「Final Cut Pro」は無料お試しが可能、YouTube等に直接アップロードするだけでなく、360度動画を書き出ししたい方におすすめの動画編集ソフトです。直感的な操作性にもかかわらず、しっかりとした動画編集を行えます。Macのバンドルソフト、iMovieを使用していた方のステップアップにも最適なツールです。
2D・3Dのタイトル制作や、フィルタの変更や適用により、エフェクトのカスタムが可能
マルチチャンネルオーディオのレベル調整や背景ノイズの除去などができる
撮影素材をスキミングして、編集に必要な部分だけを効率よく探し出すことができる
買い切り制の動画編集ソフトなので、月額制のソフトのように、購入後のランニングコストは掛かりません。
対応OSはMacのみなので、Windowsユーザーは使用できません。
管理ツールを使用することで、他の動画ソフトよりも効率よく編集ができるので、コストパフォーマンスは高いと言えます。
プロ仕様の機能が備わりながらも、直感的に操作できるので、簡単に動画編集が行なえます。
YouTubeやVimeoなどのサイトに、動画を直接アップロードできます。
このページの目次
「Final Cut Pro」は、動画をより綺麗に仕上げられるように、本格的なカラーグレーディングのツールが数多く備わっているという特徴があります。
どのツールもシンプルなインターフェースですが、色相・彩度・明るさをホイール一つで調整できたり、映像の一部分を選択して色相や彩度や輝度だけを変更できたりと、細やかなカラーグレーディンングが可能になりました。
カラーは、動画の世界観や表現の意図を伝える大切な要素でもあります。徹底的に動画作成にこだわりたい人にとって、カラーグレーディングツールはとても役に立つでしょう。
カラーホイールによるカラーグレーディング
「Final Cut Pro」は360度動画の読み込み・編集・書き出しが可能で、2D動画にはない自由な映像表現ができるという特徴があります。
360度カメラには、モノスコピックタイプとステレオスコピックタイプの二つがありますが、どちらのフォーマットにも対応しています。
「Final Cut Pro」で読み込まれた撮影素材は、角度の調整やアングルの変更だけでなく、動画に不要な三脚などのオブジェクトを隠す編集もできます。
また、360度動画に対応した特殊なエフェクトを使用することで、より見応えのある360度の動画作品に仕上がります。
360度動画の編集例
「Final Cut Pro」は、ワークフロー機能拡張により、他社製のツールとサービスを「Final Cut Pro」のインターフェース上で直接使えるという利便性に優れた特徴も持っています。
音声を文字に起こし、翻訳まで行えるSimon Saysや、ロイヤリティフリー素材を扱うShutterstockへ直接アクセスし素材を読み込む機能、遠隔地にいる人と共同で作業を行う時に便利なFrame.ioなど、その他にもさまざまな機能の拡張が可能です。
ワークフロー機能拡張を利用することで、動画編集の作業を効率化するツールが簡単に使えるようになり、「Final Cut Pro」の能力をより高めることができます。
Simon Saysを使用中の画面では起こされた文字を画面に表示可能
販売価格は、36,800円です。
Mac App Storeでのダウンロード販売のみで、パッケージ版は販売されていません。
90日間の無料トライアルが用意されています。
また、ワークフロー機能拡張については、導入する機能によって価格が違うので、詳細はお問い合わせをする必要があります。
いくつかのプロ用編集ソフトを業務で使用してきましたが、スキミングによる映像のサーチや、キーワード(タグ)で管理するフッテージ管理システム、ストーリーラインなど、その他の編集ソフトにはない機能が編集の速度を大幅に効率化させ素晴らしいと思います。
*「Final Cut Pro」公式HP・Mac App Store公式HP参照
映像の色や質感にこだわった本格的な動画を作成したいMacユーザーに「Final Cut Pro」はおすすめです。
カラーグレーディングツールで微細な色の調整をすることによって満足できる作品に仕上がるでしょう。
Macにバンドルされている動画編集ソフト、iMovieを使用していて、物足りなくなった方にもうってつけです。より高度な機能を持った「Final Cut Pro」を使用することで、動画のクオリティをワンランクアップさせることができます。
また、作成した動画はYouTubeに効率よくアップロード・配信ができるので、チャンネルを持っているMacユーザーにとって重宝するソフトといえます。
360度動画の編集も可能なので、YouTubeで配信すれば注目を集めることができるでしょう。
90日間無料のフリートライアル版も用意されているので、気になった方はまずはお試し利用してみてはいかがでしょうか。
画像出典元:「Final Cut Pro」公式HP
マスコミ
2〜10人
Macと相性が良いため。
2020年7月〜2022年5月現在も利用中
・初心者にとっては少し使いづらいかもしれないが、Adobe社のpremier Proに比べるとシンプルで使いやすい
・テンプレート、フォント、切り替えアニメーションなどが揃っていて、かつ操作がシンプル。簡単にクオリティの高い映像作品を作ることができる
・容量を食うのに、ソフト上には保存できない。パソコンからその素材を消すと、編集していた画面からも消えてしまう。結局倍くらいの容量を確保する必要がある。
・容量が大量に必要であるため、開くと他のソフトまで動作が重くなってしまう
・容量を食うため、少し使っただけでパソコンが熱くなってしまい、他の作業が中断されてしまう
・音声自動字幕作成ができず、他のソフトを使わなければいけない
しづらい。YouTubeなどにそのまま載せることができない。
おすすめしない。理由は、自動字幕作成機能が付いているAdobe社のpremier Proを用いた方が良いと思うため。とはいっても、Adobe社のものも高いので、そちらも強くはすすめにくい。
直感的に操作できて簡単。僕には必要十分。新バージョンではカラーグレーディングも本格対応。以前はダヴィンチリゾルブでグレーディングしていましたが、今はFinal Cut Pro Xで一貫して完了できるのでとても良いです。