務作業
  • 売上や成約率などの分析業務
  • ブライダルフェアの更新やHPやブログの執筆など集客業務
  • プランナー育成業務
  • 仕入れ業者との打ち合わせ

集客や仕入れ業者との打ち合わせは売上につながる業務ではあるものの、生産性が向上する業務ではありません。

また、事務作業や分析業務もブライダル業界では必要な業務ですが、手間がかかってしまうと接客にかけられる時間が少なくなります

担当するカップルが多ければ多いほど、接客以外の業務が増えるため、プランナーが抱える業務量も必然的に多くなりやすいのがブライダル業界の現状といえるでしょう。

ブライダル業界の深刻な人手不足

業務量が多いブライダル業界では、深刻な人手不足が課題となっています。

ブライダルプランナーは人気の職種ですが、労働時間の長さやノルマの厳しさなどが理由で退職する方が多く、平均勤続年数が短い職種です。

はじめはやりがいのある仕事と感じていても、プランナー一人あたりの仕事量を考慮すると長くは続けられないと感じてしまうのかもしれません。

売上アップにつなげる生産性向上と業務効率化を

ブライダル業界では人手不足だけでなく、生産性の向上も改善したい課題です。

一般的にブライダル業界の接客は1組3時間程度といわれているため、どれだけ打ち合わせや新規接客に力を入れられるかが生産性を上げるカギとなります。

生産性とは、売上につながる業務量を増やすことを指し、成約率や売上の高いプランナーは生産性が高いといえるでしょう。

また、人手不足を解消するには人員の補充が欠かせませんが、採用後も離職されないよう業務負担の軽減が欠かせません。

プランナーには、顧客情報の管理や発注、スケジュールなど接客以外の業務が多く発生するため、生産性を上げたくてもなかなか時間が取れないのが現状です。

業務効率化で接客以外の業務時間が削減できれば、打ち合わせなどの接客に集中できるため、生産性の向上も実現しやすくなるでしょう。

ブライダル業界を効率化!婚礼システム比較表

ブライダル業界効率化に特におすすめ!婚礼システム5選

​​株式会社データマックス「ストラテジーサプリ」

画像出典元:「ストラテジーサプリ」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • ブラウザ上で一元管理が可能
  • 他システムとの連動やカスタマイズ相談が可能
  • Web発注が可能

特徴

「ストラテジーサプリ」は、ビジネスモデル特許を取得した婚礼システムです。

Web上で一元管理が可能で、式場とプランナー、新郎新婦、仕入れ業者と披露宴に関わる人の作業を効率化してくれます。

新郎新婦とのコミュニケーションツールとして、仕入れ業者との受発注管理やスケジュール管理ツールとして、など煩雑な処理がすべて一元管理可能です。

他システムとの連動やカスタマイズ相談もできるため、自社専用システムとしての導入もできます。

料金プラン

詳細についてはお問い合わせが必要です。

​​株式会社 TAIAN「Oiwaii」

画像出典元:「Oiwaii」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • ISO27001を取得したセキュリティに強いシステム
  • 自動メールマーケティング機能
  • Web招待状からゲストデータの自動連携が可能

特徴

「Oiwaii」は、各種媒体からの新規集客から生涯顧客化まで、各工程を一元管理できる婚礼システムです。

情報セキュリティに強みがあり、2023年3月にはISO27001も取得しました。

ブライダル業界で課題となる複数媒体への入稿も、Oiwaiiであれば一括入稿が可能です。

来館ステータスに合わせて自動メール配信機能も利用でき、配信シナリオを設定する作業の代行も依頼できます。

自動配信はイベントや記念日など、ターゲットに合わせて配信設定できるため、生涯顧客化につながりやすいでしょう。

料金プラン

詳細についてはお問い合わせが必要です。

PIEM株式会社「ONE-W」

画像出典元:「ONE-W」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • 500式場以上、年間45,000組以上*の導入実績
  • ISMS認証など強固なセキュリティ環境
  • 新郎新婦や取引先からの質問にもONE-Wが対応

(* 2024年4月時点)

特徴

「ONE-W」は全国約500式場*への導入実績があり、各式場から求められた機能を実装している婚礼システムです。(* 2024年4月時点)

年間4.5万組の新郎新婦にも利用されていて、豊富な機能と高いセキュリティ、シンプルな操作画面が満足度を高めています。

婚礼システムの他サービスと比較して月額費用が安価なので、導入しやすいのではないでしょうか。

料金プラン

  基本プラン
システム設定費(1式場あたり) 50,000円
システム導入費(1式場あたり) 250,000円〜
システム利用料(1挙式) 10,000円

(税別)

ワークシステム株式会社「キャックルシステム」

画像出典元:「ワークシステム株式会社」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • IT補助金支援業者が提供するシステム
  • 導入台数無制限
  • 土日祝日も対応可能な手厚いサポート

特徴

「キャックルシステム」は、作業のリスト化や履歴ができる婚礼宴会・衣装システムです。

担当プランナーの作業内容や対応内容などをシステム上で管理できるため、担当者不在時でも新郎新婦への対応も統一できます

また、両家分けや婚礼プランなどの見積もりもシステム上で作成可能で、そのまま発注書へ出力も可能です。

どの端末からどんな作業をしたかが履歴に残るため、新郎新婦とのトラブル防止にも役立つのではないでしょうか。

料金プラン

  婚礼宴会システム
(年間100施工まで)
衣裳システム キャックル
婚礼宴会システム
利用固定課金
(30台まで)
標準価格 660,000円 3,000,000円 2,424,000円
ライセンス価格 設定なし 設定なし 72,000円

(税別)
※表の料金は「IT導入補助金2024」公式HPを参照

※「標準価格」・・・稼働に必要な機器・ソフトウェア一式の価格。サブスクリプションの場合は年額。
※「ライセンス価格」・・・「ライセンス販売あり」のソフトウェア利用における年間費用。

株式会社ジェーシーエス「Wedding Planner NT」

画像出典元:「Wedding Planner NT」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • Excelデータからデータインポート可能
  • 社内のシステム管理費用がかからない
  • データの保守・運用は大手データセンター

特徴

「Wedding Planner NT」は、手軽に導入できる婚礼システムです。

自社作業が不要で、Excelデータからマスタ登録できるため、これまで活用していたデータさえあればすぐに導入できます。

また、大手のデータセンターで登録データを保守・運用しているので、サーバー障害などのトラブルからの復旧も早く、万が一も安心です。

多機能ではありますが、操作画面がシンプルで、初めて婚礼システムを導入する式場・プランナーでも迷わず操作できるでしょう。

料金プラン

詳細についてはお問い合わせが必要です。

その他おすすめ!ブライダル業界効率化システム

株式会社AnalySys.「Phorbs」

画像出典元:「Phorbs」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • 導入デモあり
  • 安心のセキュリティ体制
  • 成約数などの目標と実績をリアルタイムに可視化

特徴

「Phorbs」は、ブライダル業界から望まれる機能を多く反映させた婚礼システムです。

打ち合わせスケジュールや発注内容はもちろん、新郎新婦との打ち合わせメモなどすべてのやりとりがシステムに残せるため、スタッフ間で情報共有がしやすいでしょう。

見積書の作成から成約書類、発注書など、複数の書類をワンタッチで発行も可能です。

専用のヘルプデスクもあるため、不明点やシステムトラブルが発生したときも安心して利用できます。

料金プラン

  エントリー ライト スタンダード
初期費用 要問合せ
月額費用 39,600円 92,400円 132,000円

(税込)

株式会社プレソル「PreSolシリーズ」

画像出典元:「PreSolシリーズ」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • オーダーメイドのようにカスタマイズが可能
  • 別端末のスケジュール機能と連動し、ダブルブッキング防止
  • 自動顧客登録・自動集計機能

特徴

「PreSolシリーズ」は、顧客自動登録や自動集計機能など、作業の自動化に強みがある婚礼システムです。

HPからの問い合わせやブライダルフェアの予約などが入ると、自動的にシステムに顧客情報が登録されます。

また、新郎新婦と打ち合わせた内容はそのまま発注書に反映できるため、発注漏れやミスが削減できるでしょう。

成約率や売上情報の自動集計機能もあり、ブライダルに関わる煩雑な入力・分析業務も短時間で処理できます。

料金プラン

詳細についてはお問い合わせが必要です。

株式会社パプレア「パッとブライダル」

画像出典元:「パッとブライダル」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • 複数の媒体を一元管理
  • 管理数に応じたプランでコスト減
  • 効果的なキーワード、画像の分析も可能

特徴

「パッとブライダル」は、異なる媒体でもブライダルフェアを一括登録できる便利な婚礼システムです。

提携している媒体であれば、一括入力ができるため、業務効率化と生産性の向上が実現します。

各種情報の一元管理、出稿中のフェア分析レポートの作成、メール配信管理など、事務処理が大幅に短縮できれば新郎新婦との打ち合わせ時間の確保もしやすくなるでしょう。

プランによって、分析できる会場数や出稿サポートの利用可否が異なるので、事前にプラン内容を確認しておくのが大切です。

料金プラン

  ライトプラン ベーシックプラン サポートプラン
初期費用 100,000円 150,000円
月額費用 30,000円 50,000円 100,000円
フェア情報
一元管理機能
3媒体まで 無制限

(税抜)

株式会社 八芳園「IRERO」

画像出典元:「IRERO」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • kintoneを活用した一元管理サービス
  • 必須の業務アプリがまとまったパッケージプラン
  • 追加オプションでカスタマイズも可能

特徴

「IRERO」は、CRMツール「kintone」を活用した婚礼システムです。

簡単な入力で情報管理できるのが特徴で、必要な機能だけをまとめたパッケージプランになっています。

シームレスに情報共有が可能で、担当プランナーが不在のときもスムーズな対応ができるでしょう。

他にもオプションアプリが提供されているため、足りない機能があれば追加可能です。

料金プラン

詳細についてはお問い合わせが必要です。

ゾーホージャパン株式会社「Zoho CRM」

画像出典元:「Zoho CRM」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • 初期費用無料・15日間の無料トライアルあり
  • 多様な情報共有がスピーディにできる
  • 柔軟なカスタマイズ機能

特徴

「Zoho CRM」はブライダル専用ではありませんが、安価に業務効率化が実現するCRMツールです。

低コストで柔軟にカスタマイズできるため、ブライダル業務に必要な機能だけを盛り込んで利用できます。

ブライダル業界で導入された事例を確認すると、Zoho CRM導入後「チームで月間100時間の業務削減」を達成した企業もあります。

他部門とのデータ連携などもできるため、ブライダル部門だけでなく企業全体での業務効率化につなげられるかもしれません。

料金プラン

  スタンダード プロフェッショナル エンタープライズ アルティメット
初期費用 無料
月額費用
(年契約時)
1,680円 2,760円 4,800円 6,240円

(税別)

​株式会社セールスフォース・ジャパン「Salesforce」

画像出典元:「Salesforce」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • 30日間の無料トライアルあり
  • 拡張機能あり
  • カスタマーサポートやコミュニティなど独自のサポート体制

特徴

「Salesforce」は、さまざまな業界で導入されているCRMツールで、ブライダル業界でも活用されています。

顧客情報の一元管理や問い合わせ管理などがしやすく、新郎新婦との打ち合わせ内容などすべて登録可能です。

また、Salesforceはメールや電話だけでなく、コミュニティなど独自のサポート体制があるため、操作や活用方法に悩んだときも相談しやすいでしょう。

料金プラン

  Starter Professional Enterprise Unlimited Einstein 
1 Sales
初期費用 無料
月額費用
(年契約時)
3,000円/ユーザー 9,600円/ユーザー 19,800円/ユーザー 39,600円/ユーザー 60,000円/ユーザー

(税別)

株式会社メイクィット「ES」

画像出典元:「株式会社メイクィット」公式HP

評価の高いポイント3つ★★★

  • 媒体別予実管理も自動集計
  • 予約台帳とスケジュールの一元管理
  • 受付に連動して顧客管理が可能

特徴

株式会社メイクィットの「ES」は、全国360以上の会場で導入されている婚礼システムです。

媒体ごとの予実管理が自動集計されるため、生産性の向上に役立つでしょう。

資料請求などの受付をした顧客の情報はiPadと連動され、情報共有もしやすく、見積もりから入金業務までデータの再入力も必要ありません。

顧客ごとに最大10ファイルまでデータが保存可能なので、ヘアメイクイメージや席次表などの一元管理にも便利です。

料金プラン

  Br
(ブライダル)
Gp
(パーティー)
Dr
(ドレス)
Et
(エステ)
Fl
(フラワー)
初期費用 2,500,000円
月額費用 70,000円〜 50,000円〜 50,000円 35,000円 50,000円

(税別)

ブライダル業界の効率化によるメリット

ブライダル業界では、新郎新婦への対応以外にも多くの業務が発生します。

プランの提案などの接客以外の部分では、Webサイトの更新やフェアの登録、事務処理などがあり、業務量が非常に多いです。

ここからはブライダル業界で業務効率化をするメリットについて、詳しく解説します。

1. 顧客満足度の向上 

婚礼システムの導入により、業務効率化が実現すると、顧客満足度の向上が期待できます。

自動入力や集計によって事務処理等の作業時間が削減できれば、新郎新婦の接客に集中できる時間が増え、よりよい提案ができるでしょう。

また、婚礼システムの活用で装花や料理のコーディネートやヘアメイクイメージなどの共有がインターネット上でできれば、新郎新婦も打ち合わせ回数を減らせるかもしれません。

とくに仕事が忙しい新郎新婦は、具体的な内容を手早くプランナーと相談したいニーズが強いため、打ち合わせに出向く回数を減らすことはメリットになるでしょう。

2. データ一元管理による生産性向上

ブライダル業界ではさまざまなデータ管理が求められますが、婚礼システムを導入すればデータの一元管理が可能です。

顧客台帳や発注管理表、式場予約台帳など、複数のデータを確認・集計するのは非常に時間がかかり、ブッキングのミスにもつながりかねません。

データの一元管理ができれば、管理表ごとの再入力や確認ミス、情報の属人化も防止できます。

担当プランナーが不在時でも、システム上で確認すれば対応漏れも軽減できるため、生産性向上に役立ちます。

3. 業務効率化による人手不足の解消

ブライダル業界で人手不足を解消するためには、業務の効率化が欠かせません。

人気の職種であるプランナーですが、実際は接客以外の業務で多忙となり、思うように生産性が上げられず離職してしまうケースも多いです。

ブライダル業界へ志望される方の多くは、結婚式の華やかさや、新郎新婦を笑顔にしたいなど、プランナーならではの業務に憧れているはずです。

採用活動に力を入れるよりもプランナーが接客に集中し、やりがいを感じられる環境を整えて離職を防ぐほうが人手不足の解消に繋がります。

婚礼システムの導入で業務量が調整できれば、従業員の満足度やモチベーションも向上し、離職率の低下防止にも役立つ可能性が高いです。

ブライダル業界効率化における注意点・デメリット

業務効率化するには、導入コストや成果が挙がるまでが長いなど、さまざまなデメリットも存在します。

ここからはブライダル業界で業務効率化した際のデメリットを3つ解説します。

1. 成果を感じるまでに時間がかかる

婚礼システムなど、ブライダル業界で業務効率化を目指した場合、成果を得るには一定の期間がかかります

コストをかけて導入しても、成果を感じるまでに時間がかかるのはデメリットに感じやすいポイントです。

特に、ブライダル業界の売上は結婚式の施工回数や内容によるため、業務効率化ができてもどの程度コストが削減、生産性が向上したかは短期間ではわかりにくいでしょう。

2. 初期費用・ランニングコストがかかる

ブライダル業界で業務効率化するには、婚礼システムなどのツールを導入するか、業務の外注化が一般的です。

導入効果を感じるまでの時間が長いことにくわえ、コストがかかるとなると、設備投資や広告宣伝費用への投資が優先されるケースも少なくありません。

売上向上のために集客が優先されると、コストがかかる婚礼システムなど効率化への投資はデメリットに感じてしまう企業も多いようです。

3. ブライダル業界での成功事例が少ない

紙ベースの台帳やExcelなどを活用している企業が多いブライダル業界では、ITツールによる業務効率化の成功事例が少ないです。

成功事例が少ないため、システム導入後に想定した効果が得られるかイメージできず、導入が進まないケースもあります。

また、現在の業務にプラスして、婚礼システムの操作方法を新しく覚える負担もあり、現場のスタッフが導入に前向きでないケースもあるようです。

ブライダル業界効率化システムの比較ポイント

ブライダル業界で業務効率化サービスを導入する際は、次の3つの比較ポイントをチェックしてみてください。

1. 利用料金

婚礼システムは、利用するアカウント数や機能によって利用料金が大きく異なります

導入を検討する際は、何アカウント必要なのか、欲しい機能が利用できるかを確認してから利用料金を比較するのがおすすめです。

とくにアカウント数によって利用料金が変動するケースが多いため、プランごとに利用可能人数も確認しておきましょう。

アカウント数は導入するサービスによって、式場数やプランナー数、挙式数と対象が異なります

異なる料金形態のサービスを比較をする際は、月額でなく年間あたりで試算し、比較するのがおすすめです。

2. 機能性

売上自動集計や自動メール配信機能など、婚礼システムにはさまざまな機能があります。

業務効率化を目指す際は、効率化させたい業務や課題を確認したうえで欲しい機能が備わっている婚礼システムがおすすめです。

たとえば、顧客情報の入力、管理業務に時間がかかっているようであれば、問い合わせ内容から自動で顧客情報を登録してくれる機能があるか確認してみましょう。

見積もりからの発注書の作成機能や、売上の自動集計機能が搭載されているシステムも管理工数が削減できるのでおすすめです。

3. 操作性

婚礼システムを導入し、ブライダル業務を効率化させるには、操作性の高さも欠かせません。

ITツールに慣れていなくても簡単に操作できることはもちろん、パッとスケジュールやステータスを確認できるかも確認しておきたいポイントです。

無料デモやトライアルが利用できる婚礼システムであれば、導入後もスムーズに利用できるでしょう。

まとめ

ブライダル業界で業務効率化を実現するなら、婚礼システムの導入がおすすめです。

事務処理時間の削減や情報共有がスムーズにできれば、新郎新婦への提案や接客に集中できるでしょう。

成果を感じるまでに時間やコストはかかりますが、効率化が進めば生産性の向上だけでなくプランナーの離職率の低下などさまざまなメリットが得られます。

どこから効率化させてよいかわからないご担当者さまは、今回ご紹介しているポイントを参考に婚礼システムの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

画像出典元:写真AC

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