Cariot

記事更新日: 2024/02/14

執筆: 編集部

編集部コメント

脱アナログ!車と企業をつなぐ車両動態管理クラウド

2016年にサービスを開始した車両動態管理クラウドのCariot(キャリオット)は、車載デバイスを取り付ける、またはスマホアプリを起動するだけで、クルマのデータをかんたん、リアルタイムに取得・可視化、活用ができるクラウドサービスです。

車両の現在位置や到着予定を確認でき、第三者に共有することで顧客からの問い合わせや急な依頼にもすぐに対応できます。

またアルコールチェック記録や安全運転管理、車両・ドライバー台帳管理等の法令作業はもちろん、運転日報のデジタル化も可能で、大幅に業務効率化を実現することができます。

ドライバー・管理者・スタッフ・顧客、車に関わる全ての人の働き方を支援できるので、アナログ作業や属人的に作業をしていた企業は「Cariot」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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良い点

ドラレコ、シガータイプの車載デバイス、もしくはスマホアプリで、顧客要件に合わせ、簡単に車両動態管理が可能です。また初期導入時の設定やトレーニングは専門チームがサポートしてくれます。

悪い点

車載デバイスをドライブレコーダーにした場合、別途取り付け工事が必要になります。

費用対効果:

導入によって複数の車両を一元管理できるため、作業の効率化や人件費のコスト削減に役立つでしょう。

UIと操作性:

車載デバイスの取り付けで少々専門的な作業が必要になる可能性があります。

社外連携:

必要なデータだけを選択して社外の人と共有できるほか、Googleマップやスマートフォンアプリにも対応しています。

Cariotの導入メリット4つ

1. 3秒に1回の高いリアルタイム性を持った、全車両位置情報の可視化

「Cariot」には、車両の特定や車両の運行状況・走行記録、車両の滞留位置確認などの機能が備わっているため、事故の早期発見や渋滞状況など、車両が今どこにいて、進捗に問題が無いかを一目で確認できます。

また、車両の運行ルートや稼働状況も把握できるため、非効率な運行ルートや車両の老朽化などの問題点の発見・改善にも役立つと言えるでしょう。

さらに、危険運転情報の自動検知機能も備わっているため、危険運転が多いドライバーには直接指導することが可能です。

これにより、ドライバーの危険運転による交通事故の削減を実現できるでしょう。

全車両の情報を一目瞭然に確認できる

2. 写真付き・登録項目がカスタムできるデジタル運転日報

スマホアプリを活用することで、顧客に合わせた、納品物、荷量、数量、提供サービス等の配送や訪問単位の活動入力、また給油量やETC料金、オドメータ値等の日単位の入力が可能です。

そしてサイン済みの受領書(伝票)や置き配、サービス提供の実績記録といった証拠をスマホから画像で残すことも可能です。

これにより業務活動を集計した1日の運転日報がデジタルで作成・管理され、従来の紙の運用負荷を軽減することができます。

また、近年問題になっているのがドライバーの長時間運転による事故の発生です。

「Cariot」では、正確なレポートを作成することにより、深夜運転や長時間ドライバーを抽出できるので、ドライバーの労働環境も整えられます。


運転日報をデジタル化

3. Salesforceの顧客管理とカスタムできるレポート・ダッシュボード

「Cariot」では、リアルタイムで収集されたデータをもとに車両管理における安全性、生産性、コンプライアンスの遵守、可視化に活用し、意思決定を行う事が出来ます。

ダッシュボード、レポートでは、リアルタイム共有されたデータを顧客に合わせてカスタムし、最適な分析、判断に役立ちます。



4. アルコールチェック・安全運転・コンプライアンス強化

Cariotは、乗車前の車両点検やアルコールチェック結果をスマホで簡単に登録が可能です。

アルコールチェッカーとの連動により、結果は自動的に保存され、管理者もリアルタイムに確認することが可能です。

また急加速・急減速、急ハンドル、速度超過、最高速度などドライバーの危険運転を検知する機能もあり、危険運転が発生したタイミングで、直ちに具体的な数値をもとにした安全運転の指導ができるため、営業車や配送車の事故防止に役立ちます。

アルコールチェッカーBluetooth連携(Cariotモバイルアプリ限定) 

 

Cariotのデメリット

プログラミング開発が入る個別カスタマイズには別途費用が必要

業務に特殊性があり、個別のカスタマイズが必要な場合には、有償での対応となります。

個別で高度なカスタマイズを行った場合の継続的なサポートも、有償ではありますが、プレミアムサポートとして提供されており安心です。

カスタマイズが不要な場合には、無償での導入サポートやマニュアル配布などを行ってくれます。

Cariotの料金プラン

「Cariot」に必要なデバイスと料金は以下の通りです。

車載デバイスは基本レンタルとなり、購入希望の場合は問い合わせが必要です。

契約期間は利用開始日より1年間で、利用料金は1年分を先払いとなります。

  Cariot Mobile
(スマホアプリ)
Cariot Device(車載デバイス)
Cariot GPS Logger Cariot Drive Recorder
車両ライセンス
(車両1台ごと)
不要 3,278円~/月
(レンタル料/ 通信料含む)
5,258円~/月
(レンタル料/ 通信料含む)
ドライバーライセンス*
(ドライバー1名ごと)
1,848円~/月 ※オプション
330円/月
※オプション
330円/月
管理者ライセンス
(管理者1名ごと)
2,200円~/月 2,200円/月 2,200円/月
その他諸経費 台数に応じた送料 台数に応じた送料
取り付け工事1台15,000円~

*ドライバーライセンス: ドライバー自身がスマートフォン・タブレットで入力・編集・閲覧する際に必要なライセンス
※金額はすべて税込表記

競合製品との料金比較

類似サービスのスマホアプリタイプの料金プランの内容を比較しました。

「Carot」では、月額費用に安全運転管理や、日報作成の機能などが含まれているため、コストパフォーマンスは良いと言えます。

  Cariot docoですcar ビジネスナビタイム
初期費用 不要 不要 155,000円~(税別)
月額費用 1,848円~(税込) 1,980円(税込)
※動態管理のみ
1,000円~(税別)
※ID申込数により変動
管理者月額費用 必要
(2,200円~(税込))
不要
(ID追加550円(税込))
必要
(2,500円~(税別))
※ID申込数により変動

 

Cariotの評判・口コミ

コミュニケーションの業務工数の大幅削減に成功
株式会社THE LUXURY FLEET 様

「車両のリアルタイムな位置情報をシステムで把握し、コミュニケーションにかかる業務工数を削減!煩雑なやり取りを無くし日々の仕事がスムーズになりました」

走行状況をリアルタイムや現場の人材育成を実現
ランスタッド株式会社様

「現場の走行状況がリアルタイムに把握が可能に。「業務効率化」「事故抑制・軽減」だけでなく、課題を洗い出し、具体的な指導でドライバーの「人材育成」を同時に実現。お客様にとってより価値のあるサービスを展開することが今後のミッション」

*「Cariot」公式HP参照

Cariotを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

・問い合わせ業務に現場のドライバーが対応している会社

カスタマーサポートセンターで対応の場合もありますが、ドライバーに直接問い合わせの電話がかかってくることも少なくありません。

「Cariot」は、急な集荷依頼や対応・到着時刻の問い合わせも、リアイルタイムで車両の位置やドライバーの状況を把握出来るので、現場の人間に負担をかけません。

また、遅延発生時も登録先に自動通知され、受け入れの準備や遅延対応もスムーズに対応出来るでしょう。

・車両管理をペーパーレス化したい会社

「Cariot」では、業務に必要なデータをデジタルで管理可能。

紙による「入力・回収・集計」の手間を削減します。

画像アップロードの機能もあるため、作業の報告や証拠として記録を残すことができます。

向いてない企業

・少ない台数で利用したい企業

「Carot」の申し込みは、車両5台(またはドライバー5名)と管理者1名からとなります。

車両が5台より少なく、ドライバーも数人しかいないという場合には、必要以上にコストがかかってしまう可能性があります。

まとめ

車両を取り扱う業務では、車両の走行状況や現在位置、運転状況などをできるだけ正確に把握しておく必要があります。しかし、電話連絡だけでコミュニケーションをとっている状況では、リアルタイムにこれらを把握するのは困難でしょう。

そのような状況でお困りなら、車両管理クラウドで合理的な管理を行うのが一番の方法です。

「Cariot」は、車載デバイスを各車両に設置、または専用アプリをインストールするだけで車両管理が可能になります。

業務の効率化やドライバー保護体制を強化するためにも、この機会に「Cariot」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

画像出典元:「Cariot」公式HP

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