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「GitHub(ギットハブ)」は、開発のソースコードを管理・共有するためのWebサービスです。世界中で7,300万人以上の開発者や210万以上の企業・団体に利用されており、企業・個人に関わらずコア機能を無料で利用できます。
自分が作成したコードを世界中のエンジニアに共有してフィードバックをもらったり、企業のプロジェクト内に限定して共有・修正しあうなど、非常に便利な使い方ができます。エンジニアの仕事において欠かせないツールの1つです。
「GitHub(ギットハブ)」は、開発のソースコードを管理・共有するためのWebサービスです。世界中で7,300万人以上の開発者や210万以上の企業・団体に利用されており、企業・個人に関わらずコア機能を無料で利用できます。
自分が作成したコードを世界中のエンジニアに共有してフィードバックをもらったり、企業のプロジェクト内に限定して共有・修正しあうなど、非常に便利な使い方ができます。エンジニアの仕事において欠かせないツールの1つです。
このページの目次
GitHubとは、自分の作ったプログラムのコードやデザインデータなどを保存・公開することができるWebサービスです。
ものすごく簡単なイメージで示すならば、Google Driveや、Dropboxのソースコード版と考えると良いでしょう。
個人・法人問わず無料で利用でき、世界で7,300万人以上、国内でも170万人ものユーザーに利用されています。
GitHubの優れた点は、データを保存するだけでなく、自分以外のエンジニアとの共有や、誰が・どこを・いつ編集したのかの管理を簡単に行えることです。
GitHubでソースコードの管理を行う国内有名企業も多数あり、エンジニア、デザイナーが仕事をする上で欠かせないツールの一つです。
GitHubは、分解するとGit(ギット)のHub(ハブ)、「Git」の「集まり」という意味です。
そもそもこのGitとは、プログラムのソースコードをバージョン管理するツールの名称で、GitHubは、Gitを使って開発者を支援するWebサービスなのです。
Gitを使うと何ができるのか? Gitの最大の特徴は「分散」です。
共有ファイルを皆で触ると最新版の混乱や、同じ箇所の上書きなどが発生してしまいますが、Gitを使うと、作業者それぞれが自分のPCに共有ファイルのコピーを置いて編集できるようになるのです。
これをクラウド上でできるようにしたのが、GitHubです。
また、Gitそのものはコマンド文字の入力によって操作しますが、GitHubを使うとWeb上での見やすい表示+マウスクリックなどで操作できるようになる点も嬉しいポイントです。
Gitを利用したソースコード管理のWebサービスは、GitHub以外にも複数あります。
GitHub、GitLab、Bitbucketが三大サービスと呼ばれますが、その中でも知名度・ユーザ数共にGitHubが圧倒的で、特に国内においてはGitHub一択状態だとも言われます。
GitHubはなぜ人気なのでしょうか?開発者の支持を集めるその特徴を解説していきます。
Gitにおけるソースコードの格納場所のことをリポジトリと呼びます。
このリポジトリには、公開(パブリック)・非公開(プライベート)の2種類があります。
GitHubのプライベートリポジトリは、無料・無制限なため、ソースコードを公開したくない個人や企業でも気軽に使うことができます。
GitHubには、ただコードを管理・公開するだけでなく、コード作成や開発フローを簡単・便利に行う機能も多数搭載されています。
2018年の買収により巨大企業Microsoft社の傘下となったこともあり、セキュリティ強化施策や最先端機能も競合に比べて更にスピーディに追加されるようになりました。
さらに、拡張ツールのオンラインストア「GitHub Marketplace」がある点もポイントです。
この拡張機能を活用して、コード品質やプロジェクト管理などの作業を便利にする手段が広げられるため、自分流に使いこなしたい多くの開発者に支持されています。
GitHubのさらなる特徴は、オープンソースの開発者同士の集まり「オープンソースコミュニティ」の活発さです。
現在では、数千を超えるコミュニティがGitHub上にあると言われており、情報交換や問題解決が日々行われています。
また、GitHubにはオープンソースコミュニティを支援する以下のような機能も充実しています。
利用者が気軽に相談をできる場所の提供と、開発しやすい環境づくりにも秀でている点もGitHubの強みと言えるでしょう。
GitHubの機能を理解する上で、知っておいた方が良い知識・用語を簡単に紹介していきます。
リポジトリは、これまでの文中にも一部出てきたとおり、「ソースコードの格納場所」のことです。
リポジトリ>ディレクトリ(フォルダ)>ファイルの順で構成され、リポジトリの管理下に置かれたファイルなどは全て変更履歴が記録されます。
リポジトリは、クラウド上にある「リモートリポジトリ」と自分のPC内にある「ローカルリポジトリ」の2箇所にあります。
ブランチとは、作業を別々に分岐させて履歴の流れを保存する方法のことをいいます。
開発の現場では、現在リリースしているサービスに対して、例えば、「新機能のリリース」「セキュリティ対応」「バグ修正」など、複数の修正プロジェクトが並行して動くことが多々あります。
その場合、ブランチを「新機能用」「セキュリティ用」「バグ用」と分けることで同時修正などのエラーを防いだり、先に作業が終わったブランチから本番環境に戻すこともできるようになります。
コミットとは、ファイルの追加や変更をリポジトリに保存することをいいます。
通常Wordなどのファイル操作では、行った変更がそのまま記録・上書きされていきますが、GitHub上では変更内容を登録する際に「コミット」という手順を挟みます。
またプッシュとは、ファイルの追加や変更を自分の手元のローカルリポジトリからGitHub上のリモートリポジトリにアップロードする操作のことをいいます。
インデックスとは、コミットしたいファイルをまとめて、一時的に置いておく場所です。
変更は複数箇所や連続的に発生するため、都度コミットするのではなく、インデックスを挟み本当にこの内容でコミットしていいのかを確認することができます。
GitHubには様々な機能があるので、全てを初めから知ろうとするのは大変ですよね。
まずは肝である「オリジナルから、自分用のコピーを作成・編集して、オリジナルに戻す」ための主要機能4つを理解しましょう!
フォーク機能は、食事をするときに使うフォークが名前の由来です。
フォークの先端が複数に分割されていくように、元のリポジトリから自分用のコピーを作成することを指します。
このフォーク機能によって、オリジナルリポジトリを直接触らずに改変案の作成が可能となります。
フォークはGitHub上(クラウド上)に作成されるので、さらに自分のPC内で作業したい場合は、クローン機能でローカルコピーを作ります。
手元のローカルコピーでの作業が終わったら、ディベロップ機能でGitHub上にその変更を戻します。
プルリクエスト機能は、自分が行った変更をオリジナルに反映したい時に使います。
プルリクエストするとオリジナルのオーナーに通知が届き、変更案を提案できます。
マージ機能は、提案された変更をオリジナルに反映するときに使います。
プルリクエストを受け取った所有者がマージボタンをクリックすると、提案された変更をオリジナルに反映できます。
送信者はプルリクエストと同時に、改変の概要・なぜその改変が良いことなのかを知らせてくるため、所有者はそれを見てマージの可否を判断することができます。
開発の現場では、複数人が1つのプロジェクトに関わることが常なので、個人の判断で次々改変を加えると品質の混乱が起きてしまいます。
GitHubの、この4ステップを挟むことが、結果的に全体のスピード感と安全性をもたらします。
GitHubのアカウントを作成方法を紹介します。
トップページの「GitHubに登録する」ボタンを押すと、登録画面に進みます。
① ユーザ名とメールアドレス、パスワードを入力
② ロボットでないことを証明するクイズに答える
③ 「Create account」ボタンが緑になるのでそれを押す
あとは、登録したメールアドレスに認証メールが届くので、メールの内容に従いユーザ認証を行うだけで、GitHubのアカウント登録は完了です。
1年ほどGitHub Enterpriseを運用していますが、バックアップやフェイルオーバー、アップグレードなどが容易に実施できる上、大きなトラブルもなく安定的に活用できており、信頼性の高さを実感します。導入にあたってはサポート対応が迅速かつ丁寧であるかも検討しました。管理負担が8~9割程度削減し準備期間なしで運用開始が可能になりました。
※参照元:「GitHub」公式HP
2021年1月に三井住友銀行(SMBC)のシステムに関するソースコードがGitHubから流出するという事案が置きました。
このニュースでGitHubの名前を聞いたという方も多いのではないでしょうか。
GitHubは企業での利用も多いサービスですが、情報漏洩の安全性は問題ないのでしょうか。
SMBCコード流出の原因は、委託先のエンジニアがGitHubに保存したソースコードが、そもそもの設定上、公開状態になっていたことでした。
つまり、外部からの不正アクセスなどによって情報が漏えいした訳ではなく、情報の取り扱いのずさんさが起こした事案でした。
エンジニアは企業での利用の前に、個人としてGitHubを利用していることも多いため、同様の事案はどの企業にも起きうる可能性があります。
不用意な流出を起こさないため、次のような点に注意し対策を講じましょう。
なお、GitHubのセキュリティは金融業界の要件にも対応できるレベルを備えており、国際的評価(SOC 1・SOC 2)も取得しています。
そのため、非公開状態に保存したデータに対するセキュリティの高さには信頼度があります。
企業プランの利用ではデフォルトが非公開となっているのが原則ですが、ここを不用意に触らないという点も徹底しておきましょう。
この記事では、エンジニア必須ツール「GitHub」の人気の理由・特徴・機能などを解説しました。
ソースコードを共有するというだけでなく、多様な機能が使いこなせれば、日々のコーディング作業からメンバーとのやりとりなども劇的に行いやすくなります。
無料・無制限で誰でも利用できるので、使ってみたいという方はまずはアカウント登録からはじめてみましょう。
なお、GitHubの使い方に不安がある、しっかり学びたい、という方は、各種プログラミングスクールで専用講座を活用するのも良いでしょう。
画像出典元:「GitHub」公式HP
Githubは、そのコア機能を無料で利用できるサービスです。
・リポジトリの容量は、公開/非公開に関係なく無制限
・コラボレータ(メインのリポジトリを管理するメンバー)の数も無制限
・GitHub Actions(開発ワークフローのステップの自動化)の利用時間数が増える
・GitHub Packages(コード+パッケージを管理)の容量が増える
・Enterprise版の場合は、日本語の電話サポートにも対応
まずは無料プランから利用しはじめて、容量などに不便さを感じてきた場合は有料プランを検討しましょう。
Githubはプログラミング勉強中の学生用に「Student Developer Pack」を無償提供しています。
有料プランの機能に加え、GitHubに連携して使える様々な有名外部ツールの有料プランも無料・割引利用することができます。
海外のプログラミングオンラインスクールの数十万以上する有料コースを無料で受講できるクーポンなどがついていることもあります。
Education向けページにて、学校のメールアドレスや在籍証明などを提出すれば、すぐに使えるので対象者の方はぜひ試してみましょう。
ギット系のサービスの中では一番インターフェーズも洗練されているかつ豊富で、悪いところはほとんどありません。
他のツールと比べても、GitHub自体がソースコードのバージョン管理機能使っていると、ドキュメントを作るとか、プロジェクト管理機能とか、バグがどこにあるかの表示とか、チケットが内包されていて、機能が多く、非常に優れています。
ソースコードがオープンではないため、コードを公開しなければいけないPJの時は、利用できないことがあります。
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GitHubの導入により、開発者はツール管理に費やす時間を減らし、コード開発作業のほうに、より多くの時間を割くことができるようになりました。GitHub Actionsを使用して、クラウド内のGo環境のプロビジョニングからテストやセキュリティスキャンの実行までワークフローの自動化も実現しています。使い始める際に役立つ例やドキュメントも豊富に揃っており、作成も非常に簡単です。