Kaikei

記事更新日: 2023/05/26

執筆: 木下千恵

編集部コメント

安くて使いやすい、すき間時間での帳簿付けに最適なアプリ

Kaikeiは基本料金が年額3,500円と業界最安値水準の会計アプリです。

iPhone、iPad、Androidで利用でき、機種変更でのデータ引継ぎも可能。

操作に迷わない入力画面なので、領収書や経費が発生すればスマホですぐに記録できます。

会計ソフトに貼りついて入力する暇がない、個人事業主やフリーランス、中小企業経営の方におすすめです。

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良い点

簿記の知識がなくても、確定申告に必要なデータを集計できます。とっつきやすいアプリなので、会計ソフトはわけが分からない、と感じた方はこのアプリから始めてみましょう。

悪い点

棚卸資産や減価償却の機能、レシート読み取り機能はありません。

費用対効果:

必要十分な機能を安く利用できます。年間数千円だけで管理がラクになるのでコスパ◎です。

UIと操作性:

入力画面はどこに何を書けばよいかひと目で分かります。起動や登録も高速なのでストレスなく帳簿をつけられます。

サポート:

有料プランでは優先サポート対応がついています。「ちゃんと答えが返って来るので安心」と利用者にも好評です。

Kaikeiの導入メリット4つ

1. 安く使える

Kaikeiは基本年間料金が3,500円、さらに初年度は2,800円と、競合製品に比べてかなり安い価格設定です。

基本料金内でレポートやデータ出力ができ、複数帳簿やデータバックアップ(手動)も可能。

また、お試しプランは機能に制限があるものの、無期限で利用できます。

Kaikeiお試しプランの制限

  • 1月あたり16件までしか収支データを登録できない
  • エクセルの出力回数に制限がある
  • レポートページを詳細に見れない


確定申告をするにはスタンダードプラン(有料)がおすすめですが、有料プランに自動で切り替わることもないので、安心してじっくり試すことができます。

2. ストレスなく帳簿付けできる

Kaikeiなら、アプリで簡単に日々の経費や売上の帳簿付けができます。

操作は、金額を入力して勘定科目をタップして登録するだけ。

いちいちログインや通信をする必要がないので起動や登録が高速で、利用者からは「サクサク動く」と評判でした。

iOSからAndroidへ、AndroidからiOSへのデータ移行が簡単にできたり、カレンダーの日付から入力できたりするのも意外と便利です。

片手間で帳簿付けが終わる

3. 大手会計ソフトへも連携可能

弥生会計freeeマネーフォワードなど、他の会計ソフトへデータ登録をできるのもKaikeiの魅力のひとつです。

普段の帳簿付けは、このアプリを使ってスマホで手軽におこない、確定申告になれば1タップでデータを出力

会計ソフトにイチから入力するより簡単で、KaikeiからCSV出力したデータを帳簿として保存しておくこともできます。

確定申告時期のイライラから救ってくれることでしょう。

データ集計用にも、保管する帳簿としても役立つ

4. 白色申告アプリ「Kaikei Lite」

Kaikeiには、白色申告と青色申告(簡易簿記)に特化した「Kaikei Lite」があります。

青色申告(複式簿記)の予定がない方は、Kaikei Liteもおすすめです。

基本料金はKaikeiと同じですが、オプションプランが月額240円と若干安くなっています。

  Kaikei Kaikei Lite
スタンダードプラン 初年度:2,800円
2年目以降:3,500円
初年度:2,800円
2年目以降:3,500円
オプションプラン 月額:300円
年払い:3,000円
月額:240円
年払い:2,400円
帳簿で対応できる
申告形式
白色申告
青色申告(簡易簿記)
青色申告(複式簿記)
白色申告
青色申告(簡易簿記)


現在は白色申告でも、将来的に青色申告になる可能性があれば、Kaikeiを最初から使うと良いでしょう。

Kaikeiであれば、ボタン1つで複式簿記に対応したデータ出力が可能です。

簡単な申告でよいならKaikei Liteでより安く

Kaikeiのデメリット2つ

1. このアプリだけでは確定申告はできない

確定申告をおこなうには、Kaikeiで集計した額を申告書に記入し提出しなくてはなりません。

申告書の作成をアプリ上ですることはできないので、税務署で書類をもらうなり、国税庁のホームページで作成するなりしましょう。

2. クレジットカードや銀行口座との連動はできない

Kaikeiでは口座や取引口座、メモを自由に記録することはできますが、取引明細などのデータを自動で取り込むことはできません。

一方で情報漏えい等の点から、クレジットカードや口座情報を連携させたくない方も多いでしょう。

そういった方にとっては、不要な機能がない分低コストで利用できることがメリットでもあります。

Kaikeiの料金プラン

Kaikeiには利用期間に制限のない「お試しプラン」と、確定申告に便利な機能を使える「スタンダードプラン」の2つがあります。

お試しプランは帳簿に登録できる件数に制限がついており、ひと月合計16件まで、かつ1日16件までが登録の上限数です。

  お試しプラン スタンダードプラン
初期費用 0円 0円
利用料 0円 初年度:2,800円/年
2年目以降:3,500円/年

(税込)

競合製品との料金比較

Kaikeiと近い製品にはTaxnoteがあります。料金やお試しプランの経費登録件数からみるとKaikeiがリード

また、複数帳簿に対応するにはどちらもオプション契約が必要ですが、Kaikeiは月額300円(年額合計6,500円*)に対してTaxnoteは月額600円(年額合計10,700円)と、4,000円以上の差があります。(*年払いによる割引まで計算に含む)

Taxnoteは出力できる会計ソフトがKaikeiよりも多い点がメリットです。

freeeはアプリ内で確定申告が可能、レシート撮影による経費入力など、高機能なこともあり費用は高くなっています。

  Kaikei Taxnote freee会計
スマホアプリ
お試しプラン あり
期間無制限
月16件まで
あり
期間無制限
月15件まで
あり
期間に制限あり
機能制限なし
無料プラン なし なし あり
期間無制限
月5件まで
有料版 初年度:2,800円/年
2年目以降:3,500円/年
(税込)
3,500円/年~
(税表示なし)
スタンダードプラン
23,760円/年
(税別)

*表中の「月○件まで」は、1ヵ月間でアプリに登録できる経費の件数上限です。

Kaikeiの評判・口コミ

サクサク動く
よスこ、2021/03/13

毎年年度末に半狂乱で1年の仕分けを行うのですが、サクサク動いてくれるので今年の狂乱時間は短かったような気がします。笑
申告書類まで全部おまかせというわけにはいきませんが、月別・年間の収入や経費が見やすくまとめられているので記入自体もサクサク進みました。
ただ、仕訳入力の日付の選択が上下スクロールしかないので、カレンダーから選択かキーボード入力できるようになるともっと早く作業が進みそうな気がしました。
来年度もまた半狂乱で頼ることになると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

デベロッパの回答
カレンダーの日付を長押し、またはダブルタップで入力することができます!こちらの方が早く入力できるかもしれないですね!
確定申告のお忙しい時期にお役に立ててよかったです。引き続き、お使いいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

とっつきやすい
☆marron☆、2019/07/16

個人で小さなサロンを開業し、何か導入を!と色々探していました。
まだ暫く赤字なので大手の会計アプリは必要ないと判断し、こちらを年間で購入してみました。
経理の基礎もわからないけど、収支を怠らなければきちんと仕分けしてくれます。
軌道に乗るまではこれで充分です!
☆-1はレシート読み取りがない事です。
サポートも問い合わせればちゃんと答えが返って来るので安心です。

デベロッパの回答
サポートのお返事の速度はこだわっております!すぐにお返事できるよう迅速に対応いたしますので、今後もお困りの際はお気軽にお問い合わせください。
またレシート読み取り機能についてはご不便をおかけして、申し訳ございません。
勘定科目を適切に設定することは重要ですので、レシート読み取りなどの自動機能はあえて搭載しておりません。申し訳ございません。
引き続き、お使いいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

操作性が…。
ありの反逆、2023/04/28

全体的に良いアプリなんだが、詳細を入力する際の「メモ」欄が見にくい。改善求む。
2行分しか表示されないし、変なタイミングでカーソルがどこかにぶっ飛んで行っちゃうし、ちょっとここだけイラッとする。
他にも、1日に登録出来る明細の数が16件分とか、1ヶ月の中で、16件分しか登録出来ないとか、何故か16縛りだが、これは有料版になれば縛りが無くなるみたいだけど、「メモ」欄は無料だろうが、有料だろうが変わらんだろうなぁ。

*「Kaikei」App Storeレビュー参照

まとめ

Kaikeiは、経費を簡単に登録できるので、ストレスなく短時間で帳簿付けができます。

取引が少ない方ならお試しプランでも十分ですし、スタンダードプランでも競合製品より安く利用できます

Kaikeiがあれば、確定申告で焦って領収書を見直すことなく、その時にはもう帳簿が完成していることでしょう。

 

画像出典元:「Kaikei」公式HP

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