ビジネスの必須アイテムのひとつである名刺。起業したばかりの人や個人事業主の方は、自分や会社を効果的にアピールできるような名刺があれば強力な武器になります。
この記事では、おしゃれな名刺を作れる、低価格で高品質の名刺が作れる、簡単注文できるなどのおすすめポイントを踏まえて、便利に利用できる名刺作成サイトをランキング形式で紹介します。
このページの目次
名刺作成サイトで名刺を注文する方法は、おもに次の2つです。
1. 自分でイラストレーターなどの編集ソフトを使い名刺原稿データを作成し入稿する
2. 名刺作成サイトの提供しているテンプレートで名刺原稿データを作成し入稿する
名刺作成サイトには、自分で名刺原稿データを作成し、それを入稿して注文する方法のみ受け付けているサイトと、自分で入稿する方法とサイトで提供されているテンプレートを利用して入稿する方法の両方を採用しているサイトがあります。
名刺作成サイトを選ぶ際には、どの方法で入稿し注文するのか前もって確認しておきましょう。
では、名刺作成サイト【ベスト7】を紹介します。それぞれのおすすめポイント、入稿方法、料金などの情報も合わせてお伝えいたします。
おすすめ第1位は「ラクスル」です。おすすめポイントはコスパのすばらしさ!名刺100枚の両面カラー印刷が500円で注文できます。
ラクスルはコスパの良さだけでなく無料の名刺テンプレートも種類がたくさんあるのでおすすめです。
240種類あるテンプレートの中から、業種別やキーワード別などで自分が欲しいデザインのテンプレートを探すこともできます。
自分で最初から名刺をデザインしたいという方のために、イラストレーター ・ ワード ・パワーポイントで使用できる白紙の名刺テンプレートも無料で提供されています。
サイズ | 枚数 | 印刷形式 | 価格(税別) |
通常サイズ(91mm×55mm) | 100 | 両面カラー | 463円 |
テンプレートの種類の多さと使いやすさで評判なのが「ビスタプリント」です。
自分で編集ソフトを使い最初からデザインするのは苦手だけど、人とは違うデザインの名刺を作りたいという方にはこのサイトがおすすめです。
デザインテンプレートは横型が3,000種類、縦型が2,000種類の合計5000種類以上。
その中から業種別やテーマ別に検索してお気に入りのデザインを探すことできます。テンプレートを利用すれば、会社のロゴや写真、QRコードも簡単に挿入することができ、仕上がりのイメージも確認することができます。
さらに、追加料金を払えばオプションで文字に凹凸加工を施したDECO名刺も作成できます。相手に名刺を手渡した時に、見た目と触った感覚でインパクトを残すことができるでしょう。
もちろん、テンプレートを利用した入稿だけでなく、名刺原稿データがすでにあれば、それによる入稿にも対応しています。
サイズ | 枚数 | 印刷形式 | 価格(税別) |
通常サイズ(91mm×55mm) | 100 | 片面カラー | 980円 |
ランキング3位はおしゃれな名刺を作りたいならココという「whoo」です。
通常サイズのスタンダード(91mm×55mm)以外の、正方形のキューブ(60mm×60mm)、スリムな印象のミニ(28mm×70mm)の3タイプの名刺サイズを展開してます。
世界中のデザイナーが手掛けたテンプレートを自由にカスタマイズすることで、他にはない自分らしいデザインの名刺をだれでも簡単に作ることができます。
オプションで写真を名刺に印刷したリ、厚手の紙を選べば、紙の側面に色を印刷することも可能です。
名刺を手渡す時に印象に残るようにしたい、他の人の名刺に紛れて忘れられるような名刺はいやという方におすすめなのがwhooです。
サイズ | 枚数 | 印刷形式 | 価格 |
スタンダード(91mm×55mm) | 20 | 両面カラー | 3,350円 |
キューブ(60mm×60mm) | 20 | 両面カラー | 3,550円 |
ミニ(28mm×70mm) | 20 | 両面カラー | 3,350円 |
ランキング第4位は、コスパの点ではダントツ1位の「プリスタ」です。
通常サイズの片面モノクロ印刷の名刺100枚が140円です。
デザインにはこだわりはないが、とにかくたくさん名刺が欲しいという方にぴったりです。
イラストレーター・フォトショップ・ワード・エクセル・パワーポイントの5種類のソフトに対応した入稿用テンプレートが用意されています。それらのソフトを使い自分で原稿データを作成し入稿して注文できます。
デザインが難しいという方はプリスタのサイト内のデザインテンプレートを利用して注文することもできます。必要情報を入力するだけの簡単操作です。
片面モノクロ印刷が140円というは魅力的ですが、両面カラー印刷も540円という破格の安さなので、カラー印刷の名刺が欲しいという方にもおすすめです。
サイズ | 枚数 | 印刷形式 | 価格(税別) |
通常サイズ(91mm×55mm) | 100 | 片面モノクロ | 140円 |
通常サイズ(91mm×55mm) | 100 | 両面カラー | 540円 |
オフィス用品で有名な「アスクル」も名刺作成サイトを開いています。それがこの「パプリ」です。
パプリのおすすめポイントは即日出荷してくれることです。月曜日から土曜日までの午後3時までの注文ならば翌営業日に配達してくれます。
パプリはテンプレートが400種類もあります。どれにしようか迷うくらいですが、理容美容・エステ系、建築・設備系、士業・コンサル系、医療・介護系、飲食系などの業種にあったデザインを用意しています。
業種別の検索機能が実装されており、それを活用することですぐに自分の仕事内容にあったデザインを見つけることができます。
パプリのテンプレートは使いやすさも抜群です。自由編集機能を使えば、フォントの変更、ロゴやQRコードの挿入なども簡単にできます。
パプリでは、自分で作った原稿データを入稿し注文できるようにもなっています。
サイズ | 枚数 | 印刷形式 | 価格(税込) |
通常サイズ(91mm×55mm) | 100 | 片面カラー | 950円 |
第6位でおすすめなのが、「激安名刺ドットコム」です。
通常サイズの名刺100枚の片面モノクロ印刷が290円という破格の値段です。
激安名刺ドットコムは、イラストレーターで作成した名刺原稿による入稿のみで注文を受け付けています。
さらに、平日の14時までに注文するなら、当日出荷してくれます。
名刺原稿がすでにあり、すぐに名刺が欲しいという方におすすめの名刺作成サイトです。
片面モノクロ印刷の料金の安さに驚かされあすが、もちろんカラー印刷にも対応しており、その品質も折り紙つきです。
富士ゼロックスのColor 800 Pressという最新機種を導入することで高品質なカラー印刷を提供しています。
さらに、平日の14時までに入稿し注文すれば、北海道・九州・沖縄を除くすべての地域で翌日受取が可能です。
この名刺作成サイトは、自分で名刺原稿データを作成し入稿する方法でのみ注文を受け付けています。サイト内のデザインテンプレートを利用しての注文はできません。
サイズ | 枚数 | 印刷形式 | 価格(税込) |
通常サイズ(91mm×55mm) | 100 | 片面モノクロ | 290円 |
通常サイズ(91mm×55mm) | 100 | 片面カラー | 720円 |
「アドプリント」のおすすめは配達料金の安さです。
アドプリントの「メール便名刺」は送料無料です。名刺原稿データのある方ならば、通常サイズの名刺100枚の4色カラー両面印刷が570円で注文できます。
名刺原稿データがすでにあり、送料無料なので定期的にしたいという方におすすめです。
アドプリントのメール便名刺は、通常サイズ(91mm×55mm)、変形サイズ(86×52mm)、3号名刺(女性用の 85mm×49mm) 、欧米サイズ(89x51mm)の4種類のサイズが用意されています。
料金は同じで名刺の大きさを変えることができるので、手渡した時に印象に残るようにしたい、胸ポケットからスっと出せるサイズにしたい方などにはぴったりです。
名刺原稿のデータがない方は、追加料金付きのオプションで、デザインデータの作成代行を選択すれば、このメール便名刺を利用できます。
サイズ | 枚数 | 印刷形式 | 価格(税込) |
通常サイズ(91mm×55mm)変形サイズ(86×52mm) |
100 |
片面・両面 |
570円 |
メール便は400枚までの注文が可能です。4種類の違うデザインの名刺を100枚ずつ注文することもできます。表の金額は、自分で名刺原稿データを入稿した場合の金額です。
名刺にはどんな情報を記載するのか、縦型か横型それぞれのメリットなど、名刺デザインのポイントを知っていれば、名刺作成の作業をスムーズに進めることができます。
名刺に必要な情報、デザインのポイントなどを簡単に解説します。
名刺に記載する一般的な情報は次の通りです。
スマホでサイトを閲覧する、SNSで連絡を取り合うということが一般化しているので、名刺にサイトのQRコードやLINEアカウントのQRコードを貼ることもできます。
名刺のデザインを考える時、横型にするか縦型にするか迷うことがあります。
それぞれのメリットは次の通りです。
現在の名刺のほとんどは横型です。
横型の方が、英語やカタカナ表記の会社名やメールアドレスが読みやすく、しっくりきます。
記載する情報が多く、QRコードや写真を貼り付ける場合、横型はレイアウトがしやすいというメリットがあります。
名刺のほとんどが横型なので、受け取った側も見やすく、名刺ホルダーでも管理しやすいというメリットが生まれます。
縦型は記載できる情報量が限られますが、シンプルなデザインなのでクールで精錬された印象を相手に与えます。
名刺交換の際にも、情報量が限られているので、相手が負担を感じずに受け取ることができます。
横型・縦型それぞれのメリットがあるので、業務内容やイメージに合った方を選べるでしょう。
おすすめの名刺作成サイトをランキング形式で7つ紹介しました。
料金が安い、配達料が無料、即日配達してくれる、デザインテンプレートの種類がたくさんあるなどそれぞれのサイトが魅力的な特徴を持っています。
自分で編集ソフトを利用し原稿を入稿できるなら、名刺作成サイトの選択肢はたくさんあります。
名刺作成サイトのテンプレートを利用し入稿する場合は、テンプレートのデザインや種類、操作性を基準にして名刺作成サイトを選べるでしょう。
どの方法で名刺を作成するにしても、起業家や個人事業主としての自分や仕事をきちんとアピールできるようなデザインの名刺を作ることができるでしょう。
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