commubo

記事更新日: 2022/08/15

執筆: 木下千恵

編集部コメント

高度なコミュニケーションを実現したクラウド音声AIロボット

「commubo(コミュボ)」は、複雑な会話も継続的にコミュニケーションもおこなえるボイスボットサービスです。

自社開発のAIエンジンで高速な処理が可能なので、会話の不自然な「間」をなくし、スムーズな会話が実現できます

ロボットによるアウトバンドコールが可能で、見込み客への営業が効率的にできるため売り上げ向上も目指せます。

しかし、多言語対応していないので、英語や中国語での問い合わせがある場合は利用できません。

電話業務を効率化したい方におすすめです。

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良い点

7種類の音声から選択でき、適切な「間」を用いた自然な会話を実現しています。また、ダッシュボードから、会話シナリオをノーコードで簡単に設定できます。

悪い点

多言語対応していないため、英語での問い合わせが多い会社にはおすすめできません。

費用対効果:

UIと操作性:

会話パターンを設定するダッシュボードもノーコードで直感的な操作が可能です。画面設計も比較的シンプルです。

セキュリティ:

プライベートクラウドやオンプレミス構築といった高度なセキュリティにも対応しています。

commuboの導入メリット4つ

1.流れるような自然な会話

自社開発のAIエンジンで、高速なAI処理を実現しています。

会話の不自然な「間」をなくすことで、よりスムーズな会話を実現させています。

また、相手の言葉を復唱して受け止めたり、重要な部分をゆっくり話すといった高度な会話も可能です。

自然な会話のイメージ図

2.数百通話同時に対応可能

変動する電話の呼量によって、AIロボットが自動で対応台数を変化させて対応します。

そのため、同時に数百本の通話に対応可能です。

電話呼量が季節ごとに急激に変動したとしてもしっかりと対応できるので、顧客満足度が向上します。

多数の通話に同時対応可能

3.バラエティー豊富な声

AIの声を7種類から選択することができます。

女性・男性だけでなく、はきはきした・落ち着いた・アナウンサーのような・低く落ち着いた・年配、など多様な音声が用意されています。

ほかにもアニメ声など、7種類以外からも対応可能な場合があります。

7種類の音声

4.会話状況をリアルタイムで表示

AIのオペレーターが対応する際、会話をリアルタイムでテキストチャット形式に表示されます。

また、複数のAIオペレーターの会話をテキストチャットで同時に監視することができます。

そのため、会話の状況に応じて電話に割り込み、会話を引き継ぐことも可能です。

会話状況のチャット化

commuboのデメリット2つ

1.自動学習をしない

ロボットが自動学習によって勝手に回答することを防ぐため、commuboは自動学習できない設定になっています。

そのため、ロボットで対応できない会話はすぐに担当者が代わりに対応しなければいけません。

2.多言語対応していない

英語・中国語といった外国語に対応していません。

今後は多言語にも対応していくようですが、現状すでに多言語での問い合わせがある場合はcommuboは向いていません。

commuboの料金プラン

定額プランは、AIロボットの台数を固定で決定するプランです。

ある程度呼量が一定の会社におすすめです。

従量課金プランは、月額基本料 + 通話時間 (分単位) 従量課金の料金設定なので、呼量の変動が大きい会社におすすめです。

詳細はお問い合わせが必要です。

競合製品との料金比較

AI-BPO Double BRAINの初期費用が比較的高額なのは、FAQデータを用意する必要がなく、高速の立ち上げが可能であるためです。

  commubo MediaVoice AI-BPO Double
BRAIN
初期費用
(税表示なし)
要問い合わせ 50,000円 300,000円
月額費用
(税表示なし)
要問い合わせ 50,000円〜 AI自動応答 50円/件(月間10,000件を最少件数とする)
回答補助機能 1ライセンス月額
60,000円(最低2ライセンスより)

 

commuboの評判・口コミ

担当者の対応時間を削減
クレジットカード会員を抱える会社

クレームによって担当者が疲弊してしまう、時間外の問い合わせができない、IVRではお客様の指名を聞けないといった課題がありました。 しかし、音声AIロボットを導入し、24時間電話対応が可能になりました。必要に応じてSMSの送信もおこなった結果、クレームがなくなり、名前の聞き取り精度も90%以上になりました。

見込み客へのセールスで生産性が3倍に
アウトバンドコールセンターをおこなう事業社

人によるアウトバンドコールは、相手が不在の場合が多いため業務効率低下が課題でした。 音声AIロボットを導入、ロボットが家電業務を自動でおこない、見込み客と判断した場合は担当者につなげるシステムを作りました。 結果として、無効なリストを削除し、見込み客を効率的に営業できるようになったため、生産性を3倍にできました。

大規模かつストレスフリーなアンケート調査を実現
世論調査をする企業

選挙前の支持政党調査で、大量の調査員の確保に苦労していました。また、IVRでは選択肢の多い回答に不向きで、回答内容の信頼性の低下が課題でした。 選択ではなくオープンクエスチョンで回答を整理できるcommuboを導入したところ、有効回答率が91%でストレスフリーなアンケートを実現できました。

*「commubo」公式HP参照

commuboを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

アウトバウンドコールをおこなう会社

commuboはauフィナンシャルサービス株式会社への導入実績があり、督促などのアウトバウンドコールで活用されています。

気になる品質ですが、人による電話と同じ水準で「入金約束取得率」を維持しているため問題ないと判断できます。

全国規模で多くのユーザーに同じ内容で応対するようなケースにおすすめです。

一定の電話対応の品質を担保したい会社

commuboではAIが自動学習をおこないませんが、ロボットの自動会話でうまく対応できないと判断した場合、担当者に電話をすぐに切り替えられるようになっています。

ロボットを導入しながらも、担当者も電話サポートをしっかりとおこなうことで、一定品質の電話業務が保証されます。

向いていない企業

外国語で電話対応を受ける会社

commuboは日本語のみに対応しています。

海外の顧客対応をしたい企業には向いていません。

しかし、今後多言語対応も目指していくということなので、将来的な多言語対応で間に合う企業なら候補にあげてよいでしょう。

まとめ

commuboは、無駄なくAIロボットを稼働させることに成功したサービスです。

閑散期と繁忙期の差が大きい企業に最適で、ボイスボットの利用量が少ない場合でも導入しやすいでしょう。

画像出典元:「commubo」公式HP

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