秒速FAX

記事更新日: 2020/05/26

執筆: 編集部

編集部コメント

秒速FAXはインターネットを利用し、パソコンやスマートフォンでFAXを受送信するサービスです。データを利用したFAXの受送信は、紙のFAXとは異なり一度に大量の送信ができるほか、場所を選ばずに閲覧でき、他者の目に触れることもなくセキュアな管理ができるという利点があります。安全、簡単にFAXを活用したい会社にはおすすめのサービスです。

1. 一斉送信

最大3,000件を一度に送信

2. PDFで受信

場所を選ばずに閲覧可能

3. サポート機能

送信失敗を最大限回避

良い点

FAXをデータとして受送信するため、大量送信やプライバシーを考慮した受信が可能です。スマートフォンを利用すればどこでも閲覧可能です。

悪い点

国内のサーバーのみの利用のため海外への送信はできません。

費用対効果:

送信については、初期費用・基本料金なしで枚数に応じた利用料金のみです。受信の初期設定費用は一律ですが、プランごとの基本料金と受信単価がかかります。

UIと操作性:

受送信どちらもパソコンやスマートフォンが利用可能なので、どこにいても閲覧可能です。

セキュリティ:

プライバシーマークの取得や、国内サーバーの利用など、情報漏洩対策は手厚いです。

秒速FAXの特徴3つ

1. かんたんにFAX送信ができる

秒速FAXの最大の特徴はFAX送信が簡単に行えるというところです。パソコンやスマートフォンを利用して、簡単かつ確実にFAXを送信できます。

秒速FAXでは、ブラウザFAX送信、メールFAX送信の2通りのFAXの送信方法があります。どちらもパソコンやタブレット、スマートフォンでの送信が可能です。

ブラウザFAX送信ではPDFファイルにテキスト本文を付ける形式のFAXが、1度の送信依頼で最大3,000件一斉送信できます。一方のメールFAX送信は、テキスト形式のメールが送信でき、こちらはPDFが3ファイルまで添付可能です。

これらの基本機能に加え、秒速FAXではサポート機能として、FAX送信に関する様々な便利機能があります。

特に、送信の日時指定ができる予約配信機能は、ブラウザFAX送信で大量に一斉送信する場合に大変便利な機能といえます。予約可能期間は最大90日で、時間予約は15分単位になります。


日時指定の予約送信も可能


配信状況はリアルタイムで確認することができ、送信履歴は最大100件を60日間保存します。

配信エラーに関しては、何らかのトラブルで送信に失敗した場合のためのリトライ機能や、メールによるエラー通知機能など、FAXを確実に送信するための機能が充実しています。

2. 機能的な受信

次に紹介する秒速FAXの特徴は、機能的なFAX受信が可能なところです。FAXを紙ではなくデータとして受信するので、どこでも確認可能です。

秒速FAXでは、FAXをデータとして受信し、サーバー内でPDFデータに自動変換します。そのため、パソコンはもちろんのこと、ブラウザが利用できるデバイスであれば、どこからでも閲覧やダウンロードが可能です。

通常の紙のFAXとは異なり、第三者の目に触れることもないためセキュアな状態で保管でき、そのまま消去すれば個人情報などの漏洩リスクの低減につながるという利点があります。

PDFに変換された受信データは、メールに転送することも可能です。転送先のアドレスはプランに応じて最大20個まで登録できます。

PDFビューアーがあればスマホでも閲覧可能なため、どこでも受信したFAXの確認が可能になります。この受信データは、送信元FAX番号、受信枚数とともに受信履歴として最大100件60日間保存され、FAXデータ以外はCSVでダウンロード可能です。

秒速FAXでは1つの番号につき2つの回線が利用できます。同時に2つのFAXを受信可能なので、対応が遅れることが少なくなります。FAX受信が頻繁にある場合にはとても役立つ機能です。


PDFでどこでも閲覧可能

3. しっかりしたセキュリティ

秒速FAXの特徴3つ目は、セキュリティ対策にも力を入れているところです。FAXの受送信に関わるプライバシーは厳重に管理されています。

秒速FAXではプライバシーマークを取得し運用しています。プライバシーマークは、日本工業規格の個人情報保護マネジメントシステム要求事項に適合していることを示しています。

また、回線は国内を起点及び終点としており、通信料の安い海外のサーバーを経由することがありません。そのため、盗聴や傍受のリスクも低く、安心してデータの受送信が行えます。

データは送信時には出力過程の大部分が、受信では管理画面からのダウンロードの際に暗号化されているため、セキュアな状態が維持できます。

受信に際しては、管理画面へのアクセス時にパスワードによりログインが必要になります。また、PDFファイルはパスワードを設定する機能を利用することで、データを保護します。

インターネットを利用したFAXの受送信では、サーバーの不具合などによるデータの未達や紛失が懸念されますが、秒速FAXでは、受送信ともにデータベースの稼働率は99.9%となっており、サービスの継続性においても安心です。

セキュリティも万全

 

秒速FAXの料金プラン

送信に関しては、初期費用、基本料金はかかりません。上表の通り、1日から月末までの送信枚数により送信単価が決まります。

受信に関しては、初期設定費用が1,100円で、基本料や受信単価はプランによって決まります。

 

まとめ

FAXを活用したいけれど、送信の手間や安全性について悩んでいる会社にはおすすめのサービスです。それはインターネットを利用してデータとして受送信する、というのが秒速FAXの大きな特徴だからです。

秒速FAXではPDFやテキストデータを最大3,000件一斉送信可能です。送信の際には、日時の予約ができ、送信状況のリアルタイムでの把握、エラー通知やリトライなど送信失敗を防ぐ機能が充実しているので、安心して利用できます。

受信FAXはPDFに自動変換されるため、外出先など場所を問わずに閲覧可能です。データの暗号化や国内サーバーの利用などセキュリティ対策も万全です。

大量のFAXを安全、確実に送信したい、個人情報の漏洩を気にせずにFAXを活用したいという会社にはおすすめのサービスといえるでしょう。

画像出典元:「秒速FAX」公式HP

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