企業の商品やサービスなどを効果的に宣伝するために、今や外せないのがネット広告です。
特に有名検索サイトでの広告掲載や、SNSを中心に発信される「口コミサイト」「レビューサイト」で報酬目当てに広告を貼る一般ユーザも少なくありません。
しかし、いざネット広告をいざ始めようと思っても、どのような手順で運用すれば良いのか、実際運用しても本当に効果が見込めるのか、など不安に思うポイントは少なくありません。
もっと簡単に、できるだけ費用を抑えてネット広告を発信する方法は無いか?
導入するからには確実に広告の効果を実感したいが、どうすれば良いのか?
こんなときに是非ご検討頂きたいのが、アフィリエイト広告サービスです!
今回は世間に数多く展開されているアフィリエイト広告サービスの中から、おすすめの5選を紹介します。
それぞれの特徴をまとめたので、比較検討する際の参考にしてください。
このページの目次
アフィリエイト広告とは、有名検索サイトや法人・個人ブログなどに表示されている広告を視聴ユーザがクリックし、表示された広告主のサイトで商品購入や会員登録などの成果が発生した時点で、広告主から広告を載せてくれているブログやサイト運営者に報酬を支払うシステムです。
このような特徴を持つ広告は「成果報酬型広告」とも呼ばれています。
広告主から見ると、たくさんのサイトで広告を掲載してもらえるため、注目度が上がり広告の効果がより多く見込めます。
アフェリエイター(広告掲載サイト運営者)から見ると、サイトに広告を載せているだけで報酬としてお金を稼ぐことができます。
こうして広告主・掲載サイト運営者ともにWin-Winの関係が出来上がり、広告掲載に対する効果を確実に実感できるとして、多くの企業が採用しています。
商品やサービスの広告を掲載する目的は「認知」なのか「販売促進」なのかで、アフェリエイターへ報酬を支払うタイミングと単価が変わってきます。
主に、以下のポイントで支払が発生します。
・広告をクリックしたタイミング
・企業サイトから会員登録・資料請求・メルマガ登録などを行ったタイミング
・企業サイトから商品購入を行ったタイミング
「認知」が目的なのであれば、まずはクリック数を増加させることがポイントとなりますし、「販売促進」が目的なのであれば、会員登録から商品購入まで誘導できるようなサイト作成が必要になります。
クリック単価は1件当たりは安価に、商品購入まで行った場合の単価は高額に設定しますが、いずれにせよアフェリエイターに興味を持ってもらえる単価設定が必要です。
また企業側としても広告を掲載するサイトの選択基準が変わって来ますので、広告掲載の目標をどこに置くかを、明確にしておきましょう。
アフィリエイト広告サービスを利用する上で十分確認が必要なのは、料金体系です。
サービスによって異なりますが、大まかに以下の3点を確認しておきましょう。
・初期費用(登録時に1度だけ支払う料金)
・固定料金(月額支払う料金)
・変動料金(広告からアクションがあった場合に支払う料金)
このうち変動料金については、商品ごとに企業側で金額を決められる場合があります。
サービス利用時には十分見積もりを出してもらい、良く検討しましょう。
せっかくネット広告を掲載するのですから、たくさんのユーザの目に留まってもらわないと意味がありません。
アフィリエイト広告サービスでは多くのアフェリエイターが登録されていますが、企業のイメージや業種に合ったアフェリエイターが数多く登録されているかを確認しておきましょう。
やはり広告のターゲット層が注目するサイトに広告を掲載した方が、より多くの効果が見込まれることは明白です。
また、広告の掲載場所も重要になります。
ページをスクロークして行かないとたどり着かない場所よりは、最初に表示されるページ上部に広告が表示されるサイトの方が効果は高いです。
ただし料金が場所によって変動することがありますので、予算との兼ね合いで検討しましょう。
バリューコマース アフィリエイトは、1999年に日本初にサービスを開始した老舗で、大小・業界を問わず 多くの広告主導入実績を持つアフィリエイトサービスです。
対象となるメディアには独自審査を行っており、基準をクリアしたサイトのみで構成されている信頼性も魅力です。申し込み時から運用時にも手厚いサポート体制があるため安心。申込から最短で7日後に運用開始が可能です。
・高品質なメディアネットワークを保持
・パイオニアとして経験を積み得た豊富なノウハウ
・専任チームによる電話・メールサポート
初期設定費(初回のみ)+固定費 / 月+成果報酬費(変動費)
※詳細はお問い合わせが必要です。
「A8.net」は、日本で1番メディア会員、広告主の数が多いアフィリエイトASPサービスを謳っています。19年間の実績があり、申込から約5~15日で広告が掲載される使い勝手の良さから、広告主からはもちろん広告を掲載するブロガー側からも人気が高いサービスです。
アフィリエイト満足度No.1を9年連続で獲得しています。Pマークを取得しているセキュリティ管理も行われており安心です。
・広告主20,000社から利用されている信頼性
・Pマークを取得しているセキュリティ管理
・1購入あたりの報酬額を自由に設定可能
「楽天リンクシェア」は、「LinkShare Affiliate」「TG Affiliate」の2大ネットワークで運営されており、最新のAI技術を駆使したデータ配信技術を駆使して、確実に広告効果を生み出すノウハウを備えたサービスです。
2001年に運用開始してから、国内外大手企業からの導入実績があります。事前に効果を検証するための最新技術を駆使したテスト機能も好評です。
・最新のAI技術を駆使したデータ配信技術
・独自技術を駆使したテスト機能で事前に効果を確認可能
・成果報酬制の料金体系
afbは、アフィリエイト初心者から稼ぎ方を知っている上級者まで、幅広く支持されているアフィリエイトサービスです。
利用者満足度の調査において6年連続で「とても満足」の回答の割合NO.1を獲得!
(アフィリエイト・マーケティング協会調べ(2015~2020年))
パートナーメディアからの信頼度が高く、広告主には出稿しやすい環境が整っているのが魅力の一つと言えます。網羅性のある集客チャネルと累計100万以上の登録サイト数があるので、最適なメディアが見つかります。
・パートナーメディアと直接意見交換できるセミナーを開催
・広告主担当+プロモーション運用担当+パートナー担当の3部門による強固な運用体制
・申込から、約一週間(最短3営業日)での出稿開始が可能
・会員登録時にSMS認証を導入し不正防止の取り組みを強化
画像出典元:「マネートラック」公式HP
「マネートラック」は初期料金・月額料金共に0円から始められる業界最安級のアフィリエイト広告ツール。
利用料金は成果により決まるため、広告宣伝費を抑えたい企業におすすめです。
スーパーアフィリエイターが多数在籍しており、低コストでも効率よく売上を拡大可能。さらには企業の認知度アップにも貢献するでしょう。
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・メジャーなショッピングカートの9割以上に対応
・英語と日本語のどちらでもサポート可能
・リスティング広告可能
初期費用無料、月額固定費無料。アフィリエイト報酬は1%からバナー毎に自由に設定可能。
アフィリエイト報酬額に応じて30%前後のシステム利用料が発生します。
システム利用料は業種や取引状況により変動するため、詳細はお問い合わせをする必要があります。
広告には今回取り上げているネット広告の他にも、数多くの媒体があります。
例えば新聞や雑誌への掲載、電柱や駅の電光掲示板などです。
これらは数多くの人々の目に留まる、という意味ではメリットのある媒体ですが、同時に特定ターゲット層向けに発信するのは難しい、効果が無くても一定期間は掲載し続けなければならないため費用がかさむ、などのデメリットもあります。
ネット広告は必要なターゲット層に向けて発信でき、掲載期間の融通がききやすいので、費用対効果が高い広告と言えるでしょう。
ネット広告の特徴として、短時間で情報が拡散される点が挙げられます。
各種SNSなどを通じて良くも悪くも情報が拡散される現象は近年良く見かけますが、広告に関しても拡散される時間は早いです。
例えば雑誌などの広告は雑誌が発売されてからその雑誌を購入し、読者が広告掲載ページを開くまで、目に留まることはありません。
しかしアフィリエイト広告サービスでは、申込から1週間程度で掲載されるケースが多いです。
検索サイトをはじめとした各種アフェリエイターのサイトに掲載された段階で広告が表示されるため、短時間で注目してもらえる可能性が高くなります。
さらにSNSによって商品やサービスの情報が流れれば、瞬く間に世界中に情報が拡散され、商品やサービスが認知される範囲も各段に広がることが期待できます。
ネット上には数えきれないほどのサイトが存在します。
膨大なサイトの数々から、どのサイトが企業イメージを損なわず、商品イメージに合っており、閲覧数が多く、ターゲット層からより多く注目してもらえるようなサイトを探すのは大変です。
また、サイトに広告を掲載するだけでも専門的な知識と技術者による対応が必要です。
アフィリエイト広告サービスの利用によって、こうした対応を丸投げできるので、自社で対応する工数を削減できます。
これは他媒体への広告掲載にも言えることですが、契約している期間内は、広告の効果があっても無くても費用は発生します。
完全成功報酬制であれば0円で済みますが、一定の固定額や管理費などが発生する場合は、注意が必要です。
もっともアフィリエイト広告サービスでは、広告掲載後も注目度などを分析し、より効果が見込める対策を提案してくれる所もあります。
こういったサポート体制が整っているかも、アフィリエイト広告サービスを選ぶポイントの1つと言えるでしょう。
アフィリエイト広告サービスではアフィリエイターのサイトを独自の規格で十分審査しており、広告を掲載しても問題ないと認めたサイトしか登録していません。
しかし、全てのアフェリエイターのサイトが企業イメージと合っているかというと、また話が違ってきます。
やはり商品やサービスのターゲット層に対して数多く広告を打った方が、効果が見込めます。
広告を掲載する戦略は、以下のどちらに注目するかにより異なります。
・不特定多数でも良いから、より大勢のユーザに注目されたい
・商品のターゲット層に絞って展開し、確実に効果を出したい
どちらかと言えばアフィリエイト広告サービスは、不特定多数に数多く注目させる効果を狙ったものが多いです。
しかしサービスによっては世間の動向を分析して、より効果が見込める手段を取れるサービスを提供しているものもありますので、より自社に合ったアフィリエイト広告サービスを選ぶようにしましょう。
滅多にあることではありませんが、アフェリエイターのサイトが企業イメージに相応しく無いものだったり、広告掲載サイト自体がハッカーなど悪意ある第3者から商品情報や企業情報が改ざんされてしまう場合が、無いとは言い切れません。
ネットでは良くも悪くも情報が拡散される時間が他の媒体と比べても早いため、企業側で気づいた時には広範囲に悪い評判が広がってしまうことも。
一度広がってしまった悪評を訂正し誤解を解いてもらうには、かなりの時間と手間が生じてしまいます。
もちろんアフィリエイト広告サービスでもセキュリティ管理には万全を期していますが、アフェリエイターのサイトを十分吟味できるかを確認しておくと良いでしょう。
今回ご紹介したアフィリエイト広告サービスの導入によって広告掲載に関する工数を大幅に削減できます。
幅広いユーザから注目されるようになり、広告掲載目的への道のりがぐっと近づき、企業の業績向上への効果も期待できるでしょう。
一度アフィリエイト広告サービスを活用してみたいと考えている方は、ぜひ今回紹介したサービスを始めとしたアフィリエイト広告サービスの導入を検討してみることをおすすめします。
画像出典元:O-dan