「YouTube運用を始めたいけれど、編集の時間が足りない」「クオリティの高い動画を作るノウハウがない」
このような悩みを抱えているなら、プロによるYouTube動画編集代行を導入するのがおすすめです。
しかし、動画編集代行は個人から代行業者まで、数多くのサービスが提供されているため、どのような違いがあるのか、どのサービスを選ぶべきかわからないですよね。
本記事では、おすすめのYouTube動画編集代行サービスを徹底比較していきます。
費用相場から依頼できる内容、選び方のコツまで解説していくので、ぜひ参考にしてください。
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このページの目次
YouTube動画の編集代行サービスを導入する場合、大きく3つの選択肢があります。
それぞれ特徴が異なるので、自社に適した方法を選びましょう。
ここからはフリーランス、動画制作会社、YouTube運用代行会社に分けて、カテゴリごとのおすすめサービスをご紹介していきます。
画像出典元:「ココナラ」公式HP
「ココナラ」は、ビジネスから個人利用まで「知識・スキル・経験」を売買できるクラウドソーシングサイトです。
イラスト制作・動画制作・マーケティング・プログラミングなど740種類以上のカテゴリーからサービスを比較検討でき、受注者とのコミュニケーションは、テキスト・ビデオチャット・電話と幅広く対応しています。
サービス紹介やブランディング・プロモーションに使う映像制作、高度な編集加工にも対応しており、制作ノウハウがなくても動画に関わることは気軽に相談できます。
発注者側は、サービス購入時に5.5%の手数料がかかります。
動画編集は、3,000円/本から提供されています。
「ランサーズ」は、業界大手で日本初のクラウドソーシングサービスです。
発注できる業種が350種類以上と豊富で、YouTube動画編集も提供しています。
ランサーズに登録しているフリーランスは、スキルや実績だけでなく、メッセージの返信率や応答の早さ、納品完了率、著作権や個人情報保護に関する知識の有無などの評価基準によってランク付けされているため、安心して依頼できます。
初期費用・月額費用・登録費用は発生しません。
<参考価格>
画像出典元:「Crevo」公式HP
「Crevo(クレボ)」は、2,000社10,000件以上という業界トップクラスの制作実績数を誇る、動画制作・映像制作会社です。
中小企業から大手企業、ベンチャー企業からスタートアップ企業まで、幅広い規模・業界の企業との取引実績があり、動画制作の目的や課題・予算・コンセプトなどに合わせて、アニメーション・実写などの最適な表現方法を提案してくれます。
豊富な実績から培ったノウハウで、低予算でも質の高い動画を制作でき、300万円以上になると、テレビCMとしても活用できるレベルの動画を制作することも可能です。
<参考価格>
画像出典元:ムビラボ 公式HP
「ムビラボ」は、1本2万円からと業界平均価格の1/4程度でオリジナル動画を制作できる動画制作会社です。
YouTuberコンテンツ動画なら、月平均40〜80本の動画制作が可能、たくさん・定期的に動画を制作したい企業におすすめです。
また、安価だからといって制作して終わりではなく、制作後も効果測定と検証を行い、最大限効果が出る動画制作を目指します。
編集のみやアニメーション制作など、スポット依頼も可能です。
すべて30秒までの動画の金額です。
画像出典元:「株式会社フロンティアチャンネル」公式HP
「フロンティアチャンネル」は、400社以上のライブ配信・動画制作の実績があり、商品サービス紹介・採用求人・プロモーション・会社紹介・インタビュー・アニメーション動画など、用途・目的に合わせた動画を制作可能です。
動画の企画・撮影・編集・公開設定~動画マーケティングまで、動画に関わることはまるごとお任せでき、1本単位の動画編集から単発での依頼も可能なため、要望に応じて柔軟に相談できるのが魅力です。
編集内容としては、オフライン編集・テロップ挿入(8割)・BGM/SE挿入などが可能で、修正は2回まで(1回の修正につき20箇所まで)は料金に含まれます。
単位 | 作業内容 | 料金 | |
YouTube編集代行 | 1本~ (月5本以上で値引き) |
仕上がり尺:15分以内 素材尺:40分以内 |
35,000円~/本 (30,000円~/月5本以上) |
動画編集(実写) | 1本~ | 画像や撮影素材を もとに構成 |
50,000円~/本 |
画像出典元:「Mteam」公式HP
「Mチーム」は、YouTubeチャンネル・アカウント設計から、競合分析・コンテンツ制作・分析&改善まで、ニーズに合わせて依頼できる運用代行サービスです。
大手企業でのマーケティング経験者やTV業界出身のディレクター・エディターなどが在籍しており、各工程のプロフェッショナルが高品質なサービスを提供します。
累計1200アカウント、3万本以上の制作実績があり、エンタメ・金融・スポーツ・ビジネス・美容・不動産など幅広い業界におけるノウハウがあります。
軽微な修正なら、料金内で何回でも可能という点も、他にはないサービスです。
<単発プラン(YouTube編集)>85,000円〜(税抜)/月
※元素材の尺が30分までの料金、サムネイル、テロップ、カット割りなど全て対応
すべて込みのパッケージプラン(YouTubeのアカウント設計、企画・構成、動画制作、分析・レポーティング)も提供されています。
画像出典元:「モバーシャル株式会社」公式HP
「モバーシャル」は、クライアントの動画マーケティング活動を、企画から制作・配信設計・効果測定まで、 “フル・ハイクオリティ”で成功に導くデジタル動画のスペシャリスト。
特徴は、全てのクリエイティブを内製している点にあります。
事例やデータ・技術を内部共有し、およそ18,000本の動画制作の実績を通して蓄積されたナレッジを最大限に活用、デジタルファーストなクリエイターによる、高パフォーマンスな動画を提供しています。
YouTubeチャンネル運用においては、動画の管理やレギュレーションチェック、動画の利用期限・利用範囲・著作権などの情報の一元管理など、煩雑な作業もまるっとお任せできます。
料金の詳細にはお問い合わせが必要です。
YouTube動画編集の代行を依頼する際は、下記の5ポイントを押さえましょう。
満足行くYouTube動画を制作してもらうためにも、一つずつ解説していきます。
YouTube動画編集の代行会社を選ぶ際、まず確認しておきたいのが制作実績です。
制作実績からは、制作のクオリティやテイストが確認しやすく、実績が多いほど信頼度も高く、高クオリティな動画編集が期待できます。
代行会社の公式HPをチェックするか、見積もり時にサンプル動画を送付してもらうのがおすすめです。
すでに完成イメージがあれば、近しい動画がないか問い合わせるとより判断しやすいでしょう。
見積もり価格は一般的な相場に見えても、実際に契約すると手数料やオプションなどで想定以上に金額がかかってしまうケースも少なくありません。
見積もりを取得する際は、どのような作業内容が含まれているのか、追加費用が発生するタイミングはどういったときなのか確認しておきましょう。
また、期日や予算が決まっている場合は、事前に伝えて予算内でどこまで依頼できるのか、期日までに納品可能かを確認しましょう。
YouTube動画には、様々なジャンルが存在します。
人物が主体の実写動画、アニメーション動画、マンガ動画、ショート動画、toC向け・toB向け・社内向けなど、制作したい動画と近いジャンルを得意とする業者のほうが、納得感のある動画が期待できるでしょう。
また、業界によって動画のスタイルにも違いがあり、エンタメやエステからIT・製造業まで、得意とする業界を確認し、自社のイメージする方向性との相性を考えて選びましょう。
YouTube動画の制作において重要なのが円滑なコミュニケーションです。
はじめて動画制作を行う場合は具体的なイメージが掴めていないケースが多いため、必然的にコミュニケーション回数は増えます。
漠然としたイメージでも、丁寧にヒアリングし、具体的な提案をしてくれる代行会社は、動画制作の成功に繋がりやすいでしょう。
また、進捗状況など細かくスケジュール感を把握したい場合には、こまめな連絡に対応してくれるか、確認しておくと安心です。
本契約の前に、担当者の雰囲気や対応の丁寧さなどもチェックしてみてください。
動画納品後のアフターフォローも、代行サービス選びのポイントです。
納品後の修正対応や、動画の活用支援についても、親身に取り組んでくれる業者は、信頼できます。
テロップの誤字の訂正や差し替えなど、一定回数まで修正を無料で対応してくれる場合もあります。
付随するサービスとして、広告運用代行など、制作した動画の活用支援も依頼できると動画の価値をさらに発揮できます。
企画段階から依頼するか、撮影込みか、動画編集だけで依頼するかなど、内容によって料金が異なります。
5〜15分程度の一般的な尺の動画制作を、企画から依頼した場合の料金相場は下記の通りです。
動画制作会社 | 5〜25万円 |
フリーランス代行 | 5,000円〜20万円 |
フリーランスの場合は低コストで柔軟に対応してもらえる可能性がありますが、動画撮影や編集のみなど依頼できる内容が限られることがあります。
また、凝ったエフェクトやアニメーション、ナレーションを追加し、ハイクオリティな動画を目指す場合には、費用が上がる可能性があります。
事前に要望を伝えて、見積もりを取りましょう。
▶ 動画制作・映像制作会社について詳しく知りたい方はこちらへ
YouTube動画編集代行に依頼できる主な作業内容はこちらです。
コスト重視!動画編集のみ依頼する
費用をおさえて、大量の動画を制作したい場合
クオリティにこだわった動画制作を依頼する
企画段階からプロに参加してもらい、撮影・編集をまとめて依頼したい場合
YouTubeの動画制作をすべて内製でやるとなると、かなりの時間と労力がかかります。
「企業チャンネルを始めたが、定期的に投稿できず運用を断念した」というのはよくあることです。
一般的に、10分尺の動画を編集するのにかかる時間は4時間〜8時間といわれています。
動画編集を代行してもらえれば、編集作業にかかる時間をユーザーニーズの調査や企画などのコア業務にあてられます。
YouTubeの動画編集を代行会社に依頼することで、クオリティの高い動画に仕上げてくれる点もメリットです。
撮影自体はスマートフォンのカメラなどでもできますが、視聴者の興味や関心は、動画編集のスキルによって大きく左右されます。
動画編集を熟知したプロに依頼すれば、ユーザーへの訴求効果が高く、クオリティも高いコンテンツを定期的に更新できます。
特に、YouTube運用代行会社は、単に編集作業を行うだけでなく、YouTubeのアルゴリズムや視聴者の行動心理に基づいた“伸びる動画の作り方”を熟知しています。
企業アカウントの場合、動画の目的は「企業の認知拡大」「集客」「採用」「サービス訴求」などと明確に設定されており、ただ見栄えのする、かっこいい動画を制作するだけでは不十分です。
代行会社なら、目的達成のために、どのような構成・トーン・CTAを入れるべきかという設計段階から支援してくれるので、安心して依頼できます。
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YouTube動画の編集代行を、代行会社とフリーランスのどちらに依頼するか、悩まれる方も多いでしょう。
フリーランスは、コストを大きく抑えられる点や細かな修正や変更に比較的柔軟に対応してくれる点が魅力です。
一方で、個人に依頼するため、業務の属人化、納期の保証がない、動画編集の技術やスキルに個人差がある、といった懸念点もあります。
少しでも安く動画編集を委託するなら、補助金を利用して費用負担を軽減させる方法もあります。
動画制作に活用できる国や自治体の補助金を2つ紹介します。
ただし、補助金には審査があるため、要件を満たすすべての事業者が補助されるわけではありません。
また、申請前に発生した経費は補助の対象にならないことを頭に入れておきましょう。
日本商工会議所がメインで行っている補助金制度です。
事業の経営計画を見直し、新しい販路開拓の支援を目的としており、動画制作の取り組みにも補助金がおります。
申請には、商工会議所または商工会の支援、承認が必要ですが、会員になる必要はありません。
補助金の対象者:小規模事業者(サービス/卸/小売業は従業員5人以下、サービス業のうち宿泊業/娯楽業、製造業そのほかは従業員20人以下)
補助額:対象となる経費の原則3分の2以内、上限は50万円(通常枠)
詳しくは、公式ページで最新の情報をご確認ください。
業務効率化やDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた、ITツールの導入を支援する補助金制度です。
動画制作に使用するITツールの導入費用は、補助対象となりうる可能性があります。
※補助金の対象となるITツールは、事前に事務局の審査を受け、補助金ホームページに公開(登録)されているものに限る
補助金の対象者:日本国内で事業を営む中小企業・小規模事業者等
補助額:導入するITツールによって異なる
注意事項:代行会社に依頼する費用は対象外
詳しくはIT導入補助金の公式ページで最新の状況をご確認ください。
▶ 補助金と助成金の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
「YouTube動画編集の時間が足りない」「動画のクオリティを上げたいけど、どうすればいいかわからない」と感じているなら、プロの動画編集代行に相談してみるのがおすすめです。
撮影は自社で行い、カットやテロップの追加などの簡易な編集のみの外注であれば、低価格で大量に動画を制作できます。
YouTubeやTikTokチャンネルの運用をしていて、継続的に成果をだしたいと考えているのであれば、プロジェクトチームを組んで戦略立案から対応してもらえるYouTube運用代行会社に依頼するのがよいでしょう。
本記事を参考に、まずは無料相談する、複数の会社から見積もりを取るなどして、自社の目的や予算に合った、最適なパートナーを見つけましょう。
画像出典元:写真AC