マネーフォワード クラウド固定資産

記事更新日: 2022/09/14

執筆: 木下千恵

編集部コメント

煩雑になりがちな固定資産管理をクラウドで効率化

「マネーフォワード クラウド固定資産」は、企業向けの会計ソフトで有名なマネーフォワードが提供する固定資産管理用のクラウドサービスです。

減価償却の計算、台帳、税申告、写真や設置場所の記録まで、固定資産に関わるあらゆる業務をクラウド上で管理し、見える化と効率化を実現します。

おもに中小企業や成長企業で導入されており、年商数億円〜数百億円規模の企業に適したサービスです。

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良い点

減価償却の計算、台帳、税申告、写真や設置場所の記録など、固定資産に関わる幅広い部署のあらゆる業務をクラウド上で管理して効率化できます。

悪い点

保存できる台帳の数は3つまでと上限が設定されているため、資産管理の方法によっては不足する可能性があります。

費用対効果:

UIと操作性:

見やすい画面と直感的なUI。償却費のリアルタイム計算、引き継ぎをスムーズにするコメント機能などで、業務負担も減ります。

知名度:

企業向けの会計ソフトを幅広く展開するマネーフォワードが提供しており、安心して利用できます。

 マネーフォワード クラウド固定資産の導入メリット4つ

1. 抜群の知名度で実績も豊富

企業向けの会計ソフトで業界トップクラスの実績を持つマネーフォワードが提供するサービスで、安心して利用できます。

固定資産管理サービス自体は2021年に提供開始と日が浅いものの、すでにいくつもの成長企業で導入されており、好評を集めています。

実績や知名度を重視して選びたい企業にとっては良い選択肢となるでしょう。


実績豊富な提供元

2. クラウドによる見える化を実現

従来の固定資産管理サービスはオンプレミス型が主流でしたが、マネーフォワード クラウド固定資産はクラウド型のサービスです。

導入コストが低く抑えられるほか、社内の誰でも簡単に固定資産情報にアクセスできる「見える化」を実現します。

もちろん、使いやすさと同時にセキュリティも充実しているため、情報漏洩の心配はありません。


 クラウドによる見える化を実現

3. 固定資産に関わるあらゆる業務を効率化

台帳管理や償却費計算などの会計業務に加えて、償却資産税申告、資産の写真、設置場所の管理まで、固定資産に関わる幅広い業務をカバーしています。

また、それぞれの固定資産情報に紐づいたコメント機能を活用すれば、部署間のコミュニケーションもスムーズに。

単に会計と税務基準への対応ができるだけの製品が多いなか、かゆいところに手の届くサービスと言えます。


固定資産管理に関わる全員の業務負荷を削減

4. マネーフォワードの他ソフトと連携すればより効率的に

マネーフォワードが提供する「会計Plus」と連携すれば、固定資産管理と会計業務の連携がより簡単になります。

固定資産サービス上で管理しているデータが会計サービスに自動でインポートされるため、入力や仕分けのミスが少なくなり、工数削減にもつながります。

固定資産管理に手間をかけられない、効率よく済ませたい企業にうってつけです。


マネーフォワードの他ソフトと連携すればより効率的に

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 マネーフォワード クラウド固定資産のデメリット2つ

1. 保存できる台帳は3つまで

マネーフォワード クラウド固定資産では、同時に保存できる固定資産台帳は3つまでと上限が設定されています。

ひとつの台帳にまとめて管理する場合は問題ないものの、大企業をはじめ、勘定科目ごとや事業部ごとなどで台帳を分類している企業では不足する可能性があります。

あらかじめ自社の固定資産管理の状況を確認したうえで導入を検討しましょう。

2. サービス提供開始から日が浅い

マネーフォワード自体は10年以上の歴史を持つ企業ですが、固定資産サービスに関しては、2021年に提供を開始したばかりです。

すでに複数の導入事例があるため不安要素は少ないものの、使い勝手やコスパなどユーザーの声は先行サービスと比べて少ないため、その点は注意が必要。

製品資料や営業担当者からの説明をもとに、他サービスと比較して選ぶと良いでしょう。

 マネーフォワード クラウド固定資産の料金プラン

マネーフォワード クラウド固定資産の利用は有料プランのみで、ユーザー数や利用範囲によって料金が変わり、詳細な金額については問い合わせが必要です。

なお、マネーフォワード クラウドERPとしてパッケージ提供もされているので、会計や経費などのシステムもまとめてお得に導入できます

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額費用:要問い合わせ

※詳細につきましては、資料をご確認の上、お問い合わせください。

競合製品との料金比較

編集部独自の調査では、業界で有名な他サービスと比較しても、費用にはそれほど差はないようです

ユーザー数や導入形態、システム環境によってどのサービスが一番コスパが良いかが変わるため、問い合わせしたうえで比較検討すると良いでしょう。

  マネーフォワード
クラウド固定資産
Plaza-i
固定資産システム
ProPlus
固定資産システム
初期費用 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ 60万円〜
(参考価格)
60万円〜
(参考価格)

※上の表の価格は編集部独自の調査による参考価格です。詳細は直接お問い合わせください。

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 マネーフォワード クラウド固定資産の評判・口コミ

自動仕分けで効率化を実現
株式会社ファミトラ

これまでは、仕訳数の増加に応じて経理の人員を増やさなければいけないのが、経理業務の“常識”でした。しかし、自動仕訳の機能があるので、人員を増やさなくても仕訳業務を処理することができている。大げさかもしれませんが、自分の中での“常識”が覆されましたね。

余裕を持った月次処理が可能に
株式会社リプロセル

固定資産については、ほしいデータをCSVで呼び出すことができ、償却資産税の申告書も出すことができる。「こういう機能がほしいな」と希望していたとおりの機能が実装されていたので安心して使っています。 (中略)以前の会計システムと比較すると、ずいぶん余裕をもって月次処理をすることができています。トータルで5営業日は削減できたのではないでしょうか。

*「マネーフォワード クラウド固定資産」公式HP参照

 マネーフォワード クラウド固定資産を導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

 固定資産管理の効率化を進めたい企業

マネーフォワードクラウド固定資産は、クラウドでの一元管理、コメント機能、会計ソフトとの連携など、効率化に繋がる仕組みが豊富に備わっているのが特徴です。

単なる台帳管理や償却費の計算だけでなく、固定資産管理業務全般の効率化を目指す企業にうってつけです。

 中小企業や成長中の企業

固定資産サービスを含めて、マネーフォワードのサービスは中小企業や成長中の企業への導入実績が多く、ノウハウも豊富です。

社員数十名〜数百名、年商数億円〜数百億円程度の規模の企業に適したサービスと言えるでしょう。

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向いていない企業

 固定資産台帳の数が多い企業

マネーフォワードクラウド固定資産では、同時に保存できる台帳は3冊までと上限が設定されています。

大企業をはじめ、勘定区分や独自の分類に基づいて台帳を分けている企業は不足を感じる可能性があり、注意が必要です。

 まとめ

マネーフォワードクラウド固定資産は、クラウド上での一括管理を中心に、固定資産管理に関するあらゆる業務を効率化できるサービスです。

まだサービス開始から日が浅いものの、実績豊富なマネーフォワードが提供していることもあり、安心して利用できます。

現在使っているサービスに不足を感じている、さらに効率化したいと考えている企業は一度検討してみると良いでしょう。

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画像出典元:「マネーフォワード クラウド固定資産」公式HP

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