ほどよい外出が気分転換になり、いつもより作業がはかどることも多いリモートワーク。
しかし、場所選びを間違えると、思うように集中できず仕事に悪影響を与えます。自宅以外で仕事をする時には、それそれの場所のメリットとデメリットを押さえておきましょう。
今回は、リモートワークができる場所とそれぞれのメリット・デメリット・おすすめのタイプ・快適度UPのポイント、場所の選び方を解説します。
定番はもちろん、穴場も紹介するので、新しい発見があるはず!お気に入りの場所を見つけて、楽しく快適にリモートワークしましょう。
このページの目次
リモートワークが出来る場所 | 説明 |
自宅 | 書斎、リビングの一角、子供部屋、寝室 |
カフェ | 喫茶店、ファミレス、ファーストフード店 |
コワーキングスペース | 他の人と共有で使う仕事場 |
レンタルスペース | 貸し切りで使える部屋や会議室 |
ホテル | ビジネスホテルやシティホテル |
スーパー銭湯&サウナ | 設備が整ったスーパー銭湯やサウナ |
図書館 | パソコンの使用が許可されている図書館 |
自家用車 | リモートワーク用に工夫した自家用車の中 |
公園やキャンプ場などの屋外 | WiFiが完備された公園やキャンプ場 |
カラオケボックス | リモートワークプランがあるカラオケ店 |
リモートワークと聞いて真っ先に思い浮かぶのが自宅です。最も手軽で、誰でも今すぐにリモートワークができる場所です。
ただ自宅でのリモートワークが何日も続くと、飽きてきて働く意欲が低下するのが問題です。それに、家族との衝突が起きて新たな悩みが発生する人もいます。
そんな時には、問題を解決するための工夫をするか、自宅以外の場所を活用しましょう。
こんな人におすすめ!
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快適度UPのポイント◎
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利用ハードルが低いのがカフェでのリモートワークです。好きなタイミングに気軽に立ち寄れて、料金は飲み物代しかかりません。
問題は、他人に知られると困る業務は行えないこと。不特定多数の人が訪れる場所なので、機密情報を扱う際には不向きです。
こんな人におすすめ!
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快適度UPのポイント◎
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コワーキングスペースやシェアオフィスは、複数人が一緒に仕事をする場所。広い空間にデスクや椅子が用意されていて、ドリンクバー、ロッカー、サブモニターの貸し出し等のオプションサービスがあるのが特徴です。
自由に席が選べるフリーアドレス制が一般的ですが、作業スペースを貸し切れる固定アドレス会員プランを設けている施設もあります。
仕事をするための場所なので、WiFi環境や電源場所で困ることはありません。契約は1日単位の時間契約から月額契約まで施設ごとに様々。利用頻度に合わせて選びましょう。
こんな人におすすめ!
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快適度UPのポイント◎
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以下ではコスパが良く、編集部おすすめのワークスペース検索・予約サービスをご紹介します!
画像出典元:「droppin」公式HP
droppinは現在地の近くにあるワークスペースを検索し、予約できるサービスです。
一般的なコワーキングスペースだけでなく、カフェなどのリラックスできるスペースとも提携。打ち合わせが必要な場合には、個室タイプのスペースを利用することも可能です。
料金は登録・月額利用料無料で、スペース利用時間分の料金のみが発生します。
1日の最大料金が設定されているのも嬉しいポイントです。
店舗によって日時指定予約の可否や1日の最大料金固定金額も異なるため、ワークスペースの予約時に確認しておきましょう。
▶登録費用:0円
▶月額利用料:0円
▶ワークスペース利用料:従量課金制
30分410円~、最大料金固定で1日1,380円~
※利用店舗によって異なる
レンタルスペースは、一定時間を貸切で使える場所。マンションの一室や企業の空きスペースを借りてリモートワークを行います。特徴は、プライバシーが完全に守られること。関係者以外は部屋に入れないので誰にも邪魔されません。
チェックポイントは、部屋のオーナーが独自に設けたルールです。「喫煙不可」「使用後の掃除必須」等の決まり事や、物品や駐輪場の使用に別途料金がかかる場合があります。それに、部屋の雰囲気や使い勝手にかなり差があるので、写真などで細部まで確認することが大切です。
こんな人におすすめ!
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快適度UPのポイント◎
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ビジネスホテルやシティホテルのデイユースプランを利用すれば、ホテルの一室で業務が行えます。または、格安連泊プランでホテル生活をしながらリモートワークをすることも可能。
一定以上の品質が確保されているのがホテルの良さです。ほとんどのホテルにWiFiやデスク&チェアが用意されているので、作業環境で困ることは滅多にありません。
こんな人におすすめ!
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快適度UPのポイント◎
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以下では、デイユースプランを利用しなくとも、ホテルでのリモートワークを実現できる編集部おすすめサービスをご紹介します!
Threesは、「ホテル」での快適なリモートワーク空間を提供するサービスです。
都市部のカフェなど、場所によっては騒がしく、集中できないと感じることはありませんか。
Threesでは、月額会員になると、月額料金3万円(税別)を支払えば、ホテル基準の快適空間を仕事場として使い放題で利用できます。
全国(現在31都市)のホテルが定額で利用できるため、利用すればするほどお得です。
2022年4月に開始した新しいサービスですが、利用者は拡大しており、加盟ホテル数は現在150ホテルで、年内には選択できる快適空間は1,000にまで広がる計画です。
「今」利用したいニーズに特化したサービスのため、予約機能はありませんが、今後予約機能の展開も検討しているそうです。
▶入会金:0円
▶月額利用料:30,000円(税抜)
▶ワークスペース利用料:不要
※1日1回以上のチェックインや、複数名利用時の利用は都度料金が発生
穴場のリモートワーク場所は、コワーキングスペースや宿泊施設が併設されているスーパー銭湯やサウナ。仕事をするために作られている施設なら、高速WiFi完備、各席に電源付き、と至れり尽くせりです。
最近は、施設内の休憩処でリモートワークができるようなプランを提供している所も少なくありません。
スーパー銭湯やサウナの魅力はお財布に優しいこと。1日の利用料金が2,000~3,000円のお得な施設を利用すれば経済的負担が軽減されます。
こんな人におすすめ!
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快適度UPのポイント◎
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パソコンの使用が認められている一部の図書館でもリモートワークが行えます。
静かな環境の図書館なら業務に集中しやすいです。しかし、本来は図書館の本や資料を読むための場所。マナー違反にならないよう気を付けましょう。
注意点は、音の出る作業が行えないことです。オンライン会議などで会話のやり取りがある業務はできません。それに、キーボードの音が響くと周囲に迷惑をかける恐れがあります。
パソコン使用可の席を別で設けている図書館も多いので、まずは最寄りの図書館はをチェックしてみましょう。
その他注意点として、「水筒の飲み物なら館内飲食OKだけどペットボトルはNG」「ロビーなら飲食OK」など、細かな飲食ルールがある図書館がほとんど。当日に困らないよう、利用前に調べておきましょう。
こんな人におすすめ!
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快適度UPのポイント◎
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リモートワークは自家用車の中でも行えます。車の中は完全な個室なので、自宅に書斎がない人におすすめです。
でも、快適に作業するためにはそれなりの準備が必要。ノートPCを載せる小型テーブルなど車内環境を整えるグッズを活用しましょう。
こんな人におすすめ!
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快適度UPのポイント◎
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WiFiが使える公園やキャンプ場を利用すれば、青空の下でのリモートワークが実現します。
もしくは、ポケットWiFiを持参して自然の中で働く方法もあります。「自宅での仕事に飽きたら公園にGO!」最近はそんな人が増えているようです。
国立公園やキャンプ場でのリモートワークを推進するために、環境省がWiFi等の整備を進めています。今後さらに働きやすい環境が整えば、公園で働くスタイルが定着するかもしれません。
こんな人におすすめ!
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快適度UPのポイント◎
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カラオケボックスが提供している「テレワークプラン」も選択肢のひとつです。完全個室でWiFiも電源も完備、予約不要で使えるカラオケボックスなら気軽に立ち寄れます。
ほとんどのカラオケボックスはドリンク飲み放題で利用料金も安価。経済的な面でも優秀です。
問題は、一般のカラオケ利用客もいること。隣室からの音漏れで働きにくくなる恐れがあります。
こんな人におすすめ!
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快適度UPのポイント◎
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ここまでリモートワークができる場所を紹介しましたが、大切なポイントは、状況に合わせて使い分けることです。
業務の内容や気分に合った場所を選びましょう。
第1位:ホテル
第2位:自宅で1人になれる場所
第3位:シェアオフィスの個室
第4位:レンタルスペース
第5位:設備の整ったスーパー銭湯の個室やカラオケボックス
WEB会議やミーティングが多い時に重視すべきポイントは3つ。1つ目は静かな環境、2つ目は声を自由に出せること、3つ目は安定したWiFi環境です。
最も安心なのは、すべての条件が整っているホテルです。
自宅で1人になれる場所とシェアオフィスの個室も、web会議やMTGが多い時に向いています。
レンタルスペース、スーパー銭湯の個室、カラオケボックスは、WiFi速度やセキュリティ面に問題なければ利用可能です。
第1位:自宅
第2位:自家用車
第3位:図書館
第4位:公園
第5位:カフェ
コストをかけたくない時には、自宅や自家用車の中で作業するか、無料で利用できる図書館や公園がおすすめです。
また、数百円で利用できるカフェは金銭面の負担が少ないです。他に、1時間単位で利用できるコワーキングスペースやカラオケボックスも低コストで利用できます。
第1位:公園やキャンプ場
第2位:スーパー銭湯やサウナ
第3位:カフェ
第4位:コワーキングスペース
第5位:ホテル
気分転換も兼ねたい時には、外の空気を満喫できる公園やキャンプ場、入浴し放題のスーパー銭湯やサウナが最適。
おしゃれなカフェや、色々な人との触れ合いが楽しめるコワーキングスペースもリフレッシュ効果が高いです。
ただ、遊び要素が強いと業務に集中できないかもしれません。そんな不安がある時はホテルを利用しましょう。気分転換しつつバリバリ働きたい時にはホテルが一番良いです。
第1位:スーパー銭湯やサウナ
第2位:キャンプ場
第3位:ホテル
第4位:コワーキングスペースやシェアオフィス
第5位:レンタルスペース
「今日は朝から晩まで外にいたい!」と思った時は、スーパー銭湯、サウナ、キャンプ場にしましょう。これらの場所は、短時間の滞在だと割高になるからです。
ホテル、コワーキングスペース、シェアオフィス、レンタルスペースも長時間利用のほうがお得です。
第1位:公園
第2位:自家用車
第3位:カラオケボックス
第4位:カフェ
第5位:図書館
数時間だけふらっとお出かけしたい時には、公園、自家用車、カラオケボックス、カフェ、図書館のいずれかを選びましょう。
予約せずに利用できるので、自宅作業の合間にいつでも立ち寄れる場所です。
状況や気分に合わせてリモートワークを行う場所を変えれば、意欲的に仕事に取り組めるのがメリット。
自宅での作業に飽きた時には、色々な場所に出掛けてみましょう。
忘れてはならないのは、業務に支障をきたさない場所を選ぶこと。気分転換できても仕事に集中できないと本末転倒です。
また、外出先での業務に慣れていない場合は、資料作成など重要度が低い業務を行う際に自宅以外の場所を利用しましょう。または、短時間から始めると安心です。慣れてきたら、外出先でのWEB会議や長時間の外での業務に挑戦してみましょう。
画像出典元:O-DAN