TOP > ビジネス基礎 > ビジネススキルor教養 > 人生に差をつける!20代でやるべきこと13選!避けるべきことは?
多くの人が社会人として働きはじめる20代は、将来について考えることが増える時期でもあります。キャリアにプライベートにと、さまざまに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
では、そんな悩みを解消し、30代以降の人生を後悔のない豊かなものにするにはいったいどんなことが必要なのでしょうか。
この記事では、20代のうちにやるべきことを詳しく解説します。
必要な考え方から、仕事/プライベート、年齢などの切り口でピックアップした「やるべきことリスト」もぜひ参考にして下さい。
このページの目次
20代でやるべきことを考えるうえで、まず意識するべきなのが「経験を積む」ということです。30代以降に後悔しないよう、色々なことにチャレンジしましょう。
20代は、多くの人が仕事を始めて給料を貰えるようになる時期。お金を自由に使えるようになると、プライベートでできることの幅が大きく広がります。
また、公私とも責任がそれほど重くないため、失敗をしてもじゅうぶんに巻き返しが効きます。
色々なことにチャレンジして、たくさんの経験を積むのにうってつけの時期なのです。
30歳を超えると、新たに家族ができたり、仕事でも責任のある立場になることが多く、次第に歩むべき人生が固まっていくものです。
そして、その多くは20代のうちに経験したことがベースになります。
もちろん30代以降でもチャレンジは可能ですが、失敗のリスクも大きくなってきます。
20代の若いうちに将来の選択肢を増やすための経験をしておくに越したことありませんよ。
では、20代が多くの経験を積むためには具体的にどんなことをやるべきなのでしょうか?
特に重要なものを、仕事とプライベートで合計13個ピックアップしました。
何十年も続く社会人としての人生をきちんと歩むために、まずは基本となるスキルを20代のうちに固めておきましょう。
といったスキルは、身につけておけば将来どんな仕事についても役に立ちます。
社会人になると、自主性がますます重要になってきます。
新人の頃は失敗するのが不安なものですが、上司の指示通りに仕事をするだけでなく、+αの工夫を加えたり、担当の空いている仕事を積極的に取りにいきましょう。
ステーブ・ジョブズの「点と点」の逸話のように、ここで経験したさまざまな仕事が、思わぬ形でキャリアの基盤になることもあります。
長いキャリアの中では、人と人のつながりで転職の機会を得たり、ビジネスを始めるチャンスが巡ってくることがしばしばあります。
仕事で直接知り合う人との関係を大切にするのはもちろん、勉強会や交流会などに積極的に参加して、能力の高い人、自分と考え方の似ている人、気の合う人とのつながりを広げていきましょう。
社会人になると、つい自分の仕事に直接関わることだけを勉強しがちですが、なるべく幅広い分野の勉強をしましょう。
まずは自分の仕事の周辺分野、興味のある分野からはじめて、少しずつ知識の幅を広げていくことで、将来的な異業種への転職や起業の際に助けになります。
仕事で成功を収めるためには、自分の得意分野で勝負するという観点が重要です。
例えば、
など、自分の資質や情熱がどこにあり、それがどんな職業に向いているのか、あるいは向いていないのかを今の仕事を通じて意識してみましょう。
20代のうちに、なんとなく「こうなりたい」「この道に進みたい」というイメージを作れると、その後のキャリアが順調に進みます。
具体的な仕事の内容までは固まらなくても、今の仕事で好きなこと、嫌いなことを整理して、それにあったキャリアを少しずつ思い描いていきます。
きっと、自分が伸び伸び働ける環境に近づいていくはずです。
20代のうちから、長い人生をこれからどんな風に過ごしたいのかを考えておきましょう。
など、人によって選ぶべき道はさまざまです。
他人の意見に流されず、たくさんの経験を積む中で、自分自身で考えることが重要です。
どれだけ忙しくても、周囲の人を大切にすることを忘れないようにしましょう。
あなたのことを大切に思ったり愛してくれる人は、仕事をいくら頑張っても手に入らない貴重な存在なのです。
可能な範囲で構いません。失ってから後悔しないよう、連絡をまめに取り、定期的に会い、感謝の気持ちを伝えましょう。
人と出会うことと同じくらい、本を読むことは貴重な経験になります。
自分の知らなかったことを知り、他人がどんな考え方をしてどんな風に生きているかを知って共感することで、人生全体が豊かになるはずです。
仕事に関係する実用的な本はもちろん、学問に関する本、小説やエッセイなど、幅広いジャンルを読むのがポイントです。
お金の使い方、管理の仕方を知るのも20代の重要なミッションのひとつです。
一人暮らしの若いうちは好きなように使えますが、将来結婚して子供ができた時、両親が定年を迎えた時など、周囲の人のためにお金を使うことも増えてくることを考えて勉強しておきましょう。
健康的な体を手に入れることは、良い仕事をするうえでも、私生活を充実させるうえでも欠かせません。
ランニングや筋トレなど、簡単なものでも定期的に行う習慣をつけておきましょう。また、それに加えて、食べるものや睡眠などの生活習慣にも気をつけることが重要です。
仕事が忙しかったり、恋愛や交友関係がうまくいかないと、つい精神状態が不安定になりがちです。
20代にもなれば家族や友人が毎回助けてくれるとは限りません。自分で自分のメンタルをコントロールする方法を学ぶ必要があります。
どんな時にストレスを感じるのかを把握しておき、
など、自分に合った対処法を見つけましょう。
「20代でやるべきこと」とひと口に言っても、年齢によって状況は異なります。それぞれの年齢で特に意識するべきことは何でしょうか。
20代もはじめのうちは、まだ学生の人も多いはず。将来のことを具体的に考えるのは難しく「まだ先のこと」と思いがちです。
とはいえ、この年齢を無為に過ごしてしまうのはもったいないのも事実です。
友達や恋人と好きなだけ遊べる時間を大切にしながら、本を読んだり色んな場所を訪れて考え方の幅を広げるのが良いでしょう。
この年になると、社会人の仲間入りをしてやっと仕事にも慣れてきます。とはいえ、まだ新人気分が抜けず、仕事は上司の指示どおりに動くだけで目一杯でしょう。
この時期には、まず社会人としての基本スキルを身に付けつつ、少しずつ新しい仕事にチャレンジしたり勉強して視野を広げたり、自分の得意/不得意なことを把握していきましょう。
30代を目前にしたこの年齢では、仕事で後輩が増えたり、転職を意識するなど、将来について真剣に考えるようになります。
これまでに経験したことをベースにさらに知識を増やし、少しずつ人生について具体的に考えていきましょう。また、自分の生活、体や心と向き合うことも習慣づけておきます。
20代で「やるべきこと」があれば、反対に避けるべきことや注意すべきこともあります。
仕事に没頭するのは悪いことではありませんが、やりすぎには注意しましょう。
時には休息をとって人と会ったり新しいものごとにチャレンジする方が、長い目で見ればキャリアの選択肢や可能性を広げてくれるものです。
20代にとって、目的意識を持たずに何となく働くのはとても危険です。
せっかく沢山のトライアンドエラーが許されている年代を無駄遣いして後悔しないよう、自分が将来どうなりたいか、仕事に何を求めるかを考える癖をつけましょう。
20代は考え方がどんどん変化していく年代です。あまりひとつの価値観に固執してはいけません。
自分の仕事に関わることの他にもたくさんの分野の勉強をして、考え方の幅を広げることを重視しましょう。
仕事や勉強に没頭しすぎて周りの人との関係をおろそかにしてはいけません。
自分のことを大事に思ってくれる人は、人生を豊かにしてくれるとても貴重な存在です。
それだけでなく、人間関係からキャリアに結びつくチャンスが巡ってくることも多々あります。できるだけ大切にしましょう。
ほとんどの人が、20代のうちに仕事でもプライベートでも多くの悩みを抱えることになり、なかなか順風満帆には行かないものです。
しかし、そこで考えるのをやめてしまうのではなく、苦しくても人生について悩み抜きましょう。それが30代以降を豊かにしてくれます。
20代は、長い人生の方向を決める重要な年代です。それだけに、この年代でたくさんのチャレンジをして経験を積み、人間関係や価値観を豊かにしておくことがとても重要です。
仕事でもプライベートでも、新しいことに積極的に取り組んで、それを自分の中にどんどん吸収していきましょう。
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