SemrushとKeywordmap|機能・料金・サポート比較!

SemrushとKeywordmap|機能・料金・サポート比較!

記事更新日: 2023/11/02

執筆: 遠藤亜美

デジタルマーケティングにおいて、競合調査は重要なプロセスであり、その際、競合調査ツールは重要な役割を果たします

今回は、数ある競合調査ツールを選定する中で、世界190ヵ国でマーケターが利用しているSemrushと日本のマーケティングツールでSEO・広告・SNSなど幅広い機能を持つKeywordmapの2つに焦点を当て、カバー領域・機能・料金・サポート体制などを徹底的に比較してみました。

※この記事で紹介する内容にはPRが含まれます。

SemrushとKeywordmapの比較一覧

  Semrush Keywordmap
アメリカ 日本
サービスリリース時期 2008年
(日本進出は2018年)
2016年
会社名 Semrush Inc. 株式会社CINC
代理店(日本) 株式会社オロ

キーワード
データベース


全世界で250億
(日本語キーワードベース4億)

2,700万
(日本語キーワードベースのみ)
関連キーワード調査
競合調査 競合発見
競合サイト分析
チャネル別
トラフィック調査
×
SEO 流入キーワード差分調査
ローカルSEO ×
キーワードトピック
調査
テクニカルSEO診断/改善提案 ×
掲載順位トラッキング
コンテンツマーケティング分析/ライティング支援 分析◯
ライティング支援△
広告 リスティング広告分析
ディスプレイ広告分析
SNS広告 ×
動画広告 ×
被リンク 被リンク分析 ×
被リンクの診断 ×
メディア戦略立案 ×
SNS
SNS分析/投稿管理 ×
その他 GA4連携
API利用
カスタマーサクセス(日本語サポート)
利用料金 $142.95~/月 ¥132,000〜/月(税込価格)
最低利用期間 1ヶ月~ 1年

キーワードツール比較

自社のWeb集客に価値が高いキーワードを知ることが出来れば、コンテンツマーケティング施策する際に、最適なページの作成に役立てられます。

また、リスティング広告においても、適切なキーワード選定することによって、広告出稿のコストを節約できたり、広告キャンペーンの効果を上げたりする効果もあります。

つまり、キーワード調査は、現代のデジタルマーケティング、とくにSEMの戦略において極めて重要なプロセスと言えるでしょう。

SemrushとKeywordmapはともに、優れたキーワード調査機能を持っています。

データベースから見ると、Semrushが全世界におけるデータ量250億のうち、日本国内のデータベースは約4億

Keywordmapのデータは2,700万あるといわれています

両ツールとも定期的にアップデートされており、キーワードデータ量は常に増加し続けているようです。

関連キーワードの表示数

下の表は、「Semrush(Keyword Magic Tool)」と「Keywordmap(検索ボリューム調査)」、無料ツールとしてお馴染みの「ラッコキーワード」「Googleキーワードプランナー」で、いくつかのキーワードを調査して表示された関連キーワード数を一覧にしたものです。

  有料ツール
無料ツール
キーワード Semrush
(Keyword Magic Tool)
Keywordmap
(検索ボリューム調査)
ラッコキーワード キーワードプランナー
(部分一致も含む)
「公務員」 73,915 27,446 875 559
「振袖」 18,228 8,529 832 845
「新卒」 54,694 22,768  852 1,174
※2023年7月26日時点のデータです。
 
これを見ると、やはり無料ツールと有料ツールの間に大きな差があることが明確にわかります。
 
「ラッコキーワード」や「キーワードプランナー」は無料で利用出来るためSEM担当者にはよく使われているツールですが、日本語の検索クエリのほんの一部しか得られないため、十分なキーワード戦略を立てることが難しい場合があります
 
一方で、有料ツールであるSemrushとKeywordmapについては、より多くの関連ワードを知ることができるので、そこからさまざまなコンテンツのアイディアを得たり、リスティング広告における新たなキーワードや除外キーワードを発見できたりします

キーワードの調査項目

次は、1つのキーワードに対して、具体的にどのような指標がみられるのか比較してみました。

  Semrush(Keyword Magic Tool) Keywordmap(検索ボリューム調査等)
月間検索ボリューム
検索意図(インテント)調査 〇(SPのみ)
SEO難易度 ×
SERP Feature調査
CPC(クリック単価)
広告競争力
トレンド ×


両ツールは、キーワードの月間ボリューム、検索意図調査、SERP Feature、CPC、広告競争力について調査できるが、SemrushはSEO難易度、キーワードトレンドも合わせて確認できます

SEOツール比較

Webマーケティングにおいて自然流入の最大化を目指すなら、SEOツールはかかせません。

ここでは、SemrushとKeywordmapそれぞれについて、4つの機能にフォーカスし比較してみましょう。

競合の自然流入調査機能

両ツールとも、特定ドメインの自然流入に関する情報を調査できます

これにより、特定のウェブサイトがどのようなキーワードで流入しているか、どのようなコンテンツで集客しているか、またそこからどれくらいのトラフィックを獲得しているかなどを把握することができます。

  Semrush Keywordmap(SP)
調査範囲 サブドメイン・サブフォルダ・URLも可能 サブドメイン・サブフォルダ・URLも可能
流入キーワード調査(Google順位) 100位まで 30位まで
検索ボリューム ⚪︎ ⚪︎
推定トラフィック ⚪︎ ⚪︎
CPC(クリック単価) ⚪︎ ⚪︎
検索意図(インテント)調査 ⚪︎ ⚪︎
検索順位推移 ⚪︎ ⚪︎(最大1年間)
流入ページ調査 ⚪︎ ⚪︎
競合サイトの発見 ⚪︎ ⚪︎

Semrushの「オーガニック検索分析」

Semrushのオーガニック検索分析では、指定サイトのトップドメインだけでなく、サブドメイン、サブフォルダ(ディレクトリ)、URLについての自然流入に関する調査が可能です。
 
指定サイトの流入キーワードを検索結果100位まで取得できるため、競合サイトはもとより、自社サイトの調査においてはGoogleサーチコンソールで検知出来ないキーワードを発見、順位を把握することが可能になります。
 
また、キーワード数、推定トラフィックの過去のデータも確認出来るため、自社・競合サイトの現在との比較、推移の調査にも活用できます。
 
とくに競合サイトの調査は、コンテンツマーケティングにおいて、どれくらいのページを保有しているか、主要コンテンツはどのような記事か、どれくらいのペースで公開しているかなどの調査も可能です。

Keywordmapの「自然検索ワード(PC)+サイトキーワード分析(SP)

Keywordmapでは、デバイスごとの自然流入を調査することができます

デスクトップの調査は「自然検索ワード」、モバイルの調査は「サイトキーワード分析」を利用します。

指定したドメイン(URL)のデバイスごとの流入キーワード状況や集客ページに関する調査が可能で、指定サイトのトップドメインだけでなく、サブドメイン、サブフォルダ(ディレクトリ)、URLについての自然流入に関する調査に対応。

ただし、流入キーワードの取得可能な順位は30位までとなります。

SemrushもKeywordmapも機能的に大きな差はありませんが、両ツールそれぞれで調査するキーワードデータベースは違うため、ヒットするキーワードに差分はあるようです

自社と競合の流入キーワードの差分分析機能

競合サイトとの流入キーワードの差分(共通部分・特有部分)調査は両ツールとも可能です。

これにより、より詳細で精密なキーワード調査が可能になり、競合サイトのSEO戦略やキーワード選定において優れたサポートを提供できます。

Semrushの「キーワードギャップ」

Semrushのキーワードギャップは、複数のサイトの流入キーワードの差分調査をすることができるツールです(最大5サイト)。

それぞれのサイトのキーワード量、差分を直感的に見られるのが特長で、各サイトについて、上位100位までに表示されているキーワードを確認することができます

該当順位(10以内表示など)やキーワードの絞り込みなどを活用することで、自社サイトが取りこぼしているキーワードの抽出が簡単にできます。

Semrushのキーワードギャップはリスティング広告の出稿キーワードの調査にも活用できるため、SEM領域の競合調査において価値のある使い方ができそうです。

Keywordmapの「競合サイト比較」

Keywordmapでは、指定したドメインの流入ワードを軸にして、競合他社が何位に表示されているかを確認できます(最大4サイト)。

また、取りこぼしているテーマに関する関連キーワードの調査は「未対策キーワード一覧」にキーワードを入力することで発見することが可能です

自社の改善のために、競合サイトの自然検索における流入ワード、表示順位、ページ、トラフィックなどを調査することは必要なプロセスですので、効率的に施策を進める上でこういったツールの活用は不可欠です

キーワードクラスタリング機能

Semrushの「Keyword Manager」

Semrushの中には、指定したキーワード群を自動的に分類してくれる機能があります。

予め用意したキーワードリストを「Keyword Manager」に登録すると、関連性の高いキーワードごとに自動でグルーピングされ、テーマ毎の検索ボリュームや上位表示の難易度が確認できます

この機能により、コンテンツを作成する際に、どのテーマに焦点を当てるか、どのキーワード/どのグループから優先してコンテンツ作成を進めるか、カバー率を上げるために何ページが必要なのか判断しやすくなります。

Keywordmapの「ワードマップ」

Keywordmapの「ワードマップ」を使うことで、そのキーワードと関係性のあるワードグループを指定キーワードを中心に放射状に提示してくれます。

Keywordmapの「ニーズマップ」

「ニーズマップ」は、指定キーワードのセカンドワード、サードワードでグルーピングしてくれる機能で、ページ作成にあたって、テーマ選定やタイトル、記事構成の立案に役立ちます

SemrushもKeywordmapも膨大なキーワードデータを保有するツールのため、このような分類(グルーピング)機能は必須と言えるでしょう。

ページ作成にあたってのキーワード選定に活用するツールとして検討してみてはいかがでしょうか

検索順位計測機能

SEOのパフォーマンスを評価する際には、各ターゲットキーワードの検索結果における自社サイト・競合サイトの表示順位を可視化することは非常に重要です。

無料で利用できる順位計測ツールとして、GRCやGoogle Search Consoleがよく知られていますが、SemrushやKeywordmapの検索順位計測ツールは無料ツールよりも多機能で、より詳細なキーワード順位情報や競合他社との比較分析、より高度なSEO施策の立案・効果検証に役立ちます

  有料ツール 無料ツール
  Semrush
(順位計測)
Keywordmap
(順位計測チェック)
GRC Google Search Console
自動計測 ×(起動時に自動で順位計測は可能)
更新頻度 1日に1回 1日に1回 1日に1回(起動が必要) 1日に1回
キーワード登録 手動 手動 手動 自動
計測順位 100位 30位 100位 概ね20位程度
ローカルSEO × ×
デバイス別比較
可視性(※) × × ×
トラフィック値(推定) ×
競合サイトとの比較 × ×
メモ機能 × ×
Googleコアアップデート 〇(自動反映) × × ×
タグ設定(グルーピング) ×
レポート CSV、Exce、PDF、Looker Studio連携 CSV CSV、PDF CSV、Excel、Googleスプレッドシート、Looker Studio連携


※可視性(Visibility):SEOやデジタルマーケティングの分野における指標。
特定のキーワードやフレーズに関連するウェブサイトやドメインが、検索エンジンの結果ページでどれだけ上位に表示されるかを評価するために使用され、市場におけるポジショニングに活用できます。

Semrushの「順位計測」

Semrushの順位計測ツールは、自社・競合含めて登録したサイトにおける、指定したキーワードの検索結果順位を日次(自動)で計測してくれます。

まず、自社サイトにおいてターゲットキーワードのカバー率(3位以内・10位以内)が向上しているか、悪化しているかのサマリを“ランドスケープ”で確認できます。

概要レポートでは自社サイトと競合サイトの検索順位の推移を横並びにして見ることができるので、マーケットにおいての自社のポジションを可視化するのに便利です。

Semrushの順位計測はとにかく機能が豊富で、キーワードのグルーピング、アラート機能、メモ機能(Googleコアアップデートは自動反映)、ページパフォーマンス確認、競合他社発見機能、カニバリゼーションの発見、強調スニペットの獲得状況など、ユーザーの気になるところをどんどん掘り下げて見ていくことができます

そのため、改善ポイントの発見・効果検証の確認がスピーディにできるので、インハウス化を考えている事業会社や、SEOコンサルティング事業者におすすめです

Keywordmapの「検索順位チェック+順位一括チェック」

Keywordmapの検索順位チェックでも、Semrush同様、自社・競合関わらず複数サイトの順位計測が可能です。

グルーピング機能もあるため、多くのキーワードを登録しても効率よくパフォーマンスをチェックできます

レポートも豊富で、調査したい情報を多角的に分析することができますが、現状はLookerStudioの連携機能がなく、出力はCSV形式のみとなるため、レポート(集計業務)については今後に期待したいところです。

なおKeywordmapの順位計測は、デバイスはSPのみとなります。

また地域ごとの計測が不可となっているため、BtoB事業会社や、ローカルビジネス事業会社が利用される際には注意が必要かもしれません。

また、Keywordmap には「順位一括チェック」という機能もあり、文字通り指定したドメインとキーワード(最大50)を入力することで、一度に順位計測ができます。

こちらはデバイス別の計測も可能で、競合サイトの初期調査などに活用できそうです。

広告ツール比較

SemrushとKeywordmapは、広告領域でも活用することが可能です。

  Semrush Keywordmap
リスティング広告
ディスプレイ広告
SNS広告 ×
動画広告 ×
ショッピング広告 ×

リスティング広告分析機能

SemrushとKeywordmapは、それぞれ独自のクローラーで検索結果情報(SERPs)を取得する、リスティング広告分析機能を有しています

Semrushは「リスティング広告分析」の各種レポートや「広告履歴」にて、Keywordmapは「Web広告分析」の「リスティング広告分析」にて、調査することが可能です。

  Semrush Keywordmap
出稿キーワード調査
掲載順位
検索ボリューム
推定クリック単価
広告文調査
LP(ランディングページ)調査
キーワードからの逆引き
デバイス PC PC/SP
広告競合性
エクスポート(データ出力)


数ある調査種類の中から今回は、以下3つの調査について比較していきます。

  • 出稿キーワード調査
  • 広告文調査(タイトル、ディスクリプション、LPなど)
  • キーワードからドメインを逆引き

出稿キーワード調査

【Semrush】

【Keywordmap】

リスティング広告調査については、Semrush、Keywordmapどちらも調査できる範囲が似ており、優劣はつけられないと言えるでしょう。

両ツールで共通して言えることは、指定したサイト(URL)のすべての出稿キーワードの調査をすることは不可能であることです

レポートで得られる出稿キーワードは、実際のごく一部に過ぎないため、それらのデータがどのくらい自社の広告改善に有用なのか、どのように活用するのかを見極める必要があります。

一方で、どちらのツールも出稿キーワードの調査だけでなく、広告文の調査にも活用することができます

広告文調査(タイトル、ディスクリプション、LPなど)

【Semrush】

【Keywordmap】

いずれのツールも、対象ドメインの出稿している広告について、以下の情報を確認することができます。

  • タイトル(見出し)
  • ディスクリプション(説明文)
  • 広告表示URL
  • 遷移先URL

とくにCTR、CVRの改善には大いに役立てられるので、パフォーマンス改善を求めている広告担当者には頼もしいツールといえるでしょう

キーワードからドメインを逆引き 

【Semrush】

【Keywordmap】

いずれのツールにおいても、ドメインから調査するだけでなく、キーワードから、広告主(ドメイン)を逆引きする機能があります

Semrushは「広告履歴(AdHistory)」から、Keywordmap は「リスティング広告分析」の「キーワードの検索」から調査することが可能です。

これらは、リスティング広告における競合サイトを効率よく発見するのに最適なツールと言えます

ディスプレイ広告分析機能

Semrushは「AdClarity」を、Keywordmapは「ディスプレイ広告分析」を使用することでディスプレイ広告の分析ができます。

いずれのツールも、ドメインからの調査だけでなく、キーワードでの調査も可能です

  Semrush(AdClarity) Keywordmap(ディスプレイ広告分析)
ディスプレイ広告
タイトル(テキスト)調査
掲載サイズ
推定インプレッション数
推定費用 ×
デバイス ×
掲載メディア ×
エクスポート(データ出力)

 Semrushの「AdClarity」

「AdClarity」では、広告主を指定することで、表示済み広告のビジュアルサンプルを閲覧可能。概算の広告費やインプレッション、LPを一覧で見ることができます。

複数サイトをまとめて表示できるので、競合の広告調査や、マーケット全体の広告出稿状況を考察するシーンで重宝します。

調査範囲も幅広く、ディスプレイ広告からSNS広告、動画広告、ショッピング広告の調査も可能です。

Youtubeの動画広告や、Facebook、X(旧Twitter)、Instagramでの競合の広告などを調査したいという広告担当者はとくに活用できそうです。

掲載されているメディアや掲載期間も見ることができるため、一定の参考になるでしょう。

Keywordmapの「ディスプレイ広告分析」

Keywordmapのディスプレイ広告分析ではSemrushと同様に、指定したドメインの出稿しているディスプレイ広告を調査することができます

ただし、カバー地域は国内に限ることもありSemrushと比べるとヒット件数はあまり多くないようです。

カスタマーサクセス比較

SaaSツールの利用にあたって、カスタマーサクセスはなくてはならない存在です。

また、一言にカスタマーサクセスと言っても、オンボーディングから始まり、テックタッチ、ロータッチ、ハイタッチといったサポートの形もさまざま。

とくに、SemrushとKeywordmapはカバー領域が広く、多機能なため、導入しても使いこなせるかどうか不安に感じる方もいるでしょう

ここでは、SemrushとKeywordmapがどのようなカスタマーサクセスのメニュー・サポート体制があるかを紹介していきます。

【カスタマーサクセス・サポートメニュー比較一覧】

    Semrush Keywordmap
オンボーディング
問い合わせ メール
電話
チャット
動画コンテンツ(機能別)
定期セミナー
個別オンラインサポート
個別勉強会

Semrush

Semrushは海外製のツールですが、日本のユーザー向けのカスタマーサクセスの窓口があります。(日本総代理店:株式会社オロ)

本契約ユーザーに加えて導入検討中のユーザーに対しても、メールや電話での質問はもちろん、動画コンテンツや定期開催ウェビナー、個別のオンラインサポートなど幅広いサポートが無償で受けられます

とくに、個別のオンラインサポート(勉強会)はZoom等で画面共有をしながら、実際にユーザーの具体的な質問、課題に応えてくれるハイタッチなサポートとなっているので、利用ユーザーからの評価は高いようです。

Keywordmap

Keywordmapは導入初期3ヶ月間は、担当者が個別カリキュラムを用意しており、各ユーザーの状況に即した提案や運用支援を受けられます

Semrush同様、各ユーザーに合わせたサポートをしてもらえるので、ツール初心者の方も安心です。

また、Keywordmapの提供元である株式会社CINCはマーケティング全般についてのコンサルティング業務も行っているため、自社で解決できない課題を問い合わせてみるのも良いかもしれません。

無料トライアル比較

SemrushとKeywordmapは、どちらも無料トライアルを申し込むことで、それぞれのツールの機能を導入前に試すことができます。

Semrush

Semrush(semrush.jp)は、2週間の無料トライアルができます。

一般的に、トライアルというとさまざまな制限がつきものですが、Semrushの無料トライアルは1番人気の「Guruプラン」に加えて競合調査機能(.Trends)、ディスプレイ広告分析機能(AdClarity)が制限なく利用できます

トライアル終了後は「Freeプラン」になり、1日の調査回数が限定的ではありますが、競合サイトやキーワードの調査が可能です。

Semrush.jp経由でのトライアルは自動的に課金されることもないので、安心して試すことができます

※ Semrush.com経由の無料トライアルは、Proプランで1週間の利用が可能ですが、トライアル前にカード情報の登録が必要で、トライアル終了時に解約の申し出をしないと自動課金されるようなので注意が必要です。

Semrushの無料トライアルはsemrush.jpからの申込みがおすすめです。

Keywordmap

Keywordmapは、7日間のトライアルが可能です。(機能制限あり)

こちらもトライアル終了後に自動的に課金されることはありません。

いずれのツールも、導入前に無料で実際の画面の使用感を試せますし、トライアル期間中に、ツールの使い方についての説明をオンライン形式(無料)で受けることも可能です

気になる機能があれば一度、申し込んでみてはいかがでしょうか。

 料金比較

Semrush

  Pro Guru Business
初期費用 無料
月額費用 $142.95/月 $274.95/月 $549.95/月

(税込価格)

Semrushは、最短で1ヶ月から利用可能です。

3つのプランがあり、最低利用料金2万円程度から利用することができます。

プランによって、過去データの閲覧制限やトラッキングキーワード数などの違いがありますが、契約途中でもプラン変更を柔軟におこなえるため、利用中にアップグレードをしたいといった場合でも問題なさそうです。

また、支払い方法に関してはクレジット決済が基本となっており、カード情報を登録したその日から利用開始できるので、スムーズにツール導入ができます
(クレジットカードでの決済が難しい場合は、代理店である株式会社オロを経由して請求書払いも可能)

 Keywordmap

【事業会社向け(年契約)】

  ライト スタンダード エキスパート
初期費用 ¥165,000
月額費用 ¥132,000 ¥184,800 ¥239,800

(税込価格) 

【広告代理店・制作会社様向け(年契約)】

  スターター ライト エキスパート
初期費用 ¥330,000
月額費用 ¥239,800 ¥349,800 ¥514,800

(税込価格)

Keywordmapの最短利用期間は1年間です。

事業会社向けと広告代理店・制作会社向けに分かれており、それぞれ3つのプランから、利用機能数・ユーザー数に応じたものを選択します。

支払い方法は、株式会社CINCが発行した申込書を送付し利用開始となります

契約開始月から月末締め翌月末払いで月額費用の支払いとなり、一括での支払いも可能です。

各プランは、1ヶ月毎に設定された保有ポイントがあり、各ツールの利用やレポートのエクスポートごとにポイントが消費される形となります

【事業会社向け】

  ライト スタンダード エキスパート
機能数(選択式) 8機能 11機能 14機能
ユーザー数 3ユーザー 5ユーザー 7ユーザー
ポイント数 100ポイント/月 200ポイント/月 300ポイント/月

 

【広告代理店・制作会社向け】

  スターター ライト エキスパート
機能数(選択式) 5機能 8機能 14機能
ユーザー数 1ユーザー 3ユーザー 10ユーザー
ポイント数 100ポイント/月 300ポイント/月 500ポイント/月


ユーザーの利用シーン、領域、頻度によってプランの選定をする必要があるので、最終的なプラン選定については、株式会社CINCに問い合わせすることをおすすめします

まとめ

今回、デジタルマーケティングツールの中でも、世界で最も利用ユーザーの多いと言われているSemrushと、国内のマーケティングツールの中で人気が高いKeywordmapを多角的に比較してみました。

いずれのツールもSEO、広告領域について、幅広く利用できるデータを保持しており、しっかり使いこなすことでデジタルマーケティングに活用できそうです。

数ある機能の中から実際に必要な機能、データ量、料金(費用対効果)、利用期間などを選定の基準にしながら、無料トライアルで実際の画面を操作した上で、導入を検討することをおすすめします。 

画像出典元:O-DAN

 

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