【2社比較】SemrushとAhrefs どっちがおすすめ?機能・料金・サポートの違いを解説

【2社比較】SemrushとAhrefs どっちがおすすめ?機能・料金・サポートの違いを解説

記事更新日: 2023/07/20

執筆: 編集部

WebサイトのSEO改善において、SEOツールは絶対に欠かせない存在です。

多くのメディアはSEOツールを活用して、以下のような情報を収集し、SEO対策を行なっています。

  • 競合調査(流入キーワード/コンテンツ/被リンク)
  • キーワード選定、順位計測(効果検証)
  • テクニカルSEOエラーの修正


しかしSEOツールと一言で言っても、Google系のツールも含めて、無料・有料、非常に多くのツールが存在します。

今回は、それらのSEOツールの中でも、世界での利用社数が1位、2位と言われているSemrushとAhrefsの2ツールにフォーカスして概要・機能・料金・サポートを徹底的に比較します!

SemrushとAhrefsの比較一覧

  Semrush Ahrefs
アメリカ シンガポール
利用開始年 2008年
※日本進出は2018年
2011年
※日本進出は2013年
代理店(日本) 株式会社オロ
※販売サポート、カスタマーサクセス
株式会社フルスピード
※販売サポート
キーワードデータベース 全世界で210億のキーワード
※日本語キーワードデータは3.9億
全世界で198億のキーワード
※日本語キーワードデータは3.1億
サイト分析
(流入キーワード・コンテンツ等)
順位計測(Google)
※1日1回の計測

※5日に1回の計測
被リンク分析
サイト監査
リスティング広告分析
ディスプレイ広告分析 ×
カスタマーサポート(日本)
※Eメール、電話、ウェビナー日本語でのサポートあり
×
※チャット(英語のみ)日本語でのサポートは非対応
無料トライアル ×
価格 Pro: $129.95/月 Lite:12,500円/月
Guru: $249.95/月 Standard: 25,000円/月
Business: $499.95/月 Advanced: 50,000円/月
Enterprise(カスタマイズ):※要相談 Enterprise: 125,000円/月


ここから、それぞれの項目について徹底的に比較をしていきます!

1. キーワードデータベース

Semrush:210億、Ahrefs:198億キーワードに対応

SEOにおいてキーワード調査は最も重要な項目のひとつです。

当然ながら、Semrush、Ahrefsいずれも優れたキーワード調査機能を搭載しています。

全世界におけるキーワードデータべースは、Semrushが210億に対してAhrefsは198億。

両ツールとも膨大なデータ量があり、数値を見る限りは甲乙つけがたいです。

ちなみに、日本国内に限定すると、Semrushが3.9億に対して、Ahrefsが3.1億と公表されています(2022年3月31日現在)。

このキーワードデータベースは両ツールとも定期的にアップデートされており、データ量は増え続けていると言われています。

キーワードデータベースが多いことによって、軸ワードに対しての関連ワード(サジェストキーワード)や、ロングテールキーワードの調査でより多くのアイデアを得ることが出来るため、コンテンツ作成に限らず、リスティング広告出稿時のキーワードの選定にも重宝されます。

無料ツール(ラッコキーワード・キーワードプランナー)との比較

下の表は、Semrush、Ahrefsに加えて、日本国内では無料ツールでおなじみのラッコキーワード、Googleキーワードプランナーの4ツールでいくつかのキーワードを調査して表示された関連キーワード数を一覧にしたものです。

有料 / 無料 有料ツール 無料ツール
調査ワード Semrush Ahrefs ラッコキーワード キーワードプランナー
「SEO」 56,397 85,250 955 767※
「税金」 88,650 44,615 891 1,986※
「ダイエット」 142,875 119,641 930 1,508※

※部分一致キーワードを含みます。
※2022年4月13日時点のデータです。

上記を見る限り、やはり有料ツールと無料ツールでは非常に大きな差があるのがわかります。

日本国内でSEO・リスティング広告といったSEM領域でキーワード調査することがあるマーケターにとって、無料で利用できるラッコキーワード、キーワードプランナーが多く活用されているのは事実です。

しかし、無料ツールで得られるアイデアは日本語の検索クエリのごく一部であるため、十分な情報が得られない可能性は非常に高いです。

Semrush・Ahrefsの場合、最低料金プランは2万円以下で利用出来るツールのため、決して高額過ぎず、コストパフォーマンスは十分と言えます。

Semrushは関連キーワードを検索ボリューム順にグルーピングしてくれる機能が搭載されており、キーワード選定もより効率的に出来るため、その点ではAhrefsよりも使いやすいツールと言えます。

 

2. サイト分析

SEOの改善にあたって、競合サイトの調査はとても重要です。

ただ、一言に競合サイトの調査と言っても調査、分析出来る情報によって自社サイトの改善に活かせるかどうかはさまざま。

SemrushとAhrefsの競合サイト調査機能を詳しく比較していきましょう。

 Semrush・Ahrefsの競合サイト分析機能の違い

  Semrush Ahrefs
トラフィック
キーワード
コンテンツ
キーワード(検索順位)の推移 ×
競合サイトの発見
競合サイトとの比較機能


※一覧表示が可能

 

トラフィック / キーワード

 自然流入によるトラフィック(セッション)ボリューム(推定値)および流入キーワードを確認出来ます。

・Semrush

・Ahrefs

 

コンテンツ(ページ/サブドメイン/サブフォルダ)

 自然流入によるトラフィックに貢献しているコンテンツの調査が可能です。

・Semrush

・Ahrefs

 

キーワード(検索順位)の推移

検索表示順位ごとのボリュームの過去からの推移の確認が出来ます。

Semrushのみ確認出来るレポートです。

1~3位、4~10位、11~20位、21~50位、51~100位ごとのボリュームをグラフで推移を見ることが出来ます。

・Semrush

 

競合サイトの発見

 競合関係にある(流入キーワードの共通性が高い)サイトを発見することが可能です。

・Semrush

・Ahrefs

 

競合サイトとの比較機能

 競合サイトとの流入キーワードの差分(共通部分、特有部分)調査が可能です。

・Semrush 

該当順位での絞り込み、キーワードの絞り込みなどキーワードの抽出はAhrefsより機能性が高いように思われます。

 

・Ahrefs


Semrush、Ahrefsともに同様の機能があり、サイト分析領域については大きな差異はありません。

両ツールともに、キーワードごとに以下の情報を確認出来ることができます。

  • インテント(目的)
  • SERP Feature
  • 検索ボリューム
  • キーワード(SEO)難易度
  • CPC
  • トラフィック(調査ドメインにおいての推定値)
  • 検索表示順位(調査ドメインにおいての表示順位)
  • URL(調査ドメインの遷移先URL)
  • 競争力(リスティング広告の競合性)※Semrushのみ


SEOの担当者が最も利用すると思われるサイト分析機能ですが、Semrush、Ahrefsも機能的に非常に充実していることが分かります。

ここまでの情報を持って機能性の高いツールは、やはりグローバルツールならではと言えます。

3. 順位計測

有料ツールと無料ツールの違い

SEO改善の効果検証をするターゲットキーワードの検索表示順位は、とても大切な指標になります。

GoogleAnalyticsなどで得られるアクセス解析によるセッション、PV、CVも一つの評価指標になりますが、それらの数値はいずれもSEOの改善とは関係なく数値が増減するため、シンプルにSEOの効果検証するには最適とは言えません。

日本国内ではGRCやGoogleSerrchConsoleが無料で利用出来るということもあり、順位計測ツールとして広く認知、利用されていますが、SemrushとAhrefsの検索順位機能とは機能性がだいぶ異なります。

  有料ツール 無料ツール
  Semrush Ahrefs GRC Google Search Console
自動計測 ×
※手動で更新
更新頻度 1日に1回 5日に1回 1日に1回 1日に1回
ローカルSEO(市区町村) ×
デバイス別比較
可視性(Visibility) × ×
トラフィック値(推定) ×
※実績値
競合サイトとの比較 × ×
メモ機能
※Googleコアアップデートは自動反映
× ×
タグ設定(グルーピング機能) × ×

 

順位を把握するだけであれば、無料ツールでも問題ありませんが、重要なのは、

  • サイト全体が今どのような状態にあるのか?
  • どのキーワード群に問題があるのか?
  • 強化するべきキーワードは何か?
  • 競合の状況は?


などを正しく、スピーディに知り、改善策を立案・実施したのち、効果検証をする必要があります。

その観点で見ると、やはり無料ツールで確認できる情報だけでは不十分となってしまいます。

SemrushとAhrefsが、SEOツールで双璧となっている理由はまさに納得いきますね。

Semrush・Ahrefsの違いは順位計測の更新頻度

あえてSemrush(PositionTracking)とAhrefs(RankTracker)の差分を挙げるとすれば、順位計測の更新頻度の点が異なります

Semrushは1日1回の頻度での計測をしますが、Aherfsの更新頻度は5日に1回

検索表示順位の変動によって、サイトのオーガニックセッションも大きく変動するため、1日単位で検索順位をキャッチアップ出来るSemrushの方を高く評価するユーザーが多いです。

Ahrefsユーザーの中には、GRCやRank Trackerといった安価でも1日単位で順位計測ツールと併用しているユーザーが一定数いると言われており、更新頻度に不満を持っている利用者が多いのは事実です。

4. バックリンク

被リンクの量、質はサイトの権威を測る上で、重要な要素になります。

被リンクを構築することは、サイトのSEOを強化する上で非常に大きな効果を発揮してくれます。

当然、この被リンク領域についてもSemrushとAhrefsは他ツールの追随を許さないデータ量を有し、常にアップデートを繰り返し、レポートの精度を上げてきました。

数年前まで、「被リンクツールのNo1はAhrefs」という見られ方もされていましたが、追いかける立場のSemrushは2019年に大きな改善を行い、被リンクデータの質・量を大幅に改善したということです。

下の表は、Semrush・Ahrefsを、同一サイトの被リンク調査で確認出来た被リンク量です。

  Semrush Ahrefs
  参照ドメイン 被リンク 参照ドメイン 被リンク
kigyolog.com 1K 8.4K 1.2K 5.5K
kantei.go.jp 45K 5M 34K 2.8M

※K=1,000、M=1,000,000

上記、結果を見る限りでは、現在ではSemrushとAhrefsとのデータ量の差はほぼないと言っても言い過ぎではないようです。

被リンク調査の重要なところは、自社と競合との被リンク量、質を比較し、その後にどのようなアクションにつなげるか、という部分です。

その点で行くと、Semrushは指定ドメインの被リンク調査機能(バックリンク分析)に加えて、以下の被リンクに関するユニークな機能を搭載しています。

  • バックリンクギャップ:自社と競合の被リンクの比較
  • Back Link Audit:自社サイトの有害被リンクの検出
  • Back Link Building:推奨リンク候補をリストアップ
  • 一括分析:バックリンクの権威性スコアを一括分析


これらは、Webサイトの被リンク改善を重要と考えているユーザーにとっては有用な機能であり、Ahrefsとの明確な差分であると言えるでしょう。

5. サイト監査

サイト監査は、Webサイトのクロール、インデックス作成、レンダリングの各フェーズを最適化して、検索順位を上げる上で重要なプロセスです。

サイトの構造、サイトの速度、robots.txt、SSL証明書、XMLサイトマップなどは、Webサイトの技術的なSEOの状態に影響を与える可能性のある要因の一部です。

そのため、Webサイトの技術的なSEOの問題を特定して修正し、これらの問題によってWebサイトがSERPでのランク付けを妨げないようにするために、技術的なサイト監査を定期的に実行することが重要です。

SemrushもAhrefsもテクニカルSEOについてのサイト監査機能を持っており、いずれもユーザーにとって価値の高い機能として利用されています。

具体的にはサイト監査中に、検索ランキングに悪影響を与える可能性のある問題を探してくれます。

以下は、それぞれ100を超えるチェックリストの中から抜粋したものです。

  • 読み込み(ページ表示スピード)が遅いコンテンツ
  • 重複するコンテンツ
  • SSLの問題
  • クロールエラー
  • ヘッダーがない
  • キーワードの乱用
  • 壊れたリンク(内部リンク切れ、壊れた画像など)


どちらのツールも、非常に役立つ技術的なSEO提案を、幅広く提供しています。

また、各提案の意味に関するコンテキストヘルプ、および見つかった問題に対処するためのヒントも提供してくれます。

サイト監査機能については、SemrushとAhrefsどちらも非常に優れているため、優劣はつけられないと言えるでしょう。

サイト監査において、Google Search Consoleを用いるのが一般的ではありますが、上記のエラーのようにGoogle Search Consoleでも検出できないエラーについては、実際のところはSemrush、Ahrefsといった有料ツールに頼らざるを得ないです。

6. リスティング広告分析

SemrushとAhrefsはSEOの機能に限らず、広告分析機能も有しています

いずれもそれぞれ独自のクローラーで検索結果情報(SERPs)を取得することでリスティング広告調査を実現しています。

Semrushは「リスティング広告分析」の各種レポートで、指定したドメインがリスティング広告で出稿しているキーワード、タイトル、ディスクリプション、LPのタブからそれぞれの調査が可能です。

一方で、Ahrefsは「Site Explorer」の「ペイドサーチ」下に配置されている3つのツールで調査することが可能です。

キーワードの調査

・Semrush

 

・Ahrefs

 

いずれもあくまでも対象ドメインのリスティング出稿キーワードの一部を確認することが出来ます。

以下が確認できる情報です。

  • 検索ボリューム
  • CPC
  • 掲載ブロック(トップ or ボトム)
  • トラフィック(調査ドメインにおいての推定値)
  • 検索表示順位(調査ドメインにおいての表示順位)
  • URL(調査ドメインの遷移先URL)
  • 競争力(リスティング広告の競合性)※Semrushのみ
  • トレンド(検索ボリュームの推移)※Semrushのみ
  • 費用(トラフィック×CPCから算出した推定費用)※Semrushのみ

 

広告(タイトル、ディスクリプション、LPなど)

・Semrush


いずれも、対象ドメインの出稿している広告についての調査が可能です。

以下が具体的に確認できる情報です。

  • タイトル
  • ディスクリプション
  • 広告表示URL
  • 遷移先URL


両ツールともにExcelやCSVで簡単にエクスポート出来るので、競合サイトを参考にする際には役立てられそうです。

キーワードからドメインを逆引き

Semrush、Ahrefsともにドメインから調査するだけでなく、キーワードから広告主(ドメイン)を逆引きする機能があるのも共通しています。

Semrushは「広告履歴(Ad History)」から、AhrefsもKeyword Explorerの「広告履歴」から調査することが可能です。

これらは、リスティング広告における競合サイトを効率よく発見するのに最適なツールと言えます。

上記の通り、リスティング広告の分析においては両ツールの機能・性能はほぼ同等であり、優劣を付けるのは難しいと言えます。

7. ディスプレイ広告分析

ディスプレイ広告の領域においてはAhrefsはデータを持っておらず、一方でSemrushは「AdClarity」を使用することでディスプレイ広告の分析が可能です。

SemrushのAdClarityでは、広告主(ドメイン)を指定することで表示(出稿)済み広告のビジュアルサンプルがみられる他、概算の広告費やインプレッション、LP(キャンペーン)の一覧を見ることができます。

一度に複数サイトをまとめて比較することも可能なので、競合の広告調査を効率よく調査したり、マーケット全体の広告出稿状況を考察する上では価値の高い情報となるでしょう。

また、AdClarityは当初は静的なディスプレイ広告のみの調査しか出来ませんでしたが、現在は、動的、ビデオ、SNS広告のインプレッション、概算広告費、配信元など調査領域が広がりました。

今後の拡張性にも期待できるとすれば、広告担当者には頼もしい味方になりそうですね。

8. カスタマーサクセス

これまで、SemrushとAhrefsの機能性について、それぞれ比較して来ましたが、どちらもかなりの数の機能を有しているので、なかなかユーザーが使いこなす(理解する)のはそう簡単ではないでしょう。

さらに、SemrushもAhrefsも海外製のツールなので、やはりツールを理解する上で、言語の問題(日本語表現が微妙なケース)も存在します。

そのため、ツールを最大限活用する上でも、カスタマーサクセスの存在も非常に重要になります。

ツールに関する不明点や、ユーザーの課題をどのツールがどの機能が解決してくれるのか、訊きたいことに迅速に回答をしてくれるカスタマーサクセスは利用ユーザーにはなくてはならない存在です。

当然、SemrushもAhrefsもカスタマーサクセスの窓口は存在するので、詳しく比較して行きましょう。

Ahrefsは英語での問い合わせに限定される 


Ahrefsでは操作中に画面右下に表示される黒の「?」のアイコンをクリックすることでチャットボット(英語表記のみ)が立ち上がります。

クリック後、一番下の「Chat with us」を選択することでAhrefsのカスタマーサクセスチームに質問を送ることができます。

なお、チャットボットの記載のとおり英語での問い合わせに限定されるため、英語があまり得意ではない方にはなかなか使いにくいかもしれません。

Ahrefsのカスタマーサクセスの窓口は現状はこのチャットボットのみとなります。

Semrushは日本語でのサポートあり


Ahrefs同様にチャットボットが存在しますが、Semrushの場合は日本語表示のチャットボットが立ち上がるので、英語が苦手な日本ユーザーからすると日本語で表示されているだけでも少し安心かもしれません。

また、Ahrefsと違い、チャットボットとは別に日本国内にはカスタマーサクセスの代理店の窓口があるため、

  • 電話サポート
  • メール対応
  • 定期開催ウェビナー
  • オンラインサポートミーティング(月1回まで)


などのサポートがを無償で受けられることも利用ユーザーには親切です。

特に、Semrushのカスタマ―サクセスのオンラインサポートはZoom等で画面共有をしながら、実際にユーザーの具体的な質問、課題についてピンポイントで回答してくれるので、利用ユーザーからの評価は高いようです。

加えて、機能の質問とは別に、契約に関しての質問や支払いについてのイレギュラーな相談なども柔軟に対応してくれるので、英語でのコミュニケーションがあまり得意ではないユーザーにはSemrushのほうが心強く感じられるかもしれません

9. 無料トライアル

SemrushとAhrefsはどちらも有料ツールです。

Ahrefsは無料トライアル期間はないものの、無料で限定的にサイトエクスプローラーとサイト監査へアクセスし、利用することができます。

これを行うにはウェブサイトの所有者に限られ、またツール自体も自社サイトを分析するものであるため、費用が発生する前段階で競合の調査を行うことはできません。

Semrush(semrush.jp)はGuruプランで2週間の無料トライアルができます。

トライアル終了後に勝手に課金されることもないのも安心ですね。

また、トライアルを利用しない場合でもFreeプランとして、調査回数など限定的とはなりますが、競合サイトやキーワードの調査が可能です。

Semrushについては、無料トライアルを活用して、申込み前に、いろいろ機能を試すことで導入を検討しやすくなるかもしれません。

10. 料金

先述のとおり、SemrushとAhrefsはどちらも有料ツールです。

価格表を以下に記載しましたので、確認していきましょう。

Semrush Ahrefs
Pro: $129.95/月 Lite:12,500円/月
Guru: $249.95/月 Standard: 25,000円/月
Business: $499.95/月 Advanced: 50,000円/月
Enterprise(カスタマイズ):※要相談 Enterprise: 125,000円/月


金額はいずれも、1万円程度から申し込むことができ、いずれも最低利用期間が1ヶ月(自動更新)です。

いずれもプランはいくつかありますが、そこまで大きな価格差はありませんが、ユーザーごとに必要な機能が申込みプランで使えるかどうかの確認はした方がよさそうです。

また、今回は触れませんでしたが、SemrushについてはSEO機能に加えて、競合トラフィック調査や、SNS関連の分析機能もデータとして持っているオールインワンツールなので、その点では同じ価格帯だとしたらSemrushの方がお得に感じられるかもしれません。

まとめ

今回、SEOツールのなかでも世界の利用ユーザー数が1位、2位と言われているSemrushとAhrefsを概要・機能・料金・サポートなどで多角的に徹底的に比較してみました。

いずれも、SEMにおいて有用なデータを持ち、機能・料金面では大きな違いがないため、最終的にはUIや利用する機能、日本語でのサポートの有無などを選定の基準にすることをおすすめします!

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