WEB面接はスマホでもOK!注意点やポイントを抑え万全で臨もう!

WEB面接はスマホでもOK!注意点やポイントを抑え万全で臨もう!

記事更新日: 2022/12/23

執筆: 編集部

Web面接とは、インターネットを介した面接のこと。近年は企業が行う一般的な面接方法の一つとして広く普及しています。

Webでの面接は、これまでの対面式の面接とどのような違いがあるのでしょうか。

当記事ではWeb面接に臨むうえで注意したい点やポイント、さらにはスマホを使う場合の注意点など紹介します。

web面接とはどんなもの?

インターネットの普及により、近年は就職活動の在り方にも変化が生まれています。なかでもWeb面接は、現在の社会環境に適応した合理的なシステムといえるでしょう。

Web面接とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。

インターネット上で行われる面接

Web面接とは、インターネットを介して行われる面接のこと。面接者と応募者はPCやスマホの画面を通して対面します。

インターネット環境やアプリ、デバイスなどが必要にはなりますが、面接の流れは従来の対面型とさほど大きな差はありません。

ただし、カメラを通してのコミュニケーションとなるため、相手の反応や表情、場の雰囲気が読みにくくなりがちです。

面接中は「適切にコミュニケーションできているか」「言いたいことがきちんと伝わっているか」など、常に意識しておくべきでしょう。

Web面接ならさまざまな調整不要で面接にとりかかれるのも、企業にとってはメリットです。

日程や場所の調整が不要になれば、面接に必要な人員や工数の削減も可能。

応募者に交通費を出さずともよいのでコストカットにもつながり、効率的に広範囲から優秀な人材を募ることができます。

スマホとパソコンどっちがいいの?

結論としては、カメラやマイクが問題なく使えるのであればどちらでもOK。「パソコンの方が先方の受けが良かった!」「スマホで受けたら採用されなかった」などという声は聞こえてきません。

カメラやマイクのクオリティは、面接者に与える印象を大きく左右するので、使用できるデバイスが複数ある場合は、それぞれの「映り方」「音質」を比較し、最もよいと感じるものを選ぶとよいでしょう。

しかし面接の場合、最終的には、画質・音質云々よりも、通信環境の良さが決め手となります。

自宅のパソコンのカメラの画質が良い場合でもインターネット環境が悪ければ、通信トラブルによる中断も想定されます。

不安定な環境であれば、パソコンで面接を行うよりもスマホを使用して通信環境の良い場所で行ったほうが安心して面接に臨めます。もちろん、その逆も然りです。

ただし、スマホで面接を受ける際にはスマホに適した事前準備が必要となりますので、心証を損ねるような失敗を回避する為にも次章できちんと確認していきましょう。

スマホでWeb面接を受ける際の事前準備と注意点

Web面接をスマホで受ければ、面接場所・時間の融通を利かせやすくなります。

とはいえ、安易に考えすぎるのは失敗のもと。スマホで面接を受けるにあたり前準備は必須です。スマホでWeb面接を受ける際の事前準備や注意点を紹介します。

1. ツールをインストールしておく

まず、一番最初に行う準備として、先方が指定するWEB面接用のツールをスマホにインストールしアカウント登録をしておく事。

使用するツールにより手順も異なりますので、面接前に一度操作して、大まかな使い方を予習しておいた方がいいでしょう。

面接時間の少し前でもいっか!などと先延ばしにすると、思ったより登録に時間がかかってしまったり、ログインしたものの、顔が映らない!音声が反映されないなんて焦る事も。

面接の直前にバタバタしたりするのは相手の心証を損ねる恐れもあるので、できれば余裕をもって前日までに登録を済ませておきましょう。

2. 電波や背景、騒音、服装など面接に適した環境を整えておく

電波さえ安定していれば、スマホならどこででもWeb面接に臨めます。

ただし、周囲の様子はカメラで相手にも分かるため、面接にふさわしい場所を選ぶことが大切です。

自室で面接を受けるなら、まず部屋をきれいにすることは必須。カメラの見え方を確認して、不要なものが映らないようにしましょう。

「面接があると分かっているのに部屋が片付いていない」というのは、だらしない上非常識な印象。

基本的にカメラには「プライベートなものが映らない」よう、部屋を整えておくのがベターです。自宅以外で行う場合も、余計なものが映り込まない静かな環境を選択してください。

また、Web面接といえども面接は面接。きちんとスーツを着用するのがマナーです。

どうせ上半身しか見えないからと上だけスーツを着用する人がいますが、万が一下半身も映ってしまった場合、言い訳ができません。

Web面接にはビジネスパーソンらしい格好で、気分を引き締めて臨んでください。

3. 質問事項の整理

面接では、「何か質問はありますか?」など尋ねられるケースが多々あります。労働条件や勤務形態について分からないことがあれば、ここで確認しておきましょう。

質門の際注意したいのが、給与や福利厚生について面接段階から深堀りするのは、心証がよくないということ。労働条件について尋ねる際は、金額などストレートな表現を控えるのがベターです。

Web面接での逆質門におすすめのフレーズを紹介します。

  • 仕事の繁忙期はいつですか?
  • 年末年始の勤務について教えてください
  • 1日の仕事の流れを教えてください
  • 働き始めるまでに準備しておいた方がよいことを教えてください

ただし、企業のHPに掲載されていたり面接者がすでに説明を済ませていたりする事項については、重複しないよう注意が必要です。

同じことを質門すれば相手の心証を悪くしますから、質門の際は、内容・言葉遣いとも十分に注意しましょう。

4. スマホを固定できる物や場所の確保

もしかすると、当記事を読んでいる人の中には「そこまで考えてなかった!」なんて人もいるのではないでしょうか。手持ちは画面が安定せず、先方に良い印象を与えません。

あくまでも面接であり、友人とのテレビ電話ではありません。スマホを片手に持って面接を受けるなど言語道断です。

Web面接では画面が安定するよう、スマホは定位置に固定してください。

最近では、デスクなどにしっかりと固定できるスマホ用のスタンドやホルダーがネットショップで格安で購入することができますし、クォリティを追求しないのであれば100円ショップなどでも手に入ります。

面接までにスタンドを手に入れる時間がないという人は、自宅にあるもので工夫して固定してください。

カメラの位置によっては上目遣いになったり上から目線になったりと悪印象を与えるおそれもあるため、定位置に置いて面接者と向き合いましょう。

ただし、面接が始まる直前にカメラを固定するのはNG。カメラを固定する際は、「カメラに写った自分」をじっくりチェックする必要があるからです。

背後に余計なものが映っていないか、顔の見え方、光の当たり具合はどうかなど確認し、一番見栄えよく見える場所に固定しましょう。

5. アカウント画像や起動中のアプリに注意

アカウント作成時のプロフィール画像は、面接者の目にも留まります。

普段から利用しているツールの場合にありがちですが、彼氏・彼女の写真やウケ狙いの拾い画などをプロフィールに設定している人は、事前に無難なものに変更しておきましょう。

アニメや漫画の画像は企業によってはOKかもしれませんが、一般企業の面接なら変更した方が無難です。

また、使用中のアプリをすべて閉じておくことも忘れてはいけません。不要なアプリで空き容量が少なくなれば、通話に支障が出るおそれがあります。

面接中に通知が鳴ったりしないよう、できればログオフまで行っておきましょう。

スマホでのWeb面接の流れ

事前準備が整ったら、いよいよ面接です!

Web面接の流れは対面式と同様です。とはいえ、準備不足で失敗をして面接者に悪印象を与えないよう、スマホでのWeb面接の流れについてきちんと確認しておきましょう。

1. 面接前の最終確認

  • スマホの動作確認
  • 電波状態のチェック

Web面接が10時から始まるなら、9時頃には面接の準備をはじめましょう。

まず必ずやっておきたいのが、スマホの動作確認です。「不具合なくアプリを使えるか」「マイク、カメラの調子はどうか」など、きちんと確認しておきましょう。

このとき何らかの不安を感じたら、PCやタブレットなどほかのデバイスを使うことも検討してください。

また、スマホの状態と併せて、電波状態のチェックもお忘れなく。電波が安定していないと、面接中に通信不可能となるおそれがあります。

デバイスや電波のトラブルがあった場合は、「面接を受けるか・受けないか」の判断は早めに下し、すぐに先方に連絡を入れましょう。

開始ギリギリに「できません」と伝えるのは、面接者によい印象を与えません。

2. 早めの ログイン

  • 5~10分前にログイン
  • 準備ができたらメッセージを送る

通常の対面式の面接では、指定時間よりも前に会場に到着している人がほとんどではないでしょうか。

Web面接も、対面式の面接と同じ。「○○時にログインしてください」と言われたら、5~10分前には待機しているのがベターです。

アプリによっては、相手がオンライン中かどうか一目でわかります。早めのログインで準備が整っていることをアピールすれば、意欲の高さや誠実さを印象付けられるでしょう。

注意したいのが、面接時間になっても、すぐに面接が始まるとは限らないということ。

先方からの応答が無ければ不安な気持ちになりますが、このとき自分から面接者に話しかけると、「急かしている」と取られる可能性があります。

まずはメッセージを送って、先方の反応を待ちましょう

メッセージ送信後、企業から返答があれば、面接はスタートします。面接がスタートした時点でカメラやマイクも起動するので、落ち着いて受け答えしてください。

3. 面接開始~終了

  • 丁寧な挨拶
  • Web面接終了後にお礼のメール

カメラを通すという違いがあるものの、Web面接も対面式の面接もマナーは同じです。まずはきちんと挨拶をして名前を名乗り「本日はよろしくお願いいたします。」と伝えましょう。

面接が始まれば、聞かれたことに丁寧に答え、聞きたいことはポイントをまとめて質問します。

ただし、Web面接はカメラとマイクを通しているということを忘れずに。室内の場合は音がくぐもって聞こえやすいため、特に声のトーンやボリューム、スピードには十分に注意してください。

視線はカメラに合わせ、明るい表情でハキハキと返答する。

これができれば、Web面接での印象は大幅にアップしますよ。

一通りの話が終わったらログオフして面接は終了ですが、担当者にお礼のメールを送ることを忘れずに

ちょっとした気配りが、あなたの印象を大きくアップするかもしれません。

まとめ

Web面接は慣れた場所で受けられるため、リラックスして面接に臨みやすいというメリットがあります。

しかし一方で、面接に必要な環境は自身で作らねばなりません。いかに事前準備を行うかは、面接合格の重要なポイントとなるでしょう。

近年はスマホの普及から、スマホでWeb面接を受ける人も増えています。対面式の面接と同様にマナーや言葉遣いには十分注意して、「採用通知」を勝ち取ってくださいね。

画像出典元:Unsplash

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