「Moodle」は無料で利用できるeラーニングプラットフォーム(LMS)です。オープンソースの利点を活かして、企業のニーズに合わせてカスタマイズが行えます。マルチデバイス対応で、いつでも・どこでも受講が可能。講師や受講者同士でコミュニケーションを取りながら学習が進められます。コロナ禍の新入社員研修で、コミュニケーション不足を懸念する企業にもおすすめです。
「Moodle」は無料で利用できるeラーニングプラットフォーム(LMS)です。オープンソースの利点を活かして、企業のニーズに合わせてカスタマイズが行えます。マルチデバイス対応で、いつでも・どこでも受講が可能。講師や受講者同士でコミュニケーションを取りながら学習が進められます。コロナ禍の新入社員研修で、コミュニケーション不足を懸念する企業にもおすすめです。
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「Moodle」はソースコードを自由に利用・変更ができるオープンソースソフトウエアです。ソースの一部を変えて使い勝手をよくしたり、あまり使用しない機能を省いたりと、企業のニーズに合わせて「Moodle」のカスタマイズが行えます。
その上、世界中の開発者によって作成された、多数のプラグインがフォーラムサイト上で公開されているので、プラグインを追加し、Moodlの機能をさらに充実させることができます。ただし、カスタマイズやプラグインの追加を行うには、ある程度プログラミング言語の知識が必要です。
Moodleは、元は教育機関で利用することを想定して設計されたLMSですが、現在では企業や組織でも活用されており、240ヵ国以上、2億4500万人以上のユーザーが使用しています。ユーザーコミュニティが活発で、コミュニティサイトでは基本的な知識や技術、操作方法など、Moodleに関するさまざまな情報がユーザーから寄せられています。
カスタマイズやプラグインの追加を行う上で分らないことがあった場合、このコミュニティサイトが非常に役に立ちます。日本語で情報交換できるページもあるので、知りたい情報を気兼ねなく手に入れられるのも、Moodleのメリットといえるでしょう。
一般的なLMSは、学習教材の配信機能や、受講者が学習する受講機能、成績情報や学習履歴の管理などを行う管理機能で構成されています。Moodleは、それらに加え、コミュニティ機能が備わっているのが特徴です。
eラーニングは基本一人で受講するため、講師や他の受講者とのコミュニケーションが図りにくい傾向があります。
その点Moodleは、チャットやフォーラムと呼ばれる掲示板、アンケートが行えるフィードバックの機能が備わっているため、情報共有や質問などが簡単に行えるようになっています。
講師や受講者同士でコミュニケーションを図ることができれば、学習のモチベーションの維持や学習効果のアップが期待できるでしょう。
また、新型コロナウイルスの影響で、新入社員研修のためにLMSの導入を検討している企業も多いと思いますが、Moodleならば単なる学習管理に留まらず、孤独になりがちな新入社員同士の交流を促すコミュニケーションツールとしても活用することができるでしょう。
Moodleはマルチデバイス対応で、受講者はパソコンからだけではなく、スマートフォンやタブレットからも受講できるようになっています。
webデザインはレスポンシブを採用しており、受講者が使用しているデバイスの幅に合わせて、見やすいレイアウトに自動で変動します。どのデバイスからでも快適に閲覧できるので、受講者はストレスなく学ぶことができます。
またMoodleは、ブラウザからサーバーに接続して使用するwebベースのプラットフォームなので、時間や場所を問わずアクセスできます。そのため、移動中の隙間時間や、帰宅後の自宅からなど、受講者の都合や状況に合わせて、学習を進めることができます。
マルチデバイス対応
Moodleの前は、地元のサプライヤーが作成した独自のシステムを使用していました。プロプライエタリなシステムに縛られることは私たちにとって懸念材料でしたので、より一般的に使用できる製品を探しました。世界中で広く使用されていることと、Moodleコミュニティが提供するサポートのおかげで、Moodleは当然の選択でした。
*「Moodle」公式HP参照
この記事では「Moodle」の特徴・評判・料金を解説しました。
Moodleはライセンス料が発生しないので、最小限のコストでLMSを導入・運用したい企業におすすめです。
自社に合うLMSを探している企業は、Moodleを導入し、カスタマイズやプラグインの追加を行えば、理想のLMSになるでしょう。
新型コロナウイルスの影響で、新入社員研修のためにLMSの導入を検討している企業も多いと思いますが、LMS導入で懸念されるのが、社内のコミュニケーション不足ではないでしょうか。その点、Moodleは、チャットなどのコミュニティ機能があるので、社員同士の交流が行え、コミュニケーション不足の解消の一端を担うことができるでしょう。
画像出典元:「Moodle」公式HP
オープンソースのため、無料で利用できます。
ライセンス料も発生しません。
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