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新聞社をはじめ、多方面のメディアに代行でプレスリリースを配信してくれる「プレスリリース配信サービス」。
しかし「各社サービスでどんな違いがあるのか」「本当に掲載してもらえるのか?」そんな疑問を抱えている人は少なくないと思います。
この記事では、おすすめの配信サービス大手8社を紹介し、それぞれのサポート内容や料金などを徹底比較していきます。
このページの目次
「プレスリリース配信サービス」とは、企業や個人のプレスリリースの配信をサポートしてくれるweb上のサービスのことです。
基本的に下記の3つのサポートをしてくれます。
メディアリストを持っていなくても、新聞社や大手メディアに代行でプレスリリースを配信してもらえます。
プレスリリースの内容が良ければ、拡散力のあるメディアに取材してもらえる可能性もあります。
記者が企画を考えている中で、「欲しい情報」を配信サイト上で検索することは多々あります。
そんな時に以前配信したプレスリリースが「検索」に引っ掛かり、取材につながったというケースもあります。
最近では一般ユーザーが、プレスリリース配信サイト自体を「情報収集の場」として活用している事も多いため、リリース内容に興味を持ってもらえればSNSなどを通じて拡散される可能性があります。
サービスによって提携しているメディアの数や種類は異なります。
「メディア提携数が多ければ良い」という訳ではなく自社のプレスリリースの内容に合うメディアと多く提携しているサービスを選ぶのが一番効果的だと言えます。
1本単発での配信価格は大体30,000円程度です。
配信プランは基本的には、「単発配信」「回数制限配信」「回数無制限月額配信」「回数無制限年額配信」の4つに分けられます。
価格もプランもサービスによって様々なので、自社のプレスリリースの配信頻度に合わせて比較検討してみると良いでしょう。
配信サービスによっては、配信後の効果測定やレポートの作成やプレスリリースの校正などの「オプション」が付いているものもあります。
また初心者のために、「商品」「イベント」「webサービス」などジャンル別にテンプレートを提供してくれる配信サービスもあります。
プレスリリースの配信に慣れていない場合は、効果を出すためにもオプション付きサービスを選ぶことをおすすめします。
「PR TIMES」は上場企業の38.14%が利用している国内シェアNo. 1のプレスリリース配信サービスです。
その理由は圧倒的な配信力の高さです。
産経ニュース、YOMIURI ONLINE|読売新聞、時事ドットコム、ORICON NEWS、Googleニュースなど、月1億PV超えの10サイトにプレスリリースを掲載してもらえます。
また全12,000以上の配信ネットワークを持っているため、そこから厳選して配信することができます。
また、大手でありながら「丁寧な対応」「気軽に相談できる」というユーザーからの声が多く、そういったサポート体制もおすすめのポイントです。
PR TIMESに企業登録しミッションをクリアすると、会社設立2 年を経過するまで毎月1回プレスリリースを無料で配信してくれるサービスを開始しています。
応募資格:上場企業の子会社でないこと、会社設立年月が24ヶ月以内
@Press(アットプレス)もPR TIMESと同じように、プレスリリース配信サービスの代表格と言えます。
記事や取材への繋がりやすさに定評があり、1回の配信で200記事を獲得するプレスリリースが毎月出ている、という驚異的な実績があります。
またプレスリリースの内容に応じて配信先メディアリストを作成してくれるため、企業とメディアのミスマッチが起こりにくい仕組みになっているのも人気の理由です。
WEBメディアから新聞・雑誌・通信社・TV・ラジオ・フリーペーパーまで幅広いメディアと提携しているため多方向にアプローチできます。
企業が作成したプレスリリース原稿をメディアが取り上げやすいように校正してくれるサービスもあるため、初心者の方や今まで掲載してもらえたことがない!という方におすすめのサービスです。
3つのプランがあり、料金が異なります。
ValuePress!(バリュープレス)とは、登録企業数が50,000社以上と国内最多であり、特に中小企業に人気があるプレスリリース配信サービスです。
初めてのリリース配信には有難いサポートサービスがたくさんあるのが特徴です。
例えば、企業側がプレスリリースの概要を入力するだけでプロのライターが原稿を作成してくれるサービスや、配信後には専任スタッフが記者に個別コンタクトをとり記事掲載のフォローをしてくれるなど、とにかく至れり尽くせりのサポート体制です。
全国紙からニッチメディアまであらゆるジャンルのメディアを網羅しており、企業と記者間の情報のマッチングを行なってくれるため記事になる確率は割と高めです。
フリーコース以外に3つのプランがあり、料金が異なります。
共同通信PRワイヤーは「共同通信」のグループ会社が運営するプレスリリース配信サービスです。
運営母体がメディアであることを活かし、「発信元の信頼性」「情報の質」「正確性」「速報性」を重視した上でリリースを配信するので、配信先のメディアからの高い信頼を得ているのが特徴です。
実際に配信リリースの約7割が記事化されています。
また、日本のメディアだけではなく海外メディアへ配信できるのも「共同通信PRワイヤー」の特徴です。
海外向けのプレスリリースは世界150万ヵ所の35,000媒体へ配信されます。
また、オプションとして日本語原稿の翻訳サービスもあるため、将来的に自社の海外展開を考えている企業にはおすすめの配信サービスです。
単発配信の料金は少し高めになっているため、複数回プランの方がおすすめです。
Dream News(ドリームニュース)は業界大手の中では最もリーズナブルな価格設定がポイントの配信サービスです。
30日間の間に、回数無制限でプレスリリースが配信でき、なおかつ料金は10,000円のみです。
また、価格が安いからといって配信先メディアの数が少ないわけではなく、全国7,000,以上のメディアに配信可能なため、プレスリリースの内容に合わせて最適なメディアを選定することができます。
さらに企業がすでにメディアリストを持っている場合、そのリスト先に一括配信してくれるサービスもあるので効率的にプレスリリースの配信が出来ます。
「予算はなくとも、PRの費用対効果を上げたい!」と思っている企業におすすめの配信サービスです。
各プランとも期間内は配信回数無制限です。
News2uは2001年から広報支援ツールとしてサービスを開始しており、経験で培ってきたノウハウを基に様々なサポート体制で「初めての配信」を支援してくれます。
例えば全ての原稿を専任スタッフがチェックしてくれたり、初めての場合は簡易的なライティングのチェックもしてくれます。
また1回の配信が2.5万円と相場よりも安い価格でありながらFAX配信も基本料金に含まれています。
プレスリリース配信時にはいまだにFAXを使う機会も割と多いのでこのプランはお得ですね。
フリーコース以外に3つのプランがあり、料金が異なります。
PR会社が母体のプレスリリース配信サービスです。
2011年にサービスを開始し、マクドナルドやキリンビール、マツダなど様々な大手企業に利用されている実績があります。
また、読売・朝日・毎日・産経の4大新聞のニュースサイトと提携しているため、確実に掲載してもらえるのも大きなポイントです。
さらに業界初の機能を複数搭載しており、プレスリリースの既読率の測定機能や最適なメディア選定機能など、最先端技術を駆使してリリース配信をサポートしてくれのが特徴です。
画像出典元:「CLOUD PRESS ROOM」
「CLOUD PRESS ROOM」は、メディアと企業の双方の課題を解決するために誕生したサービスです。
良い商品やサービスがあるにも関わらず、それが十分に知られていないという企業の課題、また、必要な情報が見つからないというメディアの課題を解決します。
企業は自社のPR情報を効率的に広めることができ、メディア関係者は必要な情報を短時間で収集することができます。
これにより、企業とメディア関係者の間のコミュニケーションが円滑になり、広報活動がより効果的に行えます。
料金の詳細については問い合わせが必要です。
プレスリリース配信サービスの中には無料でリリース配信を行なってくれるサービスもあります。
しかし結論から言うと、あまりおすすめはできません。
無料配信サービスの場合、掲載できるメディアは、せいぜい10~20媒体なので有料サービスに比べて数は少なくなります。
また配信するメディア名が伏せられてしまうことが多いため、効率的な配信は難しいと言えます。
プレスリリースを配信しても、ターゲット層に届かなければ意味がありません。
やはりプレスリリース配信で効果を出すためには、有料サービスを利用することをおすすめします。
プレスリリース配信サービスによって料金やサポート体制は様々だということが分かりました。
初めてのプレスリリース配信を考えている場合は、テンプレート提供をしているサービスや、原稿チェックを行なってくれるサービスを検討してみると良いでしょう。