貿易管理システムについて

【2023年比較】貿易管理システムおすすめ10選!導入メリットも解説

記事更新日: 2023/11/17

執筆: Mai Nemoto

貿易には様々な業界の企業が関わっていることから紙書類での業務文化がある反面、近年では人員不足や業務効率化の観点からもシステム管理を進める動きが加速しています。

TRADINGは、2000社以上の導入実績に加えて手厚いサポートがあり、国内取引だけでなく海外との取引・輸出入に対応しているため特におすすめです。

本記事では、おすすめの貿易管理システム10選に加えて主な機能について紹介します。

さらには、導入メリットと比較ポイントについても解説しているのでぜひ参考にしてください。

貿易管理システムとは

貿易管理システムとは、輸出入における書類の作成や通関業務・外国送金などの管理業務全般を自動化・効率化できるシステムを指します。

専門知識や言語を必要とする管理者の負担を軽減させ、業務効率化やペーパーレス化にも繋がります。

貿易管理システムでできること・機能

1. 受発注・仕入管理

輸出入に必要となる見積・注文書・発注書・納品書などの作成をサポートしてくれます。

入荷予定の情報の登録・入荷数量の登録・為替差損益の管理ができます。

2. 出入金管理

入金残確認・前払金・一部の入金などのイレギュラーな経理処理なども可能です。

3. 外貨対応

外貨による入金処理・為替差損益の自動計算・外貨ベースでの債権/債務管理ができます。

4. 帳票出力

通貨別債務一覧・インボイス・パッキングリスト・包括保険対象一覧表など様々な帳票の管理・出力を実現します。

5. 在庫管理

入荷伝票・出荷伝票の登録をすることで自動的な在庫情報の更新や、ロット別の在庫管理などが可能です。

6. 文書管理

船荷証券・保険証券・インボイスなどの貿易書類や発注書・請求書などをクラウド上で管理・閲覧できます。

おすすめの貿易管理システム5選

株式会社コデックス「EX-TRADE」

画像出典元:「EX-TRADE」公式HP

特徴

「EX-TRADE」は、貿易システムの構築・保守運用を行う株式会社コデックスの貿易管理システムです。

輸出・輸入による国内販売・国内仕入で必要な販売・仕入・在庫・入出金を一元管理できるだけでなく、必要な機能だけを導入することもできます。

自社のニーズに応じて帳票レイアウトの設定や得意先・仕入・商品について特殊な項目を追加でき、小規模からのカスタマイズにも対応してくれます。

機能

  • 為替差損益の自動計算・前受金処理・前払金処理など様々な入出金管理ができる
  • 外部の会計システムと連携が可能
  • ハンディターミナルや画像登録など様々な業務管理にあうオプションが充実

料金プラン

  EX-TRADE
初期費用 訪問導入パック300,000円
or
リモート導入パック240,000円
月額費用 基本利用料30,000円
+
ユーザーライセンス料6,000/ユーザーID
+
同時接続ライセンス料10,000円 / ライセンス

(税抜)

デモ・体験版がありますが、詳細については、お問合せが必要です。

株式会社アルカディアソフト開発「HarborWrite」

画像出典元:「HarborWrite」公式HP

特徴

「HarborWrite」は、在庫管理・販売管理のシステム開発・販売・保守などの事業を展開している株式会社アルカディアソフト開発の貿易管理システムです。

発注・仕入・支払の輸入業務を一元管理できるだけでなく、専用モジュールにより三国間貿易にも正式対応しています。

外部サービスとの連携も充実しており、L/C・送金などの外為業務や税関システムNACCSから輸出入許可情報を取得して活用することも可能です。

機能

  • 内部統制対応・キャッチオールやリスト規制などの安全保障貿易管理が可能
  • 見積管理・受発注管理・入金支払管理・進捗管理・ドキュメント管理ができる
  • 海外現法やグループ会社でもデータの独立性を保てるマルチカンパニーに対応

料金プラン

費用:ライセンス買取方式orクラウドサービス
無料デモ:訪問による実施

※詳細については、お問合せが必要です。

株式会社 バイナル「TOSS-SP」

画像出典元:「TOSS-SP」公式HP

特徴

「TOSS-SP」は、ソフトウェア設計・開発・販売事業を展開している株式会社 バイナルの貿易管理システムです。

日本初のパソコン向け貿易ソフトとして7,500社以上の導入事例があり、海外輸出・国内販売の両面において受注・販売・回収を一元管理できます。

商品別・倉庫別・担当者別など様々な角度から在庫確認ができるだけでなく、ロット別の在庫管理や受注時点で在庫予約を自動でおこなうことも可能です。

機能

  • 海外仕入先から海外得意先への三国間貿易を管理できる
  • ドキュメントはPDFファイルやExcelファイルに変換可能
  • 輸出諸経費を考慮した案件単位での利益計算を自動化し、管理ができる

料金プラン

日本語版 TOSS-SP – 輸出・輸入・販売・購買・在庫管理システム(.NET版)
(TOSS-SP輸出・販売)
TOSS-SP EXPORT 1ライセンス版
1,738,000円
(TOSS-SP輸入・購買)
TOSS-SP IMPORT 1ライセンス版
1,738,000円
(TOSS-SP在庫)
TOSS-SP フルパック 1ライセンス版
2,838,000円
(TOSS-SPオプション)
TOSS-Web Optionシステム
550,000円
文書管理オプション 1,320,000円~
(TOSS-SP 追加ライセンス)
TOSS-SP EXPORT
1クライアントライセンス
220,000円
TOSS-SP IMPORT
1クライアントライセンス
220,000円
TOSS-SP フルパック
1クライアントライセンス
330,000円
国際貿易業務管理システム(JAVA版)
(TOSS/J-EXPORT 輸出※基軸通貨対応)
TOSS-SP EXPORT 1ライセンス版
1,320,000円
(TOSS/J-IMPORT 輸入※基軸通貨対応)
TOSS/J-IMPORT 1ライセンス版
1,320,000円
(TOSS/J ライセンス※基軸通貨対応)
TOSS/J-EXPORT1クライアントライセンス
220,000円
TOSS/J-IMPORT1クライアントライセンス 220,000円

(税込)

株式会社サンプランソフト「TRADING」

画像出典元:「TRADING」公式HP

特徴

「TRADING」は、受託ソフトウェアの開発事業を展開している株式会社サンプランソフトが提供する貿易管理システムです。

2,000社以上の導入実績があり、充実した標準機能にくわえて自社のニーズに応じたカスタマイズが可能。輸入・輸出機能や輸出帳票作成など必要な領域のみの導入もできます。

為替変動による個別在庫の把握・輸入諸掛を加味した原価管理も可能であり、三国間貿易にも対応しています。

機能

  • 輸出入にともなう船積書類・国内向けの注文書・納品書・請求書発行が可能
  • 円建取引・外貨建債権・債務・在庫管理ができる
  • 90種類以上の資料印刷機能を搭載

料金プラン

詳細については、お問合せが必要です。

株式会社エフ・ビー・エス「PORTNeT」

画像出典元:「PORTNeT」公式HP

特徴

「PORTNeT」は、コンサルティングやシステム開発事業を展開している株式会社エフ・ビー・エスの貿易管理システムです。

導入方法は、オンプレミス・Web・クラウドから選べるだけでなく、ePORTNeTLite版(WEB版)以外は自社のニーズに合わせてカスタマイズも可能です。

輸出業務にともなう発注・三国間取引や発注から仕入・支払い、輸入した商品の在庫管理・国内向け売上の管理まで対応しています。

機能

  • 輸出・輸入・三国間・国内取引を一括で管理できる
  • L/Cの残高を契約(発注)・買取(支払)の2段階で管理可能
  • 輸入にかかる諸掛を最大8種類の区分別に金額もしくは数量按分ができる

料金プラン

  購入型 サブスク型
費用 wPORTNeT
(Windows APP版)
900,000円〜
ePORTNet
(WEB版)
1,200,000円〜
ePORTNeT
(WEB版)
30,000円〜
ePORTNeT
Lite版
(WEB版)
10,000円〜

(税別)

その他おすすめの貿易管理システム

株式会社 アイル「アラジンオフィス」

画像出典元:「アラジンオフィス」公式HP

特徴

「アラジンオフィス」は、コンピュータ・周辺機器の販売事業を展開している株式会社 アイルの貿易管理システムです。

導入件数5,000社の実績があり、基本となる販売管理・在庫管理・生産管理システムに輸入管理オプションを追加できます。

複数の基準を用いて輸入諸掛を簡単に按分できるだけでなく、入荷ロット別の在庫管理をおこなうことで為替変動・輸入経費を反映した原価管理もできます。

機能

  • 販売・在庫・生産など基幹業務と貿易管理を一元管理できる
  • 入荷ロット別の在庫管理が可能
  • 為替差損益の自動計算が可能

料金プラン

詳細については、お問合せが必要です。

アラジンオフィスの機能や評判をくわしく知りたい方はこちら

日新情報システム株式会社「WATS」

画像出典元:「WATS」公式HP

特徴

「WATS」は、システムコンサルタント・設計・開発事業を展開している日新情報システム株式会社の貿易管理システムです。

オンプレミス版とSaaS版から導入方法を選ぶことができ、自社のニーズに応じてカスタマイズも可能です。

必要な業務だけ選んで導入できるだけでなく、ライセンスフリー形式なので同時アクセスに制限がないという特徴があります。

機能

  • 輸出ドキュメント作成だけでなく、受注残・発注残などのデータ管理もできる
  • 豊富な基幹システム連携に対応しており、ニーズに応じてカスタマイズも可能
  • Web発注・海外倉庫管理・海外持ち出しPCがオプションで追加できる

料金プラン

導入形態:オンプレミス版・SaaS版(クラウド版)から選択

※詳細については、お問合せが必要です。

ロジスティードソリューションズ株式会社「SCLINK+」

画像出典元:「SCLINK+」公式HP

特徴

「SCLINK+」はコンサルティング・ソフトウェアの開発/販売業務を展開しているロジスティードソリューションズ株式会社の貿易管理システムです。

関連情報と紐付けてドキュメントをアップロードしたり、基幹システムやExcelで管理している情報を取り込むだけで簡単に各担当者が内容を確認できるようになります。

税関システムNACCSなど外部システムとの連携も可能なだけでなく、システム内のコミュニケーション機能ではメッセージのやり取りもできます

機能

  • 各担当者が個々のExcelデータをアップロードするだけでデータ連携・共有が可能
  • 工程管理・ドキュメント管理・レポート出力ができる
  • 船積単位・発注単位でのデータ管理ができる

料金プラン

詳細については、お問合せが必要です。

株式会社Shippio「Shippio」

画像出典元:「Shippio」公式HP

特徴

「Shippio」は、デジタルフォワーディングサービスの企画・開発・運営事業を展開している株式会社Shippioの貿易管理システムです。

クラウド上で貿易業務にともなう見積もり依頼や請求書の発行をしたり、貿易書類・請求書をシップメントごとに管理できます。

アカウントを外部倉庫や海外現地法人に付与することでシップメントごとにチャットでコミュニケーションを取ることができ、フォワーディングも依頼可能です。

機能

  • 集荷・出港・入荷・通関・納品など視覚的に理解できるシップメント管理
  • 本船の位置を地図上でタイムリーに表示・把握できるマップ機能
  • 定型フォーマットから選択して見積もり依頼が可能

料金プラン

システム有料:一部の機能が使えるAny Cargo
システム無料:全ての機能が使えるDigital Forwarding(有料フォワーディングの依頼必須)
※詳細については、お問合せが必要です。

株式会社トレードワルツ「TradeWaltz」

画像出典元:「TradeWaltz」公式HP

特徴

「TradeWaltz」は、NTTデータや豊田通商・三菱商事などが共同出資する株式会社トレードワルツの貿易管理システムです。

貿易実務を完全に電子化するためのプラットフォームであり、紙書類で重要視されていた文章の原本性と権利移転をブロックチェーン技術により保証しています。

貿易取引の進捗管理や関係者間でのコミュニケーション、PDF・Excelなど関連書類の添付保管をすべてシステム上で実現できます。

機能

  • 紙の使用で重要視されてきた文章の原本性と権利移転をブロックチェーンで保証
  • ひと目でわかるステータスにより貿易取引の進捗管理をスムーズにできる
  • 関係者間でのやり取りをコミュニケーション機能により実現

料金プラン

詳細については、お問合せが必要です。

貿易管理システム導入のメリット

1. 管理業務の効率化

貿易管理には、申請書許可証証明書といった様々な書類の作成や、輸出入に関するスケジュール管理など幅広い業務があります

管理システムでは、書類作成をサポートしてくれたり、クラウド上で管理することが可能な機能もあります。

視覚的に理解できるマイルストーンや、本船の位置をリアルタイムでMAP上に表示などにより管理者の負担軽減と業務効率化を実現してくれるでしょう。

2. 人材不足の解消

貿易業界では国ごとに異なる法令や英語書類の理解など高い知見と専門性が求められるため、人手不足が深刻化しています。

貿易管理システムを導入することで、書類作成のサポートや為替差損益の自動計算など、複雑で幅広い業務をスムーズに進められるようになります。

担当者の業務負担を軽減することで離職対策に繋がるだけでなく、属人化を防いで業務の標準化を進められます。

3. データの一元化

紙で管理していた書類を貿易管理システムを導入することで、データの一元化が可能になります。

デジタル管理をすることでペーパーレスにも繋がるだけでなく、紛失などセキュリティリスクの防止にも繋がるでしょう。

データの一元化により、リアルタイムで各自が情報を共有・確認できるようになるため、各所への報告が不要となり担当者のコミュニケーションコストを削減することができます。

貿易管理システムの比較ポイント

1.  三国間貿易への対応有無

たとえば、日本が仲介者だとした場合、輸出者である韓国から商品を仕入れ、輸入者のアメリカに販売するといった3つの国が関与する貿易を三国間貿易といいます。

取引する国が増える分、お金と製品の流れが通常の貿易とは異なり、書類の流れが煩雑になったり通常よりも多くのコミュニケーションを必要とします。

自社の取引実態に応じて、貿易管理システムが三国間貿易に対応しているかどうかは確認しておきましょう。

2.  対応している管理範囲

貿易管理システムがどこの領域に対応しているのかは、選定時のポイントです。

輸出・輸入・在庫・販売など、システムによってパッケージ化されているものや、一部だけ導入ができるものもあります。

外部システムとの連携やカスタマイズの必要性についても、あわせて検討してみてください。

3. 自社の貿易業務に合っているか

貿易管理システムによっては業種や業界に特化をしている場合や、賞味/消費期限管理・店舗管理・カラー/サイズ管理など必要な在庫管理を設定できる可能性があります。

自社の事業において必要な管理方法は何かを明確にしておき、導入前に確認しておきましょう。

まとめ

今回ご紹介した貿易管理システムの導入によって、紙で管理していた書類をデータにより一元化できます。

また、書類作成や三国間貿易など複雑で専門性を必要とする貿易管理を効率的にできるようになるでしょう。

貿易管理システムを活用したいと考えている方は、ぜひ今回紹介したツールを参考に導入を検討してみてください!

画像出典元:O-dan

ページトップへ