アプリのテスト工程を効率化するため、テスト自動化ツールを導入する企業が増えています。
とくにノーコード系のツールはエンジニア以外でもE2Eテストを実施できるので、エンジニアのリソースを有効活用できておすすめです。
当記事では、テスト自動化ツールの基礎知識とおすすめ11選の機能と料金、比較ポイントを紹介します!
目次
テスト自動化ツールとは、ソフトウェアやアプリを開発・運用する際に必要となるテスト作業を自動化するツールです。
品質保持のために重要なテスト作業ですが、工程の多さがエンジニアの負担になるという理由でツールを導入する企業が増加しています。
不具合を早期に発見でき、ヒューマンエラーを減らすことも効果のひとつです。
自社に合ったツールを選ばないと効果が期待できないので、まずはテスト自動化ツールの種類を知っておきましょう。
テスト自動化ツールを大きく分けると3種類あります。
| タイプ1 ノーコード系 |
タイプ2 ローコード系 |
タイプ3 オープンソース系 |
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| 操作性 | 簡単 | やや難しい | 難しい |
| 自由度 | 低い | やや高い | 高い |
| 今回紹介するサービス |
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それぞれの特徴をみていきましょう。
ノーコード系は、コーディングスキルがまったくない人でも扱えるサービスです。
テスト部門の規模を拡大したい場合や人手不足で困っている場合など、誰でも使えるツールを探しているならノーコード系が第一候補になります。
一方で、自由度や拡張性の面でやや劣るのがデメリットです。
エンジニアのリソースを開発に集中させ、非エンジニアだけでテストを完結させたい企業に適しています。
ローコード系は、ある程度の知識とスキルがあればテストシナリオを作成できるサービスです。
ゼロからコーディングするよりも短時間でシナリオが完成し、汎用性と拡張性にも優れています。
自社で利用中の既存システムや他ツールと連携しやすいのもメリットです。
ノーコードの手軽さと、コード記述による一定の柔軟性の両方を求める企業に適しています。
オープンソース系(OSS)はソースコードを公開しているサービスで、コーディングスキルがないと扱いが難しいものの、スキルがあれば自由にカスタマイズできるのが大きなメリットです。
利用料金は無料、または最低限の必要なコストのみで使えます。
エンジニアのリソースを十分に確保でき、大規模で複雑なテスト環境を構築したい企業に最適です。
自社に最適なテスト自動化を絞り込むために、比較すべき3つのポイントを解説します。

テスト自動化ツールを選ぶ際は、テストシナリオの作成方法と運用・メンテナンスのしやすさを確認しましょう。
専門的なスキルのない人がテストを自動化したい場合は、ローコード・ノーコード系ツールが向いています。
また、UIの変更は頻繁に行われることが多いですが、AIがテストシナリオを自動的にアップデートしてくれるツールならスキルがない人でも管理できます。
特定のアプリしかテストできないツールや料金プランもあるので、テスト対象となるアプリの種類に注意しましょう。
そのほかにも、対応しているプログラミング言語はツールによってさまざまです。
「テストしたいアプリの種類」と「担当者が扱えるプログラミング言語」に対応しているツールを選びましょう。
テストの実行のみを自動化するツールもあれば、テストシナリオの作成、実行、結果の分析・レポート作成まで一連の工程を自動化できるツールもあります。
自動化したい範囲も明確にしておきましょう。
※税表示なし
画像出典元:「Autify」公式HP
「Autify(オーティファイ)」は、専門的なスキルがない人でもテストシナリオを作成できるノーコードテスト自動化ツールです。
コードを入力する必要がなく、ユーザーと同じ操作をするだけで自動的にテストシナリオが完成します。
AIによるテストシナリオ自動アップデート機能もあるため、メンテナンスコストを削減できることもメリットです。
便利なのはビジュアルリグレッション機能で、UIの変更点確認も自動化できるので目視チェックが必要なくなります。
AIへのチャット指示による自動生成にも対応しており、より効率的なテスト設計が可能です。
料金の詳細にはお問い合わせが必要です。
画像出典元:「UiPath Test Suite」公式HP
「UiPath Test Suite(ユーアイパステストスイート)」は、作業の流れを録画してドラッグ&ドロップするだけでシナリオの作成・自動化が行えるローコードのテスト自動化サービスです。
Microsoft OfficeやGmailと連携させれば、タスクも自動化できます。
ロボットの作動不良時には直感的な操作で、スキップ、再試行、停止ができるのも魅力です。
これらの機能は『UiPath Studio Pro』に搭載されていて、ほかにも、
テストを管理する『UiPath Test Manager』
テストを実行する『UiPath Orchestrator』
自動化のアイディアを発見する『Automation Hub』などがあります。
UIPathの料金プランは、3種類です。
料金の詳細についてはお問い合わせが必要です。
| ベーシック | スタンダード | エンタープライズ | |
| 月額利用料 | $25〜 | 要問合せ | 要問合せ |
※税表示なし
画像出典元:「Selenium」公式HP
「Selenium(セレニウム)」は、『WebDriver』『IDE』『Grid』で構成されたオープンソースのテスト自動化ツールです。
『WebDriver』にはWebサイトのテストを自動化する機能があり、Google Chrome、Microsoft Edge、 Apple Safariなど主要なブラウザに対応しています。
拡張機能をインストールするだけで使える『IDE』は、Web用オープンソースの記録と再生テストの自動化を行うツールです。
複数のデバイスでテストを行うための『Grid』も用意されています。
すべて無料で利用できますが、コーディングの知識やスキルが必要です。
▶初期費用:無料
▶月額利用料:無料
画像出典元:「Cypress」公式HP
「Cypress(サイプレス)」は、最新のアプリケーションをテストする際の課題を解決するためにつくられたツールです。
オープンソース系サービスと、実施したテストを記録する『Cypress Cloud』(有償プラン)で構成されていています。
強みは、ブラウザで実行されるものすべてをテストできることです。
Webトラフィックをオンザフライで読み取り変更できるので、ブラウザに出入りしたすべての情報を操作できます。
各種テストごとのマニュアルが明記されているためエンジニア初心者でも使いやすいと評判ですが、コーディングができない人には取り扱いが難しいツールです。
Cypress Cloudの有料プランは月額75ドル〜です。
| Free | Team | Business | Enterprise | |
| 月額利用料 | 無料 | $75 | $300 | 要問合せ |
| ユーザー | 50 | 50 | 50 | 無制限 |
| 試験結果 | 500/月 | 10,000/月 | 10,000/月 | 年間180万件 |
※税表示なし
※お得な年契約あり
画像出典元:「Eggplant」公式HP
「Eggplant(エッグプラント)」は、テスト計画からフィードバックまで全工程を自動化できるローコード設計のテスト自動化ツールです。
Eggplantが作成した"モデル"が、さまざまな顧客体験を想定してテストシナリオを自動作成します。
問題が起こる可能性が高い場所を推測するAIバグハント機能や、あらゆるデバイスを遠隔から操作できる機能もある高性能ツールです。
Eggplant社の認定エンジニアが在籍する専任チームによってつくられた優秀なサービスで、テスト結果のレポート機能は次の開発に役立ちます。
レンタル形式(週単位)で利用できる便利なサービスですが、最低限のコーディングスキルが必要です。
料金の詳細にはお問い合わせが必要です。
画像出典元:「MagicPod」公式HP
「MagicPod(マジックポッド)」の特徴は、AIがテストシナリオの対象項目を自動検出してくれることです。
シンプルで直感的に操作できる仕組みで、専門的なスキルがなくてもテストを自動化できます。
HTTPリクエストや四則演算、二段階認証突破など難易度の高い処理もノーコードで行えるのでシステムの扱いに慣れてない企業でも安心です。
便利なのはテストにラベルをつけて分類できる機能で、ラベルごとにテストを行うこともできます。
500以上の企業で導入されていますが、モバイルアプリテストとブラウザテストでプランが分かれている料金体系です。
| スタンダードプラン | エンタープライズプラン | |
| 月額利用料 | 54,800円 | 要問合せ |
※税抜
※お得な年契約あり
画像出典元:「T-DASH」公式HP
「T-DASH(ティーダッシュ)」は、プログラミングの専門知識がなくても簡単に使用できるテスト自動化ツールです。
導入コストが高い、テスト自動化の作業が属人化しやすいといったこれまでのテスト自動化ツールの課題を解消するために、さまざまな工夫がされています。
人の手ではヒューマンエラーが発生しがちなテストもミスなく高速で処理でき、1週間ほどで完了できます。
T-DASHには3つのプランがあり、無料トライアル期間は30日間です。
ネットワークにつなげない環境でも利用可能なクローズドネットワークライセンスプランがあります(無料トライアルなし)。
| ノードロック ライセンスプラン |
フローティング ライセンスプラン |
クローズドネット ワークプラン |
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| 1ライセンスあたり の月額利用料 |
5,280円 58,080円(年額払い) |
9,680円 116,160円(年額払い) |
11,000円 132,000円(年額払い) |
| プロジェクト数 テスト実行回数 作成可能テストケース数 |
無制限 | 無制限 | 無制限 |
※税込
画像出典元:「ATgo」公式HP
「ATgo(エーティーゴー)」は効率的なテスト自動化を実現し、システム開発におけるコスト削減と品質向上を支援する強力なツールです。
ATgoはインストール不要で、すぐに使用できる点が特徴です。
テスト実行の際に、比較検証レポートも自動生成され、テスト結果を一目で確認できるため、効率的な品質管理が可能です。
日本語マニュアルの付属や24時間受付のヘルプデスクサポートなど、日本の現場に適したサービスも提供されており、多くの企業で採用されています。
ATgoを活用することで、テスト自動化の導入がスムーズに進み、システム開発の生産性が大幅に向上することが期待できます。
| ライトプラン | ベーシックプラン | |
| 年間契約 | 36万円/1台あたり (3万円/月) |
要問合せ |
| テスト実行回数 | 無制限 | |
| 機能 | ・レコーディング機能: Chromeプラグインモード/Chromeモード ・テストスクリプト作成/実行 ・エビデンス自動出力 ・レポート自動生成 |
ライトプラン全ての機能 ・APIテスト機能 ・CUIモード ・レコーディング機能:IEモード ・DB/FTP操作 ・比較機能:専用モード |
※税表示なし、2026年7月1日にプラン改定を予定
ATgoは、1ヶ月の無料トライアルがあり、プロジェクトや組織の規模などニーズに合わせて柔軟にプランを組むことが可能です。
基本的に、年間での契約となります。
画像出典元:「mabl」公式HP
「mabl(メイブル)」は、AIを活用してテストの作成から実行、分析までを効率化できるローコードのテスト自動化ツールです。
Webアプリやモバイルアプリ、APIのE2Eテストを1つのプラットフォームで管理でき、複数のテストをまとめて自動化できます。
また、アプリケーションの変更に合わせてテストシナリオを自動で修正する「オートヒーリング機能」を搭載しているため、メンテナンスの手間を削減できます。
さらに、AI・LLMを組み込んだアプリケーションのテストにも対応している点が特徴です。
開発スピードが速く、テストの作成や保守が追いつかない企業や、大規模なシステム開発を行う企業におすすめです。
料金の詳細にはお問い合わせが必要です。
画像出典元:「Appium」公式HP
「Appium(アピウム)」は、ネイティブアプリ、モバイルWebアプリ、ハイブリッドアプリのテストを自動化するツールです。
GitHubに公開されているオープンソースプロジェクトで、誰でも無料で利用できます。
主要なプログラミング言語にはほぼすべて対応していて、いろいろな使い方ができるのもメリットです。
特徴的なのはコミュニティ活動をする場所があることで、ほかのユーザーに質問したりディスカッションできます。
日本だけでなく、英語圏や中国語圏など世界各地でたくさんの人に利用されているサービスですが、コーディングスキルが必要です。
▶初期費用:無料
▶月額利用料:無料
画像出典元:「Playwright」公式HP
「Playwright(プレイライト)」は、Microsoftが開発したオープンソースのテスト自動化フレームワークです。
WebアプリケーションのE2Eテストに対応しており、Chromium、Firefox、WebKitなど複数のブラウザで同じテストを実行できます。
画面上のボタンや入力欄が操作できる状態になるまで自動で待機する「Auto-wait(自動待機)」機能を搭載しているため、テストの失敗を減らし、安定したテストを実現できます。
また、最速クラスのテスト実行に加え、APIテストにも公式対応、Web画面からAPIまで一貫したテストシナリオを、1つのテストスクリプトで自動化できる点も特徴です。
クロスブラウザでの動作確認を効率化したい企業や、SPAなどのモダンなWebアプリケーションを開発している企業におすすめです。
▶初期費用:無料
▶月額利用料:無料
テスト自動化ツールの効果を高めるには、テスト実行環境を提供するツールやコード品質を管理するツールを組み合わせるのがおすすめです。
ここでは、代表的な周辺ツールを紹介します。

画像出典元:「BrowserStack」公式HP
「BrowserStack(ブラウザスタック)」は、既存のテスト自動化ツールと組み合わせることで、複数のブラウザやデバイスで効率的に動作確認を行えます。
テスト中のビデオ録画やエラー発生時の自動スクリーンショット機能を備えているため、不具合の原因を把握しやすい点も特徴です。
既存のSeleniumやPlaywrightなどのテストスクリプトをそのまま利用できるため、コードを大きく変更することなく導入できます。
さらに、GPS位置情報を指定したテストにも対応しており、地域ごとの表示や動作を確認したい企業にもおすすめです。
なお、利用するサービスごとに料金が発生するため、必要な機能を確認したうえで導入を検討しましょう。
利用する製品(Live、Automate、App Liveなど)や同時並列実行数に応じたプロダクト別課金(無料トライアルあり)
画像出典元:「SonarQube」公式HP
「SonarQube(ソナーキューブ)」は、テスト自動化と組み合わせてコード品質やセキュリティを向上できる静的コード解析(SAST)ツールです。
コードを実行せずに解析し、バグや脆弱性、保守性の問題を自動で検出できます。
35以上のプログラミング言語やフレームワークに対応しており、CI/CDツールと連携することで、コードレビューや品質チェックを自動化できます。
また、品質基準を満たしていないコードのリリースを防ぐ「品質ゲート」機能も備えているため、開発者ごとの品質のばらつきを抑えられます。
無料で利用できるオープンソース版(Community Build)やSaaS版の無料プランのほか、大規模開発向けには高度なガバナンス機能を備えたエンタープライズプランも用意されており、開発規模に合わせた導入が可能です。
SonarQubeの料金プランは、利用する環境や開発の規模、必要な機能に合わせて選べるように設計されています。
| SonarQube for IDE (IDE拡張機能) |
Community Build (オープンソース版) |
SonarQube Cloud (SaaS版・無料プラン) |
SonarQube Cloud (SaaS版・Teamプラン) |
SonarQube Cloud (セルフマネージド・商用版) |
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| 月額利用料 | 無料 | 無料 | 無料 | $32〜 | 要問合せ |
| 特徴 | エディタ内で即座にリアルタイムのフィードバックを提供。 | 基本的なコード品質管理と静的解析機能を提供。開発者や小規模チーム向け。 | クラウド環境で基本的なコードレビューや静的解析機能を利用可能。 | 高度な機能や外部ツールとの連携に対応。14日間の無料トライアルあり。チーム開発向け。 | オンプレミス環境で利用可能。高度なセキュリティ機能や品質管理機能を備え、中~大規模組織向け。無料トライアルあり。 |
※税表示なし
テスト自動化を効果的に進めるためには、すべてのテストを自動化しようとしないことが重要です。
すべてのテストを自動化すると、テストシナリオの作成やメンテナンスに工数がかかり、かえって効率が低下する場合があります。
そのため、ツールが得意なテストと、人が実施した方が適しているテストを切り分け、手動テストと組み合わせて運用することが大切です。
自動化に向くかどうかは、主に「繰り返し実施するか」と「判断基準が明確か」という2つの観点で判断できます。
| テストの種類・条件 | 具体例 | |
| 自動化すべき (ツールの得意領域) |
繰り返し実施するテストや、決まった手順・基準で判定できるテスト |
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| 避けるべき (手動向き) |
人の感覚や柔軟な判断が必要なテスト、仕様変更が多いテスト |
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テスト自動化ツール導入の失敗を防ぐために、メリットとデメリットも正しく理解しておきましょう。
テスト自動化ツールを導入する主なメリットは、以下の3点です。
一方で、導入前に必ず知っておくべきデメリットやリスクは以下の通りです。
近年は、AIによる自動修復機能を搭載したツールが増えています。
UIの変更に応じてテストシナリオを自動で補正できるため、メンテナンス工数の削減が期待できます。
特に初めてテスト自動化を導入する企業は、こうした機能を備えたツール(Autify、MagicPod、mablなど)を選ぶと運用しやすいでしょう。
テスト自動化ツールは、タイプによって料金体系が大きく異なります。
オープンソース系はライセンス費用が無料で利用できます。
一方、ノーコード・ローコード系は、テストの実行回数やプロジェクト数、アカウント数などによって料金が変動しますが、一般的には月額数千円〜10万円程度が目安です。
| オープンソース系 | 無料 | ライセンス費用はかからないが、専門的な技術スキルが必要 |
| ノーコード・ローコード系 | 月額数千円〜10万円程度 | 月額費用はかかるが、非エンジニアでも導入・運用しやすい |
ただし、ツールを選ぶ際はライセンス費用だけでなく、導入や運用にかかる人件費も含めて検討することが大切です。
例えば、オープンソース系はライセンス費用が無料でも、テストシナリオの作成や保守を担当するエンジニアの工数が多くかかる場合があります。
一方、ノーコード・ローコード系は利用料が発生するものの、運用負担を抑えられるため、トータルコストを抑えられるケースもあります。
A. チームの「プログラミングスキル」と「テスト対象」を基準に選びましょう。
非エンジニアが主体となってテストを行う場合は、直感的に操作できる「Autify」「MagicPod」「T-DASH」「ATgo」などのノーコード・ローコードツールがおすすめです。
一方、開発エンジニアがコードを用いて細かく制御したい場合や、既存の開発プロセスに組み込みたい場合は、「Selenium」や「Playwright」「Cypress」といったオープンソースツールが適しています。
また、Webアプリ、モバイルアプリ、デスクトップアプリのどれをテストするのかによっても対応ツールが異なるため、対象プラットフォームの確認も必須です。
A. 「無料=コストゼロ」ではない点に注意しましょう。
オープンソースツールはライセンス費用こそかかりませんが、環境構築やテストスクリプトの作成、日々の保守を行うためのエンジニアの人件費が隠れたコストとして発生します。
テストの規模やエンジニアのリソース次第では、有償のノーコードツールを導入した方が、結果的にトータルコストを抑えられ、スムーズに運用できるケースもあります。
A. いいえ、手動テストは引き続き必要です。
すべてのテストを自動化しようとすると、かえって非効率になります。
自動化が得意なのは、リグレッションテストや複数ブラウザでの動作確認など、同じ手順を繰り返すテストです。
一方で、デザインの違和感や使いやすさ、頻繁に仕様が変わる開発初期のテストなど、人間の感覚や主観的な判断が必要な領域は、手動テストで行う必要があります。
A. AIによる自動修復機能を備えたツールの導入が効果的です。
UIや仕様の変更により、テストシナリオの修正が増え、メンテナンス負担が大きくなることは、テスト自動化でよくある課題です。
近年は、UIの変更をAIが検知し、テストシナリオを自動で補正・修正するセルフヒーリング機能を搭載したツール(Autify、MagicPod、mabl、ATgoなど)が増えています。
テスト自動化ツールは、利用する人のコーディングスキルに合わせて選ぶのがオススメです。
専門的なスキルが必要ですが「オープンソース系」なら、コストを抑えつつ自由にカスタマイズできます。
「ローコード系」は最低限のスキルがあれば利用できて、様々な用途に使用できるのがメリットです。
非エンジニアでも使えるツールを希望する場合は、「ノーコード系」を選びましょう。
無料トライアルで使い勝手を確認して、自社に最適なツールを見つけてくださいね。
画像出典元:O-dan