テレアポ代行は成果報酬型と固定報酬型どっちがおすすめ?メリットも詳しく解説!

テレアポ代行は成果報酬型と固定報酬型どっちがおすすめ?メリットも詳しく解説!

記事更新日: 2024/06/24

執筆: 西田千佳

新規顧客の開拓に欠かせない営業活動の一つ「テレアポ」は、単純作業と言えど、時間も労力もかかります。

この業務を代行会社に依頼すれば、業務の効率化や人件費などのコスト削減も可能です。

本記事では、テレアポ代行について、成果報酬型と固定報酬型の違いや料金形態、メリットとデメリット、おすすめの成果報酬型の代行会社も紹介していきます。

テレアポ代行とは?

テレアポ代行とは、電話による商談や訪問などのアポイント獲得業務を代行会社に委託すること、もしくはその代行サービスを提供する会社のことを言います。

顧客獲得には欠かせない営業活動の一つであるテレアポですが、成果を上げるには、ターゲットのピックアップやトークスクリプトの作成など、多くの時間と手間が必要です。

それらを外部に委託することで、業務の効率化を図ることができます。

テレアポ代行の料金形態

テレアポ代行の料金形態は、主に固定報酬型、成果報酬型、コール課金型の3つに分けられます。

ここで、それぞれの料金形態について、メリットとデメリット、相場について詳しく見ていきましょう。

固定報酬型

固定報酬型とは、コール数やアポイント獲得件数に関係なく、固定費用が発生する料金形態のことです。

メリット

テレアポ業務にかかる費用が固定されるため、予算やコスト管理が容易になります。

代行会社によっては、コールデータの集計・分析から、コンサルティングを実施しているところもあるようです。

デメリット

希望通りのアポイント獲得に至らなくても、必ず費用が発生します。

なかなか成果につながらない場合は、費用が高いと感じることがあるかもしれません。

相場

サービス内容にもよりますが、相場は月額20万~50万円です。

成果報酬型

成果報酬型とは、コール数にかかわらず、アポイントが獲得できた件数ごとに費用が発生する料金形態です。

メリット

成果に対しての支払いとなるため、無駄なコストを省くことができます。

毎月の固定費用が発生しない点も、導入しやすいポイントです。

デメリット

商談や顧客獲得につながらないアポイントでも、内容や質に関係なく件数がカウントされ、費用が発生します。

予想より多くのアポイントを獲得した場合、費用がかさんだり、全てのアポイントに対応できない可能性もあります。

相場

アポイント獲得1件当たりの相場は、1万~3万円程度です。

コール課金型

コール課金型とは、コールした件数に応じて費用が発生する料金形態です。

担当者不在の場合に、再度かけ直してくれるプランを提供する代行会社もあります。

メリット

コール1件当たりの単価が安いため、さほど費用がかかりません。

コストを抑えてテレアポ業務を外注したい企業におすすめです。

デメリット

アポイントが獲得できない場合や、架電先が不通の時でも費用が発生します。

代行会社の架電対応やアポインターの質など、契約の前にしっかりと確認しておくとよいでしょう。

相場

1コールにつき数百円程度が相場です。

テレアポ代行と営業代行の違い

テレアポ代行と営業代行は、どちらも営業活動を代行することで、企業のマンパワー不足やスキル不足をサポートします。

大きな違いは、営業活動のサポート範囲です。

テレアポ代行は、テレアポ業務に特化した支援を行うため、ノウハウを生かして高い確率でのアポイント獲得が期待できます。

比較的低コストで、時間も労力もかかるコールを実施できることから、新規のアポイント獲得を行いたい企業におすすめです。

一方の営業代行は、アポイント獲得からメールやDMなどによるアプローチ、提案まで幅広く営業活動を支援し、クロージングまで行う会社もあります。

テレアポ代行のメリット

テレアポ代行を利用することで得られるメリットは、主に次の3つです。

商談に専念することが可能に

テレアポ代行を活用すれば、それまでアポイント獲得のために使っていた時間を商談のための時間にあてることができます。

人員不足の解消や時間的なリソースの確保が可能となるため、生産性の向上につながります。

営業コスト・人件費の削減

テレアポ業務を外部に委託すれば、テレアポのための設備投資や経費が不要となり、大幅なコスト削減が可能です。

また、テレアポ業務のための採用、研修・教育にかかっていた人件費を抑えることができるため、その他の業務への予算配分が可能となります。

プロのスキルを活用

テレアポ代行が持つプロのスキルを活用できるため、アポイントの獲得率がアップし、次のステップへより早く対応できるようになります。

知識やスキル、経験豊富な人材を利用することによって、商談成功へとつなげることが期待できます。

テレアポ代行のデメリット

テレアポ代行のデメリット・注意点は、次の2つです。

代行会社により成果が左右される

代行会社によって得意な業界・業種が異なるため、場合によっては期待に沿わない結果となる可能性があります。

経験や実績がある会社でも、自社にマッチしないケースも考えられます。

事前に、複数の代行会社をピックアップして、得意とする業種などをしっかりと調べてから比較検討するようにしましょう。

成果が得られなくても費用がかかるケースがある

代行会社の契約内容や料金形態によって、思うような成果が得られなくても費用が発生するケースがあります。

アポイント獲得ごとに費用がかかる「成果報酬型」の代行会社でも、アポイントが商談につながるものでなければ、費用対効果が感じられないことも

予算のほか、口コミなども確認しながら選ぶことをおすすめします。

おすすめの成果報酬型テレアポ代行会社5選

ここで、厳選した成果報酬型のテレアポ代行会社を5つご紹介します。

代行会社を検討する際の参考にしてみてください。

  初期費用 単価 契約期間 リスト作成費用
株式会社
ディグロス
0円


8,000円~80,000円
(税表記なし)

1ヶ月~ 30,000円/回
(税表記なし)
株式会社
ウィルオブ・ワーク
要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ
コミットメント
株式会社
0円 5,000円~
(税表記なし)
1年 0円
株式会社
完全成果報酬
0円
※条件付き
15,000円~
(税抜)
要問合せ 30,000円/100件
(税抜)
株式会社
アイランド・ブレイン
要問合せ 16,500円
(税抜)
要問合せ 0円

 

株式会社ディグロス

1,000社以上のテレアポ代行支援実績がある株式会社ディグロスは、成果につながるアポイント獲得とプロデュース力に特化したサービスを提供しています。

アポイント獲得からの平均成約率30%以上、リピート率94.6%という高い実績を誇り、初めての利用でも安心して任せることができます。

株式会社ウィルオブ・ワーク

幅広い取引実績がある株式会社ウィルオブ・ワークが提供するテレアポ代行サービスでは、企業の営業課題に合わせた専門チームを構築し、手厚いサポートを行います。

スキルの高い正社員人材により集中的に支援するため、自社の求める成果が期待できます。

コミットメント株式会社

BtoBに特化したテレアポ代行「コミットメントα」は、毎月5社限定で、高いニーズがある見込み客だけを提供する完全成果報酬型のサービスです。

アポイントが獲得できたコールの録音データを開示してくれるため、その後の商談に有効活用することもできます。

株式会社完全成果報酬

88種類以上の業種業態で実績のある「完全成果アポインター」が、心理学と行動科学に基づいたトークスクリプトを作成し、成果を出すためのノウハウを提供します。

300時間以上トレーニングを積んだスタッフのみがプロジェクトを担当するため、高品質なアポイントの獲得が期待できるサービスです。

株式会社アイランド・ブレイン

全国累計3,000社以上の導入実績を持つ「アイランド・ブレイン式営業代行」は、BtoB専門のテレアポ代行サービスで、それぞれの業界知識や業務経験を持つスタッフがサポートします。

事前に定めた商談条件を満たす高品質なアポイントのみを提供し、見込み客に対して最適なタイミングでアプローチできる仕組みにより、業績アップが期待できるサービスです。

まとめ

テレアポはインサイドセールスには欠かせない営業活動ですが、しっかりと商談にまで持ち込めるアポイントを獲得するためには、高いノウハウと豊富な経験が不可欠です。

なかなか成果が出ないといった課題を抱えているのであれば、テレアポ代行に依頼することで、営業活動の改善が可能です。

時間や労力、コストの削減といった業務の効率化も期待できるため、ぜひ導入を検討してみてください。

画像出典元:写真ac

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