コロナを機に、リモートワークの推進に向かって働き方が変わろうとしています。
しかし、従業員同士のコミュニケーション不足やモチベーションの維持・向上について心配している経営者の方も多いのではないでしょうか?
そんな課題の解決策として、OKRと呼ばれる手法が着目されています。
この記事ではOKRの要説やツールを選ぶ際のポイント、おすすめのOKR管理ツール7選を初めての方にも分かりやすく紹介します。
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このページの目次
OKR(オーケーアール)とは、Objectives(目標)と Key Results(重要な成果)の2つから成る目標マネジメント手法のひとつです。
組織の目標をブレイクダウンしてチームや個人の目標を設定し、それらを全社で共有します。
そうすることで、
が見える化され、モチベーションの向上に寄与します。
また、他の人が何を目指してどんな仕事をしているかが分かるようになり、コミュニケーションがとりやすくなる上に連帯感の高まりを期待できます。
ただ、社員全員がOKRを理解し、会社全体で運用していくことは容易ではありません。
OKRツールは、OKRの導入をスムースにしたり、社員同士のコミュニケーションをより活性化させるなど、OKRの理解を深め円滑な運用ができるようサポートしてくれます。
画像出典元:「HRBrain」公式HP
人事評価から人材データ活用・タレントマネジメントまで、人材に関わる一連の業務を効率化できるOKR管理ツールです。
目標管理だけでなく、総合的に業務改善したい企業に向いています。
2019年3月には導入企業からのフィードバックをもとに機能・デザインが更にアップデートし、更に使いやすくなりました。
MBO(目標管理) | コンピテンシー | OKR | 360度評価 | 1on1 |
〇 | ◯ | 〇 | ◯ | 〇 |
導入している企業の方に取材すると、多くの方が「圧倒的な使いやすさ」を挙げてくれました。
どこに何を記載したら良いかが分かりやすいので、導入後も最低限のレクチャーで済みそうです。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
要問合せ | 69,800円~ | 14日間 |
なお今起業ログで資料請求すると、無料期間がさらに1週間延長されるキャンペーンを実施中です。
社員ひとりひとりの目標が他の社員にも公開可能となっているため、互いに作用しあって、社員のモチベーション向上に役立っています。
(webサービス:従業員100人以下)
HRBrainは都内のタクシー広告でよく流れているので「タクシーでよく見るツールね」という感覚で社員が素直に受け入れて使ってくれて有り難かったです。新しいツールを嫌がる人も多いので。ただ最初は、人材管理システムを導入すると聞いて「管理が強まるのでは」と心配する社員がいました。
(IT関連:従業員30人以下)
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なお期間延長を希望の場合は、「無料期間の延長希望」と備考欄にご記入をお願いします。
あしたのクラウド™️は中小企業やベンチャー企業を中心に圧倒的な支持を得るOKR管理ツールです。
大手企業での導入事例も多く、3,000社を超える企業に活用されています。
その豊富な実績から得たノウハウをシステムに反映しているので、目標管理そのものの精度を格段に高められます。
目標管理に悩んでいる企業におすすめです。
MBO(目標管理) | コンピテンシー | OKR | 360度評価 | 1on1 |
〇 | 〇 |
評価項目が多くてもどこに記入すれば良いかが一目瞭然。しかも、AIが内容をチェックしてくれるので、従業員が記入した内容を上司がチェックする時間を大幅に短縮できます。
たくさんの部下をもつ上司から、感謝の声が多数あがっています。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
300,000円~ | 60,000円~ | 無料デモあり |
モニタリング項目は期日管理・目標管理・中間レビュー・評価・フィードバックの5つ。これらの合計得点で、評価者の能力を可視化できることに魅力を感じています。
(医療関連:従業員1,000人以上)
チームを組んで取り掛かる業務でも評価を個人ごとにする事で、パフォーマンスが向上しました。運用コンサルに相談できたのも便利でした。もう少し字が大きく表示されるとよいです。
(IT関連:従業員100人以上)
画像出典元:『sai*reco』公式HP
従業員管理から人事評価、給与明細のデータ管理・帳票作成まで、人事業務を効率化できるOKR管理ツールです。
目標管理精度を高めることはもちろん、人事に関わる業務の効率化を優先する企業に向いています。
ワークフロー機能が充実していて、社内申請の電子化・人事情報更新の自動化・評価運用の効率化・面談や研修などの履歴管理が叶います。
クラウド型給与計算システム、給与奉行クラウドと連携できる点も大きなメリットです。
MBO(目標管理) | コンピテンシー | OKR | 360度評価 | 1on1 |
〇 | 〇 | 〇 |
組織図を作るのがとても簡単。
各部署に所属している従業員を把握しやすく、組織活性化につながる施策がうちやすくなると実感しました。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
400,000円~ | 18,000円~ | あり |
その他、システムメンテナンス費用が月額1,000円かかります。
人事・管理職の人事評価業務負担を減らすために導入しました。導入前はエクセルで管理していたのですが、過去資料の管理が杜撰になっていました。導入後は過去の評価内容の管理も容易となり、電子上で評価シートのやりとりが行えるようになりました。
(コンサルティング:従業員50人以下)
月額は安いのですが、初期費用は他社と比べて高い点が導入時のハードルになりました。会社規模がまだ大きくないため、人員配置等のツールを活用しきれていません。人員配置の適正化を考えるレベルに達していないベンチャー企業にも対応した機能があればありがたいです。
(コンサルティング:従業員50人以下)
Goalous(ゴーラス)は、各メンバーの目標と進捗をチーム全体で共有できるようになるOKR管理ツール。
導入により、目標だけでなく、達成までのプロセスが明確になります。
また、写真つきの楽しい投稿で、目標達成のための行動を自発的にシェアしやすくなり、メンバー内のコラボレーションが活発になります。
OKR管理としてだけでなく、プロセス評価としても活用可能。
チームのコミュニケーション環境を整えたい企業におすすめです。
MBO(目標管理) | コンピテンシー | OKR | 360度評価 | 1on1 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
0円 | 980円~(1人) | 15日間 |
Goalousの資料をダウンロードする
画像出典元:「MotifyHR」公式HP
MotifyHRにはOKR機能があり、期間ごとの数値目標と進捗を一元管理できます。
質問テンプレートや部下への質問設定などが可能な1on1機能もオプションで付けられるので、目標に対するフィードバックも円滑になり便利です。
さらに新入社員へのオンボーディング機能や従業員の満足度を調査できるエンゲージメントサーベイ機能など、とにかく機能が豊富なのも特徴です!
1つのシステムで様々な課題を解決できるので費用対効果大です。
初期費用は30万円〜で、料金プランは以下の5つがあります。それぞれの詳しい機能は資料から確認できます。
今ならテレワークを応援する無料サービスとして、スタンダードプラン、エンゲージメントプランが無料で利用できので非常にお得です!
スタンダードプラン | エンゲージメントプラン | オンボーディングプラン | OKR・1on1プラン | プレミアムプラン |
400円/ID | 400円/ID | 800円/ID | 800円/ID | 1,000円/ID |
画像出典元:「Resily」公式HP
Resilyは、2017年設立ながら導入実績100社を誇るクラウドOKRツールです。
特にコミュニケーションの効率化を重視し、組織全体がツリー構造でひと目でわかるOKRマップや、色を使った視覚的なUIを特徴としています。
加えて、マネージャークラスが各メンバーの掲げる目標や進捗状況を一覧できるダッシュボード機能など、OKR施策の運用負荷を削減してくれます。
導入支援ワークショップやコンサルティングを提供しており、OKRが定着した後も自走して運用できるようサポートしてくれます。
・目標達成インジケーター
・進捗状況インジケーター
・マネージャー向けダッシュボード
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
0円 | 要問合せ | 14日間 |
画像出典元:『banto』公式HP
チャットツールを活用した進捗管理システムで、テレワーク導入企業にもおすすめのOKR管理ツールです。
チャットbotにより自動で質問を行い、回答を自動集計して業務報告資料を作成します。チャット内のコメントによりチーム内での情報共有や活発なコミュニケーションも生まれます。
進捗管理を自動化し、効率的な業務で目標達成を目指す企業にはうってつけです。
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し |
19,800円 | 300円~(1ユーザー) | 30日間 |
料金は登録された社員分の費用のみという従量課金制なので、まずは数人のみ利用するという方法も可能です。
OKRツールは、部署やチームの間の垣根を超えた数多くの従業員が使うツールです。そのため、使い方が難しすぎる・手間がかかるツールでは、OKRそのものが失敗してしまう可能性があります。
IT初心者に優しいか、スマホ対応しているか、日本語対応しているかなど、どんなメンバーでも使いやすい仕様になっていることが大切です。
OKRでは、企業目標をそれぞれの部署やチーム・個人に落とし込んで行います。この「O=目的」を決める際、達成指標を何にするかは、業界や経営方針によって多種多様です。
そこで、管理したい項目の変更はできるのか、データの蓄積や移行、組織再編に対応できるかなど、カスタマイズ性の有無を調べておくことをおすすめします。
OKRツールの操作そのものは簡単でも、OKRを達成するには社員の考え方を改革することから始める必要があります。効果的に使いこなせるようになるまで、苦労するケースも少なくありません。
これまで同類のツールを利用していない場合は、コンサルティングやサポートが充実しているツールを選ぶと良いでしょう。
OKRツールはどんな企業で有効活用されているのでしょうか?
OKRは、もともと1970年代に米国のインテルで開発されたマネジメント手法です。それがGoogleに持ち込まれ、今日の成長を後押ししたと言われています。
今ではTwitter・Facebook・Uberなどシリコンバレーの最先端IT企業で導入され、成果をあげています。
国内企業では、ChatWork株式会社や株式会社メルカリ、株式会社ココナラなど、急成長を遂げた企業で活用されています。
最近では、製造業・飲食業といったIT業界以外での関心が高まっています。今後様々な業界に広がっていくでしょう。
いきなりマネジメント手法を変えようとしても、すべての従業員が同時に正しく理解して進めることは難しいものです。
正しく理解されないと、意に反して価値観のギャップが深くなってしまうかもしれません。
OKRツールを導入すると、プロバイダー会社によるコンサルティングやセミナーを受けられるほか、ツールを使いながらOKRを理解していくことができます。
つまり、OKRの理解を深め、円滑に運用できようになります。
OKRは各個人が定めた目標を公開・共有することで、チームや部署を超えたコミュニケーションが促進されることを目的の一つとしています。
OKRツールを使うことで、目標や進捗状況を簡単に共有できるようになり、社内でのコミュニケーションがより活性化します。
リモートワークにおけるコミュニケーション不足の解消やモチベーションの維持・向上を期待できるでしょう。
OKRでは目標・進捗・結果といった一連の流れをオープンにすることが鍵となります。
OKRツールを活用すれば、各従業員やチームの目標、難易度や進捗状況を簡単かつリアルタイムに把握でき、運営体制をオープンにすることが可能です。
オープンにするといっても、部署や職種毎に閲覧権限を設定できる機能が搭載されたツールもあります。機密性を保持しつつOKRを進められる点もメリットの1つです。
OKRそのもののデメリットと言えるのですが、導入してから定着するまでに時間がかかる可能性が多分にあります。これはOKRが従来の目標管理方法とは異なるため、従業員の意識改革を必要とするからです。
OKRツールを導入することで定着がよりスムースになるとしても、会社の文化に根付くまで、ある程度の時間や手間が必要になると認識しておきましょう。
これはどんなマネジメント手法にも言えることですが、OKRツールを導入したとしても企業風土や従業員にそぐわない可能性があります。
例えば、健康増進を目的として社員に毎日運動を強制しても、かえってストレスを溜めてしまう結果につながりかねないことと同義です。
社員の反応やマネージャーの負担を考慮して、自社と相性の良いOKRツールを見つけましょう。
今回は編集部おすすめのOKR管理ツール7選を比較紹介しました。
OKRツールの導入により社員間のコミュニケーションがしやすくなったり、オープンな運営体制になったりすることで、モチベーションの向上が見込めます。
新しい働き方に対するソリューションのひとつとして、検討してみてはいかがでしょうか。
画像出典元:O-dan
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