Notion(ノーション)とは、メモやドキュメント管理だけでなく、好みのスタイルで情報をデータベースとして作成・管理できるスタイリッシュなクラウドメモアプリケーションです。
Notionの使い方は、基本の機能をある程度知ってしまえば、簡単シンプルで多彩な使い方が可能です。
この記事では、Notionのベーシックな使い方、知っているとよりNotionが便利に使える機能を徹底解説していきます!
このページの目次
Notion(ノーション)とは、メモ、ドキュメント、タスク、プロジェクなどをクラウド上で管理できるメモアプリケーションサービスです。
ショートカットが充実し動作が非常に素早く簡単なこと、U/Iがシンプルでスタイリッシュ、無料プランでも端末制限数がないなどの特徴があります。
また、データベースとして、情報を好みのスタイルで整理・管理できることが大きな魅力です。
まずは、無料プランでNotionに自分のワークスペースを作ってみましょう。
Notionニックネーム・パスワード設定画面
Googleアカウント・Appleアカウント・e-mailアドレスのどれかでサインアップすると、ニックネームとパスワード設定画面が出てきます。
ニックネームとパスワードを入力してContinueをクリック!
Notionチーム/個人利用選択画面
今回は、最もシンプルな個人利用を選択してContinueをクリック!
ワークスペースがあっという間に完成!
左カラムは情報の大カテゴリーがリスト表示され、右カラムで情報の詳細表示、ページ作成の作業を行うことができます。
Notionの基本は、メモ/ドキュメント形式のwebページを作ることです。
左カラムにある+ページを追加するをクリックすると、右カラムには、新規ページの入力画面が表示されます。
ただのメモを作成するのであれば、タイトルを入れ、そのままテキストを入力すればOKです。
右カラムで「/」か「;」でコマンドリスト画面を出し、作りたい形式を選べばその形でメモを作れます。
例えば、ToDOリストを選択すると、チェックボックスのついたリストを簡単に作成できます。
同様に、見出し、箇条書き、表、トグルリスト、Notion内のページリンク、画像・URL、Googleドライブの埋め込みなどもリストから選択するだけで簡単に入力できます。
Notionには、メモ・ドキュメント作成だけでなく、情報をテータベースとして入力・管理する機能があります。
Notionのデータベースは、どんな情報をどのように表示するか(View)を自分で選んで登録できます。
Viewには、6種類のスタイルがあります。
1つViewでデータベースを作成すると、それを別のViewの形でも簡単に表示させることができます。
まずは、ベーシックなテーブルビューでデータベースを作成してみましょう。
NotionでViewをテーブルに選択すると、以下のような表が作成できます。
NotionのView選択画面
見出しを入力する際に、プロパティ(入力ルール)を一緒に選択すると、その列に特定の条件を設定でき、さらにその条件があることで、データを他のViewに変更する際に簡単に変更がかけられ便利です。
Notionのプロパティの種類は、非常に多いですが、その中でも初心者でも使いやすいものをいくつかご紹介していきます。
見出しのプロパティをファイル&メディアに選択すると、その列には最大5MBまでの画像やURLの埋め込みができるようになります。
見出しのプロパティをマルチセレクトにすると、その列には自分で入力したリストの中から複数の選択肢を選ぶことができます。
例えば、今回の例では、ドラマの出演者を複数選択したい時、出演者を一度登録してしまえば、別の作品で同じ俳優が出ている場合リストから複数選択可能です。
見出しのプロパティをセレクトにすると、その列には自分で作成したリストの中から1つ選択肢を選ぶことができます。
作成方法は、基本的にマルチセレクトと同様です。
見出しのプロパティを日付にすると、日付、期間、時間などが入力できます。
作成したテーブルビューを元に、カレンダービューでデータを表示・登録してみましょう。
①ビューの追加をクリック
②リストからカレンダーを選択し作成をクリック
③完成!プルダウンで表示形式が選べるようになる。
同様にテーブルビューを元に、ギャラリービューを作成してみましょう。
①ビューの追加をクリック
②ギャラリーを選択し、作成をクリック。
③三点リーダーをクリックし、プロパティからカードレビューをイメージに選択すると登録した画像が表示され完成!
(画像サイズが大きい場合は、「画像を表示枠のサイズに合わせる」をオンにすると丁度良く表示されます。)
ボードビューは、プロジェクト計画や進行管理などに最適なカンバンボードの形で表示されます。
カードの移動は、ドラッグアンドドロップで非常に簡単です。
①ギャラリービュー同様ビューの追加をクリック
②ボードを選択し、作成をクリック
③完成
タイムラインビューは、プロジェクトのスケジュール管理に最適なタイムライン表示ができます。
①ボードビュー同様ビューの追加をクリック
②タイムラインを選択し、作成をクリック
③完成
リストビューは、ブックマークやメモに最適ないわゆるページ一覧表示です。
①ボードビュー同様ビューの追加をクリック
②リストを選択し、作成をクリック
③完成
Notionは、動作の多くが、マークダウン記法(ショートカット)で入力できます。
「/」「;」でをコマンドリスト出してから選択する方法だけでなく、慣れてきたら、リストなどマークダウン記法で入力しているユーザーが多いようです。
[](半角カギカッコ)+「スペース」→チェックボックス(ToDO)
-(半角マイナス)+「スペース」→箇条書き
#(半角シャープ)+「スペース」→見出し
>(半角不等号)+「スペース」→トグルリスト
その他にも、様々なショートカット機能があります。
より詳しい情報は以下の記事をご確認ください。
Notionには、ゼロから作成しなくても、様々なテンプレートをカスタマイズすれば手間をかけずに自分好みのページ作成が可能です。
テンプレートを使ってページを作成するのは、たった2ステップのみで、後は必要な箇所にデータを入力すれば完了です。
①左カラムのテンプレートをクリックする
②テンプレートを選び「このテンプレートを使用する」をクリック
1日中PCで作業をされる方には、ワークスペースをダークモードに切り替えることもオススメです。
①左カラムの上部にある設定をクリック
②通知と設定をクリック
③表示設定のプルダウンでダークモードを選択
④ダークモードに切り替わる
起業ログ編集部 Y氏
毎月沢山の新規記事や記事のリライトを行っていますが、Notionは、進捗管理の際に、1つのページでリストとスケジュール管理を同時に表示できるので。めちゃくちゃ便利です!
起業ログ編集部 T氏
編集部では、様々な働き方をしている社員、パートが在籍しているため、起業ログに関するマニュアルや社内ルールなどは、全てNotion上にアップし、全員が必要な情報にどこにいてもアクセスできるようにしています。
この記事では、Notionの基本の使い方や機能をご紹介してきました。
メモアプリとしての機能はもちろん、1つのデータを様々な切り口で表示したり作成・管理することができる点が大きな魅力です。
まだまだ奥の深いNotion、まずはこの基本機能を覚えた上でより自分らしい利用方法を探って頂ければと思います。
(画像出典元:Notion公式HP、O-DAN)