記事更新日: 2021/10/21
Learning Trackerは社会人向けe-ラーニングサービスで、英語コースを含んでいます。ビジネスニーズに即した内容でありながら、受講対象は初歩から応用まで幅広く、学習した翌日から使える英語として役立ちます。
企業の社員研修向けサービスが元となっているため、柔軟なカスタマイズによる自社システムとの連携など、管理者業務の負担を軽減する設計が特徴です。個人利用も可能ですが、従業員の教育を効率的に行いたいと考えている企業におすすめのサービスです。
英語 eラーニングを比較したい方はこちら
利用規約とご案内の連絡に同意の上
英語学習向けeラーニングツールを徹底的に調べた起業LOG編集部がおすすめする1サービスの資料をダウンロードできます。
人事システムとの連携や受講者設定など、柔軟なカスタマイズができるため、企業側にとって使いやすいシステムといえます。
コースメニューが少ないため、受講者にとっては物足りなさを感じることもあります。
ビジネス英語コースは2～3ヵ月で22,000円（税抜）、TOEICコースは3ヶ月5,000～12,000円（税抜）です。期間限定利用のため、慎重に学習計画を立ててください。
マルチデバイスに対応しています。PCではWindows、Mac、タブレットもiOS、Androidどちらでも利用可能です。
運用管理者向けの導入研修や、導入後の運用業務サービスが利用できます。一方で受講者へのサポートは見受けられませんでした。
このページの目次
Learning Trackerの英語学習コースには、ビジネス英語実践即応コースとTOEICコースの２つのコースが用意されています。ビジネスニーズに合わせたコースにより、基礎から上級まで段階的に学んでいけるカリキュラムになっています。
ビジネス英語は、ビジネスeメールとビジネスプレゼンテーションの２コースがあります。
初めて英文メールや英語でのプレゼンテーションを学ぶ人が対象となっていますが、動画を実際に作成することで、ビジネスニーズに対応した実践的な英語が身に着き、明日からでも使える内容になっています。
また、ビジネスマンには必須ともいえるTOEICは、目標スコア別の３コースの他に、TOEIC Bridgeテスト対策のコースもあります。
どれも大量の問題に取り組むことなく、短期間で効率よく学べるようになっています。多彩な学習方法と、達成感が得られる構成など、飽きずに続けられる工夫も満載です。
講義動画でわかりやすく効果的な学習ができます
使いやすいのは学習者だけではありません。Learning Trackerは柔軟なカスタマイズにより、管理者も使いやすいシステムの構築が可能です。
既存の人事システムと連携すると、単純に人事マスタや組織マスタと連携するだけでなく、組織改編や人事異動などの変更時には、受講者データや成績閲覧権限者データが自動更新されます。
その他にも、受講講座や学習区分の順序設定、課題レポート提出、採点など学習ナビゲーション機能を利用することで、管理の手間が削減できます。
これらは、利用企業ごとにカスタマイズ可能なので、社内教育規程に合わせて変更し使いやすく構築していくことができます。
学習進捗の管理も簡単です
Learning Trackerには、受講者同士の交流や、無記名のアンケートなど、学習のモチベーションを維持するための機能も搭載されています。
テキストや動画のみの学習では、モチベーションの維持が難しく、継続を断念してしまうことも多々あります。
そこで、Learning Trackerでは、受講者間でのディスカッションや知識の共有が気軽にできるSNSコミュニティ作成機能が搭載されています。ファイルや画像のアップロードも可能なため、学習へのモチベーションを維持しながら継続することができます。
また、Learning Trackerでは管理者からの無記名式アンケートが簡単に作成できます。
対象者はメールに記載されたURLをクリックするだけで、ログイン操作なく回答画面を表示させることができます。簡易なアンケートシステムは、学習に関する意見募集の他にもさまざまな使い方が可能です。
コミュニティ機能で受講者同士の交流もできます
ビジネス英語実践即応シリーズはどちらのコースも22,000円（税抜）です。
TOEICシリーズはコースにより5,000～12,000円（税抜）です。
利用期間はコースにより2～3ヶ月と限定されていますので注意が必要です。
初期費用はかかりませんが、システム利用料が毎月必要です。こちらはお問い合わせをする必要があります。
また法人利用限定ですが、英語の他、ＩＴ、経理、コンプライアンス、個人情報保護等、全ての講座を3万円で1年間受け放題となる定額コースもあります。
＊「Learning Tracker」公式HP参照
この記事ではLearning Trackerの特徴・評判・料金を解説しました。
受講者、管理者ともに効率的に利用できる教育ツールを探している企業にはお勧めのツールです。柔軟なカスタマイズによる管理機能や、学習者のモチベーションを維持するための機能が搭載されているのがLearning Trackerの大きな特徴だからです。
講座内容は、初めて学ぶひとから応用まで学習者を選ばないカリキュラムでありながら、ビジネスシーンで効果的に利用できるようになっています。
従業員に効果的な教育を行いたいけれど、受講者、管理者ともになるべく負担を軽減したいと考えている企業にはおすすめの教育ツールといえるでしょう。
画像出典元：「Learning Tracker」公式HP
100社の導入事例まとめがついてくる！
起業LOG独自取材！
それまで利用していたシステムのサポート期間が終了するため、Learning Trackerを導入しました。選定にあたり重要視したのは、汎用システムであり、カスタマイズ可能であること、システム管理者の業務負荷を軽減することなどでした。 Learning Trackerのカスタマイズ機能を利用して、自社システムの受講管理システム・社員マスター・組織マスターと、受講・成績データを連携しました。また、ハードメンテナンスをアウトソーシングすることにより、システム管理者の業務負荷軽減が実現しました。