今回は、マイナンバー管理freeeの特徴と料金を紹介します。
マイナンバー管理freeeは、クラウド上でマイナンバーを安全に管理するシステムです。
会社が管理するマイナンバーは従業員本人やその家族、取引先など多岐にわたります。
マイナンバー管理システムは、労務管理の書類作成業務の効率化や、紙管理では難しい権限設定、法改正対応などに対応できます。
マイナンバー管理freeeを含め「マイナンバー管理システムを導入するべき理由」を理解しましょう。
このページの目次
画像出典元:「マイナンバー管理 freee」公式HP
マイナンバー管理freeeとは、従業員のマイナンバー情報をクラウド上で取集・利用・管理・廃棄が行えるシステムです。
「マイナンバー管理freee」は、単体導入する事は出来ません。
freeeのユーザーが追加料金なしで利用できます。
利用ソフト | マイナンバー管理 利用可能 |
月額料金 (税抜) |
人事労務freee | 〇 | 1,980円~ (ユーザー3名までの料金) |
会計freee | 〇 | 1,980 円~ (ユーザー3名までの料金) |
会計freee(個人事業主版) | △ (一部機能を条件付きで利用可能) |
980円~ |
※2021年2月現在の料金です。
※詳細は「マイナンバー管理 freee」公式HPをご確認ください。
画像出典元:「マイナンバー管理 freee」公式HP
マイナンバー管理freeeは、全てクラウド上で行います。
マイナンバーガイドラインの安全管理措置に適応した収集・利用・保管・廃棄なので安心して利用できます。
従業員やその扶養親族、取引先にリクエストメールを送信し情報を入力してもらうだけでマイナンバーが収集できます。
収集には、マイナンバーの登録を従業員自ら入力してもらいます。
不要な人を介さずにマイナンバー収取が出来るため、安全性と効率化が見込めます。
パソコンやスマホからマイナンバー通知カードのアップロードなどもできるので本人確認作業もスムーズです。
マイナンバー管理freeeでは、金融機関と同レベルのセキュリティ環境で特定個人情報を保管します。
パソコンに保存した場合に想定されるウイルス感染、第三者の不正アクセスなどから安全に個人情報を守ることが可能です。
情報漏洩対策がしっかりしているのが、マイナンバー管理freeeの特徴です。
マイナンバー管理freeeでは、細かくアクセス権限や管理者を設定し、無関係なユーザーにマイナンバー情報に触れさせないように収取・管理・廃棄が行えます。
権限のない人が特定個人情報を盗み見て悪用するリスクが軽減できます。
人事労務担当者の情報管理の負担の軽減をサポートします。
マイナンバー情報はファイアウォールで保護・隔離された環境で保管されます。
データをパソコンに保存する必要がないので、機器の持ち出しによるデータ流出、外部からの不正アクセスなどのリスクから守られています。
さらに破棄されたマイナンバーのデータはデータベースから完全に削除されます。
マイナンバー管理freeeは、会計ソフトもしくは労務管理システムと連携しているので、年末調整書類、社会保険、納税関係の書類などに自動転記されます。
転記作業が不要で、ミスを軽減できます。
人事労務freee | 会計freee |
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マイナンバー管理freeeでは不要になったマイナンバーの情報を手元の端末に残すことなく完全に削除できます。
パソコンに保存とは違い、廃棄忘れの防止と情報漏洩防止対策にもなります。
マイナンバーに関しては今後も法改正が見込まれます。
管理や利用に関する法律の変更にもマイナンバー管理freeeは対応しています。
会計・税理業務を外部へ委託している場合は、freeeソフトを介してマイナンバー情報を共有できるため、社内で転記作業がいりません。
マイナンバー情報共有もアクセスログを残し、不要な人に情報開示されないよう権限設定が出来るので、従来の書面管理より安全性と利便性が高まります。
マイナンバー管理システムを導入は、従業員からも「会社がしっかりと個人情報を管理している」という安心にも繋がります。
従業員が個人情報であるマイナンバーを信頼して会社に預ける事が出来る体制のためにもマイナンバー管理システムは重要です。
また、従業員自身で入力するので、リモートや派遣・大企業のような大人数にも対応できます。
マイナンバー管理は収集・保管・書類への記入・破棄などの業務が含まれています。
さらに特定個人情報なので情報漏洩に注意し安全に管理しなければなりません。
マイナンバー管理freeeは、マイナンバーガイドラインに沿った管理が出来ます。
従業員が安心してマイナンバーを預けられる体制と、会社は安全に長期間管理できる体制をと問えることは必須です。
情報漏洩対策としてもマイナンバー管理システムの導入を検討しましょう。
画像出典元:Pixabay、「マイナンバー管理 freee」公式HP