セルフチェックインシステムについて

セルフチェックインシステム比較11選!ホテルや民泊におすすめは?

記事更新日: 2024/01/12

執筆: 川崎かおり

セルフチェックインシステムとは、ホテル・民宿等の宿泊施設でのチェックイン手続きを自動化できるシステムです。

宿泊施設側には「人材不足の解消」「フロント業務の効率化」、宿泊客側には「スピーディーでストレスのないチェックイン・アウトが可能」といったメリットがあります。

本記事では、セルフチェックインシステムの概要やおすすめのシステムについて詳しくまとめました。

旅館業法にそったシステムの選定ポイントなども紹介しているので、担当者はぜひチェックしてください。

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このページの目次

目次を開く

セルフチェックインシステムとは「非対面のオンライン受付システム」

セルフチェックインシステムとは、ホテル・民宿等の宿泊施設の宿泊客が自分でチェックインを行なえるシステムです。

システムの導入により、宿泊施設・宿泊客それぞれに以下のようなメリットがあります。

宿泊施設のメリット 宿泊客のメリット
フロント業務の効率化
人材不足の解消
コスト削減
インバウンド客へのスムーズな対応
スピーディなチェックイン・チェックアウト
精算手続きの効率化
混雑による待機時間の短縮

セルフチェックインシステムの種類

セルフチェックインシステムには、主に以下の3種類があります。

  • ホテル管理システム(PMS)一体型:予約状況から売上まで一元管理可能
  • チェックイン特化型:チェックイン・チェックアウト手続きに特化
  • 精算機一体型:チェックインから清算までを自動化

この記事では3種類ともご紹介しているので、導入目的にマッチしたシステム選びに役立ててください。

特におすすめ!セルフチェックインシステム5選

(税別)※minpakuINのみ税表記不明

株式会社電縁「maneKEY」

画像出典元:「maneKEY」公式HP

特徴

部屋数の多いホテルから民泊まで対応できる、セルフチェックインシステムです。

システムはサイトコントローラーと連携しており、予約状況の確認やメール送信もスムーズです。

事前に必要な情報を入力しておけば、宿泊客は発行されたQRコードを端末にかざすだけでチェックインできます。

取得した情報は全てクラウド上に保管されるため、データ管理の負担もありません。

なおオプションを選択すれば、スマートロックや支払い端末とも連携できます。

完全無人化から半無人化まで、宿泊施設のニーズにマッチしたチェックインシステムの構築が可能です。

機能

  • 顔認証AIでのパスポートの自動読み取り・本人認証が可能
  • 管理画面で部屋の使用状況を一目で把握
  • スマホから部屋案内可能

料金プラン

初期費用:49,000円(ソフトウェア9,000円 、 ハードウェア40,000円)
月額費用:従量課金・定額固定(下表)

件数 PLAN 1 従量課金
チェックイン件数1〜10件まで 500円 / 1件
チェックイン件数 11〜50件まで 400円 / 1件
チェックイン件数 51〜100件まで 300円 / 1件
チェックイン件数 101〜500件まで 200円 / 1件
チェックイン件数 501〜1000件まで 100円 / 1件
チェックイン件数 1001件以上 50円/ 1件

(税別)

部屋数 PLAN 2 月額固定料金
1~10部屋まで 2,400円 / 1部屋
11~50部屋まで 2,000円 / 1部屋
51~100部屋まで 1,500円 / 1部屋
101部屋以上 要相談

(税別)

株式会社Hosty「AIチェックイン」

画像出典元:「AIチェックイン」公式HP

特徴

あらゆる規模・業務形態の宿泊施設に適用できるセルフチェックインシステムです。

システムは事前チェックイン・宿泊客情報のクラウド管理に対応しており、フロントに多くの人員を配置する必要がありません。

現金精算機やスマートロック・カードキーとの連携も可能で、運営形態に合わせた無人チェックイン・省人チェックインを実現できます。

ビデオ通話による本人確認と、多言語、現金決済にも対応しており、IT導入補助金の対象ツールとしても登録されているため補助金を活用して購入できるのも魅力です。

機能

  • 宿泊客のスマホから事前の記帳が可能
  • 日、英、中(簡体・繁体)、韓に対応
  • メール・SMSでゲストへの案内を自動配信

 料金プラン

初期費用:1施設あたり30,000円~(※設置するタブレット台数や連携するシステムに応じて変動)

月額費用(下表)

部屋数 部屋単価
1~10 3‚000円
11~40 2‚000円
41~60 1‚800円
61~80 1‚600円
81~100 1‚400円

(税別)

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株式会社リクリエ「Tabiq」

画像出典元:「Tabiq」公式HP

特徴

iPadでチェックイン・チェックアウトを完結できるセルフチェックインシステムです。

運営会社のリクリエは、「省人ホテル運営事業」「SaaS事業」「ホテルコンサル事業」を展開しており、ホテルの無人化・省人化について豊富な実績とノウハウを持ちます。

システム導入時には丁寧なサポート・提案を受けられるため、フロント業務全般のDXもスムーズです。

本人確認方法は予約ID・ 電話番号・ QRコード・顔認証と豊富。

多言語機能・ビデオ通話機能も搭載しており、インバウンド対応にも不安はありません。

機能

  • 宿泊客用Webアプリがあり、事前チェックインが可能
  • 顔認証対応(マスク可・同時に10人まで)
  • スマートロックやボックスキーとの連携

料金プラン

料金につきましては、お問い合わせが必要です。

xxx (エイジィ) 株式会社「minpakuIN」

画像出典元:「minpakuIN」公式HP

特徴

主に民泊系宿泊施設の簡易PMSとして最適なセルフチェックインシステムです。

2018年に施行された「住宅宿泊事業法(民泊新法)」に対応しており、法律にのっとった民泊運営ができます。

顧客のスマホやタブレット端末でチェックイン手続きができ、約款へのサインやパスポート登録もタブレット上で完結。スタッフが介入する必要がありません。

本人確認ではビデオチャットにより直接ホストまたはコールセンターに接続できる機能もあり、対面による本人確認が必要な地域にも対応可能です。

TLリンカーン・TEMAIRAZU・ねっぱん・Beds24のサイトコントローラーとの連携に対応しており、必要な予約情報を適宜自動で取得できます。

機能

  • 日本語・英語・韓国語・中国語に対応
  • 各種スマートロックと連携可能
  • タブレットとスタンドを支給

料金プラン

  minpakuIN LIGHT minpakuIN
一棟プラン 戸建・区分プラン(一室運用) ドミトリープラン
初期費用 100,000円~
月額
基本費用
2,480円 5,000円 5,000円 5,000円
従量課金 10室まで:3,000円/室
11~30室まで:1,000円/室
31室~:300円/室
500円
/1ベットあたり

(税表記なし)

株式会社スニットコンピュータ「Finexit」

画像出典元:「Finexit」公式HP

特徴

ロビー等に設置する、筺体のセルフチェックイン&精算機です。

筺体は宿泊施設の雰囲気・インテリアに合わせて一から制作されるため、「施設のイメージに合わないのでは」などの心配はいりません。

チェックインでは、予約情報の検索からQRコードによる自動チェックインまでスムーズに対応。

一方精算はキャッシュレスから現金まであらゆる決済方法に対応しており、領収書の印刷も可能です。

宿泊客が自身で端末を操作することにより、チェックイン・精算・チェックアウトまでを自動化できます。

注意点は、「ルームキーは受付番号を発行し、フロントで受け取る」というかたちになること。

フロントの人員配置は必須なため、「完全無人化」を希望する宿泊施設のニーズには合わないかもしれません。

機能

  • 日本語・英語・韓国語・中国語(簡・繁)に対応
  • パスポートスキャン機能搭載
  • ルームキー引換券発行

料金プラン

料金につきましては、お問い合わせが必要です。

無人受付に特化!おすすめのセルフチェックインシステム3選

株式会社ユナイテッドコーポレーション「MujInn」(株式会社ゴールドバリュークリエーションとの共同運営)

画像出典元:「MujInn」公式HP

特徴

民泊から大規模ホテルまで、あらゆる規模の宿泊施設に対応できるセルフチェックインシステムです。

宿泊客は事前にWebから必要な情報を入力しておけば、本人確認のみでチェックインが完了します。

システムはファミリーマート端末と連携しており、コンビニでの宿泊費決済や入室ナンバーキーの受け渡しが可能です。

サイトコントローラー連携機能・部屋割り当て機能までフル活用すれば、スマートにフロント業務の無人化・省人化を実現できます。

機能

  • 日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語・タイ語対応の翻訳機能付きビデオチャット
  • スマートロック・スマートボックスと連携可能
  • 宿泊者サポートコールセンターを利用可能

料金プラン

  1棟プラン 一戸建て・区分プラン(ヴィラ・1室利用など)
初期費用 無料
月額基本料 5,000円/棟 5,000円/棟
月額利用料金 ・2~10室:1,000円/室
・11~30室:500円/室
・31室~:300円/室
月額利用料金
(ドミトリータイプ)
1室6ベッドまで:3,000円
6ベッド以上は1ベッドごとに+500円

(税別)

株式会社パレスリンク「TOMARO+」

画像出典元:「TOMARO+」公式HP

特徴

専用端末の設置が不要なセルフチェックインシステムです。

必要な宿泊者情報は宿泊客がスマホから入力するため、情報取得の手間がありません。

施設側はチェックイン用QRコードを掲示するだけでよく、チェックイン・アウトを自動化できます。

対面による本人確認が必要な場合は、ゲストのスマホを使ったビデオチャットが可能です。

機能

  • 端末の設置不要
  • 旅館業法、民泊新法に対応した宿泊者名簿を作成可能
  • スマートロックやサイトコントローラーとの連携で予約情報の取得から鍵の受け渡しまで自動化

料金プラン

料金につきましては、お問い合わせが必要です。

株式会社コモンプロダクツ「OPEN SESAME!」

画像出典元:「OPEN SESAME!」公式HP

特徴

民泊、民宿、簡易宿所向けのセルフチェックインシステムで、宿泊客は設置されたiPadから自動チェックインが可能です。

システムには、記録・認証機能としてAIによる顔認証機能・ビデオ撮影機能・パスポート情報取得機能が搭載されています。

無人でも高精度の本人確認を実現できるため、フロントに人員を配置する必要がありません。

また本システムを利用すると、同社の施設管理システムを無料で利用できるのもうれしいポイント。

フロント業務・施設管理業務をDXすることで、民泊・民宿運営に必要なあらゆる管理業務を効率化できます。

機能

  • 日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語に対応
  • 宿泊者名簿情報のCSV一括ダウンロードが可能
  • チェックインアプリの操作ログと位置情報を常に取得

料金プラン

初期費用:無料
月額費用(シングルタイプ):1,980円(税別)
※チェックイン端末1台あたりの費用
※タブレットは利用施設側で用意

30日間の無料トライアル可能

ホテル管理(PMS)機能あり!おすすめのセルフチェックインシステム3選

aipass株式会社「aipass for hotels」

画像出典元:「aipass for hotels」公式HP

特徴

宿泊施設の運用・管理に必要な機能を網羅したホテル管理システムです

複数のサイトコントローラーとの連携に対応しており、予約情報の取り込みもスムーズに行えます。

チェックインの自動化につながる機能として、スマートチェックイン・スマートチェックアウト・オンライン決済・スマートキー・セルフチェックインなどを選択できます。

機能

  • 日本語・英語・中国語・韓国語に対応
  • 必要な機能のみをピックアップ可能なので、施設に最適なホテルシステムにできる
  • 客室管理・宿泊者名簿管理にも対応

料金プラン

  Light Basic Pro
初期費用 無料
月額費用 20,000円~ 30,000円~ 要問合せ

(税表記なし)
※10室以下の施設は、小規模ディスカウントが可能

株式会社エアホスト「AirHost HMS」

画像出典元:「AirHost HMS」公式HP

特徴

サイトコントローラー機能とホテル管理機能を備えた、オールインワン型のホテル管理システムです

宿泊者用モバイルアプリ「AirHost ONE」を選択すれば、非対面・非接触のチェックイン・チェックアウトができます。

インバウンド客には、AIによる本人確認機能を利用可能。

国内外の宿泊客のチェックイン・チェックアウトにスマートに対応でき、フロント業務の負担を軽減できます。

機能

  • 日本語・英語・中国語に対応
  • OTAサイト、スマートロック、決済代行システム、他社PMSと連携可能
  • 在庫管理・清掃管理にも対応

料金プラン

初期費用:要問合せ

  AirHost HMS
サイトコントローラ + PMS(ホテル・宿泊管理システム)
1~3件 6,000円
4件 8,000円
5件 10,000円
10件 20,000円
20件 30,000円
20件以上 要問合せ

(税別)

  AirHost ONE
非接触チェックイン + ゲストエクスペリエンス
BASIC PRO PREMIUM
室数 1棟20室まで 1棟50室 1棟100室
月額料金
(1部屋あたり)
1,000円 1,500円 2,000円

(税別)

xxx株式会社「HOTEL SMART」

画像出典元:「HOTEL SMART」公式HP

特徴

あらゆる運営形態・規模に対応する、タブレット設置型のセルフチェックインシステムです。

ホテル管理業務を全てDXしたい場合は、クラウド型「ホテルPMS」と合わせて導入してください。

システムを導入すると、清掃・収支・売上・予約管理機能・宿泊者台帳管理機能・24時間対応コールセンター機能などを利用することが可能です。

スマートロックやサイトコントローラー・決済システムとの連携も可能ですが、AIによる顔認証についてはオプション契約が必要となります。

機能

  • 24時間の本人確認対応が可能
  • 自動メール配信機能あり
  • 決済システムとの連携が可能

料金プラン

料金につきましては、お問い合わせが必要です。

セルフチェックインシステムの流れ|宿泊客側

一般的なセルフチェックインシステムを導入した場合、宿泊客の予約からチェックインまでは以下の流れとなります。

  1. 宿泊予約サイト(OTA)または宿泊施設の予約ページから宿泊予約を取得
  2. 宿泊予約者に対しQRコードや予約番号を発行・送信
  3. 宿泊客がQRコードや予約番号でチェックイン手続きを実施
  4. AIカメラやビデオチャットを使用して本人確認
  5. 部屋の鍵の受け渡し

 注意したいのは、セルフチェックインシステムで自動化できるのは、基本的に「本人確認まで」である点です。

部屋の鍵の受け渡しについては「対面で鍵を渡す」「ボックスを備え付けて鍵を渡す」「スマートロック(デジタルデバイスをルームキーとして使えるシステム)と連動する」などの方法を選択しなければなりません。

「完全無人化」「効率化」を目指すのであれば、物理的な鍵が不要なスマートロックシステムとの連携がおすすめです。以下の記事もぜひ参考にしてください。

セルフチェックインシステムで実現できること

システムによる違いもありますが、セルフチェックインシステムの導入で実現できるのは、主に以下の項目です。

  • 宿泊客のスマホやデジタルデバイスを使ったチェックイン・チェックアウト
  • サイトコントローラー経由の予約情報取得
  • 取得した顧客情報の宿泊者名簿への転記・管理
  • データスキャンによるパスポートデータの取得・データベースへの保存
  • AIカメラやビデオチャットによる本人確認
  • タブレットを利用したサイン対応
  • ナンバーキーの発行
  • 多言語対応
  • 部屋案内の表示
  • 各部屋の使用状況表示 など

このほか、決済機能や部屋割り機能、チェックアウトと同時に業者に清掃を自動で依頼する機能を搭載しているシステムもあります。

セルフチェックインシステムの比較ポイント

法律に対応しているかのチェックは必須

旅館業法では、フロントの無人化には以下の3つの対応を必須としています

  1. 緊急時の対応ができること
  2. 宿泊者の本人確認や出入りの確認ができること
  3. 鍵の受け渡し等を適切に行うことができること

特に宿泊客の本人確認について、厚生労働省は「ビデオカメラでの顔認証による本人確認機能等のICT設備が必要」としています。

フロントの無人化を目指す場合は、AIやビデオチャットにより顔認証できるシステムを選択しましょう。

旅館業法に関するFAQ|厚生労働省
「旅館業法の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令」について(概要)|厚生労働省

旅館業法の改正にも注意

2023年12月13日の旅館業法改正により、宿泊者名簿の必須記載事項として「職業」の削除と「連絡先」の追加が行われました

宿泊客の個人情報管理や宿泊者名簿への転記が可能なセルフチェックインシステムを利用する場合は、改正後の法律に準拠しているかどうかもチェックしてください。

さらなる改正にそなえて、法改正に対応するためのシステム改修・アップデートに追加料金が必要になるのか、基本料金の範囲内なのかも確認しておきましょう。

令和5年12月13日から旅館業法が変わります!|厚生労働省

スムーズ&ストレスのないチェックイン・チェックアウトが可能か

セルフチェックインシステムを選ぶときは、以下の機能について考慮しましょう。

  • チェックイン・アウトに必要な端末
  • 事前チェックインへの対応可否
  • 多言語対応の可否
  • パスポート情報の取得・保存の可否

チェックイン・アウトに必要な端末

セルフチェックインシステムには、タブレットや専用端末の設置が必要なもの・宿泊客のスマホのみで完結するものがあります。

イニシャルコストや客層・運用コストを勘案し、自社の営業形態にマッチするものを選びましょう。

事前チェックインへの対応可否

事前チェックインとは、宿泊客が事前にWeb上で情報を登録しておけば、当日の宿泊客情報入力が不要になる機能です。

団体客・グループ客を多く受け入れる宿泊施設は、事前チェックイン可能なシステムを選択することで待ちのストレスを低減できます。

多言語対応の可否

インバウンド対応が必要な宿泊施設は、多言語対応可能なシステムを選択すると専門スタッフを配置する必要がありません

以下のポイントに注意して、必要なシステムを選択してください。

  • 必要な言語に対応しているか(英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)など)
  • 宿泊客用アプリは多言語表示可能か
  • 多言語での事前チェックインが可能か
  • 多言語でのビデオチャットが可能か(翻訳機能・多言語対応オペレータの有無)

パスポート情報の取得・保存の可否

日本国内に住所を有しない外国人の宿泊については、法令に基づき、氏名・住所・連絡先・国籍・旅券番号の記載と旅券の提示・コピーが必要です。

外国からの宿泊客が多い宿泊施設は、パスポート読み取り機能・保存機能を利用できるシステムを選択しましょう。

また地方自治体によっては、対面での本人確認を義務付けているところがあります。

該当する地域の宿泊施設は、対面に準じた対応として、直接顔を合わせて本人確認できるテレビ電話機能が付いているかも重要なポイントです。

鍵の受け渡し・精算が可能か

チェックイン特化型のシステムは、鍵の受け渡しや精算に対応していないものもあります。

チェックインからチェックアウトの精算まで自動化したい場合、スマートロックや自動精算・各種クレジット決済に対応しているシステムが必須です

なお物理キーをスマートロックに変更する場合、部屋ごとに工事費・機器代・月々の利用料金が発生します。

導入を検討する際は、採算性について十分に精査することが必須です。

予約情報・宿泊客情報まで一元管理できるか

ホテル管理システム(PMS)と一体型のシステムなら、予約情報から宿泊客の個人情報まで一元管理可能です。

セルフチェックインシステムで人材不足の解消や業務効率化を目指す場合は、予約・客室・宿泊者名簿・パスポートデータ・売上などをシステム上で管理できるかどうかチェックしましょう。

まとめ

セルフチェックインシステムの導入により、宿泊施設には人材不足の解消・コスト削減・チェックイン・チェックアウト業務の効率化、宿泊客には待ち時間のストレス低減などのメリットがあります。

施設の規模や営業形態・客層を勘案し、施設に最適なシステムを選択してください

画像出典元:O-dan

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